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まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

祇園 MIKUNI -初体験のワインのお勉強-

東京からお客様が来られたので、久しぶりに祇園新橋の”祇園 MIKUNI”さんへ。
そういえば、オーナーシェフの三國さんともしばらく会ってないなあ。

お客様はワインやウイスキーにも造詣が深く、自分でオリジナルカクテルまでも考案されるほどの通人です。
そんなSさんに、今回はワインを勉強させていただきました。←支払いはこっち持ちですけどね

◎まず最初はイスラエルのワインです。イスラエルでワインを作っているのもよく知らないのですが、MIKUNIさんのワインリストでこのワインを見つけてSさんもちょっとびっくりしておられました。
 それほど珍しいのが、この”YARDEN(ヤルデン)”です。

 葡萄はCS100%。色目はCSにしては少し柔らかめですが、その香りはまさにダークチョコ。樽のニュアンスも強く、まだ少し落ち着きの無さも感じます。
 飲んでみると、私の好みの南イタリアンな骨太さ。タンニンの立ち上がりが極めて強く、口の中は一瞬で渋みに支配されます。

 これは料理を選びますねえ。でも、しばらくすると少し落ち着いてくれたのでなんとかなりましたが、できればデキャンタをしておきたいくらいです。
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◎もう少し赤ワインを続けたい雰囲気だったので、次にSさんが選んだのは、彼が大好きだというカルフォルニア。
 ケンゾーエステートの”rindo紫鈴”。

 5種類の典型的なフランスぶどう品種の特徴を少しづつシェアしているような印象ですが、こちらは色目からしてブラック系。
 それに対して、香りはすごく伸びやかでメルローの甘さを強く感じます。

 それに対して、味わいはセパージュ的にも少ないはずのマルベックが全面に出てきているようで、私としては、カリフォルニアというよりはアルゼンチンと言いたいくらいですね。
 グラスの中での変化もどんどん現れてきて、これはこれで楽しいワインではありましたよ。

 私よりも歳上のSさんの好みがこんなマッチョ系なのを知ってびっくりしましたね。正直言って、ワタシ的には結構疲れました。
 でも、こんな経験、自分からはやらないですから、こういうお勉強も必要ですよねえ。←たまにはね
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◎さて、お料理です。厨房を預かる中辻シェフの渾身のコースを写真館でお楽しみください。実は、私達のために少しアレンジしてくださっています。
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久しぶりの家飲みテイスティング ーボッカさんのお節で一献ー

このブログは、本来はワインの印象を書いていくブログだったはずなんですが、それがどんどん外飲み比率が増えてしまって、単なる”飲み食いブログ”になっている昨今です。
まあ、私としてはそれでも構わないとは思っていますが、、、

ですから、新しい年のはじめくらいは、昔を思い出してちょっと家飲みをやってみました。
私のテイスティングコメントですから今となってはまともかどうかは自信がないのですが、、、

でも、まあ、久しぶりにやってみましょうか、、、

◎酒の肴は”ボッカ・デル・ヴィーノ”さんのお節です。いやあ、これが半端なボリュームやおまへん。
 なにしろ重い!!

 なぜかというと、品数も多いんですが、ボッカさんのお店で使っているというオリーブオイルの1リッター缶までついてくるという徹底ぶりです。
 でも、頑張って家まで持ち帰るだけの値打ちはありますよ。

 どの肴もワインにぴったしカンカンです。飲めますよ~!!
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◎そんな肴で開けたワインはこんな。最初は”エグリ・ウーリエ ブリュット・グラン・クリュ・ミレジム1999”
 ちょうど20年のヴィンテージになるんですねえ。気合を込めて飲んでみました。

 色はきれいなクリヤーレモン。香りは焦げたバター。すごく濃厚な白ワインの雰囲気です。
 歳の割には泡は元気でビシバシと立ち上がってきます。これには少しびっくり。

 口に含むとピノ主体の黒さが際立っていますねえ。全く私の好みです。
 パワフルさは言うに及ばず、アペリティフ、魚系、肉系なんでもござれの対応力はさすがです。

 リンゴを強く感じるんですが、青リンゴではなく、紅玉の渋苦さ、酸っぱさが良いんですよ。
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◎続いての赤ワインは久しぶりのブルネッロを。”アルジャーノ1979”です。
 サンジョベーゼ大嫌いのまなゆうですが、不思議とブルネッロは許せるんですよねえ。

 色はヴィンテージの割にはクリヤーな赤。香りは流石に落ち着いていて歳なりの熟成感がありますね。
 このワインもブルネッロらしい酸が穏やかで飲み疲れしません。ただ、ビオンディ・サンティほどの深みがあるかといえば、、、ちょっと違うかなあ?

