まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

ボーヌ 1990

肩を痛めてからもう半年が過ぎました。その間は、全くゴルフをプレーしていなかったんですが、そろそろ春の復帰に向けて練習を開始しようと思っています。
その手始めに、今年のタイガー・ウッズの初戦となるビュイック・インビテーショナルをテレビで見て、イメージトレーニング。肩が痛い間は、寂しくなるからと、わざとゴルフのテレビは見なかったので久しぶりです。

それにしても、久しぶりのタイガーは、やっぱりスゴかった。なにか、以前よりももっと強くなったような気がします。今までは、スタートから独走しての逃げ切りパターンが多かったのに、今回は、予選ラウンドはそこそこのプレー。決勝ラウンドからは、先行する若手選手をジックリ追い上げると言う、いわゆる「横綱相撲」でした。貫禄が出てきたなあ。
しかも、相変わらず、そのプレーのレベルは桁違いでした。600ヤードを超えるロングホールのセカンドショットで、スプーンを使ったコントロールショット。グリーンに落ちたボールがスルスルと止まります。かなりカットに入れてるんだろうなあ。そして、イーグルパットは8mをスポン。あのややこしいポアナ芝の芽を読むなんて、、、どないなっとるんや?!

テレビで見る限り、今年も「タイガーの年」になるんでしょうね。7月には子供も生まれるそうですが、タイガーのお父さんは黒人で、お母さんはタイ人。奥さんがスエーデン人で、その子供は、、、、すごいハイブリッドです。
それぞれの血筋の良いところばかりをもらった子供だったら、、、、どんな将来があるんだろう?

色々考えながら見たテレビ中継でしたが、あまりにも飛びぬけた内容だったので、私のイメージとは全く合いませんでした。そういう意味では、私のイメージトレーニングには、タイガーは落第だね。(スゴイ負け惜しみ)


今日のワインは、ACボーヌの古酒なんですが、バーゴンディア・ドールと言う賞を2004年にもらったラベルが貼られています。
液面も適度に低く、ちょっと期待してしまうワインですね。

思ったよりも、コルクが軽く抜けてしまったので、ドキッとしたのですが、そのコルクの色は、とっても良いコーヒー色。これで期待度はうなぎのぼり。
色は、ホントにもう茶色。アールグレイ紅茶みたいです。香りは、干しイカ、柔らかい獣肉臭、そして、これまた柔らかい梅干。飲んでみると、予想よりもはるかに果実の甘味が残っています。酸味は充分しっかりしていますから、ボディはしっかりしているんですが、要素はどれも丸く、スムーズ。
おいしいんだわ、これが! 価格は失念しちゃったんですが、多分、それほど高くはなかったはず。そう考えると、CP値も上がります。晩御飯は和食だったのですが、魚の料理にもこの柔らかさは上手く合います。なんて言うのかなあ、、、芯はしっかりしているんですけど、あたりはあくまでも柔らかい、、、往年の京マチ子の色気のような(歳がわかっちゃう?)ワインだと言えば良いのでしょうか?最近では、ユーロ高によるワインの値上げの報道がされていますが、便乗値上げがされる前に、日本にあるワインには手を打っておいたほうが良いかもわかりませんねえ。(B)

生産者-ベルナール・デラグランジュ
生産国-フランス
購入店-平野弥商店
購入価格-失念(3000円代??)

◎ぜんぜんブルゴーニュっぽくないラベル。オスピス・ド・ボーヌのワインと同じだと考えるべきなんでしょうね。
それにしても、もうちょっとマシなデザインはできなかったのかいな。
DSCF2851.jpg

スポンサーサイト

ソービニヨン・ブラン 2004

またまた「鳥インフルエンザ」が流行りだしているようです。宮崎県に続いて、今度は岡山県でも。
中国から来た渡り鳥が原因だと言われていますが、ホントにそうなのかなあ? 案外、人間が運んだのかもしれないですよ。だって、本人は発症しなくても病原菌の運び屋にはなれるわけですから。
以前の京都で流行った時には、経営者の方が自殺したりなんかして、悲劇的な結末になったのですが、今回はみなさんも冷静に対処しているようでホッとします。

それにしても、あの、そのまんま東が、マトモな顔で、マトモな話をしているのでビックリしました。芸能界でバカをやったあとで、政治家を目指して勉強したと言うことですが、そんなに短期間で変身できるものなのかね?
あんがい、すぐにボロが出るんじゃあないのかね?、、、なんてイヤミに見ている自分がここにいるのは、宮崎県民に対して失礼ですね。

「瓢箪からコマ」じゃあないけれど、今までに無い何かを出してくれたら、私も斜めに見るようなことはやめますよ。宮崎鶏の安全CMなんかで活躍を始めているようですから、これからしばらくはお手並みを拝見させていただきましょう。


これもまた、ペログビセット。南アフリカのウエスタンケープ州のリラックスオリジナルブランド。しのごの言わずに飲んでみましょう。

色は、綺麗な若草色。まったく、ソービニヨン・ブランそのものの色。香りも、柑橘系プラスシトラス系。定番ですなあ。でも、おフランスと違うところは、それに南のフルーツが入っているところ。パイナップル、マンゴー。ついでに蜂蜜も。
ただ、飲んでみると、さすがに酸が弱い。そのくせ、トロピカルな果実味で口の中はベタベタ。シャキッとしたところはありません。スッキリしたワインとか、、、そういうイメージからは程遠い存在ですね。
でも、モチロン、ロアールのような出来具合は最初から期待していないんですから、これはこれで飲みやすいワインだと思います。逆に、コスト的には文句は言えないんじゃあないでしょうか?ソービニヨン・ブランだと思わなければ、、、、良いよね。(C)

生産者-パンゴリン
生産国-南アフリカ
購入店-カーブ・ド・リラックス
購入価格-新春ペログビ福箱セット(10000円)の1本

◎フラミンゴ(だろう?)の絵が描かれているわけですが、ちょっとおとなしすぎると言うべきでしょうね。安っぽいんです。現実に、安いんですけど、、、、
DSCF2876.jpg

