まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

ワインバー ワイン・グロッサリー

秋の夜長。 家にいると色々と余計なことを考えてしまうような気がしたので、少し遅くなったのですが、新町六角のワインバーへトコトコ出かけてきました。

カウンターの向こうでは、岡田君と福村君が相変わらずの笑顔で迎えてくれたのですが、そのカウンターの上で、しかも私の席のまん前にド~ン!!と鎮座していたのが生ハムの塊。
ちょっと雰囲気に合わないなあ。

聞いてみると、フランスのバスク地方の生ハムだとか。普通、生ハムと言えばイタリアかスペイン。いくらバスク地方とはいえ、フランスに生ハムねえ、、、、、

まあ、ものは試しと、切ってもらいましたが、マイルドな味付けで、ワインの邪魔はしませんね。 ドンドンお肉を切り取っていって骨だけになったら、残り物は私にくれないかなあ?
良いお出汁が出るように思うんですけどねえ、、、、

泡モノのエリック・ロデズで喉を湿らせたあとは、岡田君が用意してくれた赤と白を、いつもとは順番を逆にして、赤から飲んでみました。

◎いつも迎えてくれる小さな灯り。
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◎ヴィュー シャトー・セルタン 1970
液面がすごく高くて、リコルクものかと思ったんですが、そうではありませんでした。(福村君が見事にコルクを真っ二つ!)
ただ、スタートはかなり閉じていて厄介でしたが、時間が経つに連れて良い感じに。とても38年目のワインとは思えない若々しさが印象に残りました。
ポムロールのペトリュスの隣の畑と言うことですが、確かにネットリとしたメルローの果実味が良いですねえ。
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◎ピュリニィー・モンラッシェ 1986 エチエンヌ・ソゼ
なかなか無いビンテージだと岡田君は言います。ちょうど、自宅でも86年ワインを続けて飲んだので、比較したくて抜栓。
サスガですなあ。栗ですわ。しかも、予想したように非常に重厚。ワイン抜栓の順番はこれでよかったんだわさ。
モンラッシェグラスでサービスされたのですが、やっぱり香りの広がり方が違うなあ。 なんだか、欲しくなってきちゃったよ。
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◎福村君が出してくれたお料理の数々。 もう1回言うけど、生ハムの骨、、、、欲しいよぅ~。
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ボーヌ・レ・シズィ 1986

先日、イタリア土産にもらったのが、このマヨネーズ。 ナント! マクドの(関東風に言えば、マックの)マヨネーズです。

どうやら、あちらでは普通にスーパーで売っているみたい。でも、日本じゃあ、ちょっと見ないですよねえ。
家人に見せたところ、すぐに裏ラベルを確認していました。 どうやら、昨今の食品偽装事件の後遺症で、真っ先にどこが原産地なのかを調べる癖がついちゃったみたいです。

表記によれば、このマヨネーズはドイツ製。ミュンヘンの会社で作られたようです。

中国製でないことがわかってひと安心なのですが、ドイツ製のマヨネーズって、あんまり美味しそうじゃあないなあ。 これが、フランスとかイタリアだったら、期待するところが大きいんだけれど、、、、

まあ、ものは試しに、パンに塗って食べてみると、、、色はキューピーとほとんど同じ。見分けはつきません。
でも、食べてみると、圧倒的に味が薄いし、スッパさが強い。 ちょっと日本的じゃあないですね。

帰宅した息子に食べてもらったのですが、マクドバイト歴4年の彼が言うには、フィレオフィッシュのマヨとも違うそうです。
いったい何に合うんだろう?  しばらくは、我が家の食卓では、このマヨネーズが頻繁に登場する事になりそうです。

◎ファンキーな外観で、お菓子っぽいんですが、、、、
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◎説明文は、ドイツ語、イタリア語、フランス語。ヨーロッパ中で売られているんですね。
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今日のワインは、先日はボルドーの86年だったと言うことで、今度はブルゴーニュの86年を選択してみました。
レ・シズィの畑は、ボーヌの中でもポマール寄りの南の畑になります。華やかさが目立つワイン地区ですが、この熟成された状態ではどうなんでしょうか?

あの~、最初から結論を言ってしまいますけど、一気にボトルアップをしてしまいました。それくらい美味しかったのです。
「これが、22年間の熟成なのかあ!?」 感心するより、ビックリしてしまったほうがはるかに強烈でした。

色は、綺麗なガーネット。少し濁りがある感じですが、エッジに熟成色は出ていません。これって、不思議だなあ、、、レベルはミッドショルダーだったので、この年月なら普通の液面だと言えるんですけど、今までの経験では、液面が下がっているほうが、コルクよりワインが噴いた跡があるほうよりもはるかにマトモでした。

香りは、梅干っぽいスッパさと、ベリー系の甘さがしっかり出てきています。これだけ経って、この果実味があるんだなあ、、、これも不思議です。
普通、ブルゴーニュと言えば、皮とか、ベリーとか、あたりまえのコメントが出てくるものなのですが、このワインはそれが柔らかい。目立たないんです。

飲んでみると、香りのイメージよりは酸味は大人しく、ブドウの甘さが主体的。でも、あくまでも当たりは柔らかく、極めてスムーズ。
スルスル飲めてしまって、あっという間にボトルアップ。料理にあわせる必要もなし。

引っかかる部分が全く無いにもかかわらず、果実味だけはドンドン押してくるし、隠れたタンニンが味わいの重厚さを加速させています。
もう、充分溶け込んで、周りと合体したいろいろな要素が、ここに再結集したようなバランスの良さ。 

大げさでなく、もしかしたら、今まで飲んだブルゴーニュワインの最高の印象かもしれません。(赤ワインとしてはね。)
もちろん、有名な蔵は他にも多数ありますが(DRCとかね)、私の経験では、これに勝る物なし!でございましたよ。私的な理想系のワインでございました。
当然ながら、(A)を差し上げましょう!!←初めての(A)評価です。

