まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

ブラン・デ・モルジェ エ・デ・ラ・サッレ レイヨン 2007

今年最初のビール頒布会のブルワリーは「日本海夕日ブルワリー」。所在地は新潟県長岡市。NHKで放送が始まった「天地人」の主人公、直江兼続が育った場所でもあります。
まあ、配送されるタイミングとしてはバッチグーだったですね。

送られてきたのはサンセットピルス、コシヒカリラガー、焙煎コシヒカリラガーの3種類。
このなかで、”コシヒカリ”と名前がつくビールには、実際にお米のコシヒカリが使われているそうで、最近の国産米見直しの一環なのでしょうか?

ものは試しとさっそく飲んでみると、、、、まあ、あたりまえなんだけれど”お米”を感じることは全くなし。
むしろ、極めて素直な(悪く言えばなんら特徴のない)ビールです。風呂上りにグビッとやるには良いけれど、ゆっくり落ち着いて飲むにはちょっと役不足ですね。

ここにも地ビールの方向性の問題点が見られますね。あまりヘンなことをやると「本筋を外れている。」と言われるし、だからと言って本筋だけだと周りに埋没してしまうし、、、
ウ~ン、勝手なことを言わせてもらえれば、できれば、もう一工夫の努力をお願いしたいところです。

◎中身はともかく、このラベルには惚れました。日本海に沈む夕日とレトロな文字フォントがナゼか郷愁を誘います。
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今日のワインは、イタリアの白ワインですが、ヴァッレ・ダオスタ州って何処???
調べてみると、ピエモンテの北西、スイスとフランスとの国境にあるイタリア20州の中でももっとも小さな州です。

まあ、イタリアでは全ての州でワインは作っていますから、それぞれの特徴を知るのは面白いことなのですが、まあここまで北だと白ワインになるのでしょう。
2007年と言うできたばかりのワインですが、サッパリしたところを期待して飲んでみましょう。

色は、無色透明。ステンレスタンクでの発酵で、ステンレスタンクでの熟成だそうですから、色がつく理由がないのかな?この”ブラン・デ・モルジョ”と言うのが葡萄の名前だそうですが、土着品種なんでしょうね。

香りは、セメダイン。シンナーのような化学系が主体。ユリのような白い花や、若いりんごのような酸い甘さもあります。夏向きの香りですね。

飲んでみると、香りのイメージよりははるかに舌に絡まるネットリ感のあるミネラルが印象的。アルコールも高くって13%。ウ~ン、この味わいは夏向きじゃあないなあ。前言撤回です。
でも、分厚い酸はあるものの、果実味は、、パイナップルが少しだけ。もう少し味のふくらみが欲しいんだけどなあ。

それでも、CPから言えば充分のレベルです。この生産者も生産者組合の組織なのだそうですが、北イタリアでは成功しているパターンなのではないでしょうか?
しっかりとアルコール飲料を飲んでいると言う満足感がありますわア。(C)

生産者-カーヴ・ド・ヴァン・ブラン・デ・モルジェ・エ・デ・ラ・サッレ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-2480円

◎南フランスか南アフリカのようなポップなラベル。この農夫のいでたちはなんて言えば良いのでしょうか?
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ワインも、最後には水に還る?? シャトー デュフォール・ヴィヴァン1964

京都駅周辺で一杯やったあと、少し飲み足りなかったので新町六角へ。 ワインバー・ワイングロッサリーです。

いつも予約の電話を入れてから訪れるようにしているので、その間に岡田君が良いワインを用意して待ち受けてくれるようになっているんです。
しかも、私の好みを知ってくれているので、出してくれるワインは古酒ばかり。 逆に、私のほうが期待に肝臓を打ち震えさせてしまうことになるんですけれど、、、、

その日は珍しくカウンター席は私一人。ゆっくりと会話を楽しみながらワインと料理を楽しむことができました。

そして、今回の岡田君の出し物は1964年物のボルドー。エッジは茶色い色すらせず、まさに透明な水の色。香りこそ、少しのスミレのような花がありますが、飲んでみればまさにこれこそ”水”です!!
しかも、岩清水のように地面から湧き出してきたミネラルウォーターのような、、、、

熟成がすすんできたワインは、だんだんお漬物香が強くなるものですが、その域を超えてしまうと、今度は水に還って行くのではないでしょうか?
今回もそうですが、確か以前も同じ経験をしたような記憶があります。 と言うことは、案外このワインはまっとうな人生を終えた、、のかもしれませんね。

◎バーへのアプローチ。この和が、、京都やなあ!
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◎ウェルカムシャンパンはこれ。野口五郎ですな。
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◎アミューズは定番。でも、このリエットには煮込んだ野菜も入っているそうで、歯ごたえが柔らかくて良いですね。
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◎今のラベルとはデザインが違う45年昔のラベル。最初見たときには「カントナック・ブラウン??」と、言ってしまいました。
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◎コルクはけっこうマトモ。このあたりが、水に還る秘訣なのかな?
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◎「このワインに合うお皿は?」と福村シェフに投げかけると、彼はなにやらゴソゴソ。
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◎そして出てきたものがこれ。仔牛のグリル、マデイラソース。煮込みではなくて焼き物で来ましたか。さすがな味わいでした。
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ピアン・デル・チャンポロ 2006

日曜日の朝、蕎麦打ちをしようとこね鉢を持ってうろうろしていると、「そんなことをする暇があるんなら、ちょっとパンを作るのを手伝って!!」
いつの間にか、蕎麦粉ではなく、強力粉をこねさせられる羽目になってしまいました。

あ~あ、やはり蕎麦打ちは隠れてやるべきだったかなあ? おかげで、今週は蕎麦は打てそうもありません。

パンなんて何が面白いのか知りませんが、発酵して大きくなったり、それをつぶしてまた発酵させたり、、、、
科学の実験をしているような気持ちになるのは良いのですが、ほとんどは電子レンジがやってくれるんだから苦労はないですよね。

せっかくの寒い日曜日。何にもする予定もない自分の自由時間だったはずなのになあ、、、、、
私の自由は、我が家の中ではないんですかねえ???