ル・ガルデェット 2004

あるお宅へ招待されて、晩御飯をご馳走になったのですが、ご主人が大変なワイン好きであることが判明。もう少しで「私もワインは大好きで、、、」なんて言いそうになったんですが、ここで、私の心の中で意地悪な悪魔が「どの程度の好きさか、見てやろうじゃあないか。」と、囁いたんです。
ですから、「いやあ、ワインなんてめったに飲みませんわあ。嬉しいなあ。」なんて言って、ご主人を持ち上げると、これはどうだ?あれはどうだ?と、4本ものワインを続けざまに抜栓。
なんでも、お子様がアトピーだそうで、その治療を試しているうちに、いつの間にかワインもビオロジックなワインでなければいけない、、と言う信念が植えつけられたんだそうです。ですから、飲ませていただいたワインもブルゴーニュの自然派のルロワやドーヴネ。我が家には1本も無いようなクラスの”超高級”ワイン達でした。

大変おいしい手料理をほめると、これらの食材も全て自然食品。でも、日ごろ苦労されているのは、食材の確保だそうで、ネットや大阪の自然食品の店はほとんど試してみたんだそうです。そして、子供に食べさせてみて、体質に合うかどうかをチェックするそうですが、半分くらいはやっぱり合わないそうです。
「我が家のエンゲル係数は大正時代並みですわ。」なんて言っておられましたが、お金もかかるし、手間も時間もかかる。大変なご苦労ですね。かわいいわが子なればこそ、、なんでしょう。
同じゴルフクラブのメンバーなのでゴルフを通じて知り合ったのですが、ゴルフ場でお会いして、バカな話で和気藹々としているだけでは分からない実生活を知って、生きることの大変さを感じました。

今度、我が家に来ていただくことを承知していただいて、楽しい夜は終わったのですが、帰り道のタクシーの中で、我が家の玄関にまであふれてきているワインのボトルの山を見られたら、「ワインなんてめったに、、、」なんて言っていた言葉のウソがバレバレになってしまうことに気が付きました。
どうしよう? かといって、隠せるような場所も無いし、、、、ああ、やっぱりウソはいけませんねえ、反省、反省、、、、

今日のワインもペログビセットの1本です。モンフォコンといえば、以前に上級のワインは飲んだことがあって、良い印象が残っているんですが、このワインはそのベーシッククラス。生産者が良ければベーシックでも手を抜かない、、、という私の経験が、ここでも生きるでしょうか?

色は、けっこう濃い紫。赤と言うよりは黒ですね。ちょっと冷えすぎだったので香りは弱いのですが、それでも、チョコレート、甘酢、ベリー、干し葡萄。グラスを回すと色々な香りがドンドン出てきて複雑系ですね。良い感じ。シラー、サンソー、カリニャン、ムールヴェードルのブレンドだそうですが、良い調和を保っています。
さすがにローヌの優良生産者です。 飲んでみても良い印象は変わらず。アタックは弱いのですが、ソフトな口当たりでスルスルと喉を通っていきます。タンニン、酸、果実味のバランスもグッド。なんて言うのかなあ、、、、常備菜じゃあないけれど、常備ワインにしても良いくらいです。自分からはけっして目立とうとはせず、それで居て、フッと気がつけばそこに居るような、いつでも気楽に、スポンと栓を抜けるワイン、、、候補に上げておきましょう。(C)

生産者-ドメーヌ・モンフォコン
生産国-フランス
購入店-カーブ・ド・リラックス
購入価格-新春ペログビ福箱セット(10000円)の1本

◎古い城壁の絵が描かれたセピア調のラベル。価格とラベルのレベルがマッチしている「身分相応」のデザインで好感が持てます。
DSCF2875.jpg

縁蛸(えんたこ)

まずは、パンフレットのコピーをそのまま紹介します。読んでみてください。

縁蛸は「タコ本来の旨み」を引き出すため、周防瀬戸(山口県)から直接仕入れた生タコを店主が塩モミしています。ソースを塗らず、具もタコのみ。生地も過剰なあじつけをせず。あくまでも「タコの旨み」を味わっていただきます。
なお「たこ味焼」には歯ごたえのある足しか使っていません。そこに独自の工夫を加えることによって、旨み成分を含んだエキスがタコからたっぷり溢れてくる、信じられないほど「超トロトロ」です。
ところで「たこ味焼」の「超トロトロ感」は一度冷めてしまうと電子レンジで温めても味わうことはできません。できるだけ熱いうちにお召し上がりいただくことをお勧めします。
是非、タコ本来の味をご賞味ください。

なぜ、この文章をそのまま載せたかと言うと、これらの言葉にウソが無いから。
個人的な感想を付け加えると、タコの足しか入っていないし、シンプルな味付けながら、そのタコをかみ締めると、ジワ~っとお出汁の旨みが口の中に広がるおいしさに、「潔さ」を感じるんです。

残念なのは、お店で食べれないこと、基本的に、持ち帰り専門です。でも、前の道にそれとなく置かれているテーブルの前に座り込んで、熱々をほうばるのも悪くは無いですよ。
私は予約の電話を入れて、取りに行くことにしてますけど、、、

縁蛸
京都市左京区一乗寺出口町16
tel/fax075-724-1380
http://www.entako.net

◎道端の電飾看板。これが目印です。
DSCF2934.jpg

◎お店はホントに小さい。手渡しの窓口のみ。店主は、元プログラマー。180度転換の脱サラです。でも、その几帳面で緻密な性格が、こんなたこ焼きを造ったんですね。
DSCF2935.jpg

◎9個で500円。見た目の華やかさはありませんが、その真価は口の中でバクハツしますよ。
DSCF2937.jpg

北京膳 膳處漢(ぜぜかん)

いつもお世話になっているお茶屋の「多麻」さんとの新年会をどこにしようかと迷ったのですが、年末にお世話になってなかなかの印象が残った中華料理のお店にしました。
名前は「膳處漢(ぜぜかん)」 場所は錦小路を烏丸通りを越えて西に行き、室町通との交差点を超えたところにあります。このあたりは、次から次へと新しい飲食店ができてきている、京都でももっともホットな地域です。
建物は古い洋館。でも、奥に入ってみると、完全な京風の純和風邸宅になっています。そして一番奥には大きな蔵が、、、、
聞いてみると、この建物は古い呉服商のお店兼自宅だったとか。なるほど、、、道に面した洋風の部分がお店で、その奥が住居だったわけですね。
でも、今はバーになっている蔵の大きさや、レストランになっている邸宅の見事さを見ると、当時の豪勢な生活を感じられて、それはそれで感慨深いものがありますね。
でも、純和風のお座敷に、靴を履いたまま上がりこむのにはスゴク抵抗感を感じてしまいましたが、、、、

