まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

グラッパを求めてイタリアへ -スペシャル・キュベの選定と西田さんの正体-

昼食後、丸々と膨れたお腹を抱えながらベルタの熟成倉庫へ帰ってきました。 そして、いよいよ今回の旅のクライマックスが始まります。

今回、西田さんがベルタを訪れることになったきっかけは、西田さんがオーナーのバー・K6でベルタの試飲会をしたことなのですが、前からベルタの大ファンだった西田さんが、そのときに会ったエンリケに秘蔵のパオロ・ベルタ1982を見せたことなんです。
ベルタ社にも残っていないそんなボトルを見せられたエンリケが感激して、西田さんが希望していたスペシャル・キュベの買い付けを例外的に認めたからなんですよ。
人の出会いなんて、どこでどうなるか分かりませんよねえ。そして、その話をダンボの耳のようにして聞いていた私が金魚の糞になってくっついてきたということなんです。

さてさて、西田さんのお目当てはパオロ・ベルタ1990になるはずの樽です。この樽は500リットルのものが12樽。
6000リットル(8500本分)しかないことになります。
その中の一つの樽をこれから飲み比べて選び出そうと言うことなんです。

最終的に決定はしたのですが、そのときに感じたことは、同じ熟成をしているにもかかわらず、それぞれの樽の個性がぜんぜん違うこと。
実際の製品はこれらの樽のブレンドで作られるのでまた味わいは変わるのですが、西田さんが選んだ5番目の樽は、これだけがスペシャルとして西田さんだけに提供されるのです。

旅の主目的を無事終えてホッとしていると、西田さんがまたまたキョロキョロと違う樽を眺めています。
そしてエンリケに、、
「この樽には何が入っているのですか?」
「これにはもうすでにカサロットと言う名前で製品化している1982年もののブランデーが入っているんですよ。」
「ああ、ワインを蒸留して作っているタイプですね。これも美味しいよなあ、、、欲しいなあ、、、」
「え~い! ここまで来たんやからこの樽もお分けしまっせー!!」
「よっしゃ! もらうわ!! 田端!! 樽を選びだそ!!」

あの西田さんが樽の上を飛び跳ねながら、あっちでグビリ、こっちでペロペロ。
得意の嗅覚と舌の感覚でついに「これだ!」という樽を選び出しちゃいました。

そのとき、私は見たんです西田さんの正体を、、、、あの人ってターミネーターのT800だったんですわ。

◎この12樽がパオロ・ベルタ1990になる樽です。
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◎エンリケがこっちの樽からサンプリング。
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◎上のほうの樽からもポコポコ。
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◎最終的に選び出されたのは樽ナンバー5でした。さっそく西田さんが唾をつけるかのようにサイン記入を。
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◎エンリケもサインして、お互いにがっちりと固い握手。
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◎一緒にテイスティングした田端さんも満足げです。
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◎その後、カサロットの樽も試してみて好みの樽を選びました。この樽にもサイン・イン。
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◎ああ、これで、この二つの樽が京都に来るんだなあ、、、この場に立ち会えた機会を与えてくださった西田さんに大感謝です。
 でも、、、嬉しさのあまり正体を現した西田さん。あんたってT800やったんやね!!
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グラッパを求めてイタリアへ -アスティで白トリュフの洪水に出会う-

倉庫でうっとりしていると、エンリケから「そろそろ、昼飯食いに行こうやあ。」との提案が。
まあ、午後からもここに戻ってくるので「ちょっくら軽く昼食でも、、、」なんて言っていたのに、、、、

案内されたのは「Ristorante del Belbo da Bardon」と言う店。
聞けば、アスティで三本指に入るくらいのピエモンテ郷土料理の名店だそうです。

街中にあるわけでもなく、普通の山道の脇にどかっと建っている山小屋風の建物ですが、私の鼻を鳴らしてみると「ここは只者ではないな。」と言う気配を感じますね。

店内に侵入したとたんに私の鼻をくすぐったのは、あの白トリュフの香り。「あれっ!? もう食べれるの?」
どうやら、解禁日は16日だったようで、待ちかねた食通たちでこの店は今日も満席のようです。

もちろん私たちも白トリュフに決定。ジャカジャカとお皿の上で削ってもらって、、、ああ、嬉しい!!