生産者-ネゴシアン・ルロワ
生産国-フランス
購入店-リカー・マウンテン
購入価格-失念

◎コルクの具合からして、もう限界ギリギリだったのかもしれませんね。
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◎何の特徴も無いルロワのラベルです。多分、今までどおり、何の変わりもなく作られたワインなんでしょうけれど、それがここまで美味しいんだから、ホントに参ってしまうんですわ。
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レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル 1986

何とかがんばってもらいたいレイズ。 アメリカの今年の大リーグナンバーワンを決めるワールドシリーズで、1勝3敗と、もう後がなくなってしまいました。

実は、私は昔からのレイズファン。レイズがデビルレイズと言っていたころからですから、もう10年近くになります。
どうしてこうなったかと言うと、シカゴに住んでいた知人がフロリダに引越ししたのですが、彼の新しい地元の大リーグ球団は、当時は弱小球団でお金も無く、地元の住人がコツコツとカンパをして活動を支えていたんです。

そんな時に、その知人から「ファンクラブに入って、会費を払ってくれたら、うれしいんだけれど、、、」と言う連絡があり、我が家の4人が全員入会したんです。
すると、しばらくして送られてきたのが、ファンクラブ用の公認キャップ。後頭部には私たちの名前も入っているんですよ。

そんなことで、細々とファンをやっていたのですが、ついに今年はヤングパワーが爆発。ワールドシリーズにまで出場できたわけです。
こうなったら、最後まで勝ち続けて欲しい~!!

でも、相手のフィリーズは強打線が爆発しまくり。かなり押されています。 岩村の調子も良くないようだけれど、ここはもうひとがんばり。
座右の銘の「何苦楚魂」でチームを引っ張ってくださいよ。

◎今は名前が変わってしまった球団だけれど、ファンであり続けることには変わりはありません。
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今日のワインは、ボルドーの2級格付け、有名シャトーが建ち並ぶ、ポイヤック地区の赤ワインです。 この前に飲んだ、シャトー・ラトゥールとはお隣どうし。
1986年と言う、なかなか良いビンテージの産ですから、このワインにも期待してしまうところ”大”ですね。

それにしても、最近の夜はすっかり寒く、今日のように雨が降ったりなんかすると、思わず「お鍋~!!」なんて、叫んでしまいそうです。
ワインの好みも、もうすっかり赤ワイン全開モード。特に、ボルドーの熟成したものに触手が動いてしまいます。

色は、綺麗な褐色の熟成色がエッジに見えるガーネット。濁りは目立ちませんが、ボトルの底のほうでは、覚悟したほうが良さそうです。

香りは、甘いチョコレートフレイバー。ちょっとミルクが入っているような。最初から開いた香りがムクムクとグラスから立ち上がってきます。
すると、だんだんとチョコレートから紅茶に香りが変化。煮立てたチャイのようになってきました。
スパイスとしては白胡椒があるんですけど、それほど目立たないなあ。ブドウ品種としては、CSが主体のはずなんですけれど、案外メルローの割合が高いのかも??

飲んでみると、もうパワーを失っている果実の甘味がオトナですね。同時にタンニンも大人しいし、、、”熟女”と言うよりは”老女”の領域に入っているとは思うのですが、漬物っぽい雰囲気は皆無。
非常にレベルの高い熟成具合なんだと思います。人間でも時々いますよね。とってもセンスの良いおばあちゃんが、、、、(B)

生産者-シャトー ピション・ロングヴィル・バロン
生産国-フランス
購入店-カーヴ・ド・エビナ
購入価格-失念(確か、5000円前後だったかと、、?)

◎コルクはもう少しでダメになるところでしたね。
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◎ボルドーの中でも、トップレベルの美しさだと言われるお城が描かれたラベル。この当時は「シャトー元詰め」と書かれていますが、最近のラベルには「出荷先で瓶詰め」と変わっています。
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CAFE 一期一会

今月のワイン会は、西陣病院の側にある”CAFE 一期一会”で。

多国籍料理と言うのか、すごく独特な雰囲気の料理屋(レストランとは呼びにくい)さんです。ジャマイカンで、アジアンで、和風。
正直言って、この料理のレパートリーに合うワインを選ぶ主宰には頭が下がります。(そこまで考えてるのかな??)

私も、いつも持っていくブラインドワインですごく悩んだ結果、スペイン、リオハのグランレゼルバにしてみました。テンプラリーニョとCSのブレンドと言うことで、ちょっとこれを当てるのは難しすぎたかなあ?
でも、こんなくだけた感じのワイン会も、楽しいもんではありました。

◎お店の前には人力車が飾られています。
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◎料理はこんな感じ。脈絡がないぶんだけ、その度にリセットできるのが良いと言えばよいのかな?
ただ、ワイン向きではない、トムヤム風の辛いスープだけは手が出なかったなあ。
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◎テーブルの上は、グラスの山。
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◎飲んだワインは以下の通り。ビックリしたのは、Kさんがブラインドで出してくれたドイツの白ワイン。てっきり南のワインだと思っていました。これは判らんわ。
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秋の露庵 菊乃井

秋の京都には、よくお客さんが来られます。もちろん、昼は仕事で夜の楽しみは京料理。

そんなことを知っているので、接待のお店選びはけっこう真剣。数ある京料理のお店から、味だけでなく、雰囲気もお客さんの好みに合うようなところを選択しなければいけません。

そんな中で、利用頻度がかなり高いのが、四条木屋町にある露庵 菊乃井。 味的にハズレが無いことと、カウンター割烹の気安さが高度な位置でバランスしていると思います。
今日も、それほど肩肘張らないお客さんでしたので、迷わずここを選んだわけです。