料理は全ておまかせにしましたが、お皿を見ていただいたらわかるように、純粋な中華ではなく、創作系の中華(と言ってよいか迷うくらいの)でした。
味は全ておとなしく、どちらかと言えば、素材の美味さを引き出すことに力が入っているようです。華やいだ席には、こんなほうが良いかもしれませんね。

膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり
京都市中京区錦小路室町西入る天神山町283-2
tel075-257-5766/fax075-257-5776
http://www.kiwa-group.co.jp/

◎入り口にかけられた大きな暖簾。目立たない建物ですが、この暖簾のおかげで目立つこと、目立つこと。
DSCF2908.jpg

◎前菜。9種類の色々な味が口を楽しませてくれます。クリコのイエローラベルにも良く合いました。
DSCF2910.jpg

◎海老と韮の饅頭。餃子でもなく、シュウマイでもない、しっかりとした噛み応え。
DSCF2911.jpg

◎河豚の刺身、中華醤油とナッツ添え。中華料理とはいえない一皿。ちょっとインパクトに欠けるんですよね。
DSCF2913.jpg

◎手長海老のフライ、上海蟹ソース。尾の肉はカリカリとクリスピーに、頭は柔らかく、味噌とソースが混ざるように。2種類の味が楽しめる一皿。おいしかった。
でも、舞妓さんはソースが着物に飛ばないように注意するのが大変だったようです。お母さんの厳しい目も光ってますからねえ。
DSCF2917.jpg

◎河豚の白子、中華醤油かけ。私的には、ポン酢のほうがよかったかなあ?河豚って、中華にとっては難しいんでしょうね。
DSCF2918.jpg

◎河豚のから揚げ。骨も無く、身の部分だけをカリッとかじれます。これは何の問題もなし。クラウディベイのソービニヨン・ブランを白ワインでは選んだのですが、なかなかの相性の良さでした。
DSCF2920.jpg

◎ふかひれの姿煮。「おおっ、やっと中華か。」と言う気になった一皿。ふかひれも、これだけ塊で食べると存在感があるわ。
DSCF2922.jpg

◎羊のリブ肉とモモ肉の中華スパイスロースト。これは、みんなに切り分けられる前の姿。赤ワインとしてはイタリアのフランチャネッロで行ってみました。ワインの写真が無い理由は、ラベルコレクションのために剥がされてしまったから。気がつくのが遅かった。
DSCF2923.jpg

◎ひとり分になるとこうです。これも食感は2種類。なぜか久保田早紀の「異邦人」のメロディが聞こえてきて、中央アジアを想像してしまうオリエンタルなスパイスの香りがなんとも言えず良いものです。
DSCF2924.jpg

◎閉めは柚子の汁ソバ。強烈な柚子の香りが、気持ちを中央アジアのバザールから室町の食卓に引き戻してくれます。
DSCF2927.jpg

◎こんなに出てきたスイーツ。「もう、苦しおす~。」なんて言っていたくせに、これを見たとたん「キャ~、うれしおす~!」やって。
女の人って、怖い生き物やなあ。
DSCF2930.jpg

◎もう、11人もの女性に囲まれての、ホントに楽しいひと時でした。今年も、いろいろなムリを頼みますが、「よろしゅう、おたの申します。」
(例によって、にやけた顔は恥ずかしいもので、、、、、)
DSCF2933.jpg

ドメーヌ・スーリエ キュベ・レミー 2005

やっぱり、と言うか、ホンマかいな?と言うか、、、、例の「納豆ダイエット」はやらせだったんですね。
そりゃあそうだろうなあ。 あの番組の中の被験者の効果はすごかったですからねえ。(私は番組を見たわけではなくて、番組のHPを見たのですが)
あれだけの効果を見せ付けられると、フラフラと納豆に手を出すのもわかる気がする。番組制作会社としては、できるだけインパクトのある番組にして、視聴率を稼ぎたいでしょうから、ドンドン内容がエスカレートしてきて、ウソのデータを捏造するところまで行ったんでしょう。
でも、やっぱり、ウソはいけませんよねえ。

ただ、視聴者のほうにも問題が無かったのかと言うと、、、、私は大有りだと思うんです。
これだけ情報が氾濫している社会なんですから、その中から正しい物を選び分ける能力は絶対必要になります。これに無防備だと、オレオレ詐欺なんかに引っかかってしまうわけなんですよ。
嫌な世の中になったものですね。「人を見たら泥棒と思え。」なんていう言葉は嫌いだけれど、そう思わないと生きていけないなんて。

今回の事件で、一番ショックを受けたのは、納豆メーカーじゃあないのかなあ?せっかく、これからの売り上げ増を期待していたというのに、、、、かわいそうです。


今日のワインは、大魔王のクチグルマに乗って買っちゃったセット物の中の1本です。ラングドック地方の小さな生産者で、カベルネとサンソーが半分ずつという比率だそうです。
さっそく、やってみましょう。

色は、紫が強いルビー。色が濃いわりにはシャバシャバしてます。栓を抜いた直後は「酸化防止剤が入ってます。」と、言わんばかりの化学的な香り。これ、エコ認定じゃあなかったの?とても口をつける気にならず、そのまま半日放置。
その後の香りは、とても強いインク、ブラックチェリー、ちょっとだけイチゴ。飲んでみると、酸にイガイガ感があり、果実味が薄い。タンニンもあまり感じませんねえ。全体的に、トーンが低いんです。飲んだ直後に、その存在をキレイサッパリ忘れてしまえると言う、ある意味うらやましいような性格をもっていますね。
印象的には、あまり葡萄の出来を気にしない、大量生産ワインに思えます。典型的なラングドックのワインといっても良いのではないでしょうか?ある意味で、これはスタンダードですね。(D)

生産者-ドメーヌ・スーリエ
生産国-フランス
購入店-カーブ・ド・リラックス
購入価格-新春ペログビ福箱セット(10000円)の1本

◎清楚なラベルですけど、この外観で、この味わいでは、「その他大勢」に埋もれてしまうことは必至ですね。もう少し、知恵を使わなくちゃあねえ。
DSCF2874.jpg

