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まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

シャトー・ラピエ 1997

唯一の国産旅客機YS-11が国内定期路線から引退したことを告げるニュースが流れていました。
私も、国内出張でたびたびお世話になった飛行機ですから、このことを知ってしばらく思い出を探ってみました。
その中で一番印象に残っていることは「雪の花巻空港着陸」のシーンですね。28年前のことなんですが、大阪から花巻までの飛行機が、東亜国内航空のYS-11だったんです。
その日は、関西はどうと言うことの無い冬の快晴日、それが花巻に来ると大雪。確か、2回ほど着陸を試みてもうまくいかず、今度でダメならほかの空港に変更すると言うアナウンスがあったあとで、なんとか着陸することができたのですが、
もちろん機体は大揺れするし、横風のためかまっすぐ飛ばないし、、、、
私は左側の窓際の席だったのですが、さすがに緊張したまま窓の外の滑走路の誘導灯を見ていました。そして、着陸態勢に入って機体は滑走路に向かって降下していくのですが、その滑走路はずっと私の窓から左手に見えているんです。
つまり、飛行機は滑走路に対して右を向いたままなんです。まるで、私が機長になったような気分。そして、最後の最後で機体をまっすぐにして無事着陸。
その瞬間の機内は、安堵のため息と拍手に包まれました。機長の腕前もたいしたものでしたが、それに答えた機体もたいしたものだと思いましたね。ジェット機では、ああは行かないんでしょうね。
それにしても、「思い出」かあ、、、、いずれは何もかもが、私自身ですらがそのなかに入っていくものなんでしょうけど、願わくば「良い思い出」として人の心に残りたいなあ。

今日のワインは、オー・メドックの赤ワイン。1997年は評価自体は高くは無いのですが、そのおかげか、価格も手ごろなワインが目に付きます。
このワインも、9年前のボルドーでこの価格なんで、ついつい手が出てしまいました。
色は、エッジに茶色が入った、薄いガーネット。クリアーです。香りは、軽くヨードっぽい湿り気と昆布茶。要するに「海っぽい」んです。それと、熟成香のシェリーっぽさ。飲んでみると、さすがに全てが丸くなっていてスムーズです。ちょっとアタックが弱すぎるきらいはあるけれど、タンニンのおとなしさに比べて、すこし酸が表に出てきますが、嫌味ではないです。
落ち着きがあって、やっぱり「ボルドーは寝かしておいたほうが良い」と言う言葉にうなずきます。昨日の虫のオーケストラにはこのワインのほうが合ったかも?ただ、このワインをこのまま置いておくともっと良くなるのか?と言うと、どうなんでしょうか?今が良いんじゃあない?(C)

生産者-シャトー・ラピエ
生産国-フランス
購入店-リカーマウンテン
購入価格-1980円

◎レイアウトの面白いラベルですね。それと、この紙の生地の色が少しくすんでいるところが「古さ」を感じさせます。
DSCF2057.jpg

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