まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

お鮨とワインの関係

最近では、京都のお鮨屋さんでもワインを置いているところは増えましたね。
私も、以前は、何回かトライしたことはあるんです。あるんですけど、結果的にはぜんぜん良くなかった。途中で日本酒に変更したり、お鮨とは切り離してワインだけを飲んだり、、、、
ですから、私の頭の中では「ワインはやっぱり和食には合わないんだ。」との結論が出ていたんです。

でも、私の知人のワイン通と会ったときに「けっこう美味いもんだよ。お鮨とワインって。」と言われたんです。そして、教えてもらったお店が北山の「日出鮨」。夜は連日満席だと言うことなので、昼の時間に訪れてみました。
たしかに、北山の閑静な住宅街の中にポツンとあります。店内はカウンターとこあがりだけの小さな造り。これじゃあ、すぐに満席になりますわね。
お願いしたのは昼のセット。内容は以下の通りなんですけど、結論から言えば「ワインはお鮨に合わせることができます。でも、そのためには、ワインはある程度の熟成を重ねた古酒でなければならない。同時に、鮨は江戸前の仕事がなされたものでなくてはならない。」
と言うものです。

鮨職人のくせに(失礼!)ソムリエでもあるという大谷昌史さんが出してくれたワインリストには、飲み頃のシャンパンとブルゴーニュのワインがゴロゴロ。
どうやら、知人を通じて直接購入をしているらしく、日本のインポーターのラベルがありません。これって、かなり危険な行為だと思うのですが、その代わりに、ワインリストにつけられている価格を見ると、思わずニンマリとしてしまう人は多いはずです。

これで、お鮨とワインの関係はわかりました。 次にチャレンジしなければいけないのは、やっぱり「鍋」ですね。第2弾はてっちりくらい行ってみるかな?

日出鮨
京都市左京区下鴨南茶の木町39-1
TEL/FAX 075-711-5771

◎お店の構えは、ホントに目立たないものです。知らずに通り過ぎてしまいそう。
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◎お昼のセットでこの内容。軽くワインを飲んで、、、なんて思ったら大間違い。白と赤、2本のワインが簡単に空いてしまいました。
写真を見ていただいたらわかると思うのですが、突き出しから最後の玉まで、全てに細かい手が加えられています。
これがあってこそ、ワインが生きるのだと思います。
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◎飲んだ白ワインはこれ。ドーヴネのオークセイ・デュレス ル・ブトニエ 1995
かすかにオリが舞っていましたが、樽香も落ち着き、一仕事された鮨ネタに対して、決して自分を主張せず、寄り添う雰囲気なのが良かったです。
私の知っている今までのドーヴネはパワーの塊だったのですが、熟成を重ねると、こんなワインになるんですねえ。
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◎飲んだ赤ワインはこれ。今は亡きドニ・モルテのマルサネ レ・ロンジュロワ 1996
リストの中にドニ・モルテの名前を見つけた瞬間に選んでしまったボトルなんですが、なぜか「今、これを飲まなければいけない。」と、言うような啓示を受けたような気がしたんです。
結果的に、それが正解でした。畑名が付いているとはいえ、マルサネのワインですから、このビンテージで十分な枯れ具合になっていたんだと思います。
料理の後半に出していただいた天麩羅や茶碗蒸し(ナント梅干入り!)に極めてマッチしていました。
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シャトー カントナック・ブラウン 2000

紅葉も今が盛り。我が家周辺もすごい人出で、あっちにズラズラ、こっちにチョロチョロ。朝の早くから、夜の9時過ぎまで、カメラを抱えたオジサン、オバサンでごったがえしています。
先週の、東京新橋のほうが、人口密度は低かったような気がするんですけど、、、

先週から、我が家では、本格的な衣替えが始まっているんですが、貧乏性なのか、我が家の服の保存量は毎年うなぎのぼり。もう着ない服は処分すべきなのに、べつに破れたわけでもなく、着ようと思えば着れる服を処分するのには抵抗感がありますよね。
その結果、わりを食うのは私のワイン。自分の服は処分しないくせに、私のワインに対しては至極冷淡な家族ばかりです。
最近、また古いワインを買っちゃったもんで、保管場所に首をひねっているんですが、いっそのこと、床下に穴でも掘ろうかなあ?

今日のワインも寝床を追い出された、そんな一本です。
そういえば、ボルドーは久しぶり。しかも、良年と言われる2000年のワインですから少し早すぎるかなあ?でも、同じワインは何本かありますから熟成の過程を見るには良いんじゃあないでしょうか。
色は、濃いガーネット。透明感は無く、ドロドロ系です。先日の検査で採血されたときの血の色に似てるなあ。香りは、スミレ、葡萄、ブラックチェリー、ドッシリとした古木、炭、昆布。華やかにドンドン出てきます。
飲んでみると、これはまさに葡萄の果実味がまだまだ元気です。酸、タンニンともにまだおとなしい。ある意味でジュースっぽいので飲み易さという点では良いんでしょうが、少し物足りないのもたしかですね。
イメージとして、イタリアのスーパータスカンみたいに感じてしまうんですよ。(どっちが本家かはさておいて)ボルドーの中でも優美さで有名なマルゴーのワインとしては、もう少し落ち着きをもってほしい。淑女になる礼儀を教えられる前のおてんば娘、、、と言ったところでしょうか?
いずれにせよ、2000年と言う年のポテンシャルは強く感じるワインです。なんとか新しいねぐらを見つけ出して、次はまた5年後くらいに飲んで見ましょうか。(C)

生産者-シャトー カントナック・ブラウン
生産国-フランス
購入店-失念
購入価格-たしか、2000円台だったような?

◎金ラベルは写真に取りにくいんです。ラベルデザインとしては、ボルドーの典型ともいえるくらいですね。シャトーのシンメトリーがきれいです。
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レノメ ブルゴーニュ・ブラン 1995

最近、テレビを見ているときに自分の意識の変化に気がついたんですが、どうも出てくる人の年齢が、妙に気になるんです。
そして「俺より年上やな。」とか「こいつ、俺より若かったんか。」とか「ウヒャー、俺ってこいつとおんなじ歳かあ、こんなジジイかよう。」みたいな反応をしてしまうんです。
これは、自分の実年齢を自覚し始めたからなんでしょうね。私も、あと何年生きるかわからないんですけど、死ぬまでにどう生きるかを考え始める時期に来たと言うことなんでしょうか?