◎完成したのはイタリア風のフォカッチャでした。塩味がしてなかなかグッド。まあ、それも私が一生懸命こねたおかげなんだぞ!!
分かってるのかなあ??
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◎台所で捨てられそうになっていた人参の切れ端。懸命に生きようと葉っぱを伸ばしています。
あまりにもけなげに思えたので、水をやって日向においてあげました。春までガマンすれば、庭に植えてあげるからね。
こんな気持ちになるのも、日曜日だからかな?
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今日のワインは、イタリア、トスカーナのサンジョベーゼ種の赤ワインです。

トスカーナでサンジョベーゼと言えば、すぐに”キャンティ”の名前が思い浮かびますが、このワインのラベルには地名として書かれているのみ。
あくまでも、IGTワインとしての位置づけのようです。
生産者のモンテヴェルティーノと言えば、レ・ペルゴル・トルテが有名ですが、このワインのようなベーシックラインを飲んでみるとその本当の実力が判るような気がしますから、気合を入れて飲んでみましょう。

色は、若々しいストロベリーレッド。サンジョーベーゼ種が主体ではありますが、他の品種も入っているそうですからこんな色になるのかなあ?
エミリア・ロマーニャのサンジョベーゼワインの色はもう少し濃いと思うんだけれど、、、、

香りは、赤い花、よく”スミレの花の香り”と言われますがそんな感じ。大輪の花でなく、小柄な花のはかなさがありますね。ほかにはインク、チェリー、ポン酢など。

飲んでみると、若さよりも薄さ(と、言うよりはアッサリさかな?)でグビグビやれます。まるでアセロラジュースを飲んでいるみたいなスッキリした酸が気持ちよいですね。
タンニンは、この時点ですでにそれほど重くないので、早飲みされることを意識しているのでしょう。そういう意味では、少し冷やして夏場に飲んでも良さそうです。逆に言えば、煮込みなどの重い料理では圧倒的に役不足。

このワインの方向がカジュアル系だと思うので、これで生産者の実力を知ることは無理。でも、あえてこのような味にしたんだとすれば、それはそれで評価できることではあります。
ただ、それならこの価格はちょっと高い。あと500円は安くないとなあ。(D)

生産者-モンテヴェルティーノ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-2480円

◎あえて目立たないラベルにしたのかなあ?ランチで飲んでいても周りからは白い目で見られないような配慮とか、、、、
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ランゲ ネッビオーロ 2004

アメリカ帰りの友人からチーズグレーダーのおみやげをもらいました。

我が家の食事でイタリア料理は一番多く、そのためにチーズの消費量はかなりのものです。特にパルミジャーノはパスタ、リゾット、煮込みなど魚料理以外のお皿には必須条件。
私がイタリアへ出張した時には、必ずパルミジャーノのブロックを三つか四つは買って帰ってくるんですが、それも3ヶ月も持つかどうか。

ただ、味が落ちるのが嫌なので、削るのは食事の直前と決めています。それまでは真空パックにして冷蔵庫で保管です。
ですから、理想から言えばアッと言う間にかなりの量のチーズを削りたいのですが、それはグレーダーの性能しだい。

ところが、今までに何種類のグレーダーを試したか分かりませんが、満足する物には出会えなかったんです。
そんな話を聞いていた友人がわざわざアメリカで探してくれたのがこれ!!

ウィリアム・ソノマで見つけてくれたタワー型の大型グレーダー。チーズをつかむスライダーもビッグサイズで、それこそアッと言う間に塊が粉々に。
スライダーは横よりも縦の方が力を入れやすいことを始めて発見しました。

これで、ますます我が家のチーズの消費量が増えてしまうなあ。次回からはもっとたくさんパルミジャーノを買ってこなくっちゃあ。

◎表と裏で削れる大きさを変えられます。しかもチーズが飛び散らないことも点数が高いなあ。
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今日のワインは、モンフォルテ・ダルバ村の畑のネッビオーロ種から作られた、ピエモンテの赤ワインです。

パルッソといえば、一時期日本でも流行った”バローロ・ボーイズ”の元メンバー。ナゼ袂を分かったかは知りませんが、今は方向が違うようです。
バローロと同じ品種のネッビオーロですが、たった4~5年の熟成で飲める物になるものなのかどうか???
普通、バローロといえば、最低でも10年は置きたいところですから、このワインをこの時期に飲んでみると言うのも、ある程度の傾向をつかめるものなのじゃあないのかなあ??
なんて思いながら、トライしてみましょう。

色は、さすがに深い重さのダークルビー。黒系ですが、透明感はありますね。

香りは、、、閉じています。そのなかで感じるところはアップルティー。それ以外は全く出てこないところが腹立たしい。全然面白くないですねえ。

飲んでみると、案外ミネラル系のお出汁を感じます。そして、口をすぼめたくなるような渋みが、、、、

残念ながら、コンディションは良くないようです。このまま数日置けば開くのか????  ちょっと待ってみましょうか。

と、言いながら次の日です。
香りは、かなり開きましたね。アップルティーからシナモンティーへ変化。つまり、スパイス系の香りが開いてきています。同時に桃のような甘さも出ているような、、、、

飲んでみると、タンニンがずっと丸くなり、出てきたネクタリン系の酸味とのマッチングがとてもネッビオーロとは思えない華やかさを描いています。
う~ん、前日とは全くの別物ですねえ。

ここまで変身されると困ってしまうんですが、次回からは若いネッビオーロは一日置くようにします。それでなくては真実の姿は見れませんから。(C)

生産者-パルッソ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-2980円

◎ブドウ畑で働く農夫が描かれた絵のあるラベル。トータルのイメージも上品で良いですねえ。
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シャトー メルシャン 甲州グリ・ド・グリ 2006

