まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

ブラック・ベルベット -團十郎さんへのレクイエム-

◎私と同じく、團十郎さんに親しく接してくださったクーゲルの西田さんが作ってくださったブラック・ベルベット。
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◎二人で、献杯、、、致します。
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市川團十郎さんのこと -惜しみなく、神は奪う-

私のような歌舞伎好き新参者は、役者さんのこと、芸事のことなどを語る資格はないのですが、この世界に興味を持ち、いっぱしのファン気取りをさせていただくきっかけを作ってくださった市川團十郎さんは、やはり特別な人です。

ある舞台で、始めて楽屋見舞いをさせていただいた時に、私は全く頭が真っ白になるほど舞い上がっていたのですが(あとで「あんなに緊張してるお兄ちゃんを始めて見たわあ。」と言われちゃった)、舞台を降りた後で汗を拭きながら、丁寧に、そして優しく歌舞伎の見どころを教えてくださったあの声が、、、今でも忘れられません。

その時の親しみやすさから、図々しくも来阪されるたびにお食事をお誘いして、お好きだったワインを色々楽しんでいただいて、あんなに喜んでいただいていたというのに、、、
ワインを語るときの團十郎さんと奥様の、とぼけたようなやり取りがすごく面白かったんです。そして、飲まれたワインのエチケットは「記録のために。」と、きちんと持ってかえっておられました。
その時のワイン会のことは、このブログでも報告しています。

実は、昨年の年末の顔見世の時も、ワイン会への出席を快諾していただいていたのです。でも、当日の朝に「体調不良で、申し訳ありませんが、、、」と言う連絡を受けて、直接お話をすることはできなかったのですが、その夜の舞台はちゃんと務められて、私も中村勘九郎襲名の口上、船弁慶と、團十郎さんを観ることができました。
今から思えば、あれが今生の別れだったんですね。その後すぐに舞台も休演。ついにお会いすることもかないませんでした。

今朝から、新聞やテレビでは、團十郎さんの死去のニュースがやかましいのですが、それを見ても、なにか私が知っている團十郎さんとは違う人の事をしゃべっているようでピンときません。
私が知っている團十郎さんは、そんな雲の上の人のような存在ではなくて、もっともっと親しみやすい、隣に座って、好きなワインや歌舞伎や家庭のことを語り合える人生の先輩のような存在だったんですから。

去年の中村勘三郎、そして今年の市川團十郎。歌舞伎界に開いた穴は大変なことになっています。
私の心に開いた穴も決して小さくはないのですが、でも、こんな時こそ、歌舞伎を盛り立てなければ。これからも、頑張って歌舞伎に足を運びましょう。
それが、きっと、團十郎さんが私に望むことだと思うから。

そして、いつかまた会える時が来たら、一緒にブルゴーニュの銘醸ワインでも飲みながら「オレのいなくなった後の歌舞伎はどうだったい?」なんて話を交わしたいものです。

それにしても、神様は残酷だなあ。何人の人を、私から取り上げたら気が済むんだろう? 最後には、私一人にしてしまう気なのだろうか?

◎私が観た最後の舞台が、團十郎さんのはまり役の”船弁慶”
 ああ、あの人の弁慶は大きかったなあ。
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◎この幕の向こうから、あの人が姿を見せることは、もう無いんだよなあ。
 寂しい。そして悲しい。
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市川團十郎ご夫妻を囲んで at レストラン・シャンボール -今回は、イタリアン-

さて、観劇のあとは、中之島のリーガ・ロイヤルホテルへ。
毎度のことですが、ここで團十郎さんのお帰りをお待ちして(このホテルは、團十郎さんの定宿なのです)夕食をご一緒しようという魂胆なのです。

このホテルのメインレストランのシャンボールは、風格は当然のこととして、味にしても、雰囲気にしても、大阪のナンバーワン。
今回も、ウェルカムドリンクは、日本ソムリエ協会の会長であらせられる岡ソムリエにお願いしちゃいました。

当然、料理の内容も、太田シェフのスペシャルテのオンパレード。相変わらずのドッキリもあって、時間がすぎるのが、アッという間。

それに対して、今回のワインはイタリアンを選択。團十郎さんのお好みはさておいて、奥様はお好きだということだったので、、、
残念だったのは、頼りにしていたイタリアワインの専門家が都合により参加してもらえなかったことです。

私の拙い説明ではエエ加減なことしか言えませんでしたので、團十郎さんご夫妻が、何処まで楽しんで下さったのかはちょっとわからないのですが、まあ、最後まで笑顔でしたから、喜んでもらえたんだと思い込んでおくことにします。

また、自分に自信がなかったので、京都ナンバーワンのマジシャンの先生にまでご助力を依頼したんですよ。
このサポートも、大変助かりました。マジックテーブルの喜多さん、ありがとうございました。

