まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

イタリア出張日記 -旧友と再会 その弐-

ここまで来たら、昼食は”白トリュフ尽くし”でしょう。目指すは、「リストランテ ピアッツァ・ドゥオモ」

アルバのドゥオモの前の広場に面している建物の2階にあるレストランです。経営母体は、ピエモンテでも有数のワイン生産者、チェレット社。
ここも、3年ぶりの訪問になりますが、シェフのエンリコ・クリッパ君とはジャンフランコを通して知り合い、今回の訪問も、かなり前から予約して、「俺が行くからなあ!!」と、プレッシャーをかけておいたんです。

彼が繰り出してくれたお皿の数々は、白トリュフを意識したすばらしいものばかり。味付けは弱めで、トリュフの香りを第一に考えているのが良くわかります、、が、それがかえって日本人には合うんじゃあないのかなあ?繊細な舌を持っていることでは、日本人はイタリア人より上だと思うから。
そしてやはり、地元の特産品は、地元で食べるのが圧倒的に良いですねえ。アルバに住めない我が身を、ちょっと、寂しく思ったくらいでした。

PIAZZA DUOMO
4、PIAZZA RISORGIMENTO 12051 ALBA
tel0173 366、167 fax0173 296,003

HPはこちら

◎リストランテの入り口は以前と変わらず、まるで勝手口のような作り。このピンクがねえ、、、、、
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◎しかも、このブザーを押して名前を告げなければ開けてもらえません。
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◎室内も、同じくピンク。ただし、大きな花の絵が新しく描かれていて、以前の殺風景さは無くなっていますね。
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◎ウェルカムドリンクは、地元のスプマンテ。だって、アスティは隣村だもんねえ。
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◎サイドディッシュのパンとグリッシーニ。どちらも焼き立てで熱々。
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◎アンティパスト。クリッパ君のお皿にはどうしても”和”を感じてしまいます。それは、彼が3年間を関西で暮らしたことと無縁ではないはずです。
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◎テーブルを担当してくれるロベルト君とワインの相談。私の好みを聞いて選んでくれたのは、チェレット社のバルバレスコ・ファセット1990年。
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◎「どっちでも良いですよ。」とは言ってくれたのだけれど、私はデキャンタすることを選択。そのほうが、よりまろやかになるような気がしたもので、、、、
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◎トリュフを選びます。私の指差したのは、一番大きなヤツ。こうなったら、ドンドン行くぜい!!
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◎最初のお皿は、「蕪のミルフィーユ」和風出汁で炊いたのかと思うくらい柔らかく、甘い蕪がトリュフの香りに包まれています。
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◎「大きな貝柱とポルチーニのグリル」 確か3年前にも、この貝柱は出たような記憶が、、、、クリッパ君は貝柱が好きなのかな?
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◎だんだん、トリュフを削るロベルト君の動きが大胆になってきているような気がするんだけれど、、、、
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◎どうです? このトリュフの白さは? これこそが”アルバの”白トリュフの証だ!と、ロベルト君は言います。
でも、俺はそんなに経験がないんだよ。日本には無いんだもの。
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◎「ウサギのグリル、卵ソース添え」 卵とトリュフの相性の良さは実証済みですが、ウサギの淡白な味を美味く引き立てている濃い目のソースがインパクトを与えてくれます。
絶品です!!
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◎またまた出ました「二層のスープ」 でも、こちらは下が温泉卵。下のソーサーに注目して欲しいのですが、これって、どうみても和皿ですよね。
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◎ロベルト君は容赦も無くトリュフを削ってくれます。ちょっと、手加減をせえよ。
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◎かき混ぜると、卵とトリュフが混ざって、良い感じ。でも、ここまで生っぽい卵を、こちらの人は食べるのかなあ?
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◎フッと窓を見ると、空は快晴。私の心も同じく晴れ晴れ。
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◎「豚ミンチ入りのラビオリ」 本部長様がデジカメを構えると、ロベルト君はますます調子に乗って、、、、、
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◎「ホロホロ鳥のもも肉のグリル、クルミのソース」 ところが、本部長様のお皿にトリュフを削っているところでトリュフが終了。
こりゃあ!ロベルト!!オレの皿をどうするつもりじゃあ!? ナニナニ?トリュフをもう一つ持ってくるって??
おんどりゃあ!!ダレが金を払うと思っとるんじゃあ!! ナニナニ?本部長様がそう言ったって? 本部長様、なんてことを言うのよ~。(大涙)
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◎まあ、私のお皿にもこれだけ削ってくれたから良いか?、、、って言うような問題じゃあないですよね!!
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◎もう大概お腹がいっぱいなんですけれど、ここからデザートに入ります。こんな綺麗なお皿にも、、、、
容赦ない白トリュフの雨が、、、、
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◎モンブランケーキにも、雪のように白トリュフが舞います。
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◎最後のプティフール。全く残念なことに、手が出ません。クリッパ、すまん!!
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◎でも、食後のカフェ・コン・グラッパは欠かしませんぞ。これを飲まなきゃあ、胃モタレで大変なことになっちゃうよ。
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◎食後に、クリッパ君登場。正直に、食事の感想を述べましたが、たしかに彼の腕前は3年前よりは大きく向上しています。
あの時はできたばかりのお店でしたが、ようやくみんなの動きがサマになってきたと言うか、落ち着きが出てきました。

彼も日本語を忘れることなく、ちゃんと旧交を温めることができました。でも、街中で俺を見かけたのなら、挨拶くらいしろよな。
後から言うなんてひどいよ。(本部長様のお顔はご本人の強いご要望によりお隠しいたしました)
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◎丸一日かけたアルバから帰ってきたら、ミラノはもう夜。中央駅のドームとユーロスターの新旧のコントラストが綺麗です。
ああ、しんどい一日やった。
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イタリア出張日記 -旧友と再会 その壱-

まず、最初に訪れたのは、アルバでも有数の白トリュフを扱う「タルトゥーフォ・ポンツィオ」

ここの若主人ジャンフランコとは、10年来の旧友です。 ちょうど彼は外出中だったのですが、お母さんが電話をして、私が来たことを告げてくれました。
彼が帰ってくるまでの間、お父さんが自慢の白トリュフを見せてくれたのですが、どれも子供の握りこぶしくらいはあります。
すばらしい香りと大きさ。

その後、帰ってきたジャンフランコと今年の出来や、買って帰るものの品定めで相談。彼は真剣な顔をして、トリュフを嗅いだり、持って重さを感じたり、、、なかなか決まりませんでしたが、最終的には大き目のもの二個に決定です。
これはおおっぴらには言えない事なのですが、地元での仲買人価格で分けてもらえることになりました。
まあ、長年の付き合いだからね。

彼が言うには、ここアルバにもクロアチアあたりのトリュフが持ち込まれているらしく、トリュフ監督官の仕事がすごく忙しくなっているそうです。
ここにも、産地偽装の話があるなんて、、、ねえ。これから、単に”白トリュフ”とだけ言うのではなく、”アルバの白トリュフ”と言わなくっちゃあ。
なんか、”丹波の松茸”と同じような感じですね。

それにしても、このお店に入ったときから、ずっと白トリュフの香りに包まれています。お店を出るのが嫌になるくらいですわ。

Tarrtufi Ponzio
Via.V.EMANUELE26-12051 ALBA(CN)
tel/fax+39 0173 440456

HPはこちら

◎市役所の前では、ナニやらデモ行為が、、、今のイタリア、どこもかしこもデモだらけ。
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◎朝のアルバの目抜き通り。と言っても、こんな規模ですけど。
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◎ジャンフランコの店は、その目抜き通りにあります。濃い緑のテントが目印です。(今日はたたまれているけれど)
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◎お父さんが見せてくれた”朝掘り”の白トリュフ。店頭には出されていません。 どうです?ゴロンゴロンしてるでしょ?
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◎お店に並んでいるのは小ぶりのサイズ。この方が買いやすいのは事実ですね。
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イタリア出張日記 -アルバへの道 2008年版-

一応、今回の出張目的は昨晩で終了。最終日の今日は、私は個人的にお休みをいただいて、アルバまで旧友に会いに。

ミラノ中央駅を、朝の6時20分発の鈍行で出発。ボゲーラ、アスティと乗り継いで、アルバ到着は9時過ぎの予定。3時間の列車の旅です。
ミラノ駅は残念ながら改装中で、切符売り場も探し回るくらいだったのですが、あの工事が終われば、すごく近代的な内装に生まれ変わるはずです。次回に来るときが楽しみだなあ。

