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まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

中国最新事情 06/18 -宣家大院 永康料理を満喫-

今日は杭州市を早朝に出発。浙江省中央にある永康市を目指します。
ここにあるT社でハード・ミーティング。

時には机を叩きながら怒鳴り散らすこともあるミーティングですが、そこはお互いは大人。
最終的には落とし処を見つけ出して握手です。

この日もそんな状況でしたが、私の相手をしてくれたRさんがお昼ご飯をごちそうしてくれると言うんです。
「それならば、、、」と、私のリクエストで地元の料理の店へ。

中国の地方には、必ずその土地の料理があります。けっして”中華料理”なんて単純に一言で言うことはできません。

彼が案内してくれたのは”宣家大院”。宣家とは、永康市に昔からいる民族のことだそうです。
こりゃあ、楽しみだぞう。

レストランに入ってみてまずはびっくりするのが料理の多さ。しかも、それらがリアルに見えるところが素晴らしい。こんなプレゼンテーションは、日本の料理店では絶対に無理です。
この理由は「私達の材料は本物を使っていますよ。」ということなんでしょうね。食材の偽物(新聞紙で作った豆腐なんか)が横行する中国ですから、真面目なお店は自衛手段を考えなくてはいけませんからね。

しかも、このレストランで感心したのは、お客が選んだ料理のチェックの仕方。それはこうなんです。

◎ずらりと並ぶ食材、料理の数々。圧巻です。
 でも、そこに黒いお茶碗のようなものが置いてあります。
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◎実は、これは料理名を書いたマグネット。お客が料理を選ぶと、おねーちゃんが、そのマグネットをボードに貼っていくというものなのです。
 なかなかのアイデアですね。まあ、これだけ料理が多いとねえ、、、
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◎そして、私達が選んだ永康料理はこんなものです。実は、ほとんどRさんが選んでくれたんですけどね。
 味は素朴。細かな細工は一切なく、焼くものは焼く、煮るものは煮る、蒸すものは蒸す、、、完全な直球勝負です。

 でも、よく考えてみれば、今や大都会の杭州市でも、20年くらい前はこんなものでしたね。それが今では、、、

 やっぱり。中国は田舎が良いなあ、、、また、田舎旅行、、、したいなあ、、、

 この料理の中に、一品だけ蛇が入った料理があります。それは何でしょう?
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◎いつも喧嘩のようなやり取りをするT社のRさん。今日はごちそうさま。
 次回はもっと激しくなるかもわからないけれど、最後には、お互いにこんな笑顔で別れることができるようにしたいものですね。

 ちなみに、蛇料理は6番目の写真の鍋です。茶色く丸いものが蛇の筒切りです。骨が硬かったけれど、美味しかったですよ。
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夜な夜なワイン会@花洛庵 -戦前ワインは全くの別物だった-

いつも「怪しくないワインなんか飲みたくもない!!」と豪語しているN氏より久々の連絡が。
「1937年のワインを入手したので、みんなで飲んでみましょう。」

なんとまあ、魅力的なお誘いではありませんか。私のワイン歴でも最古のワイン(飲める範囲内での)は1947年。
それも結構厳しいワインでした。何しろ第二次世界大戦後すぐの生産でしたからね。

それが、今回はそれよりも10年も古いヴィンテージです。
それこそ、スキップしながらN氏のお宅へ。

まあ、ひと目見たときから、そのルックスに圧倒されました。
そして、実際に飲んでみて二度びっくり!! 色は圧倒的に黒いし、果実の骨格もしっかりと残っているではありませんか!!

そもそも、私が抱いていたオールドヴィンテージのワインとは、若い頃の溌剌さが消えていき、すべての要素のスケールが小さく、柔らかくなって、最後には水に還っていく、、、
そんなイメージだったんです。

それが全く逆だったんですからもう、、、頭の中には???????マークと!!!!!!マークがいっぱい飛び回っていました。

博学なメンバーの皆さんの意見を集約すると「戦前は、現代とは全く別のぶどう品種、ワイン作りがなされていたからではないか?」
そう考えると、私が持っているワインの知識なんて、一番古くても1950年代です。

それ以前のワインの情報なんか、、、本当に無いんですよね。
いやあ、、、そんな過去のワイン造り、、、ロマンを感じざるを得ないですねえ。

◎主宰のN氏から配られたリストはこんな。この中で、バローロとバルバレスコは私からの供出です。
 1937年の二本を除いても、なかなかの怪しいワインたちですよねえ。
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◎これが、その二本かあ、、、圧倒的な存在感ですね。
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◎ラベルのアップはこんな。歴史を感じざるを得ないなあ。
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◎さあ、スタートはやはり泡から。ローラン・ペリエですが、これって何年もの?
 NVなので表記はないのですが、このラベルデザインを見た人はメンバーの中にはいませんでした。それくらい古いんですねえ。←20年以上前?