最近は、定年退職後の人生を提案するような雑誌がドンドン創刊されていて、「団塊の世代」と言われている人たちをターゲットにしたマーケティングも盛んに行われているようですが、
これって、社会が豊かになったことの証明なのかなあ?すごく高額の海外旅行とか、海外での悠々自適の移住計画とか、資産運用のガイドとか。
ホントに、バラ色の老後が待っているように描かれています。(ボランテアのススメと言う特集記事にはちょっと感心しましたが)
でも、我が家もそうなんですが、老人を抱えた時の介護の苦労なんかを書いている雑誌は皆無です。まるで、全部の家庭が苦労なんて全く無いハッピーの塊みたいな捕らえ方です。

これって、大嘘だあ~!! いまの日本では、熟年離婚とか定年後の自殺とか年金問題とか、歳を取れば取るほど厳しい現実が待っているではないですか。

それとも、苦労を抱えている人間はこんな雑誌を読んではいけないの?
そうではなくて、むしろ、こんな雑誌を読むことで、到底実現することがかなわない「夢」を見ることができる、、、と言う風に理解するべきなんでしょうね。それなら、腹もたたないし。

もう常温でも全く問題なく白ワインを楽しめる季節になりましたね。こうなってくると、古酒好きの私としては白の古酒を飲みたくなってきます。
エビナ酒店のキンゾーさんに何本か選んでもらったのですが、このワインも、先の赤ワインに引き続いてルモワスネです。11年前のワインですが、古酒と言うよりはちょうど良い熟成の時期ではないでしょうか?
色は、お年のわりには緑が強く、若く感じます。チョット色は濃いですけど、、、、香りは結構複雑。夏みかんのような柑橘系、青りんご、バター、きのこ。抜栓直後は酸がギシギシして、喉に突き刺さったのですが、しばらく置くと落ち着きが出ました。
樽由来のバターっぽいネットリした舌触りの上を、丸くはなったにしてもシャープな酸が流れていきます。
10年以上経っているにもかかわらず、枯れた感じは全く無し。青年から壮年に到達したところ、、、なんじゃあないでしょうか?今が飲み頃ですね。(C)

生産者-ルモワスネ
生産国-フランス
購入店-カーヴ・ド・エビナ
購入価格-3000円

◎このラベルには、ルモワスネの名前が入っています。「R」がデザインされたマークがあるのですが、全体の色調も含めて、ちょっと地味すぎませんか?
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新橋界隈

週末は、ある人からお誘いを受けたので新橋まで出かけてきました。 ちょっと、あるプロジェクトがあって、その打ち合わせなのですが、その相手が業界では、けっこうな有名人なのですが、現時点では、ちょっと名前は出せません。
まあ、いつか言えるときが来れば、、、良いですね。(最近は、頭のヒカリ具合がどんどん良くなってきていますね)

休日のこの界隈は、平日の、あの喧騒からは考えられないくらいの静かな時間が流れています。 あの駅前の蒸気機関車のある広場でも、こんなイベントが、、、

◎将棋大会が新橋名物なの?
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◎見物人も、対戦者どうしも、、盤面を見つめたまま、しばし黙考、、、オイオイ、頭を抱えるなよ!!
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◎新橋と言えば、カーヴ・ド・リラックス。ショップの中にもカウンターができて、ワインバーの雰囲気。時間によっては、実際に試飲が可能です。(ただし、有料)
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東京駅で知ったんですが、地下の「ワイン アンド ダイン」と言う店が閉店していました。
今まで、京都へ帰るときには、必ずここでワインを買って、新幹線の中で飲んでいたのに、、、、
これから、どうしようかなあ?駅の構内でワインショップって、ほかにあったっけ?????

ワイン会 at 串幸

京都の歴史ある西陣の一角でワイン会がありました。 この会は、毎月あるんですけど、私は先月は病欠。 今月は、記録を取ってくださるメンバーが欠席と言うことで、わたしも写真を撮っておかなければならなくなりました。

今回のテーマは「古酒」と言うことで私の好みなんですが、どうやら、前評判を聞くと、かなりアヤシイワインが多く、下手をすれば、どこかの死体安置所の中をさまようような事もありうるそうで、ちょっと警戒しながらの参加です。

会場の「串幸」は、カウンターだけの串揚げのお店で、ご主人はかなりのワイン通。しかも、ドイツワインに詳しいそうで、私なんか足元にも及びません。
やっぱり油が良いんでしょうか?それともタイミングを見計らったような絶妙なあげる時期なんでしょうか?ホントに、アッサリ、サッパリ、おいしく食べさせていただきました。そして、〆には「ジャコご飯」。これが大好きなんです。

◎あまり目立たない看板なんですけど、、、
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◎和気藹々とした会話が、あちらでもこちらでも、、、、
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◎串揚げは同じような写真になってしまうので、面白みは無いんですけど、、、清く、正しく、美しい串の数々が出てきます。
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串幸さんのHPです。

主宰の好みで集められたワインはこんな具合。 ちょっとマニアックすぎますかねえ? でも、自分自身が、この傾向に嵌っていることを再認識した会でもありました。

◎ソーミュール ロゼ・ド・カベルネ 1960
一番アブナイと言われていたこのワインが「生きて」いました。しかも、立派な酸味があります。オイシイ!
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◎リースリング ヴュルツブルガー スタイン 1961
残念ながら、お亡くなりになっておられました。でも、串幸のご主人がおっしゃった「熟成の果てに、ワインは水に戻るんですね。」と言う言葉に納得するくらいの、穏やかな死に顔でした。
きっと満足して、成仏なさるはずです。 合掌。
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◎ゲヴェルツトラミナール デ・プリンセス・アベ 1982
香りは、すごく清楚。ライチの香り、白い花、南のフルーツ。香水を嗅いだときのようなインパクトがありました。
このワインは、このまま飲まずに、置いておきたいと思いました。(飲んだら、目が覚めてしまう)
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◎エルミタージュ マルキ・トゥーレット 1977 デラス
複雑さが、年齢のおかげで丸くなった典型。柔らかいです。
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◎シャトー クロ・マゼイル 1973
ポムロールの赤ワインですが、色はすでにロゼ。それでも、酸味もあり、まだ現役だと思わせます。
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◎シャトー リベルサン 1971
全体の丸さと、熟成香はかなり来ていますが、果実味の無くなった後の「余韻」を感じるワインです。
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◎シャトー プティ・フォウリィ・ド・ソウ 1962
まだまだ元気。この年は、よっぽど良い年なのかも?
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◎差し入れのエルミタージュ。ジャン・ルイ・シャーブはグラスの中でも、まだまだ変化していきます。
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◎ブラインドのラヤスのシャトーヌフ・ド・パプ 1996。グルナッシュ単一だとはとても思えない複雑性。


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セニョエール・ド・ポサンジェ 1996

ワインの飲み頃と言うのは、ホントに難しくって、若飲みが好きな人や古酒が好きな人だとか、好みも千差万別ですよね。
それを、何が正しくて、何が悪い、なんて言うことはとってもできないことなんですけど、同じことが、チーズでも言えると思うんです。

まあ、私の好き勝手を言わせてもらうならば「臭くてたまらないから、一刻も早く、冷蔵庫から撤去してくれ!」と言われたころが、ようやく食べごろかなあ?