アスティからは単線です。3年前は、すごく古めかしい電車に乗った記憶があったのですが、今回私たちを待っていてくれたのは最新式のディーゼル車。
あっ、そうそう、言い忘れましたが、今回は本部長様も同行です。例によって、「おまえが行くんなら付いて行ってやる。心配やからな。その代わりに、美味いもんを食わせろよな~!」です。ありがたいお言葉。(涙)

典型的なピエモンテのブドウ畑を掻き分けながら、ディーゼル車はアルバに到着。こんなに近代化されているのは喜ばしいことなんでしょうけれど、私の心の中にある”秘境・アルバ”と言うイメージが崩れてしまったのも事実です。
ああ、これも、”知恵の哀しみ”なんだろうなあ。

◎まだ、周りが暗い早朝のミラノ中央駅。それにしても、この建物の壮大なこと。イタリアではダントツトップでしょうね。(駅としてはですけど)
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◎乗り込むのは、相変わらずの汚い鈍行。
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◎ところが、アスティからは最新型のディーゼル車。かっこ良いし、静かだし、振動もなし。
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◎車内には、自転車置き場や、、
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◎広々としたトイレも。しかも、このトイレの便座は回転式で、スイッチひとつで洗浄されると言う徹底振り。
こんなの、はじめてみましたよ。
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◎もちろん、表示板完備。これで、次の駅がどこなのかがわかります。(車内アナウンスもあったので2重の安心ですが、こんなこと、今までのイタリア鉄道では考えられなかったことです)
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◎一直線に伸びる、アルバへの道。
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◎周りの丘はブドウ畑だらけ。もう、期待に胸は張り裂けそうです。
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◎アルバ到着。
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◎アルバの駅舎自体は以前と同じでした。懐かしいなあ。
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イタリア出張日記 -少しは海の香りでも嗅いでみましょう-

ヴィチェンツァの仕事は販売店訪問。円高のご時世では、なかなか良い話にもなりません。
本部長様のお顔は、赤くなったり、青くなったり。

夕方にどうやら開放されて、後はホテルに帰るだけだったのですが、「待てよ、ここからベネチアまではそんなに遠くないよなあ。」
調べてみると、50分もかかりません。 よし! 今日はベネチアで飯でも食おうかあ!!

地理不案内の本部長様には適当なことを言って、サンタルチア駅までガタコンガタコン。
そこから、迷路のような小路をサンマルコ広場まで。

「どうです? ここが、あのベネチア共和国の中心。ドゥカーレ宮とサンマルコ広場ですよ。」←私
「ふ~ん、今日こそは生ハムを食いたいなあ。」←本部長様

あのねえ、ベネチアへ来て肉は無いでしょう、肉は、、、、ここでは、海の幸を堪能してもらわないことには、、、、

時間もなかったので、観光は適当にして、広場の横の食堂街へ。
適当なリストランテを見つけて、そこで昨日食べることができなかったパスタを食べてもらうことにしました。
最後まで、肉に執着していた本部長様には、強制的にイカ墨のパスタにしました。明日の朝、トイレでびっくりしやがれってんだよ!!
私はおとなしく、ボンゴレ・ビアンコ。

ああ、もう少しの今回の出張。何とか無事に終われますように、神様、ホトケ様、稲尾様、、、←ちょっと古いかな?

◎ゴンドラもすでに営業終了状態。 まあ、本部長様と二人で乗るような情況は考えられないから良いけどね。
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◎冬の日は短く、どんどん暮れていきます。
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◎選んだリストランテは”アル・アンジェロ” 観光レストランです。 でも、英語は達者だし、機転も利くし、対応そのものは国際規格でしたね。
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◎アンティパストは、”海のフリット”と”海のサラダ” これ、好きなんですよ。
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◎本部長様の”黒いパスタ” 尿酸値が高い人の典型的なパターンは、外に出ると肉を食べたがります。多分、本部長様も、家に帰れば厳しく管理されているんだろうなあ。そう考えると、ちょっとはかわいそうでもありますね。
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◎私の”アサリのパスタ” まあ、ビックリするような仕掛けも無いわけで、、、こんなものなのでしょう。
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◎飲んだワインは、白のハウスワイン。カラフェでもらいました。アクアは本部長様のお好みの炭酸入り。珍しく、この好みは私と合いましたね。
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◎食事を終わると周りは真っ暗。それでも、人通りは多いなあ。 流れに乗って、サンタルチア駅へ向かいます。
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イタリア出張日記 -これは、もう芸術の領域?-

イタリアの鉄道。 昔は、時間通りに列車は来ないし、突然のストライキはあるし。 私は全く信用していなかったんですが、それも劇的に改善されているようですね。

ただ、最近特に感心するのは、その運行状況ではなくて、鉄道の沿線や、列車そのものに描かれている悪戯描きなんです。
もう、落描きの域を超えています。 ホントに綺麗。
列車のボディだけに留まらず、窓までもそのキャンバスにしてしまう大胆さには、凄いものがあります。

でも、もっと感心するのは、そんな落描きを消しもしないで、そのまま運行している会社の太っ腹。
まあ、ここまで来れば、芸術なんでしょうかねえ?

◎列車そのものは代わり映えし無いのですが、、、、
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◎車内には、こんな表示がされていたりして、近代化されています。
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◎テーブルの下には、パソコン電源も装備されています。
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◎沿線の遮音壁もこんな調子。
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◎窓までも覆い尽くす、この迫力。 さすがイタリア、、、恐るべし、、、、
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イタリア出張日記 -ヴィチェンツァの夜-

ボローニャの仕事も終えて、次の仕事場へ移動です。夕方にボローニャを出て、電車でヴィチェンツァへ。

ヴィチェンツァはヴェネト州の小都市で、アンドレア・パラーディオの建築物が多く残っていることで有名です。
城壁で囲まれた旧市街は歴史的に保存されており、お店の看板などもきわめて控えめ。

おかげで、晩飯のリストランテが見つからず、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。
そのたびに、私の後ろで本部長様が不平を述べます。 この人って、お腹が空くと、人が変わるんだなあ。

ようやく見つけたのは残念ながらリストランテではなく、ピッツェリア。「パスタが食いたい~!」と言う本部長様をなだめすかして、ピッツァとビールでガマンしていただきました。

お店自体はカジュアルながら、専門店だけのことはあって味は良し。北イタリアでも、美味しいピッツァはあるじゃない。
こんなこと、南イタリアの人間には言えないけど、、、、

◎イタリア鉄道は、思いのほか定刻どおりの運行で、拍子抜けです。
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◎お店には看板も照明もなし。これで、ピッツェリアだとわかりますか?
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◎お店の名前は”Re di Spagna”スペインっぽい色使い。チェーン店かなあ?
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◎ピッツァは2種類。トマトソースの”ラ・ボンバ”とモッツァレラチーズとハムの”パーネ”。
生地の厚さも違いがあって、なかなか凝っています。
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◎飲んだのは、ドイツのピルスナーとスコットランドのダーク。ダークのほうが好みかなあ?
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◎またまた、夜の彷徨。すでに、クリスマスの装飾やライトが飾られていました。
しかも、満月だったんですよ。
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イタリア出張日記 -ボローニャで大発見 リストランテ・チアッコ-

「のどが痛い! 胃が重い!」とご機嫌斜めなのに、
「じゃあ、ホテルで寝てますか?」と聞くと、
「おまえが出かけるのなら付いて行く。美味いもんでも食うたら、気分が良くなるかも?」と言う、本部長様。

こりゃあ、その辺のバールで私だけの晩飯を済ますわけにはいかなくなりました。どこか、良いレストランを探さなくては、、、、
時間も時間だったので、今から予約を入れるのは無理と判断し、ぶっつけの飛び込みで新店開拓をやってみることに、、、

ただ、ボローニャも度々来ているので、どのあたりに良いレストランがあるのかは、だいたい察しが付きます。
メインストリートのインディペンデンツァ通りを一筋外れた裏道が狙い目です。何軒かのレストランを覗き込みながら、店の雰囲気や客の入り具合などから、その店のレベルを想像します。
ところが、今回の場合は後ろの本部長様が「まだか、まだなのか?!」と、うるさいうるさい。私の感も鈍りがちです。

でも、ついに、サン・シモーネ通りから見える小さな灯りを見たときに”ピピ~ン!”と来ましたね。「ここに決めよう。」
お店に入って、ご主人とおぼしきおじさんに聞いてみると、「1席ならあるけど、そこで良い?」

もう、うるさい本部長を黙らせるためならどこでも良い気持ちになっていたので、即座にOKを出します。

メニューを見せてもらうと、アラカルトもあるものの、デギュスタシオンが何種類かあって、ちょっとそこいらのリストランテとは構成が違うようです。
でも、知らないお店では”お勧め”が良いとも聞きますから、本部長様に聞いてみると、「お肉のセットが食いたい!」とのご意見。
アンタ、胃が重いってブツブツ言うてたんと違うんかいな!?