◎田舎道にある看板は単にこれだけ。
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◎イタリアでは、こんな古そうなリストランテは美味いところが多いんですよ。
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◎店内ではあちこちから白トリュフの香りが漂ってきます。みんな、考えることは同じやねえ。
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◎前菜で私が選んだものは”仔牛のタルタルステーキ・ピエモンテ風”
 肉の新鮮さはもちろんのことですが、オリーブオイルとの相性がすばらしい。でも、マルケ州のオリーブオイルなんて、、、日本には無いよなあ、、、、
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◎”卵黄を練りこんだタリアテッレの白トリュフジャカジャカ” ←勝手に命名
 白トリュフ料理の定番です。香りに負けますわ。
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◎もう一発来ます。”目玉焼きの白トリュフジャカジャカ” ←これも勝手に命名
 グラタン皿に卵を落としてオーブンで焼いただけのものですが、これにも白トリュフが雪のように舞います。
 あれっ? こっちのほうがさっきよりも香りが強いぞ。どうやら白トリュフも塊りの中で真ん中あたりが一番香りが強そうです。
 これからはジャカジャカしてもらう順番を考えようっと。
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◎こんな店ですから当然ながらワインリストも充実。この分厚さで、すべてピエモンテのワインなんだそうです。
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◎スタートはフランチャコルタのロゼをかなり冷やして。さわやかな酸味があって飲みやすいですね。
 夏場向きかな?
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◎白トリュフには、ペリッセロのランゲ・ネッビオロ2005を。
 ブドウの果実味がシッカリと出ている若飲み系です。樽がそれほど強くないのは大樽かなあ?
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◎食後酒はレストランの外で。
 エンリケがいるからには、、、モチロン!! ベルタのグラッパ登場です。
 ただ、ベルタのグラッパはエスプレッソに入れて飲むには適しませんね。飲み終わった後のカップの底に残った砂糖に注いで飲むのが良さそうです。
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◎いくつかのグラッパを飲み比べた結果、私の好みは圧倒的にこの”パオロ・ベルタ1989”です。
 エンリケのお父さんの名前がつけられた特別長期熟成の味わいはホントに凄い!
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◎こちらのお二人は、どこか違う世界へ、ベルタと共にトリップされてしまったようですが、、、、
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グラッパを求めてイタリアへ -ベルタ社でグラッパの真髄を学ぶ-

ここでグラッパのおさらいを、、、、

グラッパとは、ブドウの搾りかすを醗酵させ、それを蒸留して作るブランデーの一種ですが、もともとは樽に入れたりする長期熟成させることも無く、無色透明な液体で、ほのかに残るブドウの甘みを楽しむ食後酒です。

ところが、ベルタ社ではそのグラッパを樽に入れ、ある期間熟成してから出荷すると言う方法で、従来のグラッパに更なるまろやかさを加えることに成功したのです。
今ではなかなか入手できないベルタのグラッパですが、その秘密はいったい何なのか? これから探っていきましょう。

ベルタ社所有のホテルからわずか10分ほどの小高い丘の上に蒸留所と熟成倉庫はありました。

そして、前もって感想を述べておくと、「ここまでするのんかいな!!!」でした。
お酒造りを芸術の世界にまで引き上げようとしているようにも思えましたね。 さすがはレオナルド・ダ・ビンチの国ですわ。

◎エンリケ(もはや呼び捨て)運転のレンジローバーで到着です。でも、ピエモンテの丘や畑を駆け回るには、この脚は必要条件かもしれませんね。
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◎周りはぐるっとピエモンテの山並み。少し霧がかかっているところが、ネッビオーロの故郷やねえ。
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◎エントランスからロビーへ。ビリヤードが置いてあるところなんかニクイね。 もちろん、ベルタのグラッパはそこかしこにあります。(あたりまえか)
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◎ここに移転してきたのは2002年だそうで、それ以前に使っていた小さな蒸留器などは、隣の部屋で博物館として保管しています。
 いろんな形があって面白いけれど、私は蒸留は全くわからず。ちんぷんかんぷんでした。
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◎さて、ここで今回の旅の主役たちをご紹介します。クーゲルの西田さんとK6の田端さんです。隣のひげのおじさんはフードライナーの営業部長の辻本さん。
 ベルタ社の女性従業員の話を通訳してくださいます。
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◎ベルタの秘密 その1
 ヴィナッチャ(ブドウの搾りかす)を入れた青いコンテナですが、これがベルタ特製なんです。契約農家にこのコンテナを渡して、できるだけすばやくヴィナッチャを入れてもらい、蓋で密閉するんです。
 そうすることによって、コンテナ内でも醗酵は継続され、劣化を押さえると言うことになります。原料をいかに状態良く手に入れるかがポイントですね。
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◎こっちは白ブドウのヴィナッチャ。こちらは醗酵を促進するために、少しの期間屋外に置いておくそうです。
 みんなでヴィナッチャをつまんでもぐもぐ。「奈良漬けやあ。」「種の味はどうかな?」 みんな興味深々です。
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◎そのヴィナッチャを破砕機に入れて細かく砕きます。
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◎ベルタの秘密 その2
 ここで最初の蒸留行程に行きますが、これはあくまでも雑味と余分なアルコールを取り去るためのもの。スチームで無理な加熱はしません。
 この直後に強制冷却してそれらを分離します。
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◎辻本さんの情熱的な説明にみんな聞き入ります。
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◎この青いタワーが冷却層。マイナス7度まで冷やされます。
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◎役目を終えたヴィナッチャは外に排出。
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◎次にいよいよ蒸留開始です。巨大なタワーがそびえていました。
 この管理も全てコンピューター制御とのこと。 アルコール度数も70度を越えるそうです。
 ここでも加熱はスチーム。
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◎ここができたグラッパを一旦貯蔵するタンク。ここで初めて、グラッパの味を見ることができます。
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◎それと言うのも、ここまでのラインは全て政府によってシールされていて、ベルタの社員でも触ることは許されないそうです。
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◎特別に生成された水で濃度を調整してから保管タンクに移されます。
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◎瓶詰め行程は自動化されていました。(当たり前ですよね)
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◎次に、いよいよ樽保管倉庫に移動です。
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◎丘の中腹に半分地下倉庫がありました。

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◎ベルタの秘密 その3
 ドアを開けて中に入ってビックリ! ナント!! モーツアルトが流れているではありませんか!!
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◎しかも、この灯りの色はなんと言うことでしょう。どんどん七色に変わっていくんです。
 なんでこんなことをするの!!?? しばし、アゼン!!