だって、お肉でもそうでしょ? 特にジビエなんて、パリの肉屋の前を通りかかると、ウサギでも雉でもイノシシでも、み~んな仲良く良い香りがしてくるまでぶら下がっているではありませんか。
あれと一緒ですよ。熟成がすすんで、最後の一線を越えるか越えない超えないか、と言うときが一番良いときなのです。

それを理解しない連中が、なんで世の中に多いんだろう? 「うまいもの」を食べるためには、近しい人の白い目や世間の冷たい陰口に耐えるだけの開き直りの精神を持たなければいけない!! っと、私は言いたい。(私の家族には言えないけれど)

◎例えば、白カビのブリーも、ここまで茶色くなったらイチニンマエでしょう。(ちょっとおかしいですか?)
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今日は、エビナ酒店の熱血店主、キンゾーさんのオススメのワインなんですが、さすがに私の好みのツボをついてくる古酒です。
持ってみると、ズッシリ、ドッシリしたボトルで、作り手の「やる気」を強く感じますね。
それにしても、最近の飲酒運転問題はキンゾーさんにも大きな影響を与えているみたい。だって、キンゾーさんはいつも数種類の試飲用のワインを用意していると言うのに、車で来るお客さんには飲んでもらうわけにはいかなくなったんですから。
以前はホンのチョットを舐めるくらいは許されたのにねえ。これからは歩いて行かなくっちゃあ。
色は、立派な茶色。もう、これを見ただけでうれしくなっちゃいます。香りは、思わず奈良の大仏さんを思い出すくらいの「奈良漬」。96年のワインですから10年経っているわけですが、もっと古いワインに感じます。飲んでみると、果実味はすでに消えうせ、結構シャープな酸が支配的。
う~ん、どう見てももっと古いワインに感じるなあ。しかも、抜栓してから、あれよあれよと言う間にお酢になっていくのがわかるくらいの急速な失速。「あんさんが抜いてくれはるまでなんとかガマンしましたけど、もうあきまへん。ほな、さいなら。」って言われているみたい。
ルモワスネは、これ以外のワインも古酒が多く、けっこう飲ませていただいているのですが、ここまでヘタリが早いのは初めてです。(D)

生産者-ルモワスネ
生産国-フランス
購入店-カーヴ・ド・エビナ
購入価格-3400円

◎「ポサンジェの領主」と言う名のワインですが、ラベルにはどこにもルモワスネの表記はなし。ラベル自体はなかなか高級感があり、重量級のボトルに似合っています。
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カンポーレ 2005?

どうも、倉庫の中が埃っぽいというクレームがあり、そういえば、この前取り出したワインのボトルにも、なにか粉のようなものがこびりついていたので、倉庫の掃除を決行。
、、、したところ、、ナント、倉庫の中から粉まみれのビニール袋が出てきました。これって、何の袋なんだろ?
調べてみると、どうやら、私が中国から持ち帰った「黒米」の袋のようです。

中国では、粘り気の無い米に、この黒米を混ぜて炊き、食感を柔らかくしているようなのです。色は黒いのですが、一種のもち米なんですね。
それを、中国のスタッフからもらったのは良いのですが、持ち帰ってから、そのまま倉庫に放り込んで忘れちゃったみたいです。
おかげで、黒米は完全に虫の餌になったしまったみたい。

そんな話を周りにすると「そういえば、しばらく前まで、小さな虫がたくさん飛んでいたわ。」、、と、言われてしまいました。
まあ、日本の米には、わざわざ黒米を混ぜる必要は無いとは思うのですが、色も面白そうだし、今度タイ米を炊くときに入れてみようかなあ?(我が家では、カレーのときは必ずタイ米がリクエストされます)

あっ、そうだあ。その前にもう一度、黒米を誰かからもらわなくっちゃあ。まさか、ほったらかしにしていて虫に食われた、とは、言えないけどなあ。

今日のワインは、イタリアフェア2006で、にしのよしたかクンから購入したカンパーニャ州の赤ワインです。
品種は、アリアニコとカーサヴェッキアだそうです。アリアニコはわかるけど、カーサ・・・・・・は知らんなあ。
それに、名前が「カンポーレ」。 かっぽれ、なら知ってるけど、、、、しかも、表記上ではビンテージ不明。ホントに怪しいワインですわ。

色は、明るいルビー色。この前のヌーボーよりも、よっぽどヌーボーっぽい色です。香りは、ちょっとインクっぽいところはあるんですが、全体的にトーンが低く、おとなしすぎる印象です。いわゆる果実味が押してくるタイプではないですね。飲んでみても、流れは同じ。これと言った特徴が無い”ただのワイン”です。強いて言えば、渋みのタンニンが口に長く残ります。
困ったなあ、、、何か言いたいんだけど、言うべき言葉が出てこない。睡眠不足のために回転が悪くなっている頭で、いろいろ思い返してみると、私にとって、アリアニコと言う葡萄はあんまり良い印象が残っていないことに気がつきました。いわゆる、相性が悪いんでしょうか?
そんなことを思いながら、いろいろ頭をひねっていると、夕飯時になり、中華系のおかずを食べながら飲んでみると、これはこれで悪くは無いんですね。つまり、食事の邪魔をしないんです。ヘタをすれば、ワインを飲んでいることさえ、忘れてしまうほど溶け込んできますね。

いつも悩むことではあるんですが、テイスティングとは、単にワインだけを飲んで印象を記すべきか、食事との「マリアージュ」←こそばゆい言葉、、で評すべきか、、、、、う~ん、今の私の頭には、重すぎる問題ですわ。
今日は、早く寝ようっと。