クァトロ・ナス ランゲ 1998

我が家には、毎週1回、滋賀県から農家の人が野菜を届けてくれるんですが、どうやらその量がすごく増えているようなんです。
冷蔵庫の野菜庫には入りきらず、玄関にも丸大根がゴロゴロ。
なんでも、白菜を買ったら大根をただでくれるそうで、「もらえるものは何でももらえ。」と言う、我が家の家訓を守った結果がこうなったそうです。
それはそれでよいんだけれど、ここしばらくは野菜の料理ばっかり。子供はもっぱら「肉が食いてぇ~!!」と叫んでいますから、そのしわ寄せがこっちに来ます。
このままでは、私は青虫になるか、羊になるか、完全な草食動物ですよ。

でもね。この反動は絶対きますよ。多分、暖冬だから、秋に植えた野菜がいっせいに収穫期になっているんだと思うんですが、そうなると、春先の野菜がなくなるもんね。
そのときには、大意張りで肉を食ってやろっと。  でも、今日も大根の料理だ、、、これで四日連続です、、、、、トホホ、、、、


今日のワインは、モンフォルテ・ダルバ地区のバローロ生産者が造る「スーパーピエモンテ」です。(こんな言葉、あるのかなあ?)
バックラベルを読んでみると、品種は、ネッビオーロ、カベルネ・ソービニヨン、メルロー、ピノ・ネロの4種。だから、名前が「四つの鼻」なのかしら?しかも、24ヶ月の小樽熟成に12ヶ月の瓶熟成。ノン。フィルターだから澱もありますよ、でも心配しないでね、、、、なんて書いてあります。
これは、完全に伝統からは離れています。まあ、サッシカイアの成功以降の一時期の流行で生まれたんでしょうかねえ?まあ、ワインはあくまでも味で勝負なのが基本ですから、まずは飲んでみてから、、、ですよね。

色は、まだ茶色のニュアンスを感じないピンク色のエッジ。そして、基調は薄いガーネット。細かな澱が舞っているのか、中心は濁っています。(ノンフィルターだから?)香りは、まずチョコレート。そして木質系の甘味、カシス。ボリューム自体は大きくないのですが、濃さを感じます。
飲んでみると、酸とタンニンが強い状態で相対しています。それに比べると、香りほどは果実を感じません。ブレンドの妙味とでも言うのでしょうか、若いネッビオーロのガシガシ感を若いメルローの甘さがなだめているような気がします。
アルコールも高く(14%)、骨格のしっかりしていることは良くわかります。
イメージとしては「ロボコップ」。見た目はおとなしそうに接してくれるんですが、いくら素手で殴っても、自分の手が痛くなるだけで、相手はびくともしない、、、人造人間のような心に哀しみをもったワインを見てしまいます。何も、ここまでしなくてもおいしいワインはできるんじゃあないでしょうか?(D)

生産者-ロッケ・ディ・マンゾーニ
生産国-イタリア
購入店-ワイナリー泉屋
購入価格-失念

◎マンゾーニの紋章が輝くラベル。ボトルにも社名が入っていて専用瓶です。
DSCF2854.jpg

プンタ・ディ・コッレ シャルドネ 2002

年末以来の「我が家のマイブーム」はお風呂の入浴剤。 ある人から「ツムラの日本の名湯」と言うセットをもらったのが発端です。
ツムラは温泉を科学しているらしく、各地の温泉を分析し、その湯質にあわせた入浴剤を作っているんだそうです。

詳しくは www.onsenkagaku.com でどうぞ。

そんなわけで、毎晩、我が家の風呂は乳頭温泉になったり、山代温泉になったり。 それまでは、10分もかからなかった入浴が30分くらいかかるようになってしまいました。
さすがに、そこまでの時間はもてあますので、古いCDラジカセを持ち込んで、音楽を流すことにしました。色々試した結果、一番気に入ったのが、うちの奥さんが現役時代から持っていた「ジェットストリーム」のCD。(知っている人は知っている)

あの、JALのコマーシャルラジオ番組ですが、城達也のナビゲーションと軽いタッチの選曲は、ホントに長風呂に合いますわ。
おかげで、風呂から上がったときはのぼせ気味。 でも、そんなときのビールも美味いんだわあ。(これでは、痩せるのは絶対無理だね。)

ただ、私がツムラにひとこと言いたいことがあるんですが、それは、入浴剤の色です。
温泉ごとに色分けがされているんですけど、その色が、ホントの温泉ではありえないようなピンクやブルーやオレンジ色。
ちょっとデリカシーと言うものがないんじゃあないかあ? もうすこしリアルに物事を考えていただきたい。


今日のワインは、イタリア・アブルッツォ州の白ワインです。少し前に、同じワインの2001年物を飲んだのですが、これは、そのビンテージ違い。
横に並べて飲むわけではないので、比較試飲にはならないと思いますが、このワインはどんなものなのでしょうか?

色は、濃いですねえ。金色を通り越して飴色。粘度も高く、手ごわそうな第一印象があります。香りは、まさしくバニラアイスクリーム。それも強い!!もう樽の塊みたいです。新樽熟成なのは、一目瞭然。
飲んでみると、南の味わいです。バニラ、ナッツ、蜂蜜、トロピカルフルーツ。バターを舐めているようなネットリ感。
たしかに、インパクトと言う点ではスゴイことは認めます。突然、先制パンチを食らったみたいですから。でも、ワインがここまでパワフルだと、逆に飲み疲れますね。それこそ、食後酒の感覚で、せいぜい一杯か二杯、スッと飲んで終わっても良いように思います。それでも、口を洗うための水かコーヒーは必要でしょうけど、、、、
イタリアの白ワイン、、、地域によってそれぞれの特徴が出ていて、面白いですね。私は北イタリアの清楚な白ワインのほうが好みかなあ?(D)←ワイン自体はおいしいんですけど、食事も含めた全体のバランスで言うと、ちょっとやりすぎだと思うもんで。

生産者-マラミエロ
生産国-イタリア
購入店-ワイン屋大元
購入価格-3600円

◎2001年物と同じラベルです。よく見ると、イタリアと言うよりもカルフォルニアのワインに見えてくるラベルですね。アメリカ受けを狙っている(と思われる)味わいもそれを感じさせます。
DSCF2867.jpg