カウンターの向こうのご主人も交えて、お客さんとの旅の話や料理の話。 あっという間に時間は過ぎて、、、、今夜も、お客さんには喜んでもらえたはずです。
季節のうつろいをお皿の上で感じられて、やっぱり京料理はたいしたものです。

次回は、冬の味を楽しませてもらいましょう。今から楽しみです。 

◎つき出しはくもこ。生姜のスープで温まります。
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◎八寸。秋の雰囲気満載。もうアンキモがあるんですねえ。
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◎お造りはタイとシオ。シオとはカンパチの子供の名前だそうです。
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◎しびと黄身醤油。練り辛子がポイントです。
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◎ご主人の村田さんとの掛け合いもどんどん調子に乗ってきました。
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◎松茸と鱧の土瓶蒸し。丹波の松茸が入ったそうで、さっそくいただきました。やっぱり身の密度が違うな。
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◎落ち鮎の焼き物。頭と尻尾が無いのは、硬くて食べにくいから。骨も抜かれていて、このままかじります。
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◎そうそう、先ほどから飲んでいるのは立山の銀嶺立山。端麗で、料理の邪魔をしないおとなしさ。ちょっと飲みすぎちゃうよなあ。
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◎鯖の生寿司。柔らかい酢と鯖の脂のコンビネーション。絶妙ですな。
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◎京野菜の鍋。金時人参、壬生菜、子蕪を穴子のお出汁で。
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◎今日の御飯は、やっぱり松茸御飯。白菜のすり流しとともに。こちらの期待通りの展開に、思わずニンマリ。
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◎ほうじ茶のアイスクリームまで出てきて大満足。甘くないスイートって、大好きです。
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コンデ・デ・バルデマール フェルメンタード・エン・バリッカ 1996

日曜日が最終日だった、男子ゴルフの日本オープン。NHKが、予選の初日から四日間のぶっ通し放送をしたので、全て録画して、楽しませていただきました。
予選のプレーを見るなんて、普通の試合ではほとんど無理ですから、なかなか面白いショットも見れて、面白かったですねえ。

今回の大会のコースは、距離が短いけれど、左右に外すとラフが深くてリカバリーが大変だというセッティング。普通の考えなら、ティーショットはドライバーを使わずに、あくまでもフェアウェイキープ。
優勝した片山晋呉は、最初からこの作戦を実行して、永久シードも確保しました。

それに対して、何かと話題の多い17歳の石川遼は、正反対の戦略で、ドライバーをブンブン振り回していました。そして、結果的には片山に次ぐ2位フィニッシュ。
テレビで見ていても、周りの観客の声援やどよめき具合も片山よりも上だったし、私自身もハラハラしていたんだけれど、この人には、周りを巻き込んで興奮させる”何か”がありますね。

人を魅せなければいけない”プロフェッショナル”としては、どちらが”本物”なんだろう? 片山の勝負に徹した試合運びか、石川の周りを巻き込んでノッていく晴れやかさか、、、

私が思うのは、石川遼は世界を見ているんじゃあないか、、と言うことです。もし、この日本オープンにタイガーが出てきたらどうするだろう?
まあ、彼なら3番アイアンで270ヤードは飛ぶからドライバーは振り回さないかもしれないけれど、やっぱり、ティーショットの飛距離のアドバンスは捨てないと思う。
そう考えると、片山の戦略は、日本のツアーでのみ有効だったと言っても良いんじゃあないの? 

まだ17歳の石川遼。日本を飛び出すスケールの大きさを身に着けるのはもうすぐなんじゃあないだろうか?

◎”ハニカミ王子”なんてヤワなことは言っていられない実力が、この若者にはあると思いますよ。
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今日のワインは、私にとっては珍しい、スペインの白ワインです。 10年位前に、当時親しくしていたピーロートの営業君のお勧めに従って購入したのですが、何種類かのビンテージ違いがあって、面白いかもしれません。
たまたま手に取ったのが96年ビンテージボトルだったのですが、まずはこれから試してみましょう。

当時は、ワインの買い方もわからず、ピーロートに電話をしてはドイツ以外のワインを買いまくっていたのですが、彼らとしては、ほんとはピーロート自身のワインを売りたかったんだろうなあ、、、今から思えば、ちょっと悪いことをしたかなあ??

マルティネス・ブハンダはリオハにある生産者ですが、このワインはちょうど中間のクラス。樽の香りを効かせた、濃い味わいが特徴のレンジだそうです。
さてさて、ひさしぶりのスペインワイン。ブドウ品種も”ヴィウラ種”と言うらしいのですが、いったいどんな物やら???

色は、まるで”胡麻油”。濃い茶色です。澱が出ていないので、透明感はあるのですが、見るからに粘度が高い液体で、少し冷やしたほうが良かったかも??

香りは、マヨネーズ。卵+サラダ油ですな。焦げた蜂蜜を感じるのは、バリックの特徴でもあります。他には、果物の蜂蜜シロップ。香り的には面白いのですが、この脂っこさは好みが分かれるところではあります。

飲んでみると、香りのイメージとは違って、ネトネトしたところは無し。むしろ、キリッとした酸が、スパッとした切れ味を見せています。ここでも、樽のクリームの甘さがあるのですが、けっして気になることはありません。
ただ、こう言う辛口の飲み口だと、アルコールの高さを感じてしまいます。「ちょっと、シェリーっぽいなあ。」とまで思ってしまいますね。

フランスにもイタリアにも無い、このワインの味わいはなかなか新鮮で魅力的。数ヶ月に一度くらいなら、私は楽しいだろうなあ。←それ以上だと、ちょっとマズイ。(C)