ゴルフはやらない、バイクにも乗らない、、なんていうことになると、週末はやることがなくなってしまう、、、訳ではありません。

毎年のことなんですが、この時期には集中的に”蕎麦打ち”をやっています。ホントにのめりこんでいた数年前には、土日で3回連続くらいはあたりまえでした。
でも、そのおかげで家族は大の蕎麦嫌いになってしまい、いまでも蕎麦の話をすると”心の底から”嫌な顔をします。

でも、そんなことでへこたれているようなまなゆうではありません。家族が嫌うなら、親戚やご近所に配ってでも、、、、(そんなことをしたら、村八分にあうぞ、、なんて家人は脅しますけれど、、、)

ただ、やっぱり問題は蕎麦粉ですね。この時期には、どうしても新蕎麦を打ちたいし、、、でも、なかなか良い蕎麦粉は手に入らないし、、、、

そんなこんなでインターネットで調べていたら、諏訪市の高山製粉と言う会社が、私のようなマニア向けの蕎麦粉を何種類も販売していることを知りました。
そのなかでも、このすでに二八の蕎麦打ち用にミックスされていて、打粉もついているセットが手軽でよいみたいです。

私も、さっそく手に入れてみたので、この週末に打ってみます。その結果をブログでなんにも書かなかったら、、、、忘れてください。

◎これで5人分の量があるそうです。我が家で換算すると、二人前ですね。
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今日のワインは、山梨県の白ワインですが、この葡萄品種の甲州って、市の名前なんですね。勝沼町が甲州市にあることを始めて知りました。オレって、バカだなあ。息子にボロクソに言われるのも自分で納得。
まあ、地理は勉強しなかったから、、、、

と、言うよりも日本のワインを否定し続けてきたから、その生産地にも興味を持たなかったからなんですが、最近のワイン雑誌でも特集が組まれたりしているくらいなので、そろそろマトモなワインがあるのかなあ??と、試してみたくなったんです。
特にこのワインはメルシャンの自社ワイナリーで作られているわけですから、レベルは高いだろうと期待も高かったし、、、、

色は、味醂。緑っぽくないし、どちらかと言えば少し赤っぽい。甲州ワインの無色透明感とは完全に別物。こんな若いビンテージでこんな色になるということは、樽なのか?それとも、、、葡萄の皮なのか?
どうやら、赤っぽいのも葡萄の皮から来ているようです。作り方は赤ワインの作り方なんですね。それで、納得。

香りは、南のフルーツ。マンゴー、バナナ、ランプータン。それに白い花。まるで、南方のソービニヨン・ブランですねえ。甲州独自の香りというものを知らないのでどうしてもこんな表現になってしまうんですが、それが情けない。
少しクリームもあって樽の香りも出ていますね。スワリングしていると柑橘系の整髪料も顔を出します。

飲んでみると、しゃっきりと筋の通った酸が少し鉱物質を感じさせます。そして舌の横に樽の甘さも、、、、
まだ若いワインですから奥行きはそれほど深くないのですが、飲んでいると若いブルゴーニュのようにも思えてきて、、、、日本にもこんなワインがあるんだなあ。
作り方は独特なようですが、それも”日本の”とつけば良いんじゃあないでしょうか?何もかもをフランスから取り入れる必要も無いわけですし、、、
メルシャンのような規模だからフランスの大学との共同研究が実現できたのかもしれませんが、この技術をぜひとも一般公開してもらいたいですね。

やはりお世辞ではなく、これだけのワインが車で走って4時間のところで作られていると言うことを再認識せざるを得なくなりました。
これは、私の探索地域を国内にも広げなければならないように思います。ああ、しんど!!(C)

生産者-メルシャン(株)勝沼ワイナリー
生産国-日本
購入店-ワイン屋大元
購入価格-2420円

◎メルシャンの統一デザインラベル。私はもっとイメージを変えたほうが良いと思うんだけれど、、、どうだろうねえ??
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1月のワイン会はアルチザン(荒神口)で

今年最初の定例ワイン会はアルチザンで開催。この時期のアルチザンでは必ずジビエです。
私もブラインドの白ワインとシャトーマルゴー1970年を持っての参加です。このマルゴーはモレルオークションでゲットしたものなのですが、かなり液面が低く(ミッドショルダーくらい)劣化が予想されたのです。
そこで、このワイン会のコアなメンバーなら許してくれるだろうとの甘えもあって、、、、へへへ。(でもあにはからんや、状態はグッドでしたよ)

森井シェフの料理は相変わらずのメリハリがあって、この日に出されたいろいろなワインにも充分対抗していました。特にメインの”ウズラのファルシ”は絶品でした。
お腹のなかの発芽玄米のパリパリ感が歯ごたえがあって良かったなあ。

昼間にお鮨屋さんでワイン会をやってから参加をされた皆さんは鉄人ですねえ。いくら私でも「ワイン会のハシゴ」はできませんわ。

◎繰り出されたお皿の数々。最初のアミューズは大人しかったのですが、、、
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◎牡蠣とイチゴのフランボワーズ風。
凍った牡蠣とスモークされた牡蠣が混ざっていて、味の広がりを作っています。
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◎自家製アンドウィエット。
内臓の腸詰ですが、コリコリとした歯ざわりがワイルドです。
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◎海老、鱈、鏑の蒸し物、アメリカンソース添え。
芋の風味もあるソースでポタージュスープみたい。
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◎これがウズラのファルシ。
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◎ウズラのなかはこんな感じ。美味しいよねえ。
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◎チーズ。モンドールとブリー。
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◎デザート。
チーズケーキ、イチゴのパイ、キャラメルアイスクリーム。
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◎飲んだワインは以下の通り。
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◎私がブラインドで出したメルシャンの甲州。
わかるはずはないと思ったのに当てられちゃったア!!ショック!!!
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◎Kさんが出したブラインドのワイン。メルキュレイの61年。
若々しさにビックリ。もちろんわかるはずはないよなあ。
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◎皆さん、ありがとうございましたあ!!
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バルベーラ・ダスティ スペリオーレ 1974