生産者-ファットリア アロイス
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-2520円

◎シンプルさにもほどがある、、、とも言えるラベル。南イタリアっぽいとも言えますけど、、、、、
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ヴァンダンジュ・デュ・ロア シャトーニュフ・デュ・パプ 1989

会社勤めの人間の辛いところは、せっかくの休日だと言うのに、いつもどおり目が覚めてしまうこと。
特に、昨夜(と、言うよりはほんの2時間前まで)はなかなか寝付けなかったのに、朝の5時になると目が覚めてしまいました。習慣って恐ろしいものですね。

でも、さすがに、目は覚めているものの、頭の中に霧がかかったような状況で、ボ~っとしていると、今度は携帯電話が鳴り始めます。
中国の会社からの電話でしたが、中国は休日じゃあないんですねえ。こっちのことなど、何も考えていません。マシンガンのように、言葉の弾丸が脳みそを蜂の巣のようにしていきます。

仕事の話が一段落したので、今日こそドカに乗ろうと準備をしていたら、今度は玄関のチャイムが鳴りました。ドアを開けてみると、友人のIが立っています。「来る前に電話せんかいな。」「なに言うてんねん。お前の携帯、ずっと話しちゅうやないか。」「で、何の用やねん?」「ちょっと、付き合えや。手伝ってやると言ったやんけ。」
てなことで、今度は、友人の家に暖炉を作る手伝いに借り出されるはめに、、、これで私の休日はきれいに消え去りました。しかも、一日中、頭の中には霧がかかったまま。

今日ほど、時間を損した気分になったことは無いですね。やりたいことは山ほど有ったのにぃ~!

今日のワインは、ローヌ地方の赤ワインです。昨夜は、かなり遅くなってからの、突然の来客だったものですから、何の用意もなく、たまたま当日仕入れたばかりのサラミを切りながら「これに合うのはなんだろう?」と、考えた結果が、これだったのです。(手に近いところにもあったし)
話自体は、結構シリアスな内容だったので、ワインを味わうような余裕も無かったのですが、お客さんがお帰りになられてからも、そのままベッドに入るには頭が覚醒してしまっていたものですから、すっかり真夜中の時間でのテイスティングです。

色は、すでに退色の見られるこげ茶色。そりゃあ、17年も経てばこうなるんでしょうね。ただ、透明感はバリバリだし、ラベルもコルクもきれいなものですから、出荷前の瓶詰めなんでしょうね。香りは、熟成香と言うべき「漬物の香り」、煮詰めた醤油、ドライプルーン。
飲んでみると、口の中のアタックはひたすら軽く、きわめてマイルド。でも、喉を過ぎる時に、ちょっとだけ引っかかるエグミがあります。これが無きゃあ、文句無いんだけどなあ。
私好みの「枯れた」雰囲気のある味わいは好印象です。ローヌのワインは葡萄品種も多く、作り手の個性が表に出やすい地域だと思いますが、ツボがはまれば、好みのワインに出会えますね。(C)

生産者-ドメーヌ ロジ・ファヴィエ
生産国-フランス
購入店-リカー・モリサワ
購入価格-4380円

◎ラベルの上には、独特の鍵のマークが入ったボトルです。これも、ローヌに多い特徴ですね。
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ブルゴーニュ・ブラン 2003

今年の紅葉は、かなり遅れているようです。 平日にもかかわらず、京都市内は各地からの観光バスで大混雑。
始末に悪いのが私の家の近辺で、ちょうど会社からの帰宅時間ごろが一番混むんです。 それと言うのも、ライトアップのせいです。いったい誰が、あんなことを考えたんでしょうかねえ。

でも、お目当ての紅葉はまだまだです。この調子で行くと、12月に入ってからが一番見ごろになるんじゃあないかなあ? 家から見える東山の山並みも、ところどころが少し黄色くなってきたくらいですから。
まあ、私としては、京都の紅葉なんて無いほうが良い!! べつにここまで来なくったって、どこの山でも見られるじゃあない。

皆さん!! 紅葉は自宅の近くの公園で楽しみましょう!!

最近では、京都にサミットを誘致する話も持ち上がっているようですが、冗談じゃあない!! 迎賓館なんか作るからそんなことになるんです。
あれは、やっぱり止めておくべきだった。 

べつに目的も無く、フラッと入ったお店で、適当な気分で選んだワインが「大当たり!!」だったら、その日の一日がすべてハッピーになる、、、、なんて言うと大げさかもしれませんね。
でも、このワインは私を一日ではないにせよ、一瞬の間は幸せにしてくれました。それほど、好みに合ったのです。
色は、どうと言うことの無い薄い緑。ソービニヨン・ブランみたいです。香りは、もう完全に樽が支配。隙間から南の果実の甘味と南のネットリとした空気が漏れて来るくらいです。
飲んでみると、バニラクリームを舐めたような、ナッツを噛んだようなオイルが口の中を覆います。もう、ベタベタ。私の大好きなごま油とまでは行かないのですが、この時期にここまで強いワインは期待していなかっただけにうれしいですね。
面白いのは後口のサッパリ感で、口の中のベトベトがスッと消えるのが、これまた結構です。皆さんがどう思われるかは別問題ですが、そんなことを気にしていてはブログなんか書けませんよねえ。(C)

生産者-ピエール・ブレイ
生産国-フランス
購入店-リカーマウンテン
購入価格-2480円

◎このラベルに描かれているカブトなんですが、耳の辺りから出てきているのは何なんでしょうか?心霊写真でよく出てくる白い煙ですかね?
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ランゲ ネッビオーロ 2004

久しぶりの出勤。 でも、あんまり違和感なし。 やっぱり、毎日のメールのやり取りって、日常感を保つのには良いみたいですね。
これで、ちょっと自信ができたなあ。 私は、近い将来にはニュージーランドに行ってしまおうと、半分以上の決意はできているのですが、ネットさえなんとかなれば、向こうでも生活できそうですね。
あとは、為替がなんとかなればなあ。ニュージーランドの通貨は、ここしばらくは円に対して上がりっぱなし。それに、景気のよさも反映していますから、5年前の住宅価格と今とでは、ちょうど3倍くらいの違いが出てきています。
この状態では、とても手が出ません。

来年の3月くらいに、また現地を訪れて、情報を集めてみようと思っていますが、今の状態では、ちょっと悲観的ですねえ。あんなに、何も産業の無い国なのに、なんで人気があるんだろう?
もしかしたら、私のようなことを考えている奴らが、世界中にウジャウジャいるということなんでしょうか?ニュージーランドのワインにおぼれてしまいたいというような??
それはそれで、気持ちが悪いことでもありますね。

