FC2ブログ

まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

シャトー・スータール 1954 -奇跡の一本が登場-

私の生まれ年は1954年。昭和で言うと29年です。
その年の日本は、戦後の復興がようやく本格的になってきた頃ですよね。

私もすくすくと育って大人になったのですが、大人になって気がついたことがあります。
それは、私の生まれ年のワインが全く無いということ。

ネットには”バッド ヴィンテージ クラブ”というサイトが有るのですが、試しに私の生まれ年を確認してみると「おめでとうございます!!ようこそ、バッド ヴィンテージ クラブへ!!」と招待されてしまう有様です。
そんな状態ですから、私の生まれ年のワインなんか無いし、あっても飲めたもんじゃあ無いや、、、なんて思っていたのですが、、、

◎そんな私の生まれ年の”シャトー・スータール1954”です!!
 このワインは、カーヴ・ド・Kでよくご一緒いただくWさんが、わざわざ山口県から持ってきてくださいました。

 いやあ、大感激です!! こんな一本に出会えるとは、、、まさに奇跡です。

 66年という私と同じ年齢ですが、その味わいは、まさに”清楚”。曇ったところは一切なし。
 もちろん、パワーという点では若いものにはかないませんが、”柔よく剛を制す”のたとえどおりの佇まい。

 私もかくあるべし、、、と教えられた気がしました。
200301r1.jpg

◎また、店長の田端くんが同じワインのヴィンテージ違いを探し出してくれていましたよ。
 ”シャトー・スータール1982”です。こちらはボルドーのグレート・ヴィンテージです。

 サンテ・ミリオンのグラン・クリュですね。メルロー主体の甘みと酸とタンニンのバランスが素晴らしい。
 まだまだ元気な壮年です。少し、獣の皮のニュアンスがあって、深みを感じます。
200301r2.jpg

◎こんな垂直、、、素晴らしい経験ができました。Wさん、本当にありがとうございます。
200301r3.jpg

◎お返しと言ってはなんですが、私からはこんなワインを。スーパータスカンの”ティニャネッロ1988”です。
 サンジョベーゼ種主体ですが、少しフランス品種が混ざっているスタイルで、キャンティのような酸っぱさをうまく消し去った傑作ですね。

 黒スグリ、黒チェリー、シナモン、甘草、、、、どんどん開いてきますね。素直に美味しいです。
200301r4.jpg

◎Wさんとは、食事もご一緒させていただきましたよ。カーヴ・ド・Kのシェフの小泉さんの腕の見せ所です。
200301r5.jpg

200301r6.jpg

200301r7.jpg

200301r8.jpg

200301r10.jpg

◎この日のメインのワインは、ハーラン2001を。言わずとしれたカリフォルニアの逸材です。
 ハーランのカベルネって、全然押し付けがましいところがなくって、スルスルと喉を流れていくのが気持ち良いですね。

 Wさんは主にフランスのワインがお好きなようですが、イタリアやアメリカも好きになっていただいたようで嬉しかったです。
200301r9.jpg

◎そして〆には、私の大好きなグラッパをカクテルで。
200301r11.jpg

◎ソムリエの井口くんはカクテルも得意ですよ。リクエストすれば、ササッとオリジナルを作ってくれるんです。
 ただ、そのカクテルのネーミングが下手くそなところが要改善点ですが、、、
200301r12.jpg
スポンサーサイト



祇園 MIKUNI -初体験のワインのお勉強-

東京からお客様が来られたので、久しぶりに祇園新橋の”祇園 MIKUNI”さんへ。
そういえば、オーナーシェフの三國さんともしばらく会ってないなあ。

お客様はワインやウイスキーにも造詣が深く、自分でオリジナルカクテルまでも考案されるほどの通人です。
そんなSさんに、今回はワインを勉強させていただきました。←支払いはこっち持ちですけどね

◎まず最初はイスラエルのワインです。イスラエルでワインを作っているのもよく知らないのですが、MIKUNIさんのワインリストでこのワインを見つけてSさんもちょっとびっくりしておられました。
 それほど珍しいのが、この”YARDEN(ヤルデン)”です。

 葡萄はCS100%。色目はCSにしては少し柔らかめですが、その香りはまさにダークチョコ。樽のニュアンスも強く、まだ少し落ち着きの無さも感じます。
 飲んでみると、私の好みの南イタリアンな骨太さ。タンニンの立ち上がりが極めて強く、口の中は一瞬で渋みに支配されます。

 これは料理を選びますねえ。でも、しばらくすると少し落ち着いてくれたのでなんとかなりましたが、できればデキャンタをしておきたいくらいです。
191107r6.jpg