お店にオーダーしたのはお肉の4皿+デザートのセット、55ユーロ。その中身は、、、、写真でどうぞ。

RISTRANTE CIACCO
Via San Simone 40126 Bologna
Tel051.26.5441/Fax051.65.67382

お店のHPがあるのですが、なぜかプーリアのお店の情報が出てきます。これもイタリア風???

◎チラッと見えたお店の灯り。私の第六感にヒットです。
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◎お店の看板はこれ。チアッコと読むのかな?
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◎店内の絵を見て、「ちょっと、違うなあ。」と思ってたのですが、お皿を見てわかりました。
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◎アンティパスト。見たとたんに、「これは違うわあ!!」だって、この構成は”エル・ブジ”スタイル。
お肉のカルパッチョ(タルタル?)にスプーンの中身はプルーン。また、グラスの中はレモンジュース。
これらを混ぜ混ぜして食べるんですが、、、、こんなイタリアン、見たことも食べたこともありません。
でも、、、美味しいわあ。シャキッとする酸味が、胃に「戦闘態勢!!」と叫んでいるようです。
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◎二層のスープ。上はクリームのエスプレッソ仕立て。下はポテトスープに小さなウサギのミンチ。
これも、初めての組み合わせ。イタリアン伝統料理の総本山、ボローニャにこんなリストランテがあったのか!?
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◎プリモ。ウサギのラグーとガルガネッリ。豚のラルド乗せ。
セモリナ粉100㌫のこのパスタは噛み応えがすごい!顎が鍛えられます。また、アッサリ系のウサギに対してこのラルドのネットリ感の絡まりがすごい組み合わせです。
これも初体験の味。
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◎セコンド。牛ほほ肉の煮込み、ウイキョウソース。フンギのフリット添え。
食の国、イタリアの中でも”イタリアの台所”と言われるエミリア・ロマーニャ州の州都、ボローニャ。
まさに、このお皿にその姿を見たような気がした一皿でした。 言葉が出ません。
(さすがに、本部長様は本調子でなかったのか、このお皿は完食ならず。残念でしたね。)
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◎デザートその壱、パンナコッタ。一口サイズで甘さも抑え目。
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◎デザートその弐、ナッツのメレンゲティラミス。これも甘さ抑え目。普段は手をつけないデザートですが、このリストランテのデザートは吐き出すことになっても口に入れたかったんです。
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◎飲んだワインは、「トレ・モンティ2005」と言う、サンジョベーゼ。イーモラの産ですから地元ですね。
お店の主人が選んでくれただけのことはあって、味も濃くなく、料理を邪魔しません。
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◎予想外にすばらしい料理を堪能した後は、ボローニャの夜を散策。名物のアーケード、ポルティコや、、、
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◎夜中まで騒いでいる若者が集まる聖ステファーノ教会も、、ああ、幸せ、、たとえ、横に本部長様がいるとしても、、、、、
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イタリア出張日記 -本部長様、ご乱心!!!-

仕事場であるショーの会場までは、ボローニャ市内のホテルからバスで10分くらい。タクシーを使う必要も無いくらい便利なので、いつもこのルートで移動しています。

我々の行動初日はバスも混んでいず、仕事も予定通りはかどって本部長様も満足されていたのですが、次の日の土曜日からは、バスに乗る前に切符をチェックする職員が現れて非常に混雑し始めました。
バスの車内にも券売機があるのですが、離れたところにある券売機で切符を買って、乗る前にそれを見せろと言うのです。

このあたりから、本部長様のお顔の色がピンクがかってきたのですが、その理由は、前日のショーの帰り道でちゃっかりとキセルしちゃったから。
ご存知のように、ヨーロッパでは交通機関の切符は自己責任で買うようになっています。改札口が無いので、切符を買わずに乗ることもできますが、もし車掌が来て切符が無かったら立派な犯罪行為とみなされて、刑罰の対象になります。(たいがい罰金刑ですけど、、、)

本部長様の場合は、バスの車内の券売機が動かなかったから仕方がなかったのですが、結果的にはキセルをしたことは事実。
「それがバレたのかな?」なんて思ったのでしょうか?

今回の場合は、仕方なく、電車の駅の構内まで切符を買いに行ったのですが、その券売機にコインをいくら入れてもお金が戻ってきます。
このあたりで、すでにピンクからオレンジ色になってきた本部長様のお顔は、私が見ても「ちょっとヤバイなあ。」と思うほどだったのです。

そして、とうとう爆発したのが、乗っていたバスがブレーキを踏んだときです。満員のバスだったので、仕方がなくつり革につかまっていた本部長は、そのブレーキの勢いでつり革を引きちぎり、ちょうどとなりに立っていた私の目の前に座っていたおじさんの頭を、思い切りそのにぎりでドツイたんですわあ!!
つり革のプラスチックのにぎりが「ボコッ!!」っという鈍い音を立てて、おじさんの頭に食い込みます。

頭を抱えたまま私を見上げるおじさん。とっさに、私が殴ったんだと思ったようですが、私の両手はカバンと、手すりを握ったままですからそんなことができないのは明白。
そして、次に目をやった先の本部長様は、それこそ今にも噴火しそうな真っ赤な顔をして、引きちぎったつり革とにぎりを片手に持ったまま仁王立ちしているではありませんか!!

「これはヤバイ!!」 とっさに、私はおじさんと本部長様の間に入り、おじさんに急ブレーキのせいでつり革が切れたことを説明し、「アイアムソーリー」を百回唱えました。
何とかこの場を収めないことには、、、、、

幸い、おじさんも、我々が外国人であることと、殴ったものが凶器ではないことがわかったようで、「つり革が切れたんなら仕方ないなあ。」と言うような言葉を吐いて、次の停留所で降りていきました。
ああ、優しいおじさんで助かったあ、、、、、

それにしても、殴った後も相手を睨みつけている本部長様は、、、もしかしたら、本気で人を殴りたかったのかもしれないですねえ。
私はいまだに殴られたことは無いけれど、これからは、この人には背中を見せないように気をつけなくちゃあなあ。

◎元はと言えば、こんな職員が現れて、切符を調べるから悪いんだい!!そうですよね?本部長様?
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イタリア出張日記 -やっぱりかっこ良いランボルギーニ-

最近のあるブログで、イタリア警察のパトカーとして紹介されていたランボルギーニを見たのですが、異様にかっこ良いですね。
主に高速道路の取り締まり用らしいのですが、そんな紹介ビデオを作ってしまうお国柄、農業用も負けていません。

数あるトラクタメーカーの中で、私が一番好きなのは、やはりランボルギーニ。
自動車部門はアウディに買収されてしまったので、もともとの本業である農業機械メーカーとして、トラクタを作り続けています。

今回のショーで発表されていたのは、最新型のスーパーチャージャー2連装の230馬力のエンジンを搭載したモデル。
もちろん、フルタイム4WDで、前後進とも32段の副々変速機つき。

ついでに、GPSによる完全オートトレーシングナビゲーション完備ですから、どんな広さの畑でも、一番効率よく自動操縦ができてしまいます。
これって、もう人間が乗る必要すら無いんじゃあないのかしら?

日本の農業なんて先細るばっかりなんだけれど、真剣に食料のことを考えている国の姿勢はやっぱり違うなあ。
日本に、このランボが走るようなときは来るんでしょうか?

◎コーポレートカラーのシルバーがまぶしいランボルギーニトラクタ。好きです。
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◎ショーモデルなんでしょうが、こんな花柄トラクタも。売っても良いんじゃあない?
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◎ついでに、、、これがランボのパトカーです。
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イタリア出張日記 -本部長様、ご登場-

今日は、いよいよ本部長様が日本からイタリアに来られる日です。私も、出迎えにボローニャに移動。
バリ空港からはたった50分で着く距離ですからゆっくりと構えていたら、私の飛行機が到着しません。どうやらローマ空港でのストの影響で飛び立てないようです。

困ったなあ、もし本部長様の到着に間に合わなかったら、また、あの顔を真っ赤にして怒るだろうなあ。

神様に祈りながらロビーで待っていると、1時間30分遅れで飛行機が到着。なんとか、これならぎりぎりセーフかな?
後は、機長に任せましょう。頑張って、飛ばしてや!!!