 この音楽と照明がベルタのグラッパをより美味しくまろやかにするんだそうです。
 もうこれは「信じるものこそ救われる。」世界ですなあ。
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グラッパを求めてイタリアへ -ようやくグラッパの香りがし始めてきます-

いやあ、それにしても長いネタ振りでございましたねえ。 グラッパと言っておきながら、今までにグラッパのグの字も出てきませんでしたね。
でも、いよいよここから物語は始まるのです。

夜のトリノ空港へ向かいます。そこで落ち合うはずの人たちはその道の本格的プロの人たちばかり。
じつは、「グラッパを求めてイタリアへ」行く人は私ではないんですよ。 私はその人の付き添い。 もっと簡単に言えば”金魚の糞”なんです。
でも、その体験は、今までに無いものでした。

とりあえず深夜の空港で無事に落合い、ベルタ社所有のホテルまで移動。 そうなんです! 求めるグラッパはベルタなんですよ!!
色々あって、ホテル到着は夜中の3時。そこからちょっとした宴会をやって次の日(もうすぐ朝なんだけど、、、)に備えます。

朝に挨拶をしたベルタ社の営業責任者のエンリケ・ベルタ氏とはすぐに打ち解けて、、、さっそく会社に向かいましょうか。

◎夜中のトリノ空港。 誰もいなくてちょっと怖いです。
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◎最近、ベルタ社が買い取って改修しているホテルです。正式オープンはまだなされず。
 名前は”RELAIS AL CAMBIO”
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◎わずか11室のプチホテルですが、きわめて洗練された清潔さがあります。
ただし、ネット接続はおろか、携帯も繋がらない山の上ですけど、、、
  ちなみに、この村の住人は98名だとか。
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◎食堂にはベルタのグラッパの全品種が展示されています。 圧巻です。
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◎エンリケとホテルの前で記念撮影。アイツも大きいなあ。
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◎ホテルを守っているのは二人のバングラディッシュ出身の若者。彼の名前はビリーですが、、、かなり頼りがないのが心配です。
 頑張れよ! ビリーとダリー!
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グラッパを求めてイタリアへ -FIATの壮大な夢の跡 リンゴット-

ポルタ・ヌォーバ駅に戻ってきて、路線1番のバスに乗ります。 目指すはかつてのFIATの本社工場のリンゴット。
今では超巨大な複合施設として、ショッピングセンター、ホテル、映画館、フードコート、貸事務所、展示会場、FIATの事務所として使われています。

中でも、特に有名なのが屋上の周回試験コース。生産車をここで1台ごとに走行試験してから販売店に渡していたんだそうです。
そのために、この巨大な建物の両端には、1階から屋上までを繋ぐ螺旋の道路が作られています。
この造形美を、当時の有名設計家のル・コルビジェが賞嘆したんだそうですよ。

そういえば、最近のイタリアでよく見る新しいFIAT500。昔見た夢を実現できる鍵になるんでしょうか?

◎建物の大きさに度肝を抜かれます。長さは約500メーター。
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◎真ん中は吹き抜けになっていて木が植えられています。それがまるで森に見えます。
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◎吹き抜けの一部は透明な屋根がかけられてフードコートに。
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◎シネコンもあります。 オッ、”隣のトトロ”を上映しているようですね。
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◎宮崎駿監督はイタリアでも大人気。もちろん”紅の豚”が代表作ですが、、、、
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◎いまでもFIATの事務所になっているところもあります。
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◎事務所もきれい、きれいすぎる!!。ホントに仕事をしてるんかいな???
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◎これが有名な”螺旋通路” 最盛期には、ここを最新型の新車が走っていたんですねえ。
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◎こちらも元FIATの工場だった隣の建物ですが、今では”EATALY”と言う食品スーパーマーケットになっています。
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◎中はイタリア中の食材の宝庫。
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◎このお肉屋のオッチャンが最高の雰囲気でした。
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◎オリーブだけでもこれだけの種類があるんですよ。
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◎魚屋さんもこの通り。
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◎ここのイートインのコーナーでまたまたつまみ食いです。
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◎ガビの白ワインとムール貝のスープ仕立て。むっちゃ美味いわあ!!
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◎地下にはワイン売り場が広がっています。産地別に分けられた分かりやすい展示です。
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◎その一角のお宝ワインコーナーを発見。ナニナニ、ガヤの74年のバルバレスコねえ、、、、買っちゃうと思います!!!
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グラッパを求めてイタリアへ -サン・カルロ広場でちょっとお茶する?-

まだまだエジプトにハマっていたかったんですけど、体力的に2時間が限度。完全に堪能するためにはその倍の時間が要るだろうなあ。

痛くなった足を引きずってサン・カルロ広場に戻ってきました。そして目をつけておいたバールの前の椅子に腰を落ち着けました。
それにしても不思議だよなあ。私はゴルフではずっと歩きますし、それは平気。それなのにジッと立ってるのってできないんです。
皆さんも一緒ですか?