生産者-ボデガス マルティネス・ブハンダ
生産国-スペイン
購入店-ピーロート
購入価格-失念

◎写真では判りにくいんですが、ラベルのエンボスが細かくて、なかなか良い味を出しているんです。
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レ・フォール・ド・ラトゥール 1994

半年に1回やってくる人間ドック。 今回も、半日をかけていろんな検査をしてもらいました。

初歩的な血圧、血液検査に始まって、今回は頭のMRIと大嫌いな胃カメラまで、ホントに気がめいります。(お尻に指まで突っ込まれるんですのよ。嫌ですわねえ、オホホホ、、、)

あまりにも胃カメラが苦手なので、ブツブツ文句を言っていたら、今回から鼻から入れる小型カメラが導入されました。これだとはるかに楽なんだそうで、さっそくそちらにチェンジ。
結果から言うと、確かにはるかに楽ではありました。楽ではありましたが、まだあんまり機械に慣れていない人たちだったからか、前準備に手間取って、そっちが辛かったなあ。
まあ、あと何人かの試験台を経験すれば、スムーズに処置できるようになるでしょう。私は皆様のお役に立てれば、この身体なんかどうなっても良いのですよ。トホホホ、、、

私は、検査の前だからといって、生活を変えるような事は一切しません。前日も、9時まではバカバカ酒を飲んでいたし、脂っこい料理も食べていました。
だって、日常生活での検査をやってもらわないことには、検査の意味がありませんからねえ。

休肝日だって、私の弟の医者が「三日以上連続しないことには意味が無い。」と言う一言で、頭の中から消え去りましたから。

でも、検査を受けている間には、色々なことが頭の中をよぎりました。 特に思ったのは、”尊厳死”のことです。
人間は、「死ぬ権利」を持っているのだろうか?←自殺は論外ですよ。

病院で、一旦生命維持装置をつけてしまうと、本人の意思でも、それを外すことができないんです。医者が、殺人行為になるからと言う理由で、拒否するんです。
これには、ちょっと異論があるなあ。 私のときは、装置そのものを、きっと拒否するだろうなあ。

赤塚不二夫は食道癌を手術しなかった。緒方拳は肝臓癌を手術しなかった。渥美清は肺癌を手術しなかった。
手術をしてしまうと、どうしても医者主導の治療方針になってしまう、、、、それを嫌ったのでしょうか? これらの人は、手術を拒否したからって、生きることをあきらめたのではなかった。
精一杯生きて、そして亡くなった。 でも、最後まで仕事をし続けた。

この歳になると、もう三途の川を渡ってしまった周りの人間はたくさんいます。どちらかと言えば、そいつらのほうが、今、周りにいる連中よりも、私の頭の中では強く存在し続けているような気もします。(宮崎アニメの”紅の豚”のセリフに「いいヤツは、死んだヤツラさ。」と言うのがありますね。)
いつかは、わたしもそこへ行くのですが、その行きかたを、そろそろ意識する年頃になってきたなあ、、、なんて思うんですよ。

◎お世話になっている「島津メディカルプラザ」 どっちかと言うと、島津の機器のテスト場のような気もするのですが、、、、(我々はモルモット?)
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◎会員になっている「京都メディカルクラブ500」は総合的な健康管理や指導をしてくれます。最新の検査設備だけでなく、施設はアスレチックルームからプールまでありますよ。
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今日のワインは、ボルドー第一級格付け、五大シャトーのひとつ、シャトー・ラトゥールのセカンドワインです。

1994年はそれほど良い評価ではないビンテージなのですが、それだけ買い易くもなっています。8年前のこの価格、5900円はけっして悪くないと思いますよ。(今の価格は、これの3倍強もしています。)
セカンドワインは、買い易くって、味わいも充分満足。絶対お勧めです。特に、最近の異常なボルドーワインの価格高騰には、全くついていけませんからね。

ボルドー地区の村の中でも、ポイヤック村には、キラ星のごとく有名シャトーが目白押しです。その中でも、ダントツの安定感を誇るこのシャトー・ラトゥール。
その、14年の熟成具合を楽しませていただきましょう。

色は、かなり濃い、ルビーとガーネットの中間色。まだ、熟成の途中なんでしょうね。エッジには、多色が見られます。少し細かな澱が見られるので、透明感はありません。

香りは、少し閉じ気味。あまり立ち上がりませんね。大人しく、ココア、墨、イチゴジャム、紅茶クリーム、胡椒。スワリングする度に、違った香りが出てくるのが楽しくて、ずっとグルグルやってました。
これは、まだまだ化けてくるかもしれません。

飲んでみると、煮詰めた果実の甘苦さと、強いタンニンの渋みが支配的です。CS主体なのですが、酸も目立たず、非常に男性的な味わいです。これをずっと飲み続けるのは苦痛に感じるかもしれませんね。

ちょっと中途半端なときに開けたのかなあ? 何か、私の感性にピンと来るものが無いんです。ポテンシャルは充分にあるとは思うんですけれど、もっと早く試したほうが良かったのかもしれませんね。
まあ、香りを楽しんでいるだけでも、充分の価値はあるとは思いますけれど、、、、明日に、もう一度試してみましょう。何か、変わっているかも???(C)

生産者-シャトー・ラトゥール
生産国-フランス
購入店-不明
購入価格-5900円

◎ラトゥールの塔?の横に二つの小さな塔があります。私は言ったことが無いので知らないんですが、シャトーの敷地内に、こんな場所があるのでしょうか?
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◎コルクは50ミリ以上の長さがあります。それに、木の密度が濃いです。弾性力はまだまだ充分。
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アンジュー・ブラン 2005

毎年のこの時期のお楽しみは、なんと言っても「松茸」でございます。私の知人が丹波から送ってくれる地物の松茸。

下世話な話でございますが、市場ではいったいいくらするんだろう? 今月も、何軒かの祇園の懐石料理屋さんに行ったのですが、そこで出された松茸は北朝鮮物に信州物。
丹波の松茸なんてめったに見られるものではございません。