◎遅れて到着したエアー・ワン。機材はボンバルディアCRJ900です。
イタリア人もせっかちが多いですから、中国人と同じで、機内持ち込み荷物が多いんですが、今回は地上係員が大きな荷物を無理やりタラップの横で奪い取って機体下部の倉庫室に放り込んでいました。
着陸後は、またおろしてくれるんだろうなあ???
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◎本部長様のフライトも少し遅れたおかげで、到着ロビーには私が先に到着。良かった、良かった。
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イタリア出張日記 -聖ミカエルの教会-

サンジョバンニから東に行くこと30分。ガルガーノ半島の先にモンテ・サンタンジェロと言う街があります。
標高はほぼ800メートル。京都で言うと、比叡山の高さかな?

そこに、キリスト教の戦いの神様”聖ミカエル”を祭った教会があります。もともと、モンテ・サンタンジェロという言葉は、フランス語で言えば、モン・サンミッシェル。
フランスのノルマンディーからこのガルガーノ半島の山の上にまで続く道は、昔から”巡礼の道”として、キリスト者からは称えられています。

入り口が二つあるという、ちょっと変わった外観の教会ですが、実際は、この建物の真下の洞窟の中に祭壇があります。
内部は写真撮影が禁止なのでお見せできないのですが、原始キリスト教と言っても良いほどの質素さと純粋さを持っていて、他の町にある壮大なドゥオモとは大違い。
どっちが信仰心が強いんでしょうかねえ?

また、中世に良く行われた、十字軍の遠征のときには、ちょうどその順路に当たっていたので、戦士はここにお参りして、聖ミカエルに武運のお願いをするのがしきたりだったそうです。
 
近くには、聖マリア・マッジョーレ教会もあり、ここには”南イタリアではここだけ”と言われているビザンチン様式のキリスト画が残されています。

あまり日本人を見ないモンテ・サンタンジェロですが、こここそ、訪れるべき場所だと思いますね。

◎”入り口が二つ”という変則的な教会ですが、この建物自体は後世に建てられたもので、最初の教会は、建物すらなく、洞窟の中にあったそうです。
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◎教会上部には聖ミカエルが怖そうな顔をして立っています。なぜか、仏教の阿修羅に似ていませんか?
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◎教会の横には、フェデリコ二世が建てたカステル・デル・モンテにそっくりの八角形の塔も立っています。
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◎聖マリア・マッジョーレ教会は、街中にひっそりとたたずんでいます。
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◎建物自体はかなり壊れていますが、入り口のマリア様の彫刻は見事です。
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◎南イタリアで唯一と言うビザンチン様式のキリスト画。貴重ですが、そんなものがポツンとあるのがイタリアですかね?
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◎標高が高い上に、海に近いので風が強い。そのために、煙突の形が変わっています。煙の出口が横にあるんですよ。風の逆流を防いでいるんですね。
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◎まあ観光地でもありますから、土産物屋も、、、、、
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イタリア出張日記 -イタリア男はやっぱりマザコン??-

いつもは「おはようございま~す。」と日本語で挨拶してくるミケやんの元気がありません。
「どうしたん?ミケやん。」「風邪引いたみたい。」「そらアカンわ。薬を飲むかい?日本の薬はよう効くでえ。」
でも、薬は拒否。その代わり、お母さんのご飯を食べたら、”きっとすぐに直る”そうです。ホンマかいな?

そんなことで、計画を変更して、今晩はミケやんの実家に行くことに。わたしもマンマの手作りの料理は大好きですから楽しみだなあ。

でも、今回の例に漏れず、奥さんのアズーに言わせると「イタリア男はお母さんに頭があがらへんねん。」だそうです。
まあ、生まれてからずっと大事にしてもらって、毎日が”マンマの味”に浸っていたわけですから、そんな親元から離れて一本立ちしたとは言っても、気が弱くなれば、やっぱり頼るのはお母さんなんでしょうね。

お母さんが作ってくれた料理は、いつものトマトソースのキタッラとウサギと羊肉の煮込み。
定番料理ですが、アズーが言うには「こちらの家庭では、中華料理とか日本料理とかの他の国の料理を作ることはめったに無い。」そうです。
そういう料理はリストランテで食べるんでしょうが、初めてマクドが上陸したときに、各地で排斥運動が起こったほど自国の料理に誇りを持っていることは、ある意味ですばらしいことでもありますね。
舶来ものなら、何でもうれしがるどこぞの国とは大違いですね。

◎これまたいつもの、目方買いのモンテプルチアーノが真ん中にある食卓。
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◎トマトソースの中には豚肉の肉団子がゴロゴロ。
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◎ウサギは鶏肉そっくり。胸肉に近いかなあ?羊肉は薄く切ったものをタコ糸で縛ってソーセージ状にしてあります。
けっこう手がこんでますね。
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◎食後には、おばさんのジジーナ特製の月桂樹のリキュール。これがやっぱり美味いんだわ。
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イタリア出張日記 -パードレ・ピオにご対面-

サンジョバンニには、有名なパードレ・ピオの教会があるのは前にも書きましたが、今回、その遺体をお墓から掘り出すと言う行事がありました。

なぜそんなことをしたかというと、パードレ・ピオは、数々の奇跡を起こしたおかげで聖人に列せられたのですが、「聖人は死んでも腐らない」と言うことになっているそうで(キリスト教の決まりだそうです)
死後50年たったらお墓を掘って、みんなに遺体が腐っていないことを見せなければいけないんです。

まあ、常識で考えたら、50年後の遺体なんて、見られたもんじゃあありませんわな。でも、それをやらなければ、聖人である証明ができないわけで、もしできなければ、ローマカソリックの大本山、バチカンの権威がぶち壊しになってしまうんです。
ホントはやりたくなかったんだろうなあ。 でも、開けちゃった。

結論から言えば、もうボロボロになっていたわけですが、そこはバチカンです。ひそかにイギリスはロンドンにある有名な蝋人形館のマダム・タッソーに頼んで、立派なお顔を用意していたんですよ。
それをかぶせて一般公開を断行。

今月末まで公開されているパードレ・ピオのご遺体は、ごらんの写真の通りです。
宗教の力って、怖いと思いませんか? 不可能も、可能に、、、できるんだから、、、、

◎ご遺体が安置されているのは、一番古い教会です。
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◎小さな入り口には、マリアとキリストを守る、聖フランチェスコと聖ミカエルの絵が掲げられています。
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◎死後50年のご遺体。安らかなお顔ですねえ。(私は、このお顔の下にあるものを想像するだけで、充分恐ろしいですけど、、、、)
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◎周りは善男善女が取り囲んでいます。泣く人や、ただ祈りを唱えるだけの人も、、、、
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◎いまや”聖遺物”となったパードレ・ピオの衣服も展示されています。
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◎ご遺体の公開が終われば、新しい教会に移されるそうです。この教会がまたスゴイ!!! レンゾ・ピアノの設計ですぜ!
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◎サンジョバンニの街中は、パードレ・ピオだらけ。でも、バカにしちゃあいけません。一年で、300万人の信者がお参りをするんですから。
地元経済は、ウハウハですわ。
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イタリア出張日記 -新人マンマの料理デビュー-

イタリア人と結婚したアズー。新居を購入し、かわいい赤ちゃんを授かって、もう立派なマンマの貫禄ができてきています。
でも、実は今まで、アズーの手料理を食べたことが無かったんです。だって、それまでは旦那のミケーレ(通称ミケやん)の実家に同居していたので、料理は完全にミケやんのお母さんが作ってくれていたんですから、、、

今回、初めて、アズーの手料理を食べる機会があって、なぜか私も緊張してしまいました。「美味しくなかったときには、どんな顔をして、なんて言ったら良いんだろう?」

でも、そんな心配も、一口食べて吹っ飛んでしまいました。「美味しいなあ!やればやれるやん!!」
お世辞でなく、心からそう言えて、ホッとしたまなゆうなのでした。

◎マグロのカルパッチョ。ちょっとマグロの切り方がおかしいねえ。アズーが言うには、「魚屋さんの切り方自体が筒切りだったから、こうなっちゃうのよ。」
まあ、味には関係ないか、、、、な?
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◎スパゲッティ漁師風。かなりの美味さを素材のよさに助けられたのは事実ですが、まあ、この写真からも美味しさがわかるでしょ?
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◎目方売りのモンテプルチアーノだけではなく、たまにはこんな地ビールも。
ペローニは日本のラガービールのような味わいで、なかなかの好みではあります。
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イタリア出張日記 -イタリアは分別ごみ収集の優等生-

京都でもすでに始まっているごみの分別収集。でも、その完成度はまだまだですねえ。
我が家でも、スタート直後は頑張ったんですが、いつの間にかめんどくさくなっちゃった。

それに比べると、イタリアの一般家庭の徹底振りには頭が下がります。どんな小さなラベルでも、瓶から剥がせるものは剥がして、別の袋に入れていますからねえ。
それを、街角においてある色分けされておる収集箱に放り込んでから出勤です。

この役目は、主にご主人の分担のようですが、それ以外でも、イタリア男はよく家事の手伝いをしますね。
食後の食器洗いなんか、奥さんが何にも言わなくても、スッと立って自分からやっていますから。

日本は、そういうところもイタリアから遅れているのかなあ?