バレンタインデーにはまだ一ヶ月も早いと言うのに、もうチョコレートをもらってしまった。

「なんで??」と聞いたところ、「今月末から外国に行ってしまうから。」 そんな勝手な、、、、
息子よりも若い年齢だから娘といっても良いような歳の差なので、会って話をする内容はほとんどがお説教。
家が近いので、幼稚園の時からずっと見てきたし、頭をなでたり抱っこをしたり、、、、

さすがに、小学校の高学年になってからは接近を避けたりしていたのだけれど、通い始めた高校が会社の方向だったので、時たまは通勤バスの中でのプチデート。
ホントにあっけらかんと家庭のことを話してくれるし、なかにはちょっと顔が赤くなるような相談ごともあったなあ。
「家の誰にも、話さんといてや。」なんて言われたら、共通の秘密を持ったみたいで、年甲斐もなく心がドキドキしたりして、、、

細かな話は聞かないようにしよう。そして、「がんばりや。」の一言で送り出そう。

これからの春は、別れと出会いの季節ですよね。

◎とても食べる気にならないこのチョコレート。冷凍庫で凍結保存して、今度会ったときに、見せてやろう。
それくらいしか思いつかない自分が恥ずかしいけれど、、、、
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今日のワインは、ピエモンテのバルベーラ種のワインです。そう言えば、少し前に96年を飲んだなあ。そのパワーに圧倒されたのを良く覚えていますが、35年後のワインではどうなっているんでしょうか?

ボトルはマシャレリのような茶色。安物っぽい底の浅さもイタリアのオールドビンテージの典型ですし、コルクの長さもきわめて短く、4センチあるかどうか。
まあ、印象からすれば、こんなに長く置かれるとも思って作っていなかったんじゃあないでしょうか? はたして、生きているのかな??

◎無事にコルクは抜けました、、が、、短いコルクやなあ。
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色は、ボトルと同じレンガ色。熟成感はバリバリです。色の薄さはなかなかのもので、透明感もありますから澱の心配もないし、期待も高まります。

香りは、思いのほか漬物系ではなく、梅干系。スッパさが目立ちます。和歌山の南部の梅林へ行って、帰りに土産物屋でニンニクの梅干味を試食した時みたい、、と言えばよくわかるでしょうか?
それとも、青森のりんご、姫りんごと言うべきか、、、

飲んでみると、、、梅ジュース。それも、和歌山の農協が作った無理に甘い梅ジュース。でも、イタリアのピエモンテで梅なんてあったっけ??
まあ、それは極端な話として、大きな樽で熟成されたらこんな味になるのでしょうか? 少し残っている甘味は葡萄由来のものなんでしょうね。それにしても、前回のバルベーラとは全く違うこの味わい、ワインの世界は広いものですねえ。
逝っちゃったワインではないのは確かですから今は旅の途中なんでしょうけれど、このまま置いておいても良くなるような気もしません。この時点で飲んでしまうのがワインのためかもしれませんね。
ビンテージワインの味わいもあるし、この価格ですから、CPから考えると悪くはないと思います。特に、私のような「おばあちゃん愛好家」にとってみればなおさらのこと、、、、(C)

生産者-カステッロ・デイ・モンテグロッソ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-3980円

◎年代からは考えられない綺麗なラベル。蔵出しの時に貼られたものなのか?? ラベル自体は全く普通。
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シャトー レオヴィル・ラス・カーズ 1970

年末にシンクの蛇口が壊れたと思ったら、年明け早々にコンロが不調。火力調節不能になってしまいました。
こういうことって、連続して起きるものなんでしょうか?
そういえば、7年前にも電子レンジと風呂釜がほぼ同時に壊れたよなあ。
次には、ナニが壊れるんだろうか????

今回交換したコンロは大阪ガスのもの。メーカーはハーマンですが、なかなかの優れた機能を持っています。
特に気に入ったのが、一定の時間が経つと自動消火する、、と言うものです。最近、ガスをつけっぱなしにしてしまうことが多くて、家人からはよく怒られていたのですが、これで問題は解決するかなあ??

また、驚いたことにグリルでダッジオーブンが使えます。もちろん、小型のものですが、昔ハマッたことがあるダッジオーブンがまた使えるなんて、、、、
どこかにしまったレシピ本を探し出して「男の料理」を復活させてやろうかなあ。
でも、それをやった時には、家族は私からドンドン離れていったんだけれど、、、今度もそうなるのでしょうか?? ちょっと、怖いなあ。

◎新しいコンロはガラストップ。掃除が楽なんだそうですが、ついに私にも掃除当番が回ってくるのでしょうか?
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◎かなりワイドなグリルで、ダッジオーブンだけでなく、10インチのピザも焼けるそうです。ナポリピッツァに挑戦してみようかな????
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今日のワインは、70年代の優良ビンテージのボルドー赤です。
レオヴィル・ラス・カーズと言えば、サンジュリアン村の2級格付けシャトー。年代によっては、1級にもけっして負けないレベルを持っていると言われています。

実は、このボトルは漏れが出始めてしまったんです。年末のセラー点検で発見したのですが、ちょっとショック。保管状況は、けっして悪くなかったと思うんですがねえ。
私としては、あと数年はこのまま置いておきたかったんですが、しかたがありません。この機会に飲んでみましょうか。

◎キャップシールをめくってみると、コルクはすでにジュクジュク。それを見たとたんに苦労は予想したのですが、やっぱりコルクはバラバラに。
なんとかボトル内にコルク屑が落ちるのは阻止しましたが、、、、ああ、しんど。
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色は、黒いガーネット。エッジに目立った退色が見られないのは面白いですねえ。39年も経っているというのに、、、、
逆に言えば、コルクさえもう少し耐えてくれればなあ。ちょっと、もったいない気さえします。
センターは透明感が無いので、澱は出ているようですが、あんまり目立たないですねえ。