◎もう少し赤ワインを続けたい雰囲気だったので、次にSさんが選んだのは、彼が大好きだというカルフォルニア。
 ケンゾーエステートの”rindo紫鈴”。

 5種類の典型的なフランスぶどう品種の特徴を少しづつシェアしているような印象ですが、こちらは色目からしてブラック系。
 それに対して、香りはすごく伸びやかでメルローの甘さを強く感じます。

 それに対して、味わいはセパージュ的にも少ないはずのマルベックが全面に出てきているようで、私としては、カリフォルニアというよりはアルゼンチンと言いたいくらいですね。
 グラスの中での変化もどんどん現れてきて、これはこれで楽しいワインではありましたよ。

 私よりも歳上のSさんの好みがこんなマッチョ系なのを知ってびっくりしましたね。正直言って、ワタシ的には結構疲れました。
 でも、こんな経験、自分からはやらないですから、こういうお勉強も必要ですよねえ。←たまにはね
191107r11.jpg

◎さて、お料理です。厨房を預かる中辻シェフの渾身のコースを写真館でお楽しみください。実は、私達のために少しアレンジしてくださっています。
191107r3.jpg

191107r1.jpg

191107r4.jpg

191107r5.jpg

191107r7.jpg

191107r8.jpg

191107r9.jpg

191107r10.jpg

191107r12.jpg

191107r13.jpg

191107r14.jpg

191107r15.jpg

久しぶりの家飲みテイスティング ーボッカさんのお節で一献ー

このブログは、本来はワインの印象を書いていくブログだったはずなんですが、それがどんどん外飲み比率が増えてしまって、単なる”飲み食いブログ”になっている昨今です。
まあ、私としてはそれでも構わないとは思っていますが、、、

ですから、新しい年のはじめくらいは、昔を思い出してちょっと家飲みをやってみました。
私のテイスティングコメントですから今となってはまともかどうかは自信がないのですが、、、

でも、まあ、久しぶりにやってみましょうか、、、

◎酒の肴は”ボッカ・デル・ヴィーノ”さんのお節です。いやあ、これが半端なボリュームやおまへん。
 なにしろ重い!!

 なぜかというと、品数も多いんですが、ボッカさんのお店で使っているというオリーブオイルの1リッター缶までついてくるという徹底ぶりです。
 でも、頑張って家まで持ち帰るだけの値打ちはありますよ。

 どの肴もワインにぴったしカンカンです。飲めますよ~!!
190108g1.jpg

190108g2.jpg

◎そんな肴で開けたワインはこんな。最初は”エグリ・ウーリエ ブリュット・グラン・クリュ・ミレジム1999”
 ちょうど20年のヴィンテージになるんですねえ。気合を込めて飲んでみました。

 色はきれいなクリヤーレモン。香りは焦げたバター。すごく濃厚な白ワインの雰囲気です。
 歳の割には泡は元気でビシバシと立ち上がってきます。これには少しびっくり。

 口に含むとピノ主体の黒さが際立っていますねえ。全く私の好みです。
 パワフルさは言うに及ばず、アペリティフ、魚系、肉系なんでもござれの対応力はさすがです。

 リンゴを強く感じるんですが、青リンゴではなく、紅玉の渋苦さ、酸っぱさが良いんですよ。
190108g3.jpg

◎続いての赤ワインは久しぶりのブルネッロを。”アルジャーノ1979”です。
 サンジョベーゼ大嫌いのまなゆうですが、不思議とブルネッロは許せるんですよねえ。

 色はヴィンテージの割にはクリヤーな赤。香りは流石に落ち着いていて歳なりの熟成感がありますね。
 このワインもブルネッロらしい酸が穏やかで飲み疲れしません。ただ、ビオンディ・サンティほどの深みがあるかといえば、、、ちょっと違うかなあ?

 少し下り気味の傾向にあるような気がします。もしかしたら飲み頃はすでに過ぎてしまったのかもわかりません。
 新年最初の家飲みでこういう印象は少し残念な気もしますが、ワインとの出会いはいつでも一期一会、これも貴重な経験と言えるのかもわかりませんね。
190108g4.jpg

最後のブラインド -渉、、ありがとう、そしてがんばれよ-

最終日は31日なんですが、混乱を避ける意味で、少し早めに岩田渉くんとの最後のブラインド試飲会をやってきました。

彼と知り合ったのはほぼ5年前。この5年間での彼の成長具合はもう皆さん充分ご存知でしょうからここで言うことは控えますが、来年の3月には世界のトップに挑戦します。
いやあ、、、感無量ですわ。

私が彼を応援するためにできることと言えば、ストックしている私のワインを飲んでもらうことくらいしかありません。
ですから、大量のワインをカーヴに持ち込んで田端店長に選んでもらい、それを彼と飲み比べること数百回。

楽しかったなあ、、、、途中からは彼のためなんて考えずに、私自身がムキになってしまいましたけどね。

でも、何事にも始まりがあれば、終りがあるものです。それがこの日だっただけ、、、
渉、、、本当にありがとう、お前のおかげで、俺も少しは成長できたわ。

そして、ベルギーでの健闘を祈るぜ。俺も応援に行くからな!!←我が本部長様、長期の休暇、、、よろしくおねがいします!!