◎巨大な3色のゴミ箱が並んでいるのが、街の風景です。
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イタリア出張日記 -最優秀モッツァレラに大満足-

南イタリアで避けて通れないものにモッツァレラチーズがありますが、日本に送られてくるものは牛(ムッカ)の牛乳で作られたものがほとんどです。

でも、正当なモッツァレラチーズは水牛(ブファッラ)の乳から作られるのがこちらの常識。しかも、美味しさにこだわるのなら、直接生産者のところで”できたて”を買うべきです。
スーパーマーケットでも売ってはいるのですが、私の周りにいる連中は絶対にそんなところでは買いませんね。

今日も、車を飛ばして、牧場まで走りました。 このサンジョバンニにある「IL PARCO」と言う生産者は、去年のモッツァレラコンクールで優勝したと言う”折り紙付き”のツワモノ。
最近のEUの規制で工場見学ができなくなってしまったのは残念なんですが、まあ、それだけ品質にこだわっている、、と言うことにしておきましょう。

まだ温かいそのチーズを切ってみると、真ん中はまだ固まっていなくてドロドロしています。やはり、これでなくてはいけませんよねえ。
日本では全く不可能なことなのですが、こちらの連中がこだわる理由は、一口食べてみれば納得できるハズです。

立派なHPも持っています。

◎巨体の水牛が何匹も出迎えてくれます。顔を良く見ると、かわいいもんですね。←食べ物を作ってくれるわけですから、こんな怖い顔でも大好きですわ。
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◎工場の一角に小さな直売所が作られています。
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◎誇らしげに飾られている、去年の優勝トロフィー。まぶしいなあ。
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◎ナイロン袋の中で水にプカプカ浮いているのが面白いですね。
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◎表面はつやつやしていますが、、、、
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◎切ってみると、中はドロドロ。 甘いんですよ。
何もかけずに、そのままいただきましょう。
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イタリア出張日記 -キノコの行くえ-

キノコの行くえ、、なんて言ったって、どうせ私たちのお腹の中なのは当たり前のことなんですけれど、単純に片付けないのがイタリアです。
キノコ狩りの先生のピッポも招いて、大掛かりなパーティー(単なる飲み会??)が開かれました。

前菜用に開けられたのは、ファランギーナの99年もの。後には、パスタとメインの立派な晩御飯。
ここまでしていただくと、キノコ狩りに疲れた身体も喜ぶ、、と言うものですわ。
それにしても、食材のほとんどが自家製。買ってきたのは、ワインとサルシッチャくらいかなあ?

◎これだけのキノコを料理します。
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◎9年前のファランギーナ。味の広がりが、若いワインとは一線を画しています。
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◎塩漬けのオリーブとも、良いマッチング。
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◎太いパスタとひき肉、キノコの取り合わせ。太いパスタ(トロッコリと言います)は噛み応えが充分です。
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◎キノコ狩りの先生のピッポからの差し入れは、ノベッロの赤ワイン。 しかも、名前が”IKEBANA”
マントヒヒとバナナの取り合わせが強烈です。 味わいは、、、良くも悪くもノベッロだね。
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◎キノコとサルシッチャ、ジャガイモのソテー。このお皿で、私の苦行は昇華されました。
私は、いまや、フンギ・マスターです!!!!!!
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◎食後酒は、自家製のクルミと月桂樹のリキュール。
まだ若いのですが、今でも充分な美味しさがあります。(おばさんのジジーナ作成です)
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イタリア出張日記 -朝飯前のキノコ狩り-

今仕事をしているプーリア州は、基本的に南イタリアですが、やはり、それまで通っていた北イタリアとは、経済的にかなりの格差があります。
ところが、イタリアがユーロで通貨統合をしたことによって、ほとんどの価格が北の価格に合わさなければならなくなりました。
これって、便利なようですが、大間違いなのは、給料はそうならなかったことです。 たとえて言えば、コーラの値段はイタリア統一価格になったのに、南イタリアの私企業の賃金は据え置きでしたから、物価が恐ろしく上がってしまったわけです。

そこで、みんながやり始めたことは、食料の自給自足です。まるで、大昔の原始共産制に戻ってしまうようですが、物々交換で必要品をやりくりするわけです。
貨幣経済の倒壊ですね。

今日も、私が朝起きて申し渡されたことは、今晩の晩御飯の材料確保です。それは”キノコ狩り”。
朝の6時過ぎの日の出とともに、先生の”ピッポ”に連れられて草原にやって来ました。
「晩飯の内容は、おまえのでき次第だからな。」なんて言われてしまうと、頑張らないわけにはいきません。目を皿のようにしてキノコを探します。

最初は「見つかるわけ無いよ。」なんて思っていたキノコなんですが、一旦見つけてしまうと、ハマリますねえ。
気が付けば、一心不乱にキノコを探している自分がいました。 また、草原に咲いている華麗な花を見つめたり、羊の糞を転がしているフンコロガシを見つけて、ファーブル先生の気持ちになったりして、アッと言う間に虜になってしまいました。

そして、仕事が終わってからの晩御飯に、自分が採ったキノコが出てきたころには、、、南イタリアの懐に、ドスンと落ち込んでしまいたくもなりましたね。

◎現場は、単なる原っぱ。こんなところにキノコがあるんだろうか?
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◎ところが、目を凝らしてみてみると、草の間や、、、、
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◎石の隙間から、チョコッと顔を出しているのがいるんですよ。
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◎それを、こんな小さなナイフで切り取っていきます。
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◎いやあ、これは面白いですわ。ハマリますね。
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◎ピッポ先生は、アッと言う間にはるかかなた。彼が言うには、「歩いていると、キノコが勝手に目の中に入ってくる。」そうです。
ウソやろう!!!???
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◎出勤時間前には、これだけのキノコが取れました。晩御飯には充分かな?
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◎キノコ以外には、こんな綺麗な野生の花も、
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◎野生のフェノッキオも、、、
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◎羊の糞を集めるフンコロガシも、、、、
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◎周りには競争相手も出現。彼は、杖と、籠と、長靴を装備していましたから、正統なキノコハンターですね。
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イタリア出張日記 -南イタリアでは、やっぱりピッツァ-

なんとかかんとか、プーリア州に到着。宿泊先に着いたのは、午後の10時を過ぎていました。

ところが、この時間でも、こっちの人には”ちょうど良い夕食時間”
みんなで私の到着を待っていてくれて(中には、もうすでに”できあがった”奴もいたけど、、)ピッツェリアに行きました。

オスタリアは以前にもこのブログで紹介したことがありますが、サンジョバンニでは”一番!”との呼び声が高いレストラン。
ナポリ風の、モッチリとした食感で生地の薄い、おいしいピッツァを食べられます。

結果的にレストランを出たのは夜中の1時。  長い一日でした。

◎ピッツェリア ”オスタリア” 住宅街の中に、ポツンとあります。
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◎アンティパストのブルスケッタ。横に添えられているのは、らっきょの酢漬けと地元特産の野菜(名前が覚えられません)の、これまた酢漬け。
この野菜は、海岸の砂浜に生えているんだそうです。
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◎やって来ました、ピッツァの数々。すごい大きさですが、ビールを片手にどんどんやっつけていきます。
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◎クアトロフォルマジオも、
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◎プロシュート・エ・ルッコラも、
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◎フンギ・ポルチーニも、、お腹が一杯です、、、、
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イタリア出張日記 -ローマ テルミニ駅-

さて、再び戻ってきたテルミニ駅。相変わらず混乱は続いています。出発案内表示にはキャンセルの文字が並んでいます。
私がチケットを買った列車にしても、本当にこの駅にたどり着けるのかは誰も知りません。神様に祈るのみです。