 ちなみに、美味しくいただきましたよ。クリーム・ブリュレのような甘さも。
 でも、メンバーの皆さんからは舌打ちが。一体、この人達は何を求めているのでしょう?
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◎泡で盛り上がっているメンバーをしり目に、主宰のN氏とワインバー・串幸の伊藤さんの共同作業で粛々と抜栓作業が行われていきます。
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◎それでは、飲んでいってみましょうか。最初は1964年のポマールから。
 充分に枯れた枯木のニュアンス。酸化も進んでいる。香りの酸に対して、口の中には甘さも感じることができる。
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◎1962年のボーヌ。
 ノーズはフェノール。エッジは紫。それが徐々にぶどうの甘さに変化。いまだにアルコールが強く、しいたけの味わいも。
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◎1959年のヴォルネイ。
 お出汁。鉄。醤油。かなり濃い味わい。オロロソのイメージも。よほどの良いヴィンテージだった感が満載。
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◎1952年のバルバレスコ。
 コルクの香りは梅。お出汁感もあり、酸も強く、ネッビオーロというよりはピノっぽい。
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◎1952年のバローロ。
 渋みが強く、飲むのが辛い。タンニンが異様です。ネッビオーロの柔らかさが感じられない。
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◎1937年のボーヌ。
 びっくりするほどの黒さ。枯れた香りだが、酸はしっかりと感じる。飲んでみると、甘みも感じられて二度びっくり。
 まだまだ元気じゃあないですか。
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◎最後のコルクが粉砕してしまって、、、それにしても、これだけのワインを抜いての成功率。さすがです。
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◎1937年のポマール。
 こちらも真っ黒。本当に品種はピノなのかな?それも不明だそうですが、、、少なくとも、現在のピノとは別品種だと思う。
 案外、マルベックだったりして、、、

 メンバーの松井さんの意見では「戦前のフランス料理は味が極めて濃く、ボリュームもたっぷりだったから、それに対抗するためにこういうワインになったのではないか?それに比べて、現代のフランス料理は軽くなり、味付けも薄めになった。だからワインにはエレガントさを求められるようになってきた。違いは料理から来たのでは?」
 さすがの考察ですね。
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◎一通りの試飲が済んだら、松井シェフの差し入れを堪能いたしました。
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◎更に、最後には主宰からプチ・びっくり箱が用意されていました。
 1955年のソーテルヌです。

 ソーテルヌもこの色まで来ると本領発揮ですねえ。うっとりとするような粘性は甘み嫌いの私でもOKです。
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◎久しぶりの本会でしたが、その内容の濃さはさすがとしか言いようがありません。
 これもひとえに、主宰や他のメンバーの皆さんの変態(?)ぶりのおかげですね。

 私のような小心者は付いていくだけで息切れがしていますが、、、
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3年熟成のモンドールはいかが? -あくまでも自己責任でお願いします-

私が”熟成”好きなのは、私の周りのみんなもよく認めてくれています。
ワインで言えば、70年代以前が好みです。お肉で言えば、最近巷で流行っている熟成肉も良いですね。

ですから、我が家の冷蔵庫の中は”熟成品”だらけ。調味料なんか3年、4年物がごろごろしてます。
この前なんか、奥の方から出てきた”ほぐし鮭”は8年前に賞味期限が切れていました。←もちろん、美味しくいただきましたよ。

そんな熟成品の中でも一番好きなのが”熟成モンドール”でございますよ。

モンドールはみなさんご存知ですよね。スイスとフランスの国境付近で作られるウォッシュタイプのソフトチーズです。
期間も、秋から春先までの限定品。ちょうど、今頃が最終ですね。

基本的に、モンドールはその年のうちに食べられます。何しろ、そのフレッシュさが命だといわれていますから。
確かに、その真っ白なとろみのあるチーズはとっても美味しいものです。

でもねえ。私の私見ですが、フレッシュで美味しいものは熟成させても美味しいものが多いのですよ。
そんな思い込みから始めたのが、モンドールの長期熟成。

これが良かったんですよねえ。すんごく美味しいんです。

ただ、これはあまり大っぴらに宣伝できるものではないですよね。
熟成と言う言葉の真横には腐敗と言う言葉が付き添っていますから、、、

私のように美食を求めるのならば、それはあくまでも自己責任でお願いしますね。

◎名前は明かせませんが、あるバーへ持ち込んでみたのはこんなモンドール。賞味期限は15年1月16日。
 3年は経過していますね。 これは期待度、マックス!!!!!
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◎う~ん、ええルックスやんかあ。上部の黒い部分の周辺はヘンに乳化し始めています。
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◎上皮を剥がしてみると、内部には鍾乳洞のような空間が。そして、その周囲にはグランドキャニオンのような深い断裂層が、、、
 しかも、真っ白いはずのモンドールはすでに茶色くなって、、、
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◎スプーンですくって香りをきいてみると、何故か甲殻類があふれ出てきます。
 なぜ牛乳から作られるチーズが海の物に変わるのでしょうか? この辺りが熟成の不思議ですねえ。