ブルゴーニュ ル・ボン・バトン 2005

私も納豆は良く食べるほうです。(関西人としては?)それでも、1週間に3回くらいかなあ? でも、我が家では、私以外に食べる人は皆無。けっこう日陰の存在でした。
でした、、、、と言うのは、最近、その納豆が流行ってしまって、スーパーの中には「売り切れ」の張り紙があるところも出ているようなんです。
どうしてこんなことになったのか、と言うと、あるテレビ番組で「納豆ダイエット」なるものが紹介されたからだそうです。

しかも1日に2パック!!食べるんだとか。

まあ、こんな番組は以前にもあったし、「ワインのポリフェノールが心臓病に良い。」なんていわれたときには、ワインが売れて売れて困ったような話しもありましたが、今ではどうなったん?もう、そんな話自体を忘れてしまった人ばっかりじゃあないのかなあ?
どうせ、この納豆騒動も、ここしばらくの騒ぎで、来月になったら誰も話もしなくなるんでしょうから、納豆メーカーの人は、今は残業でも休日出勤でも何でもやって、儲けられる時に儲けたほうが良いですよ。2月になったら充分休みを取り戻せますからね。
(こんなことに一生懸命になるくらいなら、食べる量を減らすことを実行したほうがゼッタイ良いのにね。納豆を買うのにも、金が要るんだぞ。)

ちなみに、「朝夜1パックずつ」と「かき混ぜてから20分待つのだぞ」が条件だそうです。火を入れてはいけないのは常識ですよね。


今日のワインは、2005年ビンテージという、若いブルゴーニュの赤ワインです。古酒好きの私としては、手が出にくいタイプなんですが、毎回飲むのが古酒ばっかりだと、財政破綻してしまいますからねぇ。
生産者としては信頼が置けると思うので、不安よりも、期待感のほうが強いんですけど、、、、どうだろう??

色は、けっこう濃い目のガーネット。もっと薄いだろうと思っていたので意外でした。さすがにクリアーですけどね。香りは、抜栓直後は全くのアリナミン。化学物質合成品のような臭いで鼻を近づける気持ちも起きません。そのまま6時間ほど放置。これって、酸化防止剤の影響なのかなあ?
この臭いが抜けてからは、ガンガンとピノ特有の獣の香りが出てきます。部屋に入ってきた息子が「なんじゃあ?この皮の臭いは?また、レザージャケット買ったんか?」と言ったほどです。(ホントは、内緒で買っちゃったんだけどね。)
この香り以外では、若いイチゴ、さくらんぼ等の新鮮な酸っぱさも。飲んでみると、これまた意外にもスムーズです。ほんのちょっと酸が尖っているくらい。

なるほどねえ。若いワインが好きな人の気持ちもわかる気がする。飲んでいて元気になってくるワインって、こんな感じなのかなあ?
一人で、じっくりと考え事をしながら飲むには辛いけれど、ワインをわかっているみんなで、ワイン談義に花を咲かせながら飲むには、良い選択かもしれません。色々な感想を聞けそうですから。(C)

生産者-ミッシェル・エ・パトリス リオン
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-3590円

◎ACの規定で表示義務がある細かなことは、あえてラベルに端っこに縦書きして目立たなくさせる、ということで、シンプルさを強調したラベル。
それでいておとなしいのは、生産者の性格を表しているのでしょうか?

DSCF2848.jpg

キャンティ・クラシコ 1999

2007年も、今週からやっとエンジンがかかってくる感じがします。それにしても、年末、年始とよく飲んだなあ。なにしろ、前年対比で約2倍の回数になっています。おかげで、このブログの更新もなかなかできません。
どうしてこういうことになったのか? 理由は定かではありませんが、ひとつハッキリしていることは、私の周囲の人間の多くが、もうすぐ定年になるか、子育てから開放された世代になってきた、、と言うことです。

だから、酒の席の話題も、以前のように会社や仕事の話から、家庭や第二の人生の話が多くなって、これはこれで楽しい話題ですから、場も盛り上がります。
中でも、海外旅行の予定が多く、これからの旅行業界は忙しくなってくるのではないでしょうか? しかも、けっこうヘンなところへ行きたがるヤツが多いですね。カナダやノルウェーならわかるけれど、北極とか南極とか。はたまた、アマゾンとかタクラマカン砂漠とか。
最近のテレビ番組でやっている「滞在記」みたいなことをやりたいそうです。単に「見る」だけではなく、「体験する」ことが目的なんですと。
また、そんな旅行ばかりを主催している会社もけっこう教えてもらいました。みんなネットで調べたそうですが、このあたりが今の社会の流れを現していて面白いですね。
私もチョコッと調べてみた中では、モンゴルのパオ体験ツアーと言うのに引かれたなあ。一週間のツアーのあとでは、ほとんどの人が視力が良くなるんだそうです。(ホンマかいな?)

こりゃあ、年末の忘年会が今から楽しみだわ。どんな「滞在記」になったのか?みんなの報告を楽しみにしています。オレにはまだまだそんな余裕は無いけど、、、、


今日のワインは、キャンティ・クラシコの普通クラスです。 リゼルバクラスとは熟成期間の違いだったと思うんですが、、、、??そのわりには、このクラスの違いは価格には反映していないですね。
作り手によっては、高い普通クラスもありますし、逆に、安いリゼルバもありますから。 でも、一応はDOCGの規則内で作られるわけで、作業工程自体は、そんなに差は無いんでしょうけどね。
まあ、イタリアのことだからなんとも言えませんけど、、、、
このワインは、この作り手の中では一番安いんですが、ペルカルロというサンジョベーゼ種100パーセントのワインは一度飲んだことがあって、かなり良い印象が残っています。
果たして、コイツはどうかな?