まあ、気持ちを落ち着けようと向かった先は2階にあるオートグリル。「腹が減っては戦ができぬ。」ですからね。
ここはセルフサービス形式になっていて、対面式のカウンターで欲しいものをお皿に入れてもらい、最後にまとめてお金を払うシステムです。
昔の学食のようなものですね。

そうこうするうちに列車の到着予定時刻になりホームに行って見ると、、、、ナント定刻どおりに列車が到着!
これには、別の意味でビックリしました。イタリアで、時間通りに列車が来るなんて、、、、、信じられませんわ。
でも、これでフォッジアへは行けそうです。 ちょっと安心。でも、旅は始まったばかりでこれでは、先が思いやられるなあ。

◎テルミニ駅の外観はアッサリしたものです。ミラノ駅のほうがはるかに立派に見えますね。
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◎オートグリルで食べたものは、グリーンサラダ、カネロニ、Tボーンステーキに、ビールと赤ワイン。
これで20ユーロは安いんじゃあない?
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◎キャンセルばかりの表示が並ぶ案内表示。
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◎それを見つめて、途方にくれる人たち。
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◎奇跡的に到着したユーロスター。”地獄で仏”とは、このことでしょうか?
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◎運転手の気が変わらないうちに、、、と、急いで乗り込む乗客たち。私もその一人です。
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◎ついでに言うと、テルミニ駅のトイレは有料でした。80セントを入れると、ゲートが開く仕組みです。なんか、イヤな感じ。
だって、こればっかりは自然現象なんですから、、、ねえ? それにお金を取るなんて、、、、
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イタリア出張日記 -そして私は、途方にくれる-

さて、次の移動先のプーリアへはイタリア国鉄を利用。飛行機も良いけれど、鉄道の旅も味わいがあって、私はけっこう好きなんです。
ホテルをテルミニ駅の近くに選んだのもそんな理由からなんで、トコトコと駅に行ってみると、切符売り場には長蛇の列が、、、、

「さすがはローマやなあ。旅行者も多いんや。」なんて思いながらしばらく並んでいたのですが、どうも周りの人たちが殺気立っているようにも思います。
不思議に思って、前に並んでいるおばちゃんに話しを聞いてみると、「今日の朝から国鉄のストライキが始まるんや。そやから、切符の払い戻しをしてもらわんとアカンねん。」←なぜか、関西弁。

「そんな話、聞いてないよう。いまからフォッジアへ行くんやけど、どうしたらエエやろう?」
「そんなこと、私に聞かんといて。切符売り場で聞いてみいな。」
「そうするわ。」

なんて言っていたら、その切符売り場も突然の閉鎖。いったい、どうすれば良いのさ!!??
なんとか臨時で設置されたインフォメーション窓口にたどり着いて話をしてみると、国際列車のユーロスターの一部分は運行されるそうなので、その切符を市内の旅行代理店でゲットすることに成功。
こういう臨機応変な対応ができるのは、長年の苦い経験があるからこそ、なんですよね。←ちょっと自画自賛。
しかし、その列車の出発時間は午後の3時過ぎ。まだ5時間もあるじゃない!! どうしよう????

そのときにひらめいたのが、あの観光遊覧バスなんです。 さっそく乗り場へ行って話を聞いてみると。一周りするのにかかる時間は、約2時間30分。
ちょうど良いんじゃあない? すぐに切符を買って2階部分のオープン座席をゲットしました。
このバスのシステムは、24時間と48時間の”乗り放題”チケットを買うことから始まります。その時間内なら、どこで降りても、乗っても自由自在。
バスは15分間隔で走っていますから、至極便利ですね。

◎切符売り場には長蛇の列ができていました。
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◎ロイターのカメラクルーが私を撮影してくれた、、、、かな?
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◎ところが、突然、切符売り場も閉鎖。こういうときに、案外アッサリしているのが地元の人。「まあ、しゃあないわ。」ってな調子。
でも、困り果てているのが外国人。「どないしょう??」
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◎臨時のインフォメーション窓口には人が殺到。
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◎国鉄のストに呼応して、地下鉄も閉鎖されました。
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◎当然、タクシー乗り場に人が殺到。こうなったら、どうしようもありません。
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◎こんな看板のあるバス乗り場から、観光遊覧バスは出発します。
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◎さすがに、2階席からの眺めは良いです、、、が、風がかなり強くて寒いです。もし乗るなら厚着をして、どうぞご利用ください。
今回はあきらめていたバチカンも見れたし、、、
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◎サンタンジェロ城も見ることができました。私はラッキー!!、、、なんだろうか?
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イタリア出張日記 -プチなローマ観光-

せっかくここまで来たんだからと、ホテルから歩いて20分もかからないコロッセオとフォロ・ロマーノをプチ観光。
まあ、青春時代からのローマ帝国オタクですから、何を見ても感激しまくりで、アッと言う間に時間が過ぎてしまいました。

それにしても、古代の建築とはとても思えない堅牢な造りと合理性。当時のイタリア人は「バカが付くほど生真面目だった。」と、塩野七生さんも書いていますが、現代のイタリア人とは全く人種が違うんじゃあないんでしょうかねえ。
ローマは京都に似たところがあって、名所旧跡がポロリと街角にあったりします。それを発見したときの喜びは、またひとしおの感がありますね。
こういう感動は旅行会社のツアーでは絶対体験できないことです。苦労は多いけれど、私は個人での旅行のほうが好きだなあ。←まあ、これも体力があるから言えるわけで、最近ではパック旅行に惹かれるときもあります。

◎ある街角を曲がると突然目の前に現れるコロッセオ。のっけからドギモを抜かれます。
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◎剣闘士が戦ったり、キリスト教徒が猛獣に殺されたりした殺戮の舞台とはとても思えない晴れやかさがあるのが不思議です。
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◎音声ガイドを借りると、日本語で解説してくれるのでお勧めですよ。
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◎ちょうど、特別展示もやっていました。私はこんな像を見るときは、細かな部分を集中してみるようにしています。そうすれば、当時の文化が良くわかるように思うのです。
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◎たとえば、ある像の足の部分。当時のスリッパの構造が良くわかりますよね。
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◎それに、この髪飾りも、、、、
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◎小腹が空いたら、パニーノとアクアで一休み。
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◎カエサルが闊歩していたであろうフォロ・ロマーノ。今にも、物陰からブルータスが飛び出してくるような気がします。
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◎ヨーロッパの観光地には付き物の、フォルクローレの楽団も、、、、、
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◎今のローマ観光は遊覧バスが主役のようで、街中を走り回っていました。今度来たときは、あれにチャレンジしてみようっと。←このときはそう思っていたんですが、、、、
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イタリア出張日記 -ローマの驚きのホテル-

ローマ空港に無事着いて、今回はちゃんとバッグも出てきてひと安心。ところがますます眠たくなってきて、ホントのところは電車でローマ市内へ向かうはずだったのをタクシーに変更。少々お高くつきますけれど、仕方ないかなあ。
タクシーのウンちゃんに住所を告げて、いざ出発です。実は、今回のホテルは私が選んだんじゃあなく、イタリアの友人に選んでもらったのですが、聞いていたのは「テルミニ駅の近くだから、すごく便利なところだよ。」と言う言葉だけ。
でも、最近のイタリアのタクシーにはカーナビが付いていますから、住所を入力するだけで、その番地まで案内してくれます。

そのカーナビが「ここが目的地です。」と言う場所には、たしかに安物のホテルはあるのですが、名前が違う。
タクシーのウンちゃんも、「おかしいなあ。ここのはずなんだけど????」なんて言いながら、その周辺を走り回りましたが、発見できず。
最終的に元の場所に戻って、車を離れて調べてくれたウンちゃんが「このホテルだからダイジョウブだよ。」と言ったので、お金を払って車を降りて、そのホテルへ入ってみると、受付にいる爺ちゃんが、まだ何にも言わないうちから「今日は満室だよ。」みたいなことをイタリア語で怒鳴りだします。
私も、そんなことは無いと「ちゃんと予約して有るわい!」と予約のコピーを見せると「違うわい。このホテルはここではないわい!」なんて言います。
「じゃあ、どこやねん?!」と聞くと、絵を描いてくれるのですが、それがちっともわからない。(この間の会話はイタリア語の爺ちゃんに対して私は英語。お互いの言葉は理解していませんがニュアンスでこんなものではないかなあ、、と)
とうとう爺ちゃんが重い腰を上げて、私を外に連れ出して指差してくれたのはホテルの隣の家でした。 これって、普通の家じゃん???
でも、表札をよく見てみると、その家の2階部分にホテルの名前が書いてある。ドヒャー!! これってホテルだったのね。

爺ちゃんに「グラッツェ!」を10回くらい連呼してから、その家に入ってみると、二階のフロアにたった3室、小さな部屋が作られていました。どうやらアルバイト感覚でB&Bをやっているみたいです。
ですから、ホテル感覚なんて全くなし。 この広いローマに数あるホテルの中で、よくもまあ、これだけマニアックなホテルを見つけたものですわ。感心しましたけれど、もっと早く言ってくれぇ!!