香りは、ハッカ、サロンパス。ひまわり油。醤油。スワリングを繰り返してやっと出てきたのが塩昆布、干し葡萄。
かなり複雑系ですね。

飲んでみると、まだまだ新鮮な果実味があります。スッキリとしていて、さらりと切れる酸味。タンニンは大人しく、とてもこんなビンテージとは思えません。
やっぱり、まだまだいけたんだよなあ、、、、残念です。 でも、この時期の味がわかったことは貴重な体験であることも事実なので、これはこれでうれしい経験だということにしましょう。(C)

生産者-シャトー レオヴィル・ラス・カーズ
生産国-フランス
購入店-海外酒販
購入価格-20000円

◎色もくすんできた古いラベル。古いビンテージのイメージが良く出ていてこれは良いですねえ。
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レストラン シャンボール at リーガロイヤルホテル大阪

リーガロイヤルホテル大阪のメインダイニング”シャンボール”でワイン会。
フロアマネージャーの古澤君からのお誘いで、新しくつながった京阪電車に乗り、ノコノコと出かけていきました。

三条駅からは約1時間で終点の中ノ島駅に到着。改札口を出たら、もうホテルの地下モールに直結です。
こりゃあ、便利やわあ。

伝統のあるリーチ・バーでジントニックを飲んだ後、29階のサロンドールというレストランの個室へ移動。
そこで素晴らしいお皿の数々、完璧なサービスを堪能しました。

自分にとってはホントにひさしぶりなグランメゾンでの正統な食事でしたが、やはり感心するところはたくさんあったし、雰囲気と言う点では、日常からは全くの別世界に入り込んだようで、しばしの桃源郷を楽しめました。
ああ、この夢、覚めないでくれ~!!と、大声で叫びたい気持ちになってしまいました。 明日よ、来るな!!!

◎リーチ・バー。伝統的な古さを感じる落ち着き。
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◎こんなカップで出されたジントニック。面白いけれど、やっぱりグラスが良いなあ。
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◎テーブルに並べられたメニューとグラス。全部で10本だそうです。シェフが最初に挨拶されて、今日のお皿の説明を聞きました。
なんだか、だんだん緊張してきたなあ。
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◎アミューズは牡蠣。海水のジュレが合うのは当然ですけどね。
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◎”ブルトン”と言う名のフランス産オマールとベルーガキャビアのサラダ。ビーツのドレッシングが良く合っています。
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◎わざわざ、そのブルトンを見せてもらいました。このブルーがカナダ産との違いだそうで、身の締り具合も”別物”だそうです。
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◎ホタテとトリュフの横ミルフィーユ、トリュフソース添え。ウ~ン、白トリュフを知ってしまうと、黒トリュフがねえ、、、、
”知恵の哀しみ”だなあ。
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◎フォアグラのポトフ。このお皿は目から鱗が落ちました。この瞬間は、メタボのことは忘れましょう。トリュフもごろりと塊が入っていて、、、、
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◎皮付き甘鯛のグリル。この皮のパリパリ感は楽しいですねえ。
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◎ビゴール豚のステーキ。スペイン国境で育つフランス産の豚。赤身が多く、アッサリとした脂で濃い味わい。
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◎チーズのワゴンが登場。
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◎コンテとロックフォールとエポワス。
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◎デザートはこの2種類。地球儀のようなお菓子が面白かったなあ。
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◎飲んだワインはこの10本。ちょっとピントが、、、、
マイベストワインはコート・ロティ。スパイスの塊でしたね。
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◎最後はマールで、、、、ご馳走様でした。
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クロ・デュ・レルミタージュ 1999

連休に合わせるように季節が一歩進んで、本格的な冬になりました。その実感は、別に雪が降ったとか、気温が下がって氷点下になったとか、そういうことでは無くて、私の身体の各部にある”お天気センサー”が知らせてくれます。
ただ、今年はいつもとちょっと様子が違って、一番過敏に反応するはずの右ひざはなんともありません。その代わりに、2年前に手術した左肩がズキズキうずいて、左手を動かすことが大仕事になってしまいました。
こんなことは、今まではなかったんだけどなあ、、、、”加齢”なんて言葉も頭をよぎって、、、ヘコミますわあ。

そんな落ち込んでいる私に、友人からの差し入れが、、、、「あんまり数は取れなかったけれど、、」なんて言いながら、大きなサザエを10個もくれました。
この寒い時期に潜っていたんかいな!? 元気なヤツもいるんやなあ。もらったことはとってもうれしかったけれど、正直言ってますますヘコンだ、まなゆうだったのです。

◎大きいやつを選んで持ってきてくれたそうです。お刺身とつぼ焼きにしようっと。
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◎調理を焦ったのかなあ?砂出しをしなかったので、肝のところが砂でジャリジャリして食べられませんでした。
そういえば、市場で売っているサザエは砂出しができているんでしょうね。取れたてだったってことを忘れていたよ。大失敗。
これから電話をかけて、もうちょっともらえないか聞いてみようかなあ?←そこまであつかましいことは、、ちょっとやりすぎですね。
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今日のワインは、フランス、ローヌ地方の赤ワインです。その畑のオーナーは、ジャン・アレジと後藤久美子ご夫妻。かなり昔のワイナートで特集されていましたよね。
あの当時は、F1を引退したアレジが地元に購入したブドウ畑からワインを作り始めた、、、、と言うようなものだったと思いますが、そんなことよりももっと私の気を引いたのが、ファラーリから引退記念としてF1マシンをもらっちゃった、、と言う内容。
そんなものが地下室に置いてあるお家に行ってみたいよなあ。(もちろん、ゴクミにも会いたいけれど、、、)

そんなことで、当時は彼らのワインなんて興味なかったんだけれど、今回は大元さんからのメルマガで紹介されたので、飲んでみようかなあ??と。
それに、薄い記憶をたどってみれば、以前にも1回飲んでいるような気もします。

今回のボトルのバックラベルを見てみると、アレジ夫妻の名前は何処にもなし。どうやら彼らは単なる畑のオーナーに納まっているようですね。
案外、賢明な選択かもしれませんが、、、、

色は、黒レンガ色。エッジに退色が見られるので、10年の熟成はされているようです。お店のHPでは「澱がすごい」と書いてあったのですが、それほどでもありません。
むしろ、これだけの年月を経て澱が出ないほうがおかしい話です。私的には「透明感がある」と言うくらいですね。
グラスを揺らしてみても、液質はサラサラ。ローヌのワインとしては、見た目はアッサリ系と言うべきかなあ?