とりあえずお茶、、ならぬスプマンテを一杯ペルファボーレ。しばらくの間、ミイラ、、、じゃあない動く人間観察をして身体を休めました。

◎疲れた原因のひとつはこのカメラ。D3に2本のレンズで約3.2キロ。もっと小さなカメラにすればよかった。
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◎バールでお酒を頼むとたいがいアペリティーボをドサッとつけてくれます。これで昼食代わりにもなるんです。
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◎トリノでも走っていた観光用の2階建てバス。屋根のない2階席がお勧めですね。
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◎バスの後ろに描かれていたこのオネーちゃんに見とれました。
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グラッパを求めてイタリアへ -トリノで古代エジプトにハマる-

レアーレ宮の見学ができなかったのでかなり拍子抜け。落胆して周りをブラブラしていると、ある建物の前で足が止まりました。

なになに、、エジプト博物館?? ここはトリノやでえ!? 説明文を読んでみるとどうやら本気で展示しているみたいです。
ここは中を覗いてみないと、、、

私はルーブルや大英博物館の古代エジプトの展示は見たことはあるのですが、こんな街中の、何の変哲もない建物の中にこれほどすばらしいコレクションが収められているとは思えませんでした。
系統だった展示方法や豊富な展示物はすばらしい内容だと思います。

予想外だったからか、それとも私の好みにピッタシだったからか、時間が経つのを忘れてしまうほど堪能してしまいました。

◎建物は至極普通。でも、その中には、、、、
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◎チケット代はほぼ1000円。
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◎豊富な展示物にここがどこだか忘れます。
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◎エジプトと言えばミイラ。それにしてもスゴイ保存技術ですね。鼻や耳もそのまま残っています。
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◎ワニのミイラもあって笑ってしまいましたが、、、、
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グラッパを求めてイタリアへ -キリストの奇跡?? 聖骸布-

イタリアに来るとキリスト関連の常識ハズレの物を何度か見る機会がありますが、今回もありました。
2000年前のキリストの死体を包んだ、、と言う布が残っているのだそうです。
残念ながら実物を見ることはかないませんでしたが、写真や実際に安置(保管?)されているところを見ることができました。 

場所はレアーレ宮の隣の聖ヨハネ大聖堂。なぜそんなものがバチカンではなくトリノにあるかと言うと、サボイア家の家宝として残されてきたからだそうです。

死体の正面を覆った部分にはキリストの顔や身体の線が、背面を覆った部分には血の跡が残っているそうで、現物を撮った写真でもはっきりと分かります。

でもねえ。よく考えてみれば、どうしてそんなものが残るわけ?? 血痕なら分からないではないけれど、それも2000年も昔のことだよ。
たんぱく質がそんなに長く変質しないなんて考えられないし、ましてや顔が写るかい???

なんて事を言ってはいけません!! ”パードレ・ピオの奇跡”でも分かるようにピオ神父の身体は死後20年経っても腐らなかったんです。(バチカン発表。関係者以外は死体を見ることは許されなかった)
それならキリスト本人が2000年経っても奇跡を起こし続けることなんて朝飯前のはずです。

我々は、”それ”を素直に受け入れるしかないのです。(仏教徒はどうしたらエエねん!?)

◎大聖堂の床からは古代ローマ時代のモザイクの床の遺構も見つかっています。
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◎きれいなデザインですねえ。シンプルなのに品性がありますね
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◎近くの水呑場には鳩もやってきます。
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◎ここが聖骸布のあるところ。覗いてみたい衝動を抑えるのが大変ですわ。
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◎キリストのお顔、、、だそうです。
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◎イタリアの教会には必ずある「ざんげの部屋」 自分の罪を告白し、神に許しを請うのですが、、、私は”ざんげ”と言うとどうしても”オレたちひょうきん族”の”ざんげの神様”を思い出してしまいます。
 今の若者は知らないんだろうなあ、、、ざまあみろ!! 若いことはけっして良いことではないんだぞ!!
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グラッパを求めてイタリアへ -ポルタ・ヌォーバ駅からレアーレ宮まで-

宿泊しているのがポルタ・ヌォーバ駅の隣のジョリーホテルなので、散歩にちょうど良い距離にレアーレ宮があります。
イタリア統一を成し遂げたサボイア家の中心地ですから一見の価値はあるかなあ?