色は、すでにエッジに茶色が見えるガーネット。考えてみれば、今年で8年目かあ、、、この色もそう不思議ではないんですね。香りは、干し葡萄と墨汁。グラスを回すと、お漬物とチョコレート。ヘンな組み合わせですが、けっして悪くは無いですね。
飲んでみると、いまだに残る果実の甘味と、これまたしっかりとしたタンニンが、しっかりと骨格を支えています。ただ、ボリュームと言う点ではどうかなあ?あまり大きな図体じゃあないのが残念です。余韻が続かないんですよ。
まあ、そんなことを割り引いたとしても、良い熟成を重ねてきたことは充分にわかりますし、落ち着きのあるアタックの印象はマルです。良い時期に栓を抜いたような気がしますね。(C)

生産者-サンジョスト・ア・レンテンナーノ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか(だったと思う)
購入価格-失念

◎天秤の印章をモチーフにしたラベル。高級感があって落ち着きを感じさせます。
DSCF2855.jpg

ブルゴーニュ ブラン 2004

先日のブログでは、ちょっと文体を変えてみました。へんこつのイメージと「です。ます。」調の書き方は合わないと思ったからです。
今日からは、また真面目な「まなゆう」に戻ります。

先日、NHKのBSで懐かしい番組を再放送していたんですが、吉永小百合が40歳の時のものでした。相変わらずの綺麗さで、しばし見とれていました。
懐かしい1960年代の青春映画のワンシーンも出てきて、またまた、私はテレビの前で、私の子供のころにタイムトリップしていました。

そして、その番組の司会をしていたのが九ちゃん。例のこぼれそうな笑顔で、真っ白な歯を見せながら、楽しく進行役を務めていました。
フッと気になったので、その番組が最初に放送された日を確認すると、”例の年”の6月6日。亡くなる約2ヶ月前の映像だったんです。
さっそく、私の持っているビデオを確認しなおすと、この映像が、私が見た九ちゃんの一番新しいものであることがわかりました。
もちろん、写真では、亡くなる当日のもの等は本に載っているんですが、動く映像はこれです。

太ってきているのを気にしていた、、、と奥さんの柏木由紀子さんも書いていたように、テレビの向こうの九ちゃんは若いころよりは大分と恰幅はよかったけれど、
何をさておいても、あのやさしい語り口と、あの笑顔があれば、それだけで良いんだ。 あの顔を見るだけで、幸せになれるんだ。だけど、、、涙が止まらないんだ、、、、


今日のワインは、ブルゴーニュの白ワインです。 ACブルゴーニュでこの価格とは、、、最近のブルゴーニュはいったいどうなっちゃったんでしょうか?(最新のリアルワインガイドがヒステリックに言っていることもわからなくは無い。)
私も、けっこうのお金をワインにつぎ込んでいるもんで、常に家族からの冷たい視線にさらされているわけですが、これでは、ますます私の居場所が無くなっていくではないですか。
これで気に入らんかったら、許さんぞっ!!

色は、すでに黄金色。きれいです。香りは、これは!! 樽満載です。バター、バニラクリーム、ミルクティー。そのあとから、シズシズと柑橘系の果実香がやってきます。これって、本来は逆じゃあないのかなあ?飲んでみると、印象はもう少し好転します。刺激の無い程度のみかんの酸っぱさと甘味が主体で、それに樽のネタッとした甘さを感じられる程度ですね。
さすがに、そのバランスは見事!!上手くまとめていますねえ。「ブルゴーニュは生産者で選べ。」と言うのがほんとのことだというのが良くわかります。ACブルゴーニュだというラベルを見なければ、1級の畑名入りだと思っても不思議じゃあないし、実際の価格を知らされても「安いじゃあない。」と、言ってしまうかも。

これは困ったことですねえ。なぜかと言うと、本物の1級を飲んでみたくなってしまうから。もしかしたらモンラッシェを楽しめるのかも?そして、それが事実だったら、今度は本物のモンラッシェに、、、、結局、どんどんドメーヌ(もしくはワイン・インポーター?)の策略にはまってしまうわけです。
私の家庭内の居場所は、、、、、風前の灯ですね。(B)


生産者-ドメーヌ・ルフレーブ
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-4725円

◎バックラベルを見ると、日本向けのラベルのようです。ピュリニー・モンラッシェ村の畑の地図まで付いていて、かなり親切です。
このラベル代が高いのでしょうか?(日本向け特製だから?)
DSCF2849.jpg

へんこつ

ひさしぶりの「へんこつ」やなあ。考えてみれば、半年ぶりくらいかな?そう言えば、もうこれで30年くらい通っているのかあ、、、なんて思い出していたら、隣のオジイが「わしは50年じゃあ。」なんて言いやがる。
「オジイ、何歳やねん?」 と、聞いてみれば76歳。今でも現役ですとさ。この正月に、16人もにお年玉をやったことや、栗東の自宅で自家用野菜畑を持っていることを、楽しそうに話してくれる。そんな、隣のオジイとも、すぐに親しくなれる雰囲気がこの店にはある。

少し前に、たしか、忌野清志郎が出ていたCMで「健康でないヤツが不健康なことができるか!?」というコピーを見たけれど、このコピーは傑作だと思った。思ったけれど、このコピーがそのまんま当てはまるのが、この「へんこつ」だ。
モツ煮込みの店だけど、なにしろ、そのものが極めて不健康そうだ。コレステロールの塊と言うべきかも知れない。だから、この店に来れるやつは健康でなくてはいけないわけだ。不健康なヤツは、これを食ったとたんに死んでしまうかも?そういえば、この店を教えてくれた職場の大先輩は、定年退職したとたんに死んじゃったよなあ。なにか、関係があるのかなあ?
ところが、この不健康の塊が一種の麻薬で、しばらく食べないと、禁断症状を起こしてしまうから厄介だ。

実は、昔の「へんこつ」は、こんなビルの一階にこぎれいに収まっているような店ではなかった。立ち飲み街の一角で、バラックの中にあった。
自分にとって忘れられないことは、そんな昔の店であったんだけど、当時は親父さんが死んじゃって、オカアが店を切り盛りしていたときだ。
ある日、オレはその店に行ったんだけど、それは何回目かの失恋の直後。しかも、その失恋は、それまで以上にはるかに深刻で、スゴク落ち込んでいた。店の片隅で酒をあおっていたら、オカアが「どうしたんや?元気が無いがな。」と、言ってくれた。
オレは、今日のことを少し話したんだけど、オカアはカラカラと笑いながら「これは序の口やでえ。」と言った。今から考えてみれば、この言葉は、まるで死者を鞭打つようなひどい言葉なんだけど、あのときのオレにはぜんぜん違って聞こえた。そのときのオレは「もう、これで終わりじゃあ。」と、思っていたのに、これが序の口やってえ?
そう聞こえたときに、オレの肩の上に載っていた重いものがスッと消えた。「なんやあ、まだこれからも明日はあるんやあ。」