どうせ寝るだけですから、シャワーとベッドがあればそれでよいのですが、ベッドの幅が私の肩幅の1.5倍くらいしか無いですから、寝返りが打てず。こうなると腰が痛くなるのは必至です。
しかも、シャワーのお湯はチョロチョロでシャワールームの大きさは10歳の子供でも狭いくらい。
ついでに言うと、窓の下の道路を朝の4時過ぎから始発のトラムがゴーゴーと走りますから、目覚まし時計の必要なし。

私も、これまでの人生ではいろんなホテルに泊まりましたが、ある意味で”記憶に残るホテルトップ10”に入ると確信します。
皆さんも、ゼヒどうですか? テルミニ駅には近いし、コロッセオやフォロ・ロマーノの遺跡には歩いても15分ですよ。

LA PICCOLA LOCANDA
00185ROMA-Via Bixio、44
tel067005309/fax0677255626/cell3337294443
www.lapiccolalocanda.com ←HPが有ったのか!!

◎こんな入り口、わかりっこありません。ホテルの隣の、黒いドアがそうです。
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◎内装はいたってシンプル。机と言うものが有りません。
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◎寝返りを打ったら、ベッドから転がり落ちるか、反対側の壁に激突するか、どっちかが必至の幅の狭さのベッドです。
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◎一応、テレビと冷蔵庫と貴重品の金庫はあるのですが、、、、、
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◎この金庫、片手で軽々と持ち上げられます。これじゃあ、せっかく貴重品を入れても、金庫ごと取られたらどうするの???
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◎いまどきルームサービスされる朝食は、唯一”マトモ”かな?
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イタリア出張日記 -フランク→チューリッヒ→ローマ-

アシアナのOZ541便が到着したのは、フランクフルトのターミナル1。ルフトハンザと同じターミナルです。

スターアライアンス加盟の航空会社は固まっているようで、これは成田も関空も同じ。乗り継ぎにはとても便利ですね。
次に乗るスイス航空のチェックインもルフトハンザのカウンターでできますから、アッと言う間に終了。さっそくラウンジへ直行してネット接続です。

ところが、この日は無線LANの調子が悪く、接続と切断を繰り返します。これには頭がきたのですが、どうやら周りも同じ状況らしくみんなイライラ。
私も同じで、満足な接続もできないうちに搭乗時間が来てしまいました。 私がらラウンジにいて、全く飲み物にも手を出さなかった(出す時間が無かった)のは初めてじゃあないかなあ?

次のフライトですが、LX1075便の機材はAVRO RJ100。初めて乗る機体です。主に近距離用に使われているようですが、各社も採用しているようで、滑走路には多数待機していました。
実質的にはたった35分のフライトなので格別言うことも無く、しかもこの時点から激しい睡魔が襲い始めてきて、意識も朦朧。

たしか、チューリッヒでLX1734便に乗り換えたはずなのですが、ほとんど記憶がありません。まあ、無事にローマまで到着できましたから、良いとしましょう。

◎いつものラウンジなんですが、スナックバーは横目で見ていただけで終わりました。まあ、お腹がぜんぜん空いていないこともあったんだけれど、、、
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◎AVRO RJ100の主翼は胴体の上についています。おかげで、エンジン本体がこのように見えるのは面白かったですね。
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◎チューリッヒの空港の写真はこれ1枚。
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◎LX1734便の機材はA319。眠りながら撮った写真はやはりピンボケ。
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イタリア出張日記 -韓国経由でイタリアへ その四-

フランクフルトへの便名はOZ541。機材はB777-200の旧色です。

一応シェルシートなんだけれど、最新式のエアバスのようなゆりかごタイプではなく、単に、斜めにフラットになるだけ。
これって、私の腰が痛くなるタイプです。この前のTGの時のように、寝返りを打ちすぎて、シートを壊してしまわないようにしなくっちゃあ。

昼食前の時間にPCをつけてみると、無線LANを検知します。「あれっ、ボーイングの機内LANは終わったはずじゃあないのかなあ?」と思って接続を試みたのですが、やっぱりダメだった。
どうやら、この機材にはLANの装備が残っていて、無用な電波を出し続けているようです。ちょっと寂しい話ですね。

さて昼食です。 これが面白かったなあ。 試しに韓国料理を選んだんですけど、これが大正解。
焼肉や漬物を野菜に乗せて食べるんですけれど、辛い味噌ペーストの量に気をつければ私でもOK。←けっこう汗はかいたけれど、、、
ちょっと夢中になってしまいました。いろんな味を自分で作れるのが面白いですわ。

残念だったのがワインで、味わうところまで行きませんでした。一応、少しずつ飲んでは見たのですけれど、コチジャンのおかげで、ナニを飲んでも一緒。
やっぱり、韓国料理とワインは合いません。←断言します。

そして、モスクワを越えたあたりで軽い食事が出ます。 まだお腹がすくところまで行かないのでパスしようかとも思ったのですが、これからどうなるかもわからない道中ですから、一応軽いものを食べることにしました。
何種類かのメインの中で「鮑のお粥」と言うものがあったので、それをチョイス。美味しかったですが、運動を全くしない上でのこれだけの食事ですから、不健康この上ないのは事実ですね。

映画を見たり、PCを叩いたりしている間に、もう着陸態勢です。まあ、まだ体力はありますね。どこまで続くのかはわからないけれど、、、、

◎旧色のB777-200。
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◎機内の色も、この色です。このシェルシートは、ちょっと苦手。
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◎機内無線LANはトップページまでは出てくるんですが、ここから先に進めず。
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◎アペリティフの「海老のホットサンド」この”ホット”は辛さではなくて温かさの事。韓国料理だからと思って、最初からビビッちゃった。
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◎サム・バップという名前の韓国料理。まあ、一言で言えば、「なんでも野菜で巻いて食べなさい。」と言うことですわ。
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◎チーズと果物。ポルトを飲んで、やっと人心地。
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◎デザートはかぼちゃのタルト。
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◎着陸前の軽食はコーンスープがスターター。鴨のサラダも美味しかったけれど、メインの鮑のお粥も侮れませんでした。
デザートの果物と珈琲で、、、、これ以上食べるのは無理ですわ。
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◎一応、飲んだワインのメニューはこちら。私と言えば、ほとんどサンセールで通しましたけど、、、、
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イタリア出張日記 -韓国経由でイタリアへ その参-

到着したインチョンの空港でのトランジットの時間は約1時間30分。充分な時間とは言えません。
とりあえずラウンジへ入り込んでメールのチェック。世界のどこにいても追いかけてくる会社からの業務命令をバタバタと片付けます。

それにしても、さすがにアシアナのラウンジはゆったりとしています。飲み物も食べ物も沢山の種類があるのですが、残念ながら、今の私はお腹が一杯。
しかも、これから10時間以上のフライトを控えているわけですから、やっぱり自重しよう。  オレって、大人だなあ、、、、

◎配色も良いし、シートも大きなアシアナのラウンジ。
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◎アルコールもいっぱい。でも、ガマンガマン。
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◎結局、鶏肉のお粥とワインを何杯か。時間もなかったしね。
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◎ラウンジの前に駐機している新しいカラーリングのアシアナの機体。カラフルだけれど、フィリピン・エアーと区別が付きません。
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イタリア出張日記 -韓国経由でイタリアへ その弐-

OZ115便はANAとの共同運航便。でも機材はアシアナ。A321-200というあまり新しくない機体でした。
ビジネスクラスのシートも背もたれが倒れるだけの古いタイプ。 ちょっと不満だけれど、それほどの長時間でも無いのでガマンするかあ。
でも、ウェルカムドリンクのシャンパンに始まって、サービス自体はけっして悪く無かったですね。

そもそも、アシアナを選んだ理由は、本部長様が好きだから。あの「氷の微笑み」が好きなんだそうです。
確かに、満面の笑顔なんだけれど、目の奥では笑っていないと言うべきか、必ず醒めたところがあるあの微笑にはゾッとする魅力はありますね。
雪女に誘われたときのように、キスしただけで凍え死んでしまうことがわかっているのに、その魅力には逆らえない、、、と言うような。

う~ん、私は、やっぱりタイ・エアーの微笑が良いなあ。暖かくてホッとする、あの笑顔が好きです。
もしかしたら、本部長様は虐められると喜ぶタイプかも? 今度、後ろから頭をどついてみようかなあ?? それでうれしがったら絶対Mだよ。
でも、それで「もっとやって。」なんて言われたらどうしよう??? 止めておいたほうが良さそうですね。

それはさておき、たった1時間30分のフライトですから、アッと言う間に朝食は終了。ワインを堪能するところまでは行きませんでした。残念!!