今日のワインはイタリアのピエモンテです。イタリアのワインと言うのは、私にとって「心躍るもの」です。だって、飲んでみるまでなんにも分かりませんから。(落胆も多いよ)
ただ、この生産者に関して言えば、安心感はありますよね。しかも、”あの”サイのマーク入りのラベルですから、、、、

このワインは、あの有名なスタルデリの畑の中の若木から収穫された葡萄を使って作られたのだそうです。だから「ランゲ・ネッビオーロ」を名のっているのだそうです。(よくしゃべる対面販売のおばちゃんの説明です)
試飲をした段階では、あんまり興味がわかなかったんですが、フェアの試飲などで「おいしいじゃない。」なんて思うワインと言うのは、えてして骨格のハッキリしたインパクトの強いワインになりがちでしょ?そして、そんなワインに限って、買って帰って家で飲んでみると、深みが無くて面白くないものが多いんですよね。(私の経験からの意見です)

ですから、これは手持ちで持ち帰って、どんなもんか調べてやれ、、と思ったわけです。

色は、鮮やかなスカーレット。透明感も充分です。香りは、ネッビオーロとは思えないくらいの華やかな香り。コーヒー、焦げたチョコレート、煮詰めた杏。一般的には、長期熟成用だと思われているこの品種が若々しいパフォーマンスをしています。
飲んでみると、さすがに若い果実味が甘さとなって出ているのですが、すでに充分な渋みが暴れるのを抑えています。これって、絶妙な樽使いと言うべきなのでしょうか?(フレンチオーク?)それとも、これがネッビオーロの実力なの? 酸味はそれほどではなく、軽さのような親しみやすさがあるのですが、これはこれで充分の厚みも持っています。

やっぱり、生産者の実力を知らしめる、良いワインだと思いますね。これを飲んだら、本家のスタルデリを飲みたくなって当然だと思います。入門編として(それ以上の実力はあると思いますが)最適の一本だと思います。ちなみに、2004年がファーストヴィンテージらしいです。(B)

生産者-ラ・スピネッタ
生産国-イタリア
購入店-イタリアフェア2006
購入価格-3722円

◎大好きなマークが真ん中にある、渋い色使いのラベル。シンプル、、でも、ゴージャス、、ラベルコレクションに取っておきたくなるすばらしいデザインです。
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ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 2006

今日は、車検前にドカに乗っておこうと思っていたのに無情の雨。入院中はあれだけ快晴が続いたと言うのに、退院すればこれだもんねえ。天も我を見捨てたもうたか、、、、
このまま家にいたらどんな仕打ちを受けるかわからないので、逃げ出す口実を探していたら、ちょうどありました阪急百貨店の「イタリアフェア2006」と言うイベントが。
晩飯のネタを仕入れてくると言うことで飛び出したんですが、もちろんお目当てはフェアにつき物の試食に試飲。こまめに回れば昼飯代は充分浮きますからね。

昼時ともなれば、7階の催場は出勤時間の電車並みの混み具合。ワイン売り場でひとしきり試飲をしたあと、オリーブオイル、チーズ、生ハム、サラミ、パスタソース、チョコレート、もう一回ワイン、ピザ、コーヒー、トマトソース、バルサミコ、もう一回ワイン、からすみ、パネトーネ、レモンチェッロ、アーティチョークの酢漬け、もう一回ワイン、グラッパ、、、で完成。
堪能しました。

実は、ほんとのことを言うと、お目当てだったのは食材ではなくて、人間だったのですが、いつもイタリアワインではお世話になっているネットショップの「にしのよしたか」クンが対面販売をしていたのですよ。
ネットショップとのやり取りはメールがほとんど全てですから、声を聞いたことも無ければ、顔も見たこと無いわけで、売買が目的なだけならそれでよいんでしょうけれど、私としてはもう少し深いつきあいをしたいんです。
これは料理屋さんも同じなんですけど、そのお皿がおいしいかおいしくないかだけじゃあなくて、そのお皿を作っている人はどんな人なのかを知りたいんですね。そして、私の経験の中では、私がうなるお店のほとんどは、料理人自身が私の前に現れていろんな話をしてくれます。そして単に舌で味わうだけでない何かを付け足してくれるんです。私はこれが好きなんですよね。
今回も、にしのよしたかクンと直接話ができて、彼のイタリアワインに対する思い入れが良くわかりました。話の中で出てきた「たとえタンクを洗うだけでもよいから、生産者との接点を持ちたい。」という言葉には感心しましたね。
そんな日が早く来ればよいですね。にしのクン。

◎面積はたいしたことはなかったけれど、充分おなかが一杯になるだけの品数はありましたね。
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家に帰って栓を抜いたのは、イタリアではなくフランスのヌーボー。
今まで、この時期にヌーボーを飲まなかった理由は、本来ならば、この時期はイタリアにいるはずだからです。ところが、今年は肩の手術のために行けません。
ですから、日本でヌーボーを飲むはめになったと言うわけです。
しかも、ワイン・グロッサリーのまさきこさんに薦められなければ、絶対に買わなかったワインでもあります。だって、ヌーボーがこの値段ですよ。ヨーロッパじゃあ6本買えるもん。

栓を抜いてから1時間待て、、と言う指示を忠実に守ってからの感想です。色は、少し濁りが入ったガーネット。私の記憶にある昔のヌーボーの鮮やかさとは大違いですね。このあたりが、昨今流行の「自然派」ワインの証なんでしょうか?
香りは、、、、、正直言って、臭い。田舎の肥溜めの匂いです。昔のスッパ系も苦手でしたけど、こっちは違う意味で辛いですね。
飲んでみると、香りの印象ほど悪くは無くて、飲めます。飲めますけど、味そのものが薄い。まるで普通のボジョレーを水で割ったみたい。
このワインも「マセラシオン・カルボニック」で作っているのでしょうか?それにしては、あのボジョレー独特の果実味豊かな新鮮さが全く無くて、日陰で育ったひねくれ者をワインにしたみたいな印象なんですけど、、、、

たしかに貴重な経験はさせていただきましたが、この価格なら、ほかにもっとおいしいワインはいっぱいあるというのも事実だと思います。もう手は出ないでしょうね。やっぱり、この時期はイタリアにいるに限るなあ。(E)