香りは、湿った落ち葉、苔。腐った古木。私の好きな熟成香です。それにインキーでスパイシーでちょっと醤油っぽい刺激が加わっています。
全体のトーンは低く、ドッシリと言うよりは、ユルユルした落ち着きを感じます。

飲んでみると、胡椒をかけたチョコレートを舐めているみたい。でも、全く尖っていなくて、角が丸いところが私好みです。
やはりローヌと言うべきか、噛み締めるべきタンニンがしっかりあって、しかもそれがとても気持ちよい渋みであるところは、作り手の腕前の確かさを実感せずにいられません。葡萄の果実の甘味と皮の渋みの比率が抜群です。
アレジやゴクミじゃあ、この味は出せないんじゃあないだろうか?そういった点からも、彼らの判断は正しかったのかもしれませんね。
1998年には、フランス各地での品評会で賞を取ったようですから、彼らの名前ではなく、中身で勝負できるよいワインだと思います。CPも良いしね。(C)

生産者-アンリ・ド・ランザック
生産国-フランス
購入店-ワイン屋大元
購入価格-2250円

◎畑の中にあると言う礼拝堂の鐘が描かれたラベル。シンプルだけれど、親しみやすくて良い印象です。
0901009 008

バルベーラ・ダスティ スペリオーレ 2001

日付が替わったころに、突然の電話。 どうせ何処かの酔っ払いやろうと思って、電話に出ることも無く着替えを済ませて窓の外を見ると大粒の雪。
これじゃあ、呼び出しの場所が何処であろうと出かけることができないじゃあありませんか。 結局、電話の主とは話をすることも無くベッドへ直行してしまいました。

次の日に外の庭を見るとけっこうな積雪。この冬最初の本格的な降雪ですねえ。
「今年の冬は暖かいなあ。」なんて思っていたのですが、これでやっと本格的な冬の到来と言うことでしょうか?

でも、そのおかげで、しばらくの間はゴルフは封印。バイクは冬眠。 やることが極めて限られてしまいます。
それはなにかって?    アルコールしかありませんがな。一年の中で、一番体内アルコール濃度の上がる時期が到来したって言うことですね。
がんばろうっと。

◎庭の植木も雪をかぶって、、、寒そうだなあ。
0901009 006
今日のワインは、イタリア、ピエモンテの赤ワインです。名前にもあるように、ブドウ品種はバルベーラ種。産地はアスティ。解りやすいですねえ。
作り手は、サイのマークでおなじみのスピネッタ。もうこれだけで、中身の濃度が想像つくと言うものです。
これは、気合を入れてお相手しなきゃあ、、、、

色は、とっても黒い、ダークルビー。8年経つというのに、エッジには熟成色のかけらもなし。強いというより、怖い感じ。

香りは、ビターチョコレート。干しブドウや湿った皮のニュアンスもあります。ただ、少し閉じ気味なのかなあ?香りたつような雰囲気はありません。

飲んでみると、全体を支配しているのはタンニンの重厚さ。イメージとしては、鋼の鎧。まるで、黒ブドウの皮だけを思い切り噛み締めた時のような気もします。味としては、ブラックチェリーの果実の甘さとダージリンティーの苦さの二重奏ですね。
非常に力を入れて作っていることは良くわかるのですが、それを受け止めるだけの心積もりが無ければ、簡単に寄り切られてしまうほどのパワフルさがあります。液体なのに、思わず噛み噛みしたくなるくらい濃いのです。
別の言い方をすれば、半分くらいまで飲めれば良いほうで、すぐに、飲み疲れてしまいます。←飲み飽きるわけではありませんが、、、

このワインは、なにか重厚なお皿とともに味わうべきですね。軽いチーズの盛り合わせなんかじゃあ、役にも立ちませんな。
それにしても、バルベーラと言う葡萄って、こんなに強い品種だったんですかね?(C)

生産者-ラ・スピネッタ
生産国-イタリア
購入店-リカー・ワールド
購入価格-4980円

◎私の大好きなサイのラベル。何故サイなのか??? 私には解りませんけれど、、、、
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はせがわ酒店 at 東京駅構内地下

業界団体の新年賀詞交換会があるとのことで、霞ヶ関まで。
3年間もサボり続けていたら、ついにエラ~イ方から警告まで受けてしまいました。そうなったらしゃー無いなあ。

まあ、いつも通りの会長さんのご挨拶の後は、関係省庁のご来賓の方々のありがた~いお言葉。それにしても、どうして日本の官僚どもはあんなに”上から目線”ナンだろうか?
「お前らのために、俺たちは仕事をしてやっているんだぞ!!」としか受け取れない内容、態度です。
それを、ありがたく聞いているお年寄りの連中も、よく顔を見てみればほぼ全員が天下り組。 なんだ、できレースじゃあないか!
話の中身なんか、5秒もたったらキレイサッパリ忘れちまって、顔見知りの同年代の連中と本気の年賀の挨拶。
あんなヤツラに、民間の苦労がわかってたまるかい!!なんて、ブツブツ言いながらね。

適当に会を抜け出して、気の置けない連中と東京駅地下にある日本酒バーへ。
この”はせがわ酒店”は最近のマイブームで、上京したら、新幹線に乗る前に必ず立ち寄るスポットです。
珍しい地方の日本酒もショットで飲めるので、これから各地へ帰っていく連中も、地元の酒を飲んだり、知らない酒を飲んでみたり。
けっこう周りの評判が良かったなあ。これで、ここでこいつらと待ち合わせをする機会も増えたよなあ。うっしっし、、、、
もう、”銀の鈴”は卒業でしょうか?