◎シートは旧型。
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◎シャンパンはチャールズ・エドシック。出してくれたのは良いんだけれど、全く冷やしてなかったので、アッと言う間に炭酸が抜けちゃって、残ったのは砂糖水。
氷の微笑なのに、シャンパンは温かいのかよう!!
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◎選んだ朝食は「牛ひれ肉の炒めもの」 生ハムのサラダともども、お腹が空いていたので一気に完食です。
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◎必ず出て来るコチジャン・ペースト。試しにちょっと付けてみるとやっぱり辛いわ。ちょうどCAが通りかかったので「これって辛いねえ。」と言ったら、ニッコリ笑って4個も余分にくれました。
これって、イジメ? それとも「氷の微笑み」には身体を温めて対抗するの?
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◎A321-200のウイングレットは、小さなのがちょこんと付いていました。
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◎ボトルの写真を取れなかったので、ワインはメニューの写真を。赤白ともにカリフォルニアでした。
まあ、飲みやすい中庸な味ですね。
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◎着陸直前に見えた、建設中のつり橋。真ん中が繋がるまではもう一歩。
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イタリア出張日記 -韓国経由でイタリアへ その壱-

まあ、このブログにも度々登場しておられるわが社の本部長様ですが、この前の出張の時にバッグのロストで怒りが爆発したくせに、性懲りも無くアシアナ航空でご出張でございます。
仕方が無いので、私も同じキャリアにせねばならず、先に現地入りして、本部長様のお越しをお待ちする役目をおおせつかりました。

でも、たかがイタリアへ行くだけなのに、ソウル、フランクフルト、チューリッヒの3箇所のトランジット。
私、、、、死んじゃうかも????  まあ、体力の続く限り、お付き合いいたしましょう。

ただ、関空からのフライトが9時30分なので、京都を出るときはまだ薄暗い、朝の6時。空港のラウンジに着いた時は8時前ですよ。
ホントは、ここで朝食をガッツリ掻き込むんですけど、「アシアナの朝食は良い。」と言う噂もあるので、ここはぐっとガマンガマン。

クロワッサンひとつと、ワインを何杯か、、、、に留めました。  オレって、大人だなあ、、、、

◎スターアライアンスグループはANAのラウンジを利用しますが、今回は、2箇所あるうちのいつもと違う小さいほうのラウンジです。
時間帯で分けているのか、航空会社で分けているのか、、、、どっちなんでしょう?
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◎まあ、パソコンデスクと無線LANがあれば、私は満足ですけど、、、、、
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◎もちろん、アルコールを忘れてはいけません。 焼酎のお湯割りという選択肢もあったなあ。
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ナゼか帰りたくなる場所 ”鮨 まつもと”

本当の寛ぎって言うものは、周囲に気を使わない心の自由度にあると思っています。「ああ、やっと帰ってきた。」と、身体にまとった鎧を脱ぎ捨てる時に感じる開放感、とでも言うのでしょうか、、、

食事の時と言うものは、本来はそんな自由な時間帯であるべきだとは思うんですが、その場所が、緊張を伴うような状況では、リラックスなんてとてもできません。
お客さんと一緒の時やその場所が良く馴染んでいない場所の時。出てくる料理に期待するときも、ドキドキとしますからリラックスではないですよね。

ところで、私の場合、この”鮨 まつもと”は心から寛げる場所のひとつです。お店の人も良く知っていますし、出してくれる料理に関してもそこそこ予測ができます。では、ナゼすでに知っている店に来たくなるのか?
私は、以前食べた味を身体が覚えていて、「もう一度、あの料理を食べたい。」と、脳みそに命令するんじゃあないかと思うんです。そして、その味をもう一度確かめたときに、心の底から安心感が満ちてきてリラックスするんですよ。

よく「おふくろの味」なんて言いますが、それって、別におふくろでなくても良いわけで、近所のトンカツ屋の揚げ油の匂いでもかまわないんですけれど、それが、今の私にとっては、まつもとの江戸前鮨なんですよねえ。

大満足してお店を出るときに「次はいつにしようかなあ?」なんてつい考えてしまうしまうなんて、、、我ながら、少しヘンだとは思いますが、それが事実だからどうしようもないですね。

◎最近では「ダイちゃん」なんて呼んでいるご主人です。
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◎席に座って言う言葉はたった一言「おまかせでお願いします。」 そうすれば、目の前には細かな仕事がなされたタネのオンパレードとなるわけです。
本当に大満足。ハマグリのお吸い物は絶品でしたね。
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◎今日はお店のシャンパンを出してもらいました。 アンリ・ビリオのキュベ・トラディション。
コクのある、上品な味が江戸前の仕事にマッチしています。
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ヴィラデスト プリマベーラ メルロー 2006

逝く人の話ばかりしていると気がめいるばかりですから、来る人の話もしましょうか。

祇園のお茶屋さんの中でも有名な”多麻”さんに、新しい舞子(これからは舞子と書きます。こっちが本物だそうです。)が二人、年末にかけてデビューします。
名前は、「満奈葉」と「まめ春」

満奈葉はもう黒紋付を着て、一足早くデビュー。まめ春は今月やねえ。 今はまだ全くの子供。作法もしぐさも新入生。
でも、厳しい修行のおかげなのか、1年も経たない間にどんどん所作がいたについてきて、来年の今頃は立派な舞子さんになっているはずです。←なっていて欲しい、、と言うべきか?
だって、先輩の舞子たちも、みんなその道を歩んできたんですから。そして、立派な人間に育って行ってもらいたいものです。

我が家には女の子がいないせいなのか、どうも、この子達を見る目が”お父さんの目”になってしまうようでイカンイカン。
いらない心配もしてしまって、気になってしかたがありません。←けっしてイヤラシイことを考えているわけではありませんよ。

◎多麻さんは祇園のど真ん中にあります。
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◎これからがんばって修行してくださいよ。お二人さん。
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今日のワインは、久々の国産物。長野県は東部町(今は東御市と言うらしいけど)でワインを作っている、作家の玉村豊男さんの作品です。
購入したのは去年の夏。ラベルに「1~2年寝かせるとより一層美味しくなります。」と書いてあったので、しばらくセラーでお休みいただいていましたが、「もうそろそろ良いやろう??」と言う思い込みで、開けてみましょうか。

予想したように、抜栓直後は酸化防止剤の匂いで飲む気にならず、半日の放置プレー。その後のテイスティングです。

色は、透明感のある、赤みの強いルビー。フランスのメルローの色ではありません。どちらかと言えばピノですな。
これだけ色が薄いのは、やはり日照時間と太陽の強さが違うからなんでしょうか?

香りは、、、弱いです。その中から、胡椒、ハッカのスパイス系が主流。後には梅っぽいスッパさも。ますますピノ???

飲んでみると、サラサラとした水のような飲み心地。これ自体はけっして悪いものではないのですが、味そのものも薄められたかのような印象が気になります。
ただ、酸もしっかりしているし、香りの印象よりは果実味も良く感じられるので、なかなかバランスも上手いレベルで取れています。

国産ワインは、フランスワインにはなりえないのだから、独自の味を追求するべきだし、このワインのように、メルロー種のワインとは思えないような味でも、美味しければよいんじゃあないのかなあ?
だんだん国産ワインのレベルが上がってきているのが良くわかる今日のワイン。 私自身もうれしいです。(C)

生産者-ヴィラデスト・ワイナリー
生産国-日本
購入店-ヴィラデスト・ワイナリー
購入価格-3000円

◎玉村さんの絵がエチケット。この人は、文章だけでなく、絵の才能も高いですねえ。こういうことができるところが、このワイナリーの強みですね。
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☆年齢     不詳
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☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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