これは口でとやかく言うよりは、写真を見ていただいたほうがよいでしょう。

◎ポルタ・ヌォーバ駅です。ミラノ駅ほどではないけれど、なかなか堂々としていますね。
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◎構内ではSLが展示されていました。走りませんが、煙を吐いて迫力があります。
 新旧の軌道車の揃い踏み。
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◎カルロ・フェリーチェ広場からサン・カルロ広場方面を見ると、、
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◎サン・カルロ広場 
 あとでお茶でも飲みたいバール多数。
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◎レアーレ宮
 周囲は工事だらけ。しかも内部は修理中で閉じているとか、、、、なんじゃい!!
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◎工事現場のカバーもイタリアっぽいですね。だまし絵を描いたり、巨大広告にしてみたり、、、
 こういう遊び心には天才的な才能がありますね、イタリア人って。
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グラッパを求めてイタリアへ -ホテルで必ずすることは?-

霞がかかったような頭をキリッとするためにとりあえず朝食です。
それと、ネットの接続環境の確認は必須条件ですね。

◎「ローマの朝はコーヒーで始まる」  こんなCMありましたよね。
 でも、ホントにイタリアのカプチーノは朝の定番です。
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◎このホテルには無線LANがありましたが”1時間10ユーロ”
 中国ならタダなのに、、、、
 でも、背に腹は換えられません。カードを擦ってIDとパスワードをゲットです。
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グラッパを求めてイタリアへ -アルチューハイマーのトリノ到着-

ローマ→トリノはAZ1431便だったのですが、全然記憶が無し。外国でもアルチューハイマーは発症するようです。
わずかに残っているのは空港からホテルまでのタクシーの写真だけ。その写真を見て思い出したことは、車がホンダのハイブリッド車インサイトだったのでタクシードライバーとやりあったことです。
「イタリア人がこんなオートマに乗っとってエエンか?!」
「日本の技術はたいしたもんや。よう走るがな。」←イタリア人の関西弁風英語
「これをタクシーに使うなんてエエ度胸してるやんけ。いつ壊れるかも分からんで。」
「壊れたら新車に交換してもらうんや。」
「フ~ン、そうかあ。」

◎手も震えているようで、ちょっとボケが入ってます。
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グラッパを求めてイタリアへ -フレスコバルディ ワインバー-

トリノへの国内線をターミナルAで待っていると、8番ゲートの前に新しくフレスコバルディが経営するワインバーができたことを発見しました。
去年の11月には無かったのになあ。

話を聞いてみると、このローマ空港内の3番目の店だそうです。これで、国際線のターミナルに2店。
国内線に1店できたのかあ。いまや巨大化した組織になりましたから勢いありますねえ。

◎超巨大なルーチェのボトルが目印です。
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◎カウンター形式のオープンな作りです。スタッフも若くて活気がありますね。
 左側の帽子をかぶったオネエチャンが無茶苦茶キュートでした。
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◎せっかくなのでルーチェンティの06年と生ハムで今回のイタリア到着のお祝いを一人でやってみました。(ちょっと寂しい、、、でも本場はやっぱり美味しい)
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グラッパを求めてイタリアへ -北京→ローマ CA939便-

私を待っていた機材はA330-200。ルフトが関空から飛ばしているのと同じ機体です。

でも、シートはルフトと言うよりはエアフラのようなゆりかご系。確か、エスパスと呼ばれているシートです。
バックの角度の変化とともにシート自体が上がったり下がったりして体重を分散してくれるので、私のような腰痛持ちにはうれしいシートなんです。

今までの経験から、同じキャリアなら往復でのサービスは似た様なものになるはずなので、往路では主に食事中心のレポートにしましょう。(お腹も空いているしね)

◎ウェルカムドリンクはやっぱり同じシャンパン(?)CAの問題点はボトルを見せてくれないところ。たとえば、おかわりを頼んだとしても、一旦グラスを持って行ってからシャンパンを満たして再度持ってきてくれます。
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◎テイクオフするやいなやランチのサービスが始まります。でも、ここでもメニューリストは見せてくれません。今度は口頭での説明で、2種類の中華と1種類の洋食からのチョイス。
 念のために聞いてみると、中華は辛いそうなので洋食に決定。汗だくになると、きっと風邪をひいてしまうと思ったからなんです。
 まずは、マシなほうの白ワインで待っていると、、、、
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◎前菜はキノコのマリネとサーモンとポテトのゼリー寄せ。
 このゼリーが全く味がしなかったのがすごい!! 普通はスープなどを固めるものだと思うけど、これは単にお湯を固めただけのようです。
 おもわず塩と胡椒を探したのですが、用意されていないとのこと。辛くても良いから中華を選ぶべきだったのだろうか?
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◎主菜は鱈のクリーム煮とフェットチーネ。さすがにローマ便だけのことはあってイタリアンです。
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◎この鱈には適度な塩気が有って美味しく食べられました。合格点です。(中国人が作ったにしては)
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◎この機材はとっくに電子レンジだと思っていたのに、どうやらそうではなくオーブンで温めるシステムのようです。
 ですからアルミホイルにくるまれた状態で運ばれてくるのですが、どうしてもお皿の端の部分に熱が通り過ぎてしまいます。
 そのために、一部のパスタが焼けすぎて固体化してしまっています。 ちょっと減点ですなあ。
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◎食後のチーズとフルーツはきわめて普通。でも、ポルト酒が欲しかったなあ。
 仕方がないので赤ワインで代用しておきました。
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◎食後は本を読んだり、映画を見たり。
 ローマ着陸の3時間前になると夕食が始まります。 今度のチョイスは中華系の照り焼きにしてみました。
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◎甘めのソースだったけれど、これは美味しかったなあ。ジャスミンライスも美味く味付けされていました。
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◎白ワインを頼んだところ、カリフォルニアはソールドアウトと言うことで、出てきたのが長城の白ワイン。
 これがちょっと変わっていて、ヒネ香が出てきていてなかなか私の好みです。
 ソービニヨンブランなのですが、ボルドーのイメージがありました。(単に”熱劣化”だったのかも知れませんが)
090920s 035