オレはあの一言で救われた。大げさかも知れんけど、今のオレがあるのは、あの一言のおかげかもしれへん。なかなか酒を頼まない客には「ここは酒を飲みに来るとこや!しゃべってばっかりで、酒も飲まんヤツは帰ってくれ!」と、平気で啖呵をきるようなオカアやけど、あの時は、如来様に見えたわ。
そんなことを思い出しながら、隣のオジイと昔の話をしたあとで店を出ようとしたら、今の店をやってる息子が「この本、もって帰って。」と、言いよる。なんかと聞いてみたら、去年の11月16日号の「週刊新潮」。
あのオカアが元気な顔で出てるやないか。オレは、この息子はあんまり好きやないんやけど、オレらの話を聞いてて、これを出してきてくれる気持ちはうれしかった。

オレの身体が健康である限り、通い続けるさかいに、今度は、オカアにビールを注いでもらいたいなあ。

へんこつ
京都駅前の京都タワービルの西の筋をちょっと入った左側のビルの1階

◎この暖簾の奥は、、、苦く、甘い、思い出。
DSCF2872.jpg

◎あれば、この生レバから始めたい。(なかなかありません)
DSCF2870.jpg

◎底(そこ)と豆腐。昔はサルベージと言って、鍋の底のこびりついたところを入れてくれたもんやけど、息子になってからはそうしてくれへん。息子をキライな理由のひとつ。
DSCF2868.jpg

◎この大鍋から全ては始まる。禁断のホルモンやねえ。
DSCF2871.jpg

◎昔は美人やった(と思う、、、思いたい)
DSCF2873.jpg

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ アルジャーノ 1979

今日の、朝日新聞(NET版)を読んでいてびっくりしたんですが、私も、よく祇園で一緒に遊んで(遊ばれて?)いる舞妓(襟替えをしたので、今は芸妓)の寿々葉(すずは)が、去年の売り上げナンバーワンだったんだそうです。
う~ん、わかる気もする。なんていうのかなあ? オーラが出ているというのかなあ? なにしろ、横に居てくれるだけで(しゃべらなくても)肩の力が抜けていく気持ちになる妓なんです。
もちろん、祇園の社会は厳しいですから、昼間はびっしりと学校(すごく立派な学校があります)で修行は続けているし、夜はお座敷と言うお仕事があるわけで、「芸」の点でも問題が無いのは当たり前のことなんですけどね。(12月2日のブログで寿々葉の写真を載せています)

それと、私は、この寿々葉を育てた置屋のおかあさんを知っているんですが、このおかあさんがまあ、ドッシリとした、それでいて今でも充分に色気のある、すばらしい才女です。
実は、私は、このおかあさんの隠れファンでもあります。こんなこと、カミングアウトしてよいのかしら?(どんなシーンでも、オールド・ビンテージ好み?)

一月二十一日には、ここのお茶屋さんの新年会に招かれているのですが、どんな顔して行こうかなあ?また、鼻の下が長~くなって、行くんだろうなあ。


今日のワインもトスカーナのワインですが、こちらは伝統的なDOCG、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。ちょっと居住いを正して飲んでみます。
実は、このワインは前回のワイン会でも飲んでいるのですが、じっくり飲んでみたいなあ、、と思ったもので、再挑戦です。リコルクされているようだし、ラベルも新品みたいですけど、まあ、その点は割り引くとしてもどうかなあ?

色は、はっきりと退色が見られる茶色。透明感がきれいですし、エッジは金色が見えるくらいの輝きです。葡萄品種は、サンジョベーゼ・グロッソですから黒っぽいはずなんですが、ここまで熟成すると、その面影は無いです。
香りも、奈良漬けとまでは言わないまでもお酢を感じます。でも、なぜか甘~いんですね。飲んでみても、ひたすらサラサラ、スルスル。心地よく喉を滑り落ちていきます。古酒の心地よさはこの点ですね。
「老兵は死なず、ただ、去り行くのみ。」このワインの27年を思うとき、そんな言葉を思い出してしまいました。でも、まだまだやれるで! おじいさん!(B)

生産者-アルジャーノ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-10500円

◎このDOCGでよく見る色使い。紋章に王冠も定番です。
DSCF2847.jpg

クロニョーロ 1999

去年の、怒涛の7連続忘年会に引き続き、新年会シーズンが幕を開けました。14日までに5箇所に顔を出さなければ、、、、
でも、5日に初泳ぎをしたときに量った体重は、プラス4キロ!! そういえば、鏡に映った顔は真ん丸です。 それでなくても太る体質で、「水を飲んだだけでも太る。」と、言われるくらいですからねえ。
まあ、14日まではどうしようもないけれど、それからは、ダイエット+エクササイズで体重を落としましょう。

考えてみれば、やはり日本酒が太る原因じゃあないのかなあ?忘年会も、焼肉屋でこそ真露だったけれど、それ以外はほとんどが日本酒。
新年に入ってからは三が日はほとんどが樽酒。 やっぱりねえ。

と、言うことで、ワインは太ることの原因にはならない! と、言い切って、ワインのペースはいつもどおりで行きましょう。
今年は、今までにも増して「古酒」の比率を増やしたいと思っています。 問題は価格で、更新が2~3日ごとになってしまうかもしれません。なんせ、家計を圧迫しますもんねえ。
果たして、それに耐えれるかどうか、、、、正直言って、自信は無いなあ。


今日のワインはトスカーナの赤ワインです。1998年が、本格的生産の初年だということですから、このワインは初期の作品と言うことになりますね。
サンジョベーゼが90パーセントにメルローが10パーセントと言うセパージュだそうですが、果たしてその実力は?