 少し下り気味の傾向にあるような気がします。もしかしたら飲み頃はすでに過ぎてしまったのかもわかりません。
 新年最初の家飲みでこういう印象は少し残念な気もしますが、ワインとの出会いはいつでも一期一会、これも貴重な経験と言えるのかもわかりませんね。
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最後のブラインド -渉、、ありがとう、そしてがんばれよ-

最終日は31日なんですが、混乱を避ける意味で、少し早めに岩田渉くんとの最後のブラインド試飲会をやってきました。

彼と知り合ったのはほぼ5年前。この5年間での彼の成長具合はもう皆さん充分ご存知でしょうからここで言うことは控えますが、来年の3月には世界のトップに挑戦します。
いやあ、、、感無量ですわ。

私が彼を応援するためにできることと言えば、ストックしている私のワインを飲んでもらうことくらいしかありません。
ですから、大量のワインをカーヴに持ち込んで田端店長に選んでもらい、それを彼と飲み比べること数百回。

楽しかったなあ、、、、途中からは彼のためなんて考えずに、私自身がムキになってしまいましたけどね。

でも、何事にも始まりがあれば、終りがあるものです。それがこの日だっただけ、、、
渉、、、本当にありがとう、お前のおかげで、俺も少しは成長できたわ。

そして、ベルギーでの健闘を祈るぜ。俺も応援に行くからな!!←我が本部長様、長期の休暇、、、よろしくおねがいします!!

◎ナント!!この日はシャンパーニュもブラインドで。私はボランジェのRDなんて言ってしまいましたがクリュッグの89でございました。
 最初から撃沈です。
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◎そして、赤が二本。その最初がナント!!アンリ・ジャイエでした。田端店長、、、謝ったって許さへんからな!!
 俺も数本しか持ってへんのに、、、思わずボトルに対して拝んでしまいましたがな。ちなみに、私の予想はラ・ターシェでしたけどね。
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◎更にはペトリュスの87。ますます開いた口がふさがりませんわ。
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◎最後ということで、西田さんがお得意の”究極のドサージュ”を披露してくださいました。
 オリビエ・クリュッグ(私もよく知ってます)から許されたと言う”シャトー・イケムとクリュッグ”の組み合わせです。
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◎これこそ、黄金のバッテリーですよね。
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◎そして、最後の最後。岩田くんに飲みたいワインを選んでもらいましたが、そのワインはDRCモンラッシェ99でした。まさに、彼の門出にふさわしいワインでしたね。
 頑張って行ってこいよな、、、渉、、、頑張れよ!!
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中国最新事情 06/18 -宣家大院 永康料理を満喫-

今日は杭州市を早朝に出発。浙江省中央にある永康市を目指します。
ここにあるT社でハード・ミーティング。

時には机を叩きながら怒鳴り散らすこともあるミーティングですが、そこはお互いは大人。
最終的には落とし処を見つけ出して握手です。

この日もそんな状況でしたが、私の相手をしてくれたRさんがお昼ご飯をごちそうしてくれると言うんです。
「それならば、、、」と、私のリクエストで地元の料理の店へ。

中国の地方には、必ずその土地の料理があります。けっして”中華料理”なんて単純に一言で言うことはできません。

彼が案内してくれたのは”宣家大院”。宣家とは、永康市に昔からいる民族のことだそうです。
こりゃあ、楽しみだぞう。

レストランに入ってみてまずはびっくりするのが料理の多さ。しかも、それらがリアルに見えるところが素晴らしい。こんなプレゼンテーションは、日本の料理店では絶対に無理です。
この理由は「私達の材料は本物を使っていますよ。」ということなんでしょうね。食材の偽物(新聞紙で作った豆腐なんか)が横行する中国ですから、真面目なお店は自衛手段を考えなくてはいけませんからね。

しかも、このレストランで感心したのは、お客が選んだ料理のチェックの仕方。それはこうなんです。

◎ずらりと並ぶ食材、料理の数々。圧巻です。
 でも、そこに黒いお茶碗のようなものが置いてあります。
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◎実は、これは料理名を書いたマグネット。お客が料理を選ぶと、おねーちゃんが、そのマグネットをボードに貼っていくというものなのです。
 なかなかのアイデアですね。まあ、これだけ料理が多いとねえ、、、
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◎そして、私達が選んだ永康料理はこんなものです。実は、ほとんどRさんが選んでくれたんですけどね。
 味は素朴。細かな細工は一切なく、焼くものは焼く、煮るものは煮る、蒸すものは蒸す、、、完全な直球勝負です。

 でも、よく考えてみれば、今や大都会の杭州市でも、20年くらい前はこんなものでしたね。それが今では、、、

 やっぱり。中国は田舎が良いなあ、、、また、田舎旅行、、、したいなあ、、、

 この料理の中に、一品だけ蛇が入った料理があります。それは何でしょう?
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◎いつも喧嘩のようなやり取りをするT社のRさん。今日はごちそうさま。
 次回はもっと激しくなるかもわからないけれど、最後には、お互いにこんな笑顔で別れることができるようにしたいものですね。

 ちなみに、蛇料理は6番目の写真の鍋です。茶色く丸いものが蛇の筒切りです。骨が硬かったけれど、美味しかったですよ。
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夜な夜なワイン会@花洛庵 -戦前ワインは全くの別物だった-