◎ローマ空港に無事着陸。今回は、預けた荷物はここで一旦受け取り、国内線に再チェックインすることにしました。
 なにしろ、もう2回もここでカバンを失くしていますから、今度やったらバカですもんね。

 関空に有るような無人気動車でターミナル間を移動です。向こうに見えるのはターミナルCです。
090920s 041

090920s 042

◎案の定、ターンテーブルには無数の行き場を失った荷物たちが無意味にぐるぐる回っています。
 持ち主は、今頃どれだけ心配しているだろうか、、、?
090920s 043

グラッパを求めてイタリアへ -北京空港でのトランジット-

北京でローマまでのCA939便に乗り換えます。
いやあ、それにしても空港内でのチェックが何回あったことか、、、、
混んでいるわけではないのに無用に時間がかかります。ブログネタにしようとカメラを出したら「撮影はダメ!!」と、怖い顔のおばちゃんが怒鳴ります。

何とか主ターミナルに到達できたのですが、関空からのフライトを何であんなに離れたゲートに誘導したんだろう?
この主ターミナルでも空いているゲートはいくらもあるのに、、、、

私の想像ですが、これはきっと”新型インフルエンザ”対策ですね。 ”体温測定ゾーン”のような区間を歩かされましたから。

国際線のターミナル内には、これまたお決まりのタックスフリーの店が並んでいますが、どれもたいしたことは無いなあ。
これまでの経験で、空港での物価は異様に高いのが中国だと知っていますから、そう手が出るものではありません。

少し時間があったのでCAのビジネスラウンジで腹ごしらえをしようと行ってみましたが、残念ながらここもたいしたことはありませんでした。
サンドイッチとワインをかじりながらPCを叩いていると「あれっ、ボーディングのアナウンスが流れてるやんかいさあ。」

ナント!!出発時間の50分前にボーディング開始です。
CAって、いったいどうなってるノン!!? このフライトも出発が早まるみたいです。

◎ターミナルの中央には大きな噴水が鎮座しているのですが、水がほんのチョロチョロ流れているだけ。
 もっと勢いをつけんかいな!!
090919s 026

◎周りの店は代わり映えせず。
090919s 028

◎唯一、漢方薬の老舗”北京同仁堂”のお店は覗いてみたいところですね。
 ”冬虫夏草”でも買おうかなあ??
090920s 001

◎中国の古い家屋を模したラウンジもありました。スモークまで出ていて力が入っています。
 (噴水のほうが大事だと思うけどなあ、、、)
090919s 030

090919s 029

◎CAのビジネスクラスのラウンジ内ではスナックとソフトドリンクが主体。
090919s 033

090919s 038

◎ラウンジを徘徊してようやくワインをゲット。やっぱり”長城”ブランドかあ。地元やからねえ。
090919s 034

◎LANは無線は無し。その代わりに、シートの横に有線のジャックがあります。
090919s 037

◎落ち着いてPCでも、、と思ったら搭乗の連絡が、、、
ここでもゆっくりできなかった。
090919s 036

◎こんなキャリアも見かけました。台湾のエバ・エアーです。
 台北への直行便がちゃんと飛んでいるんですねえ。
090920s 003

グラッパを求めてイタリアへ -関空→北京 CA162便-

すでに痺れを切らしている乗客の皆さんの冷たい視線を浴びながら席に着くと、アッと言う間に離陸です。
もちろん私が悪いのですが、CA側にも問題がある。勝手に出発時間を10分も早めるなんて、、、、

Nトラベルさんからは「いつも遅れるCAですから、、、」と聞いていたのにぜんぜん話が違うじゃあないか!!

まあ、それはさておき、もうタオルを投げつけられるようなことも無く、無事に機上の人になりました。
機材自体はB737-800。いつもの杭州便でお世話になるANAと大差のない機体です。
ただ、今回はビジネスクラスと言うことで前方の座席でしたが、、、

機内サービスは、以下の写真でご説明を、、、、

◎ちゃんとウェルカムドリンクもサービスしてくれます。しかもシャンパン。(と、彼女は言った。かなり甘かったんだけど、、、)
090919s 008

◎機体が安定するとさっそく朝食のサービスです。メニューのような物は無く、CAが右手にお鮨のお皿、左手に写真のようなものを持って「どっちにするの?」と、聞いてくれます。
 左手のものが良くわからなかったので「これはナンだい?」と、聞き返すと、「ウ~ン、魚、、だと思う、、」
 オイオイ、内容も知らないものを客に選らばすんかいな!?
 でも、その形からピ~ン!と来るものがあったので、それを選択。
090919s 011