多分、東京や大阪の超一流料亭に行ってしまうんだろうなあ、、、ところが、私の知人は市場に出す前にちゃんと確保しておいてくれるところがエライ!!
これで、今年も美味しい松茸御飯が食べられます。 ホントにありがとうね、Gチャン!! 持つべきものは、松茸山の山主やねえ。

◎これだけカサが開いていると、土瓶蒸しはちょっと無理かな?全量松茸御飯にしてみましょう。今から兄弟たちに電話をかけてみんなにおすそ分けしなくっちゃあ。
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今日のワインは、先日のワイン、ミュスカデの生産地からもっと内陸に入り込んだアンジュー・ソーミュール地区で造られる白ワインです。ブドウ品種も変わって、これはシュナン・ブラン種。
アンジューといえば、ウスラ甘いロゼ・ダンジューの産地と言う印象が強くて、あんまり好きなタイプではないのですが、ショップの説明によると、かなりイメージが違うそうなので試してみる気になりました。
さてさて、どんなモンかいな?

色は、これまた薄いなあ。でも、少しは黄緑が入っているので、水とは区別できますね。

香りは、まさに「梅ジュース」。和歌山経済連が作る”みなべの梅ジュース”そのものです。そう言えば、色もソックリだよ。それに、樽っぽいクリームと蜂蜜が混ざって健康ドリンクとも言えますなあ。

飲んでみると、これまた、色と香りから来るイメージそのもの。ただ、酸も強いし、甘さも強い。この強さがかえってこのワインを助けていますね。これが薄甘系だったらどうしようもないんだけれど、アルコールも含めて、ここまで強いと立派な個性になっています。
面白いのは、これだけ濃い味わいなのに嫌味が無いこと。普通は南方系のイメージでくどく感じるものなんですけど、、、梅のおかげかな?

食事にあわせるのは難しいけれど、これだけを風呂上りにチビチビやるって言うのも乙なモンですな。身体が健康になるような錯覚にも陥ります。
少なくとも、私の苦手なロゼよりはよっぽど上の味わいです。そして、ロアールのワインの多様性を示してくれているように思います。ボルドーやブルゴーニュのような画一性から離れた個性が面白い発見をさせてくれますね。
この作り手は赤ワインはどんな物を作っているんだろう?、、なんていう興味も湧いてしまうドメーヌですね。(C)

生産者-ドメーヌ・モス
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-3200円

◎これを個性的と言うのかどうかは別にして、ヘンな五つの赤丸が書かれたラベル。バラの花に見えなくも無いなあ。
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朽木そば 永昌庵

三連休で、これだけの良い天気。 身体がウズウズして、どうしようもありません。 思わずドカにまたがって、小浜方面にソロツーリング。
ひさしぶりのワインディングロードを右に左に。この爽快感、止められまへんなあ。 でも、けっこう疲れたわあ~。

お腹をすかして鯖街道を南下。朽木にある永昌庵で自慢のお蕎麦をいただきましょう。

最初はお勧めのざる蕎麦。喉越しを楽しむ、と言うよりは、私の田舎、四国の祖谷蕎麦に似た噛み応え。ツルツルじゃあなくて、シコシコ。←うどんか? しかも、量もたっぷり。付け出汁は鰹の味がかなり強烈でした。

次にそばがき。実は、けっこう身体が冷えていたので、温かいお蕎麦が欲しかったのですが、このお店には無かったんです。そこで、そばがきになったわけですが、そばの香りが心地よく、これもアタリ!でしたね。

ついでに、”そばもちあげ”と言う物を発見したので、試しに注文。もち米と粗引きの蕎麦粉で作ったもちを油で揚げたものでしたが、塩がかかっていて、これはお茶菓子としてけっこういけます。こういう食べ方もあるんですねえ。

◎わが愛機と蕎麦屋の看板とのツーショット。 相変わらず、ドカは蕎麦屋に似合いますなあ。
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◎お店自体は目立ちませんが、看板が大きく出ているので、すぐにわかりますよ。
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◎なぜかお店の中では陶器もたくさん売られています。
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◎お品書き。価格も良心的ですね。
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◎ざる蕎麦。 太目の無骨な麺が、田舎っぽくて好きです。
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◎そばがき。ほんとは日本酒が欲しいんだけど、、、、ガマン、ガマン。
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◎そばもちあげ。おやつ感覚で食べる物ですね。
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◎朝の早い峠には、こんなものも。まだ若いメスです。可哀想になあ。
でも、とっさに頭に浮かんだことは、なんとかして持って帰れないかと言うこと。 鹿肉は大好物なんですもん。
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ロワイヤル・オイスター 2006                           ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ シュール・リー 

もう、どうでも良いような話なんだけれど、シーズンも終わるわけだし、一言だけ。

去年もそうだったんだけれど、今年のベイスターズには、見るべきものがひとつも無かった。
これで村田がいくらタイトルを取ったとしても、とうてい気分は晴れない。

投手陣が、、、だとか、打撃陣が、、、だとか、言っている場合でもなかった。
他の5チームから圧倒的に離された、ダントツの最下位。 「何処をどうしろ」とも言える状態でもない。

今年、酒量が増えた原因のひとつは確実にこの成績であることは明らかだし、来年もこうだったら、それこそ真剣に、自分の身体の心配をしなくてはならなくなるだろうなあ。

この冬の補強、どうするつもりなんだろう? 風のうわさでは、悪い話ばかり聞こえてくるんだけれど、、、、

◎顔は泣く訳にはいかないので、きっと心の中では大泣きしているに違いないホッシー。 俺も一緒やで。
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今日のワインは、ロワール地方、ロワール川の河口近く、ナント地区の白ワインです。