いつも「怪しくないワインなんか飲みたくもない!!」と豪語しているN氏より久々の連絡が。
「1937年のワインを入手したので、みんなで飲んでみましょう。」

なんとまあ、魅力的なお誘いではありませんか。私のワイン歴でも最古のワイン(飲める範囲内での)は1947年。
それも結構厳しいワインでした。何しろ第二次世界大戦後すぐの生産でしたからね。

それが、今回はそれよりも10年も古いヴィンテージです。
それこそ、スキップしながらN氏のお宅へ。

まあ、ひと目見たときから、そのルックスに圧倒されました。
そして、実際に飲んでみて二度びっくり!! 色は圧倒的に黒いし、果実の骨格もしっかりと残っているではありませんか!!

そもそも、私が抱いていたオールドヴィンテージのワインとは、若い頃の溌剌さが消えていき、すべての要素のスケールが小さく、柔らかくなって、最後には水に還っていく、、、
そんなイメージだったんです。

それが全く逆だったんですからもう、、、頭の中には???????マークと!!!!!!マークがいっぱい飛び回っていました。

博学なメンバーの皆さんの意見を集約すると「戦前は、現代とは全く別のぶどう品種、ワイン作りがなされていたからではないか?」
そう考えると、私が持っているワインの知識なんて、一番古くても1950年代です。

それ以前のワインの情報なんか、、、本当に無いんですよね。
いやあ、、、そんな過去のワイン造り、、、ロマンを感じざるを得ないですねえ。

◎主宰のN氏から配られたリストはこんな。この中で、バローロとバルバレスコは私からの供出です。
 1937年の二本を除いても、なかなかの怪しいワインたちですよねえ。
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◎これが、その二本かあ、、、圧倒的な存在感ですね。
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◎ラベルのアップはこんな。歴史を感じざるを得ないなあ。
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◎さあ、スタートはやはり泡から。ローラン・ペリエですが、これって何年もの?
 NVなので表記はないのですが、このラベルデザインを見た人はメンバーの中にはいませんでした。それくらい古いんですねえ。←20年以上前?

 ちなみに、美味しくいただきましたよ。クリーム・ブリュレのような甘さも。
 でも、メンバーの皆さんからは舌打ちが。一体、この人達は何を求めているのでしょう?
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◎泡で盛り上がっているメンバーをしり目に、主宰のN氏とワインバー・串幸の伊藤さんの共同作業で粛々と抜栓作業が行われていきます。
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◎それでは、飲んでいってみましょうか。最初は1964年のポマールから。
 充分に枯れた枯木のニュアンス。酸化も進んでいる。香りの酸に対して、口の中には甘さも感じることができる。
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◎1962年のボーヌ。
 ノーズはフェノール。エッジは紫。それが徐々にぶどうの甘さに変化。いまだにアルコールが強く、しいたけの味わいも。
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◎1959年のヴォルネイ。
 お出汁。鉄。醤油。かなり濃い味わい。オロロソのイメージも。よほどの良いヴィンテージだった感が満載。
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◎1952年のバルバレスコ。
 コルクの香りは梅。お出汁感もあり、酸も強く、ネッビオーロというよりはピノっぽい。
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◎1952年のバローロ。
 渋みが強く、飲むのが辛い。タンニンが異様です。ネッビオーロの柔らかさが感じられない。
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◎1937年のボーヌ。
 びっくりするほどの黒さ。枯れた香りだが、酸はしっかりと感じる。飲んでみると、甘みも感じられて二度びっくり。
 まだまだ元気じゃあないですか。
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◎最後のコルクが粉砕してしまって、、、それにしても、これだけのワインを抜いての成功率。さすがです。
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◎1937年のポマール。
 こちらも真っ黒。本当に品種はピノなのかな?それも不明だそうですが、、、少なくとも、現在のピノとは別品種だと思う。
 案外、マルベックだったりして、、、

 メンバーの松井さんの意見では「戦前のフランス料理は味が極めて濃く、ボリュームもたっぷりだったから、それに対抗するためにこういうワインになったのではないか?それに比べて、現代のフランス料理は軽くなり、味付けも薄めになった。だからワインにはエレガントさを求められるようになってきた。違いは料理から来たのでは?」
 さすがの考察ですね。
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◎一通りの試飲が済んだら、松井シェフの差し入れを堪能いたしました。
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◎更に、最後には主宰からプチ・びっくり箱が用意されていました。
 1955年のソーテルヌです。

 ソーテルヌもこの色まで来ると本領発揮ですねえ。うっとりとするような粘性は甘み嫌いの私でもOKです。
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◎久しぶりの本会でしたが、その内容の濃さはさすがとしか言いようがありません。
 これもひとえに、主宰や他のメンバーの皆さんの変態(?)ぶりのおかげですね。

 私のような小心者は付いていくだけで息切れがしていますが、、、
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まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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