生産者-ドメーヌ ミッシェル・ギニエ
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-3465円

◎生産者のワイナリーの試飲室なんでしょうか?絵にするには、面白い題材ですね。

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ギィ・シャルルマーニュ レゼルブ ブラン・ド・ブラン

「昭和枯れすすき」と言う歌の一説に、「世間の風の冷たさに、こみ上げる涙」と言う歌詞がありますが、今の私にはまさにこれ。
なんで、こんなに寒いの!? 心も身体も、、、、、
家に帰って、まず最初にしたことは着る服の総入れ替えです。体力の弱っている身体には、もう真冬の服装が必要ですね。
特に、手術した肩は寒さに弱いみたいで、先ほどからシクシク痛みます。

それに加えて、周りの私を見る目は完全に冷ややか。息子なんか、いつもの私の席(テレビの真正面)を独占していたのを取り上げられるからか、機嫌が悪いし。
それに、なにをするのにも「肩が痛いから・・・・」「今、肩に力を入れてはいけないから・・・・」「お父さんは身体が弱いから・・・・」と、言っていると、いつの間にか周りから人がいなくなるし、、、、

ああ、早く会社に行きたい。
 

退院開けの最初の一杯は、やっぱりアワモノを選びたくなるものです。そこで、セラーをゴソゴソ。なんと!!在庫しているシャンパンは全てマグナムボトル!!
あぁ~、これと言うのも、あるお人の影響を受けてしまったからです。そこで、モンドールの予約もしなければいけないので立ち寄ったワイン・グロッサリーで一本調達。
まさきこさんのオススメのこのワインを選んでみました。

色は、ほのかなカツオダシ。エッジの薄さがかえってきれいです。妙齢なお嬢さんぽくって。でも、香りを嗅ぐと印象は一変。はっきりとした焦げたトースト、蜜の入ったサンふじに包丁を入れたとき、炒ったアーモンド。
飲んでみた最初の印象は「苦い~!」
さすがにブラン・ド・ブランだけあって、ドライでビターな硬派のシャンパンですね。久しぶりのワインがこれでは、なまくらになっている私の身体では負けてしまいそうです。
でも、かみ締めてみると、最初の印象どおりのカツオダシっぽいところもあり、晩御飯のお寿司や煮魚などの和食系にとっても良く合いました。グッドチョイス!!まさきこさん。(C)

生産者-ドメーヌ ギィ・シャルルマーニュ
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-5300円

◎ほかのシャンパンメーカーからすれば、すこしハデ目のラベル。薦められなければ、手を出さなかったでしょうけれど、、、、
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闘病記 -11月18日の食事-

◎朝食 ご飯、高野豆腐の卵とじ、海苔、大根の味噌汁、牛乳
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闘病記 -11月17日の食事-

◎朝食 パン、トマトスープ、マーガリン、ジャム、チーズ、牛乳
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◎昼食 ご飯、鶏肉のから揚げ、大根、にんじん、絹さやの焚き物、ポテトサラダ
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◎夕食 ご飯、焼き魚、野菜の卵とじ、おぼろ昆布のおすまし、みかん
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闘病記 -今日でお別れ-

今日の朝に退院です。合計で27日間も入院していたことになるのね。入院する前には「えぇ~、一ヶ月も入院するのおぉ~!?」って言ってたんですが、けっこう早く時間が過ぎました。
あんまり退屈もしなかったし、、、、、

まあ、それと言うのも、ひとえにネット環境を、ある程度確保できたことが大きいですね。PCとエッヂのおかげです。それと、できる限り携帯電話を使えるようにしてくれた病院側の配慮でしょうか。
欲を言えば、もっと高速のLAN環境を整備してもらえれば、テレビもラジオも選択の幅が広がるんですけど、、、、
今回、めったに見ないテレビでも見るかなあ、、、と思ったときはあるんですが、興味を引く番組がほとんどなし。ホントに民放の番組ってくだらないものばっかりですね。

でも、いったん退院したら、もう予定はてんこ盛り状態です。なにしろ、今日の午後はまたまた息子の応援に生駒まで行かなくてはなりません。今日の相手は強敵だと聞いていますから、あいつの顔もこの前以上にひどいことになるでしょうが頑張ってもらいましょう。(息子はキーパーやってるんで、ボールを身体で受けるのはあたりまえなんですけど)
明日はドカの車検。そして、来週は、週末まで予定表は真っ黒。また、一日が一瞬で過ぎ去る日常に復帰だあ。
病院関係者の皆様、大変お世話になりました。婦長さんの言われるように、すぐに舞い戻ってくることのないように気をつけます。

さあ、このなまった身体を、早くもとのペースに戻さなくっちゃ。リハビリという教科も追加されましたから今まで以上に忙しいだろうし、お預けになっていたワインも、年末にかけて追い込みをかけなくっちゃあね。

◎大きな窓際に置いたいつものモバイルPC。気がつけば、窓から見える山の緑も、だいぶ紅葉が進んできました。
三度の食事もシャワーの世話もベッドメイキングも、、、み~んなやってもらえて、王様気分だったのは良かったなあ。
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闘病記 -11月16日の食事-

◎朝食 パン、きゅうりのサラダ、マーガリン、ジャム、チーズ、ヤクルトジョア
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◎昼食 ご飯、鶏肉の中華あんかけ、あんかけ豆腐、白菜のサラダ、饅頭
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◎夕食 ご飯、煮魚、ほうれん草のサラダ、わかめのおすまし
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闘病記 -理学療法士の逆襲-

今日も、担当のリハビリの先生は休み。オレって、そんなに悪いことした?
その代わりに、別の先生が見てくれると言うことで、いつもどおりリハビリセンターに行って見ると、今度の先生は一見「柔道家」みたいなゴツイ人です。

一応、今までの経過をカルテで確認した後、いつものように肩のマッサージから始まったんですが、、、今までの先生とはまったく違う強さです。
そして、続いての腕をつかんで肩を回すスピードも今までの3倍くらいの速さ。

その痛さに顔を歪めながら先生の顔を見てみると、その口元にはうっすらと笑みがこぼれています。
「チキショウ!このやろう、仲間の仕返しをしてやがんな。」
 
なんとか抵抗しようとしても、怪我をしている肩を押さえつけられていますからどうしようもありません。
ひたすらその痛みに耐えたのですが、おかげで寝ていただけなのに全身汗だくになってしまいました。
そして、今までやっていた階段での足のトレーニングもやらず、その代わりに、今度はチューブを使って肩を回す運動です。
これにも参ったあ、、、、、、