◎お酒の販売コーナーの横にある小さなバー。
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◎はせがわ酒店って、全然知りませんでしたけれど、都内にも何店かあるようですね。
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◎私の知らない日本酒もけっこうあって、勉強になります。
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◎最初に飲んだのは、上喜元 米ラベル 純米吟醸 雄山錦 400円。
「最初の一杯に最適」なんて書いてありましたけれど、けっこう辛口でネットリ系。最初でこれはきついんでないかい?!
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◎次に頼んだのは、磯自慢 純米吟醸中取り 生原酒 900円。
むしろ、こっちのほうがスッキリ系。厚みは無いけれど、味わいの広がりは、こっちのほうが一枚上手かな?
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ブルゴーニュ ピノ・ノワール 1979

正月読書第二段は、ジェリー藤尾の「ともあれ人生は美しい」

九ちゃんとコンビを組んで、映画やテレビに良く出ていたジェリー藤尾です。
”遠くに行きたい”を歌った歌手だといったほうが良いかなあ?

九ちゃんの”良い子”に対して、ジェリーはいつも”悪い子” どうしても、九ちゃんの引き立て役になってばっかりだったんですが、顔はハーフの二枚目だし、動きも運動選手のようにシャープ。
目立ち方としても九ちゃんの対極でしたね。

そんなジェリーが突然テレビから消えて、どうなっちゃたんだろう?なんて思っていたら、こんな本が2005年に発刊されたのです。
この正月はちょうど良い機会だと思って読んでみたのですが、、、

最初思っていたのとは全く違う内容にちょっとビックリ。内容的には、かなり暗い本です。でも、その中にバカがつくくらい自分に正直に生きてきたジェリーの言葉はそれなりの重さと真剣さでこちらに向かってきます。
かなりの損をしながら生きてきた人です。でも、その損も、本人が納得しているのだから、読み手も最後には安心できるんですね。

人の生き方って、ホントに「十人十色」ですね。いろいろなことを考えさせてくれた本でした。

◎この顔を見てまずビックリ。イメージが違うなあ。でも、この顔のしわが、この人の年輪なんですね。
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今日のワインもオールドビンテージ。30年前のブルゴーニュの赤ワインです。
この”セレクション ニコラ・ポテル”はオールドビンテージの優良ぞろい、、と言うことなので、このボトルにも期待は大です。
1979年はそれほど特筆すべき年ではないと思うのですが、こうやってリリースする以上はそれなりのレベルだと思うのですが、、、、

◎昨夜に引き続き、抜栓でヒヤヒヤ。何とか上手く抜けてよかったア。
090106 004
色は、濃い紅茶色。透明感も強く、綺麗です。ボトルには澱がこびり付いているのですが、これが巻き上がらないように注意しながらグラスに注ぐのが難しいなあ。
粘性が少し高く、ドリップのタレ具合がゆったりしているのが30年の熟成感だと言うべきでしょうか。

香りは、フランボアーズ、イチゴのようなベリー系と、ネクタリンのようなスモモ系の合体のような果実味と蜂蜜の甘味。ミネラル、干草、昆布のお出汁も出ています。
全体のイメージは、あくまでもまだまだ元気なピノですね。

飲んでみると、さすがに丸い。尖ったところは皆無です。これだけ歳を重ねればあたりまえのことなんですけれど、、、でも、酸がしっかりと残っているところが、この年月を生き抜いてこれた原因なのではないでしょうか?
香りのイメージどおりに果実の甘さがあり、それを支えるように筋の通った酸もあり、今飲んで充分美味しいワインとして、目の前に存在しています。(C)

フムフム、この三日間、オールド物ばかりをテイスティングに選んできましたが、そのどれもが魅力あふれるワイン達でした。今年も、私のこの傾向は変わらないことと思います。
ただ、こればっかりやっていると、私のお財布が持ちませんので、今年の目標としては、「スペイン、南アメリカのワインの再発見」と言うことをサブテーマにしてみたいと思います。
何処までやれるのかはわかりませんが、ちょくちょくこの手のワインを試してみることにしましょう。

生産者-ニコラ・ポテル
生産国-フランス
購入店-ワイン屋大元
購入価格-4380円

◎コルクの古さに対してラベルは綺麗な物です。蔵出しの時に貼られた物なのでしょうね。
081230 004

シャトー グロリア 1964

毎年のことですが、この三が日は自宅待機。新年の挨拶に来てくれる兄弟親戚のお相手をしなければいけません。
まあ、一言で言えば”飲みまくり”ですわ。

今年は、ばあちゃんが奮発して「白鷹」の樽酒を用意しましたから、昼のお酒といえばもっぱらこれ。美味いのよ、これが。
みんなが帰った静かな夜には、ワインを抜いて読書三昧。
私の大好きな塩野七生さんが「ローマ人の物語」以降のイタリアを書いた「ローマ亡き後の地中海世界」をジックリと。

中世初期と言う、歴史の日の当たらない時期を、相変わらずの切れ味抜群の文体で解説してくれます。
しかも、その内容はイスラム教とキリスト教に挟まれたシチリアの攻防が中心。シチリアは次回のイタリア行きでのターゲットのひとつですから、予習もかねて、その歴史を頭に叩き込むつもりで読んでいます。
それにしても、新年早々に火を噴いたパレスチナ問題もあって、タイミングとしてはピッタシですねえ。

歴史から学ぶことはとっても多いのに、その同じ過ちを繰り返す人間って、地球的な視点から言えば、”早く消え去ってもらいたい厄介者”でしかないんじゃあないだろうかねえ?
そういえば、このオレだってその人間なんだよ。「もう二度と酒なんか飲まないぞ。」なんて、何回言ったことやら。それなのに次の日になると、、、ねえ、、、