◎さっそくかじってみると、「やっぱり、明石焼きやんかいさあ!!」中からはタコがこんにちはをしています。
090919s 014

◎ワインも赤、白、両方そろえていました。そこで「両方頂戴!!」いつものことですわあ。
 白はカリフォルニアのシャルドネ。赤はフランスのボルドー。残念ながら両者ともに特筆すべき点無し。
 量販店で1000円以下で売っている味でした。
090919s 017

090919s 018

◎じつは、私はこの”明石焼き”は前菜だと思っていたのです。この次にはメインが控えているのだと。
 でも、待てど暮らせど何にも出てきません。そのうちに周りの席ではお皿を片付け始める始末です。
 
 「たったこれだけかあ!!?」 ああ、、、腹を空かせて乗り込んだ飛行機のサービスがこんなんだなんて、、、、
 ホントに、今日はついてない日やわ。もしかしたらこの飛行機、落ちるんとちゃうやろか?
090919s 010

◎前方に8席しかないビジネスクラス。シートはかなり古いスタイル。リクライニングのみです。
 しかも、前後方向がかなり狭く、この人のような体勢になるのも分かります。←良い子は真似をしてはいけません。
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◎そうこうするうちに北京空港に無事着陸。落ちることはありませんでした。
 しばらくぶりに見る北京空港は変わったなあ。
090919s 023

◎停止した機体の横では掃除班がもう待機しています。
090919s 022

◎振り返って乗ってきた機体を見ると、あの特徴あるウイングレットが付いていません。
 ほんとにB737-800やったんやろか? 座席に備え付けのリーフレットはそうやったんやけど、、、(何があっても驚いてはいけないのが中国です)
090919s 024

◎巨大空港をひたすら歩きます。清潔で新しいけど、ぜんぜん使ってないんやなあ。やっぱり、これもオリンピック後遺症なのかなあ?
090919s 025

グラッパを求めてイタリアへ -あわただしい、、なんてモンじゃない旅立ち-

世の中は”シルバーウィーク”と言うことで和んでいますが、かく言う私も今日からイタリアへ行ってきます。
目的地はピエモンテ。白トリュフにはちょっと早すぎるのが辛いところですが、、、、

ところが、スタートからドタバタの連続。このブログをアップしているのは北京の空港からですが、ここに来れたのは一種の奇跡だったのかもしれません。

そもそも、私自身がシルバーウィークを甘く見すぎていました。だって、朝の6時ですでに名神高速が大渋滞になっているなんて、、、、
みんな、、、休日はもっとゆっくりと起きようよ。

この情報が入ったのは京都駅の空港バスの乗り場。速攻でバスをキャンセルし、JRのはるかにチェンジ。
これなら、予定よりも10分くらいの遅れで動けるはず、、、、、

ところが、京都駅の6番ホームで待てど暮らせど、はるか3号は現れません。
アナウンスでは、滋賀県で信号機のトラブルがあったので遅れるとのこと。 この時点で嫌な予感が、、、、

しばらくすると、吹田で人身事故があったのでもっと遅れるとのこと。いったいいつになるんだよう!??
待つことしばしで何とか乗り込めたはるかですが、ぜんぜん前に進みません。あちこちでストップ・ゴーの繰り返しです。

結果的に関空に着いたのはチェックインがクローズされる寸前。
「急いでゲートへ行ってください。」 なんて言われたけれど、ラウンジのカードもきちんとくれるところが日本ですねえ。

今回利用するキャリアは中国国際航空(CA) 十数年前に、私がタオルを投げつけられた会社です。
それ以来、私はそれがトラウマになって、「CAだけは堪忍してくれえ!」と言い続けたと言うのに、、、、

じつは、私の予約が遅かったために、他のキャリアでは席が確保できなかったんです。
最近利用しているNトラベルさんも、「まあ、昔とは変わってるんじゃあないですかねえ?スターアライアンスにも加入したことだし、、、」
なんて言っていますから、ここは背に腹は換えられません。

でも、関空で面白かったのは、CAのチェックインカウンターはANAのあるスターアライアンスグループとは逆のJAL側にあるんですねえ。
それを知らなかったから、また無駄な時間を使っちゃったんだけど、、、、

そしてもらったラウンジのカードは、ナント! JALの桜ラウンジのものだったんです。
スターアライアンスでワンワールドのサービスかあ、、、頭が混乱しますわ。

せっかくですから、いくらアナウンスで私の名前を連呼していようが、ラウンジへ飛び込んで、内容確認(要するにアルコールの補給)をしてきました。
それにしても、いつもなら朝食はラウンジで食べるんだけどそれができなかった。

機内食に期待するしかないですよね。

◎心細く京都駅で列車を待つボク。早く来てくれ~!!
090919s 001

◎桜ラウンジなのにCAはOK。このねじれ現象はいつまで続くのかな?
090919s 007

090919s 004

◎ワインはニュージーランドのソービニヨンとカリフォルニアとボルドーの赤。
 時間がないのでソービニヨンをラッパのみ。(良い子は真似をしてはいけません)
 すっきりとした酸味で汗も引きました。
090919s 002