やっと拷問から開放されて部屋へ帰るときに、受付の女の子に「今日の**先生ってハードやねえ。」と愚痴ると、「あの先生はねえ、患者さんの痛がる顔をリハビリの強さの基準にしたはるんですわ。痛がり方によってやり方も変えはるしねえ。」

なんやあ、仕返しやなかったんかあ。それやったら、もっと痛そうな顔をするんやったなあ。そしたら加減してもらえたのに、、、、、
仕返しやと思ったから、無理やり我慢したのに、それがかえって悪かったのね。

闘病記 -11月15日の食事-

◎朝食 パン、コンソメスープ、マーガリン、ジャム、チーズ、牛乳
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◎昼食 ご飯、野菜と肉の炒め物、ほうれん草とシメジのおひたし、たまねぎの味噌汁
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◎夕食 ご飯、魚の生姜あんかけ、白菜とお揚げの焚き物、果物ゼリー
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闘病記 -腰痛でダウン-

っと言っても、私のことじゃあないんです。私のリハビリの担当者の療法士の先生なんですけど、、、、、

そういえば、昨日から少しおかしかったなあ。先生が私の肩を抑えて、私がその肩に力を入れて先生を押し返すリハビリを始めたんですが、そのリハビリを始めたとたんに、「ちょっと、ちょっと待って。」と言って固まってしまったんです。
そのときの先生の姿勢は、私の横に座って、腰をひねった状態でしたから、そのときに変な力が腰にかかったのかもしれません。

しばらくして、先生とリハビリを再開したんですが、もうまったく力が入らず、「申し訳ないけど、階段のリハビリして終わってくれる?」と言われてしまいました。
そして、今日の朝早くに「今日のリハビリは先生が来られないのでおやすみです。」との連絡がありました。

これって、私のせいかなあ? 先生が身構える前にグッと力を入れたのが、どうも悪かったような気がするんです。

まあ、生身の人間のことですからこういうことも起こりえるわけですが、怪我人を治そうとして自分が怪我をしてしまうなんて、皮肉と言えば皮肉ですよね。(やっぱり、私が悪いわけじゃない。)

闘病記 -11月14日の食事-

◎朝食 ご飯、焼き鮭、梅干、大根の味噌汁、牛乳
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◎昼食 ご飯、親子どんぶりの具?、白菜と鰹節のおひたし、具だくさん味噌汁
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◎夕食 ご飯、魚のバター焼き、ジャガベーコン、グリーンサラダ、ほうれん草のおひたし、バナナ
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闘病記 -退院勧告?-

消灯時間の9時を過ぎてから、部屋の電気を暗くして、チビリチビリと芋★酎をやっていると、ガチャと音がして、ドアが突然開きました。
ビックリして振り返ると、そこに立っていたのは担当医のT先生。

「どうですか?肩の調子は?」なんて言いながら、一通り腕の動きをチェックして、「明日から4週目に入るけど、予定を一週間早めて、自分の筋肉を使った運動をやっていきましょうか?」
「それを3日ほどやって、週末には退院してもらいましょう。あとは、通院でなんとかなるでしょうから。」と言う話を一方的にされました。

私としてはアル*-ルを飲んでいたことがばれることにビクビクだったので、極力先生に向かって息がかからないように、うつむきに「ハア、ハア。」と言っていたのですが、退院は来週だろうと思っていたのでちょっとビックリ。
もちろん、うれしいことにはかわりは無いので、最後には「ありがとうございます。」と言ったのですが、部屋を出て行くときに、先生が「芋ですね。」とつぶやいたのを聞いて、ビクッ~としてしまいました。
なんだあ、知ってたんじゃない。 

今思うと、どうもかなりまえから、無断外出してアルコールを買ってきて、病室で飲んでたことはばれてたみたい。
だから、「あんな不良患者は早く退院させてしまえ。」となったんじゃあないでしょうか?だから、これは「退院許可」ではなくて「退院勧告」じゃあないかと思ってるんですが、、、、

◎これはお見舞いでもらったものなんですが、病院のお見舞いに持ってくるもんじゃあないでしょう。こんなものを持ってくるから、、、、、何とかしなきゃあならなくなったんですよ。(私は決して悪くない)
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闘病記 -11月13日の食事-

◎朝食 パン、クリームスープ、マーガリン、ジャム、チーズ、牛乳
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◎昼食 ご飯、魚の味噌漬け、肉じゃが、たこときゅうりの酢の物
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◎夕食 ご飯、酢豚、インゲン豆のサラダ、中華卵スープ、リンゴ
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闘病記 -病院のハーブガーデン-

大津市民病院の一角には、立派なリハビリ施設があって、私も毎日ここで汗を流しているのですが、室内ばかりでリハビリしているのも退屈してくるでしょう、、と言うことで、小さいながらも散策できる庭が併設されています。
歩行訓練をする人なんかはけっこう頻繁に利用しているみたいですし、私もかいた汗を乾かすのに、この庭のベンチに座ったりして陽光を浴びるのが好きです。

昨日も、あまりにも天気が良いので(今日のような日にゴルフをしているヤツラを呪いながら)ベンチに座って雲を見ていたんですが、ふと回りを見回してみると、今まで雑草だと思い込んでいた草がローズマリーであることに気がつきました。
手入れがされていないのか、枝の向きも好き勝手で、私がイタリアでよく見る整然と丸くまとまっているローズマリーとは似ても似つかない形をしているんですが、、、、

でも、確かに見慣れた薄紫のかわいい花も咲いているし、ひと枝折って、鼻に近づけてみると、あの香りがツーンと来ます。「う~ん、良い香り。」
なんか、急に羊の肉が食べたくなってきちゃった。そして、イタリアの赤ワインも。

そろそろ味覚のほうもストレスが溜まってきているようです。  胃袋的にも限界が近づいて来ているような気がしますね。

◎ここがハーブガーデンであるとは知らなかった散歩道。他にも、スペアミント、レモングラスなど、数種類のハーブが植えられていました。
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◎ローズマリーのかわいい花。きれいな色ですよね。それにしても、もう少しちゃんと手入れをすればよいのにねえ。

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闘病記 -11月12日の食事-

◎朝食 麦芽パン、たまねぎのコンソメスープ、マーガリン、ジャム、チーズ、牛乳
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◎昼食 ご飯、焼き鳥、高野豆腐の卵とじ、ほうれん草のおひたし
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◎夕食 ご飯、鮭のホイル焼き、お揚げとジャガイモの煮物、グリーンサラダ、パイナップル
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闘病記 -なんとか6冊-