◎分厚いけれど、これは上巻。下巻はもうすぐ発売です。
081231 006
◎去年の九月にプーリアのターラントでみた「サラセンの塔」
あのときに、この本を読んでいたら、絶対に認識は変わったはず。やっぱり勉強は必要だよなあ。次回のイタリアまでには予習をバッチシやっておかなくっちゃあ。
080906 131
今日のワインは、ボルドー、サン・ジュリアン村のクリュ・ブルジュアクラス、シャトー・グロリアのオールドビンテージです。
樽職人から苗木の栽培家、最後にはこのシャトーを設立するアンリ・マルタンが、まだバリバリの現役時代の1964年。
もう、45年も昔のワインですから、その中身に対する期待はしないほうが無難なのはあたりまえですが、そこは古酒大好きの私ですから、あえて、その期待を持って抜栓して見ましょう。

◎レベルはミッドショルダー。このこと自体は、熟成の証だとして私は歓迎するべきことだと思っています。
090103 003
◎コルクを抜く段階から冷や汗タラタラ。スクリューを刺しこむやいなや、コルクはバラバラに。
結果は申し上げるまでも無いですが、ひさしぶりに茶漉しが出動することになりました。
090103 011
色は、レンガ色。細かな澱が舞っているので、透明感もなし。この時点で、ボトルの中身に対しては半分あきらめていたのですが、、、、

香りは、予想したように奈良漬そのもの。ただ、その香りは甘味を含んでいてかなり優美に感じます。ちょっと期待が戻ってきました。

飲んでみると、いわゆる通常のワインの範疇からは大きく逸脱しているものの、甘味は健在。タンニンの渋みも大人しく納まっています。
酸味が失われているために、カシスジュースのようなイメージがありますが、それがなんとも気持ちが良いのですから、やっぱり古酒好きは止められまへんなあ。

ウ~ン、なにかの料理とともに飲むにはパワーが無いのはしかたがありませんが、このワインだけをチビチビ飲むのは気持ちが良いなあ。
このワインは、典型的なボルドーのオールドビンテージだと思うのですが、同時に私が求めている究極のスタイルでもあります。
多分、他のワインラバーの人には理解できない世界なのかもしれませんが、こんな奇人がいても、、、良いですよね?

なかなか出会えないこんなコンディションのワイン、、、なにか、この年の未来に明るいものが見えたような気がした瞬間でした。(B)

生産者-シャトー・グロリア
生産国-フランス
購入店-モレル・オークション
購入価格-2896円

◎左右からラッパを吹くお姉さん天使。字体も独特で、すごく魅力的なラベルですね。
090103 007

カーネロス・シャルドネ ハイド・ヴィンヤード 1998

元旦の朝、バタバタと階段を駆け降りる子供の足音で目が覚める。
ここは何処?私は誰?、、、しばらく朦朧として思考が定まらない。

「そうだ、昨日の大晦日は一番心を許せる友人Uと飲んでいたんだった。」
めったに京都に帰ってこないあいつとは、飲むときはとことん飲む。昨夜も、お互いの近況、家族のこと、将来のこと(余生といったほうが良いかな?)、、、
あいつがどうやって帰っていったのかも、自分がどうやってベッドにもぐりこんだのかも覚えていない。
残っているのは、何本かのワインの空き瓶と、飲み残しのグラッパだけ。

フフン、、オレらしい元旦やなあ。これで朝風呂にでも入れば、また新しい一年の始まりだよ。
今年はどんなうれしいことがあるだろう? そして、どんな悲しいことが、、、、←それを考えるのは止そう。
去年よりは、少しはマシな年になってくれることを祈念して、ベッドを離れましょうかね。

◎去年最後のブログ更新をした直後に、台所から悲鳴が、、、、、
シンクの蛇口の混合栓のパッキンが破れてお湯が止まらなくなっちゃった。
最後はこれかよう!! しょうがないので、お湯は止めちゃって、しばらくは冷水のみでの炊事です。
もう、泣きっ面に蜂ですわ。
090102 015
新年の幕開けワインは、カリフォルニア、キスラーのカーネロス・シャルドネ。
シャンパンを開けるわけにはいかなかったので、この白ワインにしてみました。

まあ、「一年の計は元旦にあり」とも言いますから、ちょっと気合の入ったワインをね。
ばあちゃんからの御節のお重も届いたことですから、和食とキスラー、、、試してみましょう。

色は、サスガの黄金色。10年の熟成が見て取れます。ドリップのタレ具合も重々しくて、自分好みの重厚さが感じられて好きです。

香りは、洋梨のコンポート、まだ青いみかん、スイカ、マンゴー。フルーツバスケットみたい。それに、樽由来の甘いクリームがかかって、綺麗なお皿が想像できるくらいゆたかな香りが出てきます。
そして、それが全然くどく感じないのは、熟成感があるからでしょうか?

飲んでみると、お出汁のようなミネラルと、丸くなった果実の甘さが美味く溶け合わさっています。御節の味には良く合いますねえ。
ただ、酸がかなり弱く、キリッと締まったところが無いのが残念です。カリフォルニアのシャルドネにはよく言えることなんですけどねえ。
これ以上の熟成は無いと思うべきでしょう。やはり、ブルゴーニュのシャルドネのような深さはありませんね。

でも、シチュエーションを選びさえすれば、こんなワインがもてはやされる場面もあると思います。
今回のこの出会いも、けっして悪い物ではありませんでしたよ。(C)

さてさて、今年はどんなワインに出会えるのか、、、、期待半分、怖さ半分ですわ。

生産者-キスラー・ヴィンヤード
生産国-アメリカ
購入店-モレル・オークション
購入価格-7800円

◎ばあちゃんからの御節とキスラー。
ラベルとしては、別にどうと言うことも無い出来具合です。
090102 008

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☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
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         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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