◎いつものシャンボール。いつものピンクの内装の個室でございます。
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◎岡会長様、よろしくお願い致します。
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◎イタリアワインのオンパレードだったので、岡さんとセラーバー・チーフの古澤さんとで、なにやらゴチョゴチョ内緒の相談。
 「なんや?この、ジャコーザたら言う泡のマグナムは?」
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◎太田シェフ自らが、本日のメニューの説明をしてくださいます。
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◎その内容は、こんな。
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◎それでは、写真館で、お皿の数々をどうぞ。
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◎食事中は、團十郎さんと、祇園のお茶屋の多麻さんのお母さんとの会話(掛け合い漫才?)で、場が非常に盛り上がります。
 ちょっと、笑いすぎ。
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◎ワインリストは、こんな。白はフリウリ。赤はスーパータスカンと言う布陣です。
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◎白は、この3種類。色の違いが、ここまであるのも面白いですね。
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◎赤ワインは、岡会長の判断で、全てデキャンタージュ。
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◎この7本を同時にサーブしていただきました。私の嗜好で、できるだけサンジョベーゼは避けましたけど、ナニか?
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◎最後のデザートワインだけは、キャンティの甘口。
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◎いつもながらのサプライズがある料理の数々。太田シェフ、ほんとにありがとうございます。
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◎本日、お集まりいただきました皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?
 できますれば、次回も、又よろしく、お願いいたします。
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團菊祭五月大歌舞伎 -藤十郎の若さと團十郎の女形-

東京歌舞伎座の建て替えの関係で、関西で公演されている團菊祭ですが、もしかしたら、今年が最後になるかも?
来年には、新歌舞伎座が完成しそうなんです。

歌舞伎ファン(どっちかと言えば、團十郎ファン)の私としては、このまま、團菊祭は大阪松竹座で続けてもらいたいなあ。
松竹さん、どうぞ、このままの存続をオネガイいたします。

さて、そんな危機感を持って駆けつけた團菊祭ですが、演目、役どころが、いつも変わって、全く見飽きることがありませんね。
しかも、今回で最もびっくりしたのが、坂田藤十郎の元気なこと。

御年、80歳とはとても思えない所作のキレ。動きも若々として、まだまだお元気です。
これからも、上方歌舞伎の第一人者として、ご活躍ください。

さて、私の目当ての團十郎さんですが、今回の役どころは、ナント! 女形。
それも、スゴイ鬼嫁。それをコミカルに演じるのだから、笑い転げて、なんともはや。

普段、お話をしている團十郎さんは、紳士で上品で、話題も豊富なのですが、役者としての幅の広さは、やっぱり、私の想像以上のものがあるんですねえ。
恐れいりました。

これからの歌舞伎界のホープとして、今回も注目していた市川海老蔵ですが、やはり、スケールの大きさは、他を圧倒していますね。
あとは、道を踏み外さなければ、、、、(もう、一回やっちゃってるけど)素晴らしい存在になることは確実です。

良いこと、悪いことも、全ては、芸の肥やし。「張りすぎた弦は切れやすい。」とも言います。
生活も、緩急をつけて頑張っていただきたいですね。

◎難波の松竹座の前には、歌舞伎ファンがひしめいています。
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◎こちらが昼の部
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◎こちらが夜の部
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◎今回は、昼の部を観劇させて頂きます。
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◎最初の演目”菅原伝授手習鑑”
 尾上松緑と市川海老蔵の”若さvs若さ”または”柔vs剛”
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◎市川團十郎と尾上菊五郎が競演する”身替座禅”
 お互いに、いつもとは違う役どころ。
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◎「それは、なりませぬ!!」としか言わない、團十郎の”奥方玉の井”
 怖いけれど、笑ってしまうキャラクターに、まだ見たことのない團十郎さんを見ました。
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◎こちらも、いつもの威厳など全く無い菊五郎さん。
 なんでもできるんだなあ。名役者って。
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◎一番驚いたのが、”封印切”での坂田藤十郎。
 階段からは、すごい勢いで駆け下りてくるわ、きっぷの良い啖呵は切るわ。

 今までの團菊祭では、脇役のように踊りだけで終わることが多かったのですが、今回、私としては初めて、こんな藤十郎さんを見ました。
 ああ、すばらしい役者です。 これからも、見守らせて頂きます。
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壽初春大歌舞伎 at 難波松竹座 -いよっ!! 成田屋!!-

新春早々、”市川海老蔵の追っかけ”を自認する多麻のおかあさんに引き連れられて歌舞伎の観劇に。

東京の歌舞伎座が建て替えの真っ最中なので、大阪で大きな演目の舞台を見る機会が増えたことはとってもうれしいことです。
できれば、このまま大阪に定着してもらいたいんだけど、、、無理なのかなあ?

私自身の贔屓はもちろん市川團十郎兄さんなのですが、今回は、昼の部の最後に演じられる”積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)”で坂田藤十郎、市川海老蔵と共演される一本のみ。 ちょっと寂しいなあ。

でも、そのおかげで楽しいこともできるわけで文句を言ってはいけませんね。←このレポートは少しあとで

それにしても、見るたびに歌舞伎の奥の深さに驚かされ続けていますが、これを「年寄りくさい。」なんて言わないでくださいね。
歌舞伎はそんなモンじゃあないことを、ようやく分かったということなんです。できれば、皆さんも今からいかがですか?
一度見れば、その魅力に引き込まれること”間違いなし”ですよ。

◎それにしても、大阪は、特に難波周辺は活気がありますねえ。
 松竹座の周りも人でいっぱい。
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◎今回の目的は、この”壽初春大歌舞伎”でございます。
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◎こちらが昼の部の役者絵。
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◎こちらが夜の部。なんと!海老蔵は昼夜を通してそのすべての演目に出ております。
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◎ロビーには市川家のゆかりの成田山のお社までありました。
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◎上演中は写真撮影禁止なのでこんな緞帳を撮っておきましょう。
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◎私の席は9-5。本花道の真横で、役者が見得を切るまん前の一等席です。
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◎お昼ごはんは松竹座隣の老舗”はり重”でカレーライス。
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◎だって、幕間の30分で食べれるものって限られるでしょ?
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☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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