ミュスカデ種は、辛口、スッキリ系のブドウ品種ですが、なんと言っても値段が安い。 暑い夏に飲むワインとしては、真っ先に頭に浮かぶ名前ですね。
それと、冬に食べる生牡蠣にもピッタリフィット。 牡蠣にはシャブリ、、、なんて言われますが、価格が圧倒的に安いミュスカデでも、充分満足できます。

長い名前ですが、このセーブルとメーヌは川の名前。この川の周辺の地区のAOCで、澱を抜かずに熟成させたシュール・リー製法を表しています。

そんなことで、今日の晩御飯に牡蠣フライが出ると言うことが判ると、すかさず栓を抜いたのがこのワイン。 何しろ、名前からして「ロワイヤル・オイスター」
これほどのベスト・マリアージュ(この言葉は嫌いだけど)は無いのではないでしょうか?

色は、ほとんど無色。サラサラと、夏向きの雰囲気ですな。

香りは、春の花を思い浮かべます。スミレ、桜、ヒヤシンス。白系の淡い色の花々ですね。樽は使っていないので、あくまでもこのようなすがすがしい香りが漂います。

飲んでみると、大人しい酸と柔らかい果実味の競演です。時には余計に感じるミネラルも、このボトルでは感じ取ることはできず、さわやかな余韻が印象的です。
もちろん、牡蠣フライにはバッチ・グー!! でも、一般的な魚料理には、どれにでもマッチするでしょうね。

ミュスカデといえば、私の頭の中では2000円以下。1500円くらいだったのですが、このワインは2300円。やはり、CPは高いとは言えません。
ただ、いつも飲んでいるシャルドネの対極として、こういうワインもあって欲しいのは事実です。そういう点で、一応の評価をしておきましょう。(C)

生産者-マルク・ブレディフ
生産国-フランス
購入店-ワイン・グロッサリー
購入価格-2300円

◎牡蠣フライとミュスカデ。 そつの無い、組み合わせですな。
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◎どう見てもホタテとしか見えない、ラベルに描かれた貝の絵。牡蠣を見たことが無いのでしょうか?
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コルトン 特級 1995

連日の、日本人研究者のノーベル賞受賞に、ホッと一息ついている、今日この頃です。

だって、今の円は、ほとんど対ドルで100円。 これでは輸出なんてやってられません。 今月中旬の中国出張も止めようかなあ???

そんなブルーな気持ちになっている時に飛び込んできた、このノーベル賞。 物理も化学も良くわからない私ですが、はっきり解ることは、これら受賞者の先生方のユニークさ。
皆さん、面白そうな先生ばかりですよねえ。

アメリカの大学で教授をしておられる先生方なんか、ひょうひょうとしていて、それでいて眼光鋭くて、、、私の周囲に居る人で、あんな人はいませんね。
フッと思ったのですが、明治の世を開いた幕末の志士たちって、あんな人たちばっかりだったのではないかしら?
外国に出て行っても、物怖じせずに筋を通す、、、こんな先生方の跡を継ぐ若手が、絶対いてくれると信じたいまなゆうです。←私は、もうアルチューハーマーだから無理ね。

また、「ノーベル賞なんて、もらってもうれしくない。」なんて言っていた先生が、次の日の記者会見で、泣いてしまうのを見ると、かわいいと言うのか、研究者の意地と言うのか、、、すごく人間的な魅力のある人に見えてしまうのが良かったです。
でも、その先生が言っている「六つのクォーク」の話なんか、全くチンプンカンプンなんですけど、、、、


今日のワインは、ブルゴーニュの南側、ボーヌ地区のコルトンの白ワインです。 南側とは言っても、その中では北寄り。もっと南のムルソーよりは、ちょっと厳しいめの酸の味が期待できます。
ちょっと冷やして、トライしてみましょう。

ボーヌ地区の白ワインは、有名村でなくても、それぞれ独特な味わいがあって、好きなところは多いです。価格の差が味の差よりも大きいように思うので、安くて美味しいワインを見つけたときは何か得をした気になって好きな場所でもありますね。

色は、かなり薄いほうの若い緑。13年経ったわりには、若々しい色合いですね。ただ、グラスを回してみると、流れるドリップの粘性はかなりの物。濃いみたいですねえ。

香りは、抜栓直後は南のフルーツが満載。それが、少し時間が経つとスッと大人しくなって、優しい蜂蜜の香りにまとまります。それ以外で思い浮かぶのは、ユリなどの白い花、白桃など。

飲んでみると、尖った酸が舌に刺さります。どうしたんだろう? 何か変だなあ、、、、ショップから買って以来、ずっとセラーに入れておいたんだけれど、ボリュームも無いし、甘さもミネラルも無い。
まともな熟成がされていないとしか言いようがありません。充分に熟成できるだけのポテンシャルは持っているはずなんだけど、、、、

残念ですが、期待からは大きく外れた結果になってしまいました。 でも、これも人生ですね。 赤塚不二夫的に言えば「これでいいのだ。」なんでしょうか? (E)

生産者-ドメーヌ・パラン
生産国-フランス
購入店-ヴェリタス
購入価格-7480円

◎コルクはまとも。と、言うよりは、少し乾きすぎのような気もします。これが原因かなあ?
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◎端正な、大人しいラベル。イタリアに慣れてしまうと、こんなラベルは面白くないけれど、これもフランス風なのかもしれません。
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シャトー・ムートン バロン・フィリップ 1970