色は、さすがに黒いですね。漆黒の紫、、と言うべきでしょうか?粘性も高く、濃そうです。抜栓直後は閉じていたのですが、2時間位経ってからガンガンと香りが上がって来はじめました。コーヒー、チョコレート、しっかりトーストされた樽、杏、黒スグリ。う~ん、黒い香りのオンパレードですね。それに、煮昆布のようなヨード香も。
飲んでみると、このバランスは、今が一番良いときではないか、と思わせるくらいの心地よさです。まだ元気な葡萄の果実味の甘さとタンニン、樽から来ているであろう苦味、熟成によって適度に丸くなった酸。パワフルなのにしなやか。まるで、元気ハツラツ、草原を駆ける野鹿の跳躍みたいなワインです。スバラシイ!!(B)←Aを付けたことが無いので、躊躇してしまったんですが、まだ上級ワインがあるとのことなので、その期待でBにしました。

生産者-テヌータ・セッタ・ポンティ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-失念

◎怒り肩の黒いボトル。イタリアだなあ。それに比べて、ラベルは少し控え気味。もう少し、ひねりを加えて欲しかった。
DSCF2806.jpg

ラロッシュ シャブリ 2005

テレビの正月番組は、民放は相変わらずのくだらなさ。例年になく、筋肉系の番組が多かったように思いますが、、、、
そんな番組を、大口を開けてケタケタと、大笑いしながら見ている家族の姿を見ると、、、、情けない。

それに比べて、NHKは検討していましたね。(見ませんでしたが、紅白歌合戦はひどかったらしい)特に、NHK-BSのハイビジョン放送は秀作が目立ちました。
実は、去年の暮れから、私の個人テレビはフル・ハイビジョンになったのですが、やはりスゴイ迫力です。
特に、屋外の映像が映えますね。立体的な奥行が非常に鮮明なので、臨場感がドンドンこちらに迫ってくるんです。
でも、CGなどのデジタル画像はそんなに差が出ません。これは、ちょっと期待はずれ。

薄型テレビの性能向上は眼を見張るものがあります。あとは、もっとグレードの高いレコーダーが欲しいんだけど、こっちは、まだ勢力争いの真っ最中だから、うかつに手は出せないし、、、、
そんなことよりも、このテレビを見るだけの時間が取れるのかどうか?そっちのほうが問題だなあ。今のハードディスクにも、2台に分けて山ほどの番組が録画されているんだけれども、いつ見れるのかもわからないし、、、、

今日のワインは、フランスの白ワインです。シャブリのワインは、これまた久しぶりです。バックラベルは日本語で書かれているのでわかりやすいのは良いのですが、その内容からして、この生産者は輸出志向が強いように思います。アメリカ向きのワインに良く見られる健康重視の表記内容になっていますから。
まあ、そんなことは置いといて、中身がどうなのかが問題ですよね。

色は、薄い若草色。クリアーです。香りは、シャープな柑橘系、蜂蜜。飲んでみると、キリッとした酸っぱさが口元を引き締めます。夏みかんの皮を噛んでいるみたい。ミネラルのような甘さもあります。暖房の効いた部屋で、うとうとしながらこのワインを飲んだら、思わず目が覚めるくらいの刺激があります。
これはスゴイ!! 私は、こんなシャープなワインは夏に飲むものだと思っていたのですが、ここまでキリキリしていると、冬の鍋にも合うように思いますね。ただし、必ず冷やしてからね。
あぁ、このワインで、生牡蠣を食いたいなあ。この酸なら、ノロウイルスも殺菌できるんじゃあないだろうか?誰か試してみませんか?(B)

生産者-ラロッシュ
生産国-フランス
購入店-カーヴ・ド・リラックス
購入価格-2000円

◎デザイン的には、何と言うことの無いラベル。外観からはたいしたことのない安シャブリに見えるんですが、、、、トンデモナイ!
DSCF2805.jpg

ポメリー キュベ・ルイーズ 1985 マグナム

>>>> 謹賀新年 <<<<
あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。

正月の三が日は、完全に酒びたり。年始に訪れてくれる親戚の相手をしていました。我が家では、そのときのお酒は、樽酒と決まっています。おせち料理をつつきながら、久しぶりの旧交を温めます。
今年から、メンバーに甥や姪の子供も加わって、平均年齢がグッと下がりました。小さな赤ちゃんを抱っこするのも久しぶりでしたが、自分の子供も、こんなときがあったんだなあ、、、と、ちょっと感慨に浸ったりして。
その子供は、私の横で、真っ赤な顔をして酒をグビグビ。こいつ、確か高校2年生じゃあ、、、、?

こんな我が家の2007年はどんなことになるのやら、、、、期待半分、不安半分の新年の幕開けです。

大晦日の夜、テレビのニュースで、横浜の氷川丸が公開中止になると伝えていました。私も一度、見学したことがあるのですが、私にとっての氷川丸は、やはり、九ちゃんの映画「九ちゃんのでっかい夢」でのシーンを思い出してしまいます。
そこで、年越しの映画鑑賞は、この映画に決定。
そこで、何を飲もうかと考えたんですが、新年にまたがって飲むわけですから、お祝いのためにもシャンパンが良いだろうと選んだのが、このキュベ・ルイーズ。
残念ながら、我が家にあるシャンパンは全てマグナムサイズなので、この時間からではけっこうキツイんですが、気合を入れてコルクを抜きました。

色は、思いのほか穏やかな金色。立ち上がってくる泡も細かくて、しかも量も多い。香りは、イースト香が炸裂。洋梨のような甘さも感じます。飲んでみると、シャキーンと背筋の伸びる酸と、ダークチェリーの甘苦さがボリュームの大きさを表しています。
こりゃあ、寝そべってダラダラ飲んではいけないわ。思わず、椅子に座りなおして味わいましたが、「おぃ!!もうちょっと、しっかりせい!!」と、言われたような気がしました。
さすがに、良年限定、畑限定、長期熟成のスペシャル・キュベなだけの迫力はありますねえ。年を越しても、その勢いは全く衰えず、ますます元気です。

なにか、新年早々から、背中をドンと叩かれたようなワインでした。今年一年、しっかりしなきゃあ。(B)

生産者-ポメリー
生産国-フランス
購入店-リカーランド・コモリ
購入価格-失念

◎シャンパンにしては、おとなしすぎるラベル。でも、その中にある優雅さと強さは、、、、スゴイんです。
DSCF2860.jpg

 | HOME | 

Calendar

« | 2007-01 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

FC2ブログへようこそ!

FC2Ad