 すでに、本来のフレッシュなモンドールからは全くの別物。 お店でお客様に出すわけにはいかないでしょうが、マニア(いるんだろうか?)にとっては垂涎の味であるのは確かです。
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◎ただし、いくら美味しいからと言ってたくさん食べるのは禁物ですね。 適当に押さえておきましょう。

 そのあとは、このお店の名物のキッシュを口直しに。
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◎ワインは、私には珍しくムーラン・ナ・ヴァン。ボジョレー系は好んで飲まないのですが、日本一ソムリエが勧めてくれたもので、、、←場所がばれるやんけ!?
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ROKU GIN by SUNTORY -ROKUはK6で?-

去年に行ったヨーロッパも、目的はジンのお勉強だったのですが、いまや日本はクラフトジンの生産が大流行になって来ています。
京都でも、”季の美”と言うジンが作られています。

そんな流れをトップウイスキーメーカーのサントリーが指を咥えて見ているはずはないですよね。

きっちりと日本固有のボタニカル(ハーブ、スパイス)を6種類選び出して作ってきたのが、この”ROKU”なんですと。
それを教えてくれたのはバー・K6の長谷川君なんですが、お店の名前の”K6”とジンの名前の”ROKU”が被るので、それを売り文句にしているそうです。

まあ、なにはともあれ飲んでみましょうか。

◎ボトルも凝ってますよ。6種類のボタニカルがエッチングのように浮き上がっています。
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◎”桜の花””柚子皮””煎茶””山椒””桜の葉””玉露”という6種類のボタニカルなんで”ROKU”なんだそうです。
 まあ、そのどれもが日本的なのは確かですが、飲んだ味は優しすぎるというような、、、はっきり言ってインパクトに欠けますな。
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◎やっぱり、私はこのヘンドリックスがええなあ。特徴は、この胡瓜の香り。
 胡瓜のスティックも入れてもらって、私のベストジンはこいつで決まりでしょう!!
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行く年、来る年 2017 -ドメーヌ・ビゾー メーカーズディナー-

少し気が早いとは思うのですが、ここからは今年の備忘録として夏以降の出来事をアップしていきたいと思います。
なにしろ、ちょっと記事が溜まりすぎてしまったもので、、、、

第一発目は、真夏に開催されたドメーヌ・ビゾーのワイン会から。
私もよく飲んではいる作りてですが、当の本人との初めての出会いだったのですよ。理論派の作りてからはこういうワインができるんだ、、、と言う方程式の典型でしたね。

◎カーヴ・ド・Kを昼から貸し切りです。
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◎なかなかブルゴーニュの生産者は日本に来てくれないので、こんな機会は貴重ですよね。
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◎しかも、ご本人のジャン・イヴ・ビゾーさん本人が目の前に。
 通訳の方を通してですが、いろいろなお話を伺いました。
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◎さて、ワインです。最初はこんな泡から始まったのですが、、、
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◎当然ながら、ドメーヌのベースのヴォーヌ・ロマネ村のワインがコレでもかぁ!!!!????です。

 私にとってのヴォーヌ・ロマネは、、、”儚さ”、、、言い換えれば”はがくれ”。
 「武士道とは死ぬことと見つけたり」のイメージなんです。細かな説明はやめておきますが、、、、
 
 生産者の口からも出てくる言葉は「自然に。」「シンプルに。」というようなものばかり。
 あまりにも科学的に、化学的になりすぎた現代の製法に反逆しているかのようです。

 飲んでみればわかるのですが、派手な部分はまったくありません。極めて”真当”なピノ・ノワールがあるだけですね。
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◎日本ナンバーワンソムリエの岩田くんも、貫禄というか、雰囲気ができてきましたねえ。
 狙おうぜ!! 世界!!
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◎途中では、参加された皆さんからの質問にも気持ちよく答えてくれて、、、
 ビゾーさん、、精神的には疲れたやろなあ、、、
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◎さて、その日の料理です。
 シェフとパティシエの彼女が頑張ってくれましたよ。
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◎この出来栄えにはビゾーさんも感激したようで、わざわざシェフを呼び出して感謝のコメント。
 シェフは照れくさくってたまんなかったでしょうけどね。
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◎いつものツーショットです。これで、ブルゴーニュで行けるドメーヌがもう一つ増えましたわ。
 ヒヒヒヒ、後悔してもしらんでえ、、、、
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まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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