”おまけ”には弱い性格です。小さいころから、グリコのおまけにはやられっぱなし。おかげで、どれだけ同じおまけが貯まったことか、、、、

でも、その性格は今も変わらず、今日も今日とて、コンビニで見つけたギネスのグラスつきセットに、思わず視線がロックオン。
気がついたら買ってしまっていました。

そのおまけとは、”リアル・ハーフ”を作るグラスと、それを作る”特殊”な装置のセット。

やり方はとても簡単なんだけれど、説明書を読んでみると、「スプーンを使っても作れます。」だって。
それじゃあ、こんなセットなんか意味ないじゃあないか!! バカバカしい!!
でも、こうやって、引っかかる魚もいるんだから、メーカーも止められない仕掛けなんでしょうねえ。 トホホホ、、、、

◎まず、”専用”グラスの文字の下まで、普通のビールを注ぎます。
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◎そのあとは、”特殊”な装置を使って、静かに静かにギネスを注ぎます。
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◎そうすれば、アラ!不思議! きれいなハーフアンドハーフの出来上がり。
だからどうなんだ!?? なんて、聞かないでください。
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今日のワインは、モレル・オークションで落札したボルドーのオールドワインです。

元々はダルマイヤックのシャトーだったのをバロン・フィリップが購入したために、多少の混乱はあったのですが、今ではこの名前ではなく、元のダルマイヤックに戻っています。
でも、作り手が同じだと、だんだん味も似てくるのでしょうか? 今までの経験では、より高価なムートン・ロートシルトよりも美味しいような気もするのですが???

さてさて、そんな名前の変遷のあるワインですが、38年の歳を積み重ねた味わいはいかがなものか? 興味深々で栓を抜いてみましょう。

色は、ダークチョコレート。細かな澱のせいでかなりの濁りが出ています。

香りは、けっして健全なワインの香りではない、スッパさと漬物香。でも、これが私の好みなんですからたまりませんねえ。
かなり液面が低い状態だったのですが、それでも抜栓して1時間待つのが私の流儀。 そのおかげか、漬物の上に酢昆布が現れ、ベーコンのようなスパイスっぽいお肉が現れ、ミントまで出てきて、飲み終わるまでの3時間にいろいろな顔を見せてくれました。

飲んでみると、最初の一口こそ???だったのですが、充分に感じ取れるブドウの皮のタンニンと果実の甘さが、「まだまだ現役じゃあ!!」と主張しているのを感じます。
スルスルと喉を滑り落ちていく柔らかさも気持ちよく、やっぱり、38年経ったボルドーは美味しいなあ。 しかも、澱のせいなのか、味わいもドンドン変わってくるのがなんとも言えません。(それが楽しくてあっという間にボトムアップです)
飲み干す寸前の澱でギトギトの一杯なんか、煮込みの鍋の底を掻き出した沈殿物の塊を舐めた時のような気持ちがします。 美味いわあ~!!

こういうワインを飲んでしまうと、まだまだ若い80年代のボルドーを開けるのを躊躇してしまいますが(それより若い物は犯罪行為??)、ボトル差もあることだし、難しい判断を飲み手に求めてきますねえ。

それにしても、このワインはオークションの落札物です。価格も、抱き合わせの落札なので正確ではないのですが、こんな価格でこの味わいは、、、オークション、止められまへんなあ!!(B)

生産者-バロン・フィリップ ド ロートシルト
生産国-フランス
購入店-モレル・オークション
購入価格-2992円(10本での落札価格が190ドル。経費が27パーセントと考えても、こうなります)

◎ミッドショルダーの液面。これ自体は驚くにはあたりません。
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◎それよりも気になるのが、アルミキャップを外して知る、漏れたあと。これはちょっとねえ。
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◎案の定、コルクはジュクジュク。いくら私のテクニックを駆使しても、途中でグズリ。やれやれ、ワインが心配だよう。
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◎この顔のないスフインクスのような生き物は何なんでしょうか? 頭は女性、首には重そうなネックレス。そして身体はライオンなんですよ。
何が言いたいのか? 全く解りませんねえ。
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ニュイ・サン・ジョルジュ 1998

今晩のおかずは秋刀魚。 そう言えば、家で晩御飯を食べるのって、いつからしてないんだろう? 
まあ、一ヵ月半ぶりくらいかなあ?

自宅での御飯って、やっぱりホッコリするし、周りの目を気にする必要もないわけで、しみじみと和みますねえ。 いつになったら、わたしは堅気の生活に戻れるんだろう??

「今日の秋刀魚は一匹100円やったわ。」と言う声を聞いて思い出したんですが、私が大好きな坂本九ちゃんが主演した”フジ三太郎”の第1回放送のテーマが秋刀魚でした。
奥さん役の宮本信子が「安くなって、やっと100円になったのよ。」と言うせりふがあったのですが、そうだとすれば、秋刀魚の値段は40年間も変わっていないことになります。

だって、あの番組が放送されたのは1968年ですからねえ。 その当時のサラリーマンの給料は4万円弱。 そう考えると、今の秋刀魚は安いんだなあ。

◎活力なべのおかげで、秋刀魚の煮付けは大成功。
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◎懐かしくなって、思わずビデオを引っ張り出してしまいました。 みんな若いなあ。もう、40年も昔なのかあ、、、、、
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今日のワインは、ブルゴーニュの赤ワインです。 実は、秋刀魚に合わせるワインを選んでみようと思い立ったのですが、「魚には白ワイン」という定式に逆らってみようと思ったんです。
秋刀魚の料理といっても我が家の料理は「秋刀魚の煮付け、生姜風味」ですから。

スパイシーさで合うものを探したのですが、このNSGあたりが適当ではないかと、、、、はたして、私の予想は的中するかな?

色は、エッジに少しだけ退色が見られる落ち着いたガーネット。少し濃い目の色合いで、ちょっとだけ濁りがあるかな?