入院中に、第14巻まで読み直そうと頑張っている「ローマ人の物語」なんですが、この週末までに、なんとか6冊目まで読み直せました。
まだ、あと8冊残ってるんだあ。ペースをあげなくっちゃあ。

でも、この作者はスゴイ人ですねえ。  第1巻を読み返し始めてすぐに感じたことは、文体といい、文脈の展開の仕方といい、この前に読んだ最新刊の第14巻とホントに一緒。
この14年間の執筆活動が、完全にひとつの流れの上に乗って展開してきているのが良く分かります。最初の設計がよっぽど良くないとこうはならないでしょう。

そもそも、私が、この「塩野七生」という、女性でありながら、並の男性作家よりよっぽど男性的な文章を書く作者を知ったのも、病院のベッドの上だったのです。
もう何十年も昔の話になりますが、ちょうど今現在の私のように病室で退屈している弟のために、私の姉が買ってきてくれたのが「ルネサンスの女たち」と言うこの作家の処女作でした。
確か、何かの賞を取ったと言うことで、ちょっと話題になったのを知って買ってくれたようです。

その本を読んで、アッと言う間にこの作家に魅了されてしまった私は、大学時代には専攻した勉強はそっちのけで、中世イタリア史にどっぷり浸かっていた時期まであったんです。(そのおかげか、今でもイタリア大好き)
なにしろ、イタリアはどこに行っても歴史的な遺跡が残っていますから、当時に勉強したことを思い返しながらそんな場所を巡ると感慨もひとしおなわけです。
特に去年の冬に訪れたプーリアの古戦場、カルタゴから来たハンニバルとローマ軍が戦った「カンネの会戦」が行われた平原を見下ろすローマ軍の遺跡に立ったときの感激は、多分、一生忘れることの無い思い出になりました。
なぜなら、私はその合戦の現場を、まるで自分の目で見たような気分になったからです。この「ローマ人の物語」の中にある、この作者の文章力が書きだす情景を思い出して、私は「そのとき」にタイムトリップしたのです。

◎イタリアを旅する人には、必ず読んでから現地を訪れてほしい、、そんな自分勝手な押し付けを強要したくなる、すばらしい本です。(断言できます!!)
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闘病記 -11月11日の食事-

◎朝食 ご飯、高野豆腐と卵の焚き物、海苔、大根の味噌汁、牛乳
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闘病記 -11月10日の食事-

◎朝食 ブドウパン、豆腐の洋風スープ、マーガリン、ジャム、チーズ、牛乳
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◎夕食 ご飯、魚のパン粉焼き、ポテトのレーズンサラダ、たまねぎコンソメスープ
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闘病記 -生かされている自分-

入院して一人でいると、普段は考えないようなことも考えてしまいます。まあ、これも時間があるからなんでしょうけれど、、、、
特に、このまえから、ある人の「インド旅行記」を読み始めてしまった影響が現れているんだと思うんですが、「自分はなぜ生かされているのか?」
と言うような「自分の存在を肯定できる理由」を探そうとしてしまうのです。
いつもの私なら、「べつに生まれて来たかったわけじゃあないけれど、親が生んだんやからしゃあないやん。」なんて言って、開き直るんでしょうけれど、今の自分は病院の一室で、ただゴロンと寝転がっているだけです。
そして「べつに俺がいなくっても、世の中って動いていくんやん。」なんて、ネガティブに考えてしまうわけです。特に、夜中に病院に入ってくる救急車のサイレンで目が覚めたりなんかすると、「どんな人が運び込まれたんやろ?怪我の程度はどうなんやろか?あの人の存在意義は無くなったんやろか?」なんてことが気になって、、、、
まあ、病院って所は、決して精神的には良いところでないことは確かですね。

ところが、昨日、子供のハンドボールの試合の応援に行って来て、吹っ切れました。
チームの動きも久しぶりに良く、終始相手チームを圧倒しての快勝だったこともあるのですが、みんなで連係してのパス回しが極めてスムーズで「よう練習しよったんやろうなあ。」と思わせるものでした。
そんな試合を見ているうちに「こいつらは自分のために試合をしてるんじゃあないんやなあ。チームのために自分を抑えているなあ。」と、気がついたからなんです。確かに、以前の試合のように無用のシュートが少なく、丁寧に相手の守備の穴をついています。

子供の成長を見ることほど、親にとってうれしいことは無いですね。子供を育てているのは、確かに親なんですけど、子供に感動すると、子供に「生かされている」のは親なんだなあ、、、とつくづく思いますね。これって、親バカ?
相手のシュートをマトモに顔面に食らって、途中退場した息子でしたが、試合後に「どや!見たか?オレのセーブ。」と、左半面を氷で冷やしながら、自慢たらしく話しかけてきた笑顔を見て、ホントは感謝したかったんです。
「オレを生かしてくれてありがとな。」
そやけど、おまえの今の顔、見られたもんやないぞ。

闘病記 -11月9日の食事-

◎朝食 パン、きゅうりのサラダ、マーガリン、ジャム、チーズ、ヤクルト・ジョア
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◎昼食 ご飯、魚の塩焼き、揚げ出し豆腐、インゲン豆の焚き物
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◎夕食 ご飯、クリームシチュー、豚肉の湯引き、柿
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闘病記 -土曜日は外出の日-

先週に引き続いて、今日の土曜日も外出を申請しました。
先週は風呂に入るのが目的だったのですが、今週は子供のクラブの試合観戦が目的です。来年は高校3年生になるので、高校のクラブ活動もそろそろ終盤戦。
本人には、良い思い出を作ってもらいたいし、親にとっては、子供の学校活動を目に焼き付ける残り少ないチャンスなんです。生駒まで、ちょっと遠いドライブになりますが、オートマの車なので、右手だけでもなんとかなるでしょう。
ホントは、ドカでビュ~ンと飛んでいきたかったのですが、雨模様だし、左手はまだ力が入らないし、、ちょっと無理だなあ。

外出用の服に着替えて見ると、入院時に持ってきた服では薄着過ぎてとても寒いことに気がつきました。そういえば、来月はもう年末。
あっというまに年越しになるんですねえ。
あ~あ、こんなダラダラした生活なんてしていちゃあいけないんだけどなあ。なんか、気ばかりあせってイライラします。

どうもストレスが溜まり始めてるみたい。どうやって発散しようかなあ?ドカがダメなら、アルコールかなあ?

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☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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