◎ナント!!この日はシャンパーニュもブラインドで。私はボランジェのRDなんて言ってしまいましたがクリュッグの89でございました。
 最初から撃沈です。
181230g1.jpg

◎そして、赤が二本。その最初がナント!!アンリ・ジャイエでした。田端店長、、、謝ったって許さへんからな!!
 俺も数本しか持ってへんのに、、、思わずボトルに対して拝んでしまいましたがな。ちなみに、私の予想はラ・ターシェでしたけどね。
181230g2.jpg

◎更にはペトリュスの87。ますます開いた口がふさがりませんわ。
181230g3.jpg

◎最後ということで、西田さんがお得意の”究極のドサージュ”を披露してくださいました。
 オリビエ・クリュッグ(私もよく知ってます)から許されたと言う”シャトー・イケムとクリュッグ”の組み合わせです。
181230g4.jpg

◎これこそ、黄金のバッテリーですよね。
181230g5.jpg

◎そして、最後の最後。岩田くんに飲みたいワインを選んでもらいましたが、そのワインはDRCモンラッシェ99でした。まさに、彼の門出にふさわしいワインでしたね。
 頑張って行ってこいよな、、、渉、、、頑張れよ!!
181230g6.jpg

中国最新事情 06/18 -宣家大院 永康料理を満喫-

今日は杭州市を早朝に出発。浙江省中央にある永康市を目指します。
ここにあるT社でハード・ミーティング。

時には机を叩きながら怒鳴り散らすこともあるミーティングですが、そこはお互いは大人。
最終的には落とし処を見つけ出して握手です。

この日もそんな状況でしたが、私の相手をしてくれたRさんがお昼ご飯をごちそうしてくれると言うんです。
「それならば、、、」と、私のリクエストで地元の料理の店へ。

中国の地方には、必ずその土地の料理があります。けっして”中華料理”なんて単純に一言で言うことはできません。

彼が案内してくれたのは”宣家大院”。宣家とは、永康市に昔からいる民族のことだそうです。
こりゃあ、楽しみだぞう。

レストランに入ってみてまずはびっくりするのが料理の多さ。しかも、それらがリアルに見えるところが素晴らしい。こんなプレゼンテーションは、日本の料理店では絶対に無理です。
この理由は「私達の材料は本物を使っていますよ。」ということなんでしょうね。食材の偽物(新聞紙で作った豆腐なんか)が横行する中国ですから、真面目なお店は自衛手段を考えなくてはいけませんからね。

しかも、このレストランで感心したのは、お客が選んだ料理のチェックの仕方。それはこうなんです。

◎ずらりと並ぶ食材、料理の数々。圧巻です。
 でも、そこに黒いお茶碗のようなものが置いてあります。
180831g4.jpg

180831g5.jpg

180831g6.jpg

180831g7.jpg

180831g1.jpg

◎実は、これは料理名を書いたマグネット。お客が料理を選ぶと、おねーちゃんが、そのマグネットをボードに貼っていくというものなのです。
 なかなかのアイデアですね。まあ、これだけ料理が多いとねえ、、、
180831g2.jpg

180831g3.jpg

◎そして、私達が選んだ永康料理はこんなものです。実は、ほとんどRさんが選んでくれたんですけどね。
 味は素朴。細かな細工は一切なく、焼くものは焼く、煮るものは煮る、蒸すものは蒸す、、、完全な直球勝負です。

 でも、よく考えてみれば、今や大都会の杭州市でも、20年くらい前はこんなものでしたね。それが今では、、、

 やっぱり。中国は田舎が良いなあ、、、また、田舎旅行、、、したいなあ、、、

 この料理の中に、一品だけ蛇が入った料理があります。それは何でしょう?
180831g8.jpg

180831g9.jpg

180831g10.jpg

180831g11.jpg

180831g12.jpg

180831g13.jpg

180831g14.jpg

180831g15.jpg

180831g16.jpg

180831g18.jpg

◎いつも喧嘩のようなやり取りをするT社のRさん。今日はごちそうさま。
 次回はもっと激しくなるかもわからないけれど、最後には、お互いにこんな笑顔で別れることができるようにしたいものですね。

 ちなみに、蛇料理は6番目の写真の鍋です。茶色く丸いものが蛇の筒切りです。骨が硬かったけれど、美味しかったですよ。
180831g21.jpg

 | HOME |  »

Calendar

« | 2020-07 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

FC2ブログへようこそ!