香りは、鉄、皮、プルーン、ネクタリン、酢昆布。まろやかな中にも、各自のポジションがはっきりわかる明確さ。NSGらしさが良く出ています。

飲んでみると、酸が思ったよりも大人しいなあ。果実と言うよりもミネラルのしっとり感と、口元を引き締めるタンニンを強く感じます。
同時に、果実の甘味が強く出てきます。10年経っても、まだまだパワフルですねえ。

NSGの特徴は良く出ていると思います。秋刀魚の煮付けも邪魔することなく、充分対応できました。でも、やっぱり、肉。それも鳩とか、鴨とかのジビエ系の鳥肉に合うように思いましたね。
結果論に過ぎませんが、私の選択はハズレだったと言わざるをえません。(C)←ワインそのものはとっても良かったんです。

生産者-ニコラ・ポテル
生産国-フランス
購入店-不明
購入価格-3850円

◎料理にあわせることはあんまりしない私なんですけれど、、、、やってみました。
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◎シンプルなラベル。おとなしすぎない??
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龍と虎の対決 at 祇園さヽ木

今月から始まった祇園甲部の温習会。舞妓や芸妓にとっては、日ごろの練習の成果を発表する晴れがましい場でありますが、怖い先輩たちに囲まれて、緊張する場でもあります。

そんな温習会を、ANAの名物機長の山形キャプテンご夫妻が鑑賞されると言うので、夜の食事をご一緒させていただきました。
山形キャプテンのファンクラブ会員のTさんも駆けつけてくださって、相変わらずの”山形節”がこの日も全開。絶好調だったのですが、この日はとんだ伏兵がいたのですよ。

それは、食事所として選んだ「祇園さヽ木」の佐々木さんでした。今の京都で、圧倒的に予約が取れない店として有名なのですが、そこは自称「山形キャプテンファンクラブ京都支部長」の私ですから、いろいろな伝を頼ってカウンター席の確保に成功。
勇躍乗り込んだのは良いのですが、料理のおいしさはもちろんのこと、佐々木さんの繰り出してくるユーモア満載のお話に、山形キャプテンのおやじ駄洒落ギャグが絡んで、もう大変な情景が繰り広げられたのでした。

食後もおなかの皮がよじれて痛い痛い。満腹感と言うよりは、面白いショーを見たあとの疲れが、ジーンと頭に来ましたねえ。
いやあ、Tさん、面白かったですねえ。 また機会があればお誘いしますので、宜しくお願いいたします。

◎お茶屋の多麻から乗り込んだタクシーは、ナント!!あの四つ葉のラクヨータクシー!!しかも1台しかないという黒のボディ。
1400台あるラクヨータクシーの中でこれだけと言うタクシーに当たるなんて、キャプテンはサスガやなあ。
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◎6時半から一斉に始まるというスタイルなんですが、我々は遅刻。大急ぎで他のお客さんに追いつくためにがんばって最初のお皿にパクつきました。
京懐石とは少し違うスタイルの料理が次々と佐々木さんの手から繰り出されます。
味はもちろんのこと、色彩観もすごく考えられているし、器と料理のマッチングも素晴らしい物がありますね。
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◎冷酒はこの2本
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◎お燗はこのお酒。
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◎キャプテンvs佐々木さん。 どっちが龍でどっちが虎か? どっちにしても良い勝負ですわ。私はお腹が痛いよう。
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◎食後の記念撮影。玄関まで見送ってくださった佐々木さんも一緒に。 ご馳走様でした。 また寄らせて貰います。
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シャトー プティ・ヴィラージュ 1984

8月のヨーロッパ出張でおきた私のバッグのロストについて、タイ国際航空より正式な謝罪文が届きました。

内容的には、トラブルの原因が自社の遅延によるものであることと、その後の対応が適切でなかったことを100㌫認める内容で、さらに、私が現地で購入した生活用品について、その経費を負担するとともに、ある程度の”迷惑料”を支払うと言うことでした。

経費の負担は当たり前のこととして、私の迷惑を金額であらわすことには、ちょっと抵抗もあったのですが、交通事故でも慰謝料と言うものがありますから、気持ちとしては割り切ることにしました。

まあ、帰国後の電話対応でも、タイ国際航空の誠意と言うものは充分感じることもできましたし、その後の処理も適切でしたので、この件については、私としては「これにて、一件落着!」にしたいと思います。

今後も、TGを利用し続けることになるでしょう。あの微笑みとサービスは、やはり魅力ですから。

◎非常に丁寧な謝罪文が届きました。
081001 001
今日のワインは、過去にも飲んだことのあるポムロールの赤ワインです。 ケースで買ったようなのですが、どうやらこれが最後の1本。
過去の記憶では嫌な思い出はないですから、24年間の集大成を、このボトルで再確認してみましょう。

色は、すでに赤みは無く、渋いレンガ色です。透明感はそこそこあるので、綺麗な熟成をしたようですねえ。

香りは、まさにお漬物。いわゆる”熟成香”が満載。個人的には好みの香りではあるのですが、これはちょっとやりすぎかなあ?

飲んでみると、全てのトーンが低いですねえ。落ち着いていると言うよりは、これはもう”お亡くなり”になられたような気がします。
多少感じることができる酸が、過去の華やかなりしころの思い出なんでしょうか、、、、もうこれは、ブドウ品種がメルローであろうが無かろうが関係なし、、ですね。
でも、そのお顔はあくまでも優しく、眠っているような柔らかさではありますけど、、、

30分も経たない間に、ドンドン普通の水のようになってきて、ワインの最後の姿は”水”なんだなあ、、、と、再認識したしだいです。
これはもう、合掌するしかありません。(*)

生産者-シャトー プティ・ヴィラージュ
生産国-フランス
購入店-不明
購入価格-失念

◎ボルドーの典型的デザインのラベル。ベースのクリーム色と淡い色調の字体が、落ち着き感を出しています。
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☆年齢     不詳
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         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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