◎日本酒の大吟醸も発見したので一杯いっときました。
 ウン、美味いわ。腰を落ち着けて味わいたいんだけど、、、できない辛さ。
090919s 005

ヴァルドッビアデーネ プロセッコ ミレッシマート -カジッてみたい指、、かな?-

ある人から「信州に行っていたので。」と頂いたお土産は、ちょっと変わった葡萄でした。

名前は”マニキュア・フィンガー” マニキュアをした人の指のように見えるからだそうです。
そう言われれば、そう見えないこともないなあ。確かに、小さなウインナのような細長い形は普通の葡萄とはかなりかけ離れています。

でも、よくよく見ていると、同じ指でも、骨折1時間後くらいのパンパンに腫上がった指(昔に経験あり)にもっと似ているように思う。色の具合もこんなんやったよなあ、、、、
ああ、あのころの痛い記憶が甦ってきて食欲が大減退ですわ。

「皮も食べられるから、そのまま齧ったらエエねん。」と挿しつけられたので、仕方なく口に入れてみると、、、、
「美味しいですねえ。これ!」 

甘さはそれほどでもないけれど、皮や種の渋みが良いアクセントになっていて、ワインで例えればボルドー風かなあ?
”オトナの葡萄”とでも言えそうです。

農家の皆さんも新品種の開拓に力を入れているんでしょうが、この葡萄は指を骨折した経験のない人たちにはうけると思いますよ。

◎何回見ても”あの時”の指にソックリだよ。
090915 005

◎恐る恐る齧ってみると、皮は薄く、種もまばら。
 関西ではあんまり見ませんが、これから出てくるんでしょうか?
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今日のワインは、イタリア、ヴェネト州のプロセッコ種から作られる発砲ワインです。
まあ、まだ昼は暑い気候ですから、夕方に開けるワインはどうしても泡モノになってしまいます。
でも、毎回シャンパンじゃあ家計は破産が必至。それなら、イタリアやスペインなどのうま安系のスパークリングワインに頼りましょう。

プロセッコはイタリアのスパークリングワインの中でも軽い部類に入ります。それだけ気安いけれど、ちょっと自分としては甘いのが難点です。
今日のワインはどうなんだろう?

色は、かなり薄いですね。純米大吟醸の日本酒みたいです。泡そのものはそれほど強くはないので、フランスのクレマンくらいかなあ?

香りは、きゅうり? なぜか、鮎を思い出してしまいます。他には紫蘇、砂糖水、、、やっぱりキュウリ。

飲んでみると、しっかり冷やしてスタートはしたものの、やっぱり甘さが前面に出てきます。果実から来る跡を引くような甘さではないのでまだ助かっていますが、これを食事にあわせて飲むのは辛いですね。
味の深みと言うものは感じられないので、どんな料理に合うのかには悩みます。

どうやら、このワインは夕方のアペリティフで楽しむくらいが良いみたいです。なにか軽いカナッペでもつまみながら、今日ラウンドしたゴルフ談義に花を咲かせる時のお供に良いんじゃあないでしょうか?
もしくは、水平線に沈む夕日を眺めながらデッキでかたむける一杯とか、、、ですかね?(C)

生産者-コル・ヴェトラツ
生産国-イタリア
購入店-にしのよしたか
購入価格-2380円

◎派手さはないですが、小さな三枚のラベルの組み合わせが面白いデザインです。
 イタリアっぽくは無いですけどね。
むしろ、”Valdobbiadene”の浮き彫りが出ているボトルが主張していますね。
 090906 007

シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー -甲州きいろ香を求めて-

シャトー勝沼での約束の時間に少々早く到着したもので、近くにあるメルシャンの勝沼ワイナリーへ寄り道してみることにしました。

メルシャンの勝沼ワイナリーといえば、甲州の香りについては故・富永博士との共同研究がなされたところです。
「甲州きいろ香」 「甲州グリ・ド・グリ」などの科学的な探求はつとに有名ですよね。

ちょうど工場見学もさせてもらって、これから葡萄の収穫期を迎えるワイナリーの活気のようなものを肌で感じ取ることができました。
自然相手のお仕事は、、、大変ですよねえ。

◎あまり目立たないエントランスゲートですが、勝沼では第一級のワイナリーであることは間違いありません。
090909s 001

◎昨日から始まった収穫で集められたマスカット・ベリーAが運び込まれていました。
 選果は手作業。けっこうたくさんの葡萄をはじき出していましたが、そんなに厳しいの?
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◎きれいに整備された大型機械が並んでいます。
 今は赤ワインですから、後方の搾り機は使われず。
 足元のホースを通って発酵槽へ直送です。
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◎フランスから到着したての新樽も点検中。4社くらいから買っているみたいですね。
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◎ステンレスの熟成タンクや木樽も見学させてもらいました。
 今は空ですが、2週間たてばどれも満杯になるそうです。
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◎地下の保管庫は、今はほとんど空。ここもこれから忙しくなるわけですね。
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◎壁際には歴代のオールドワインが展示されていました。
 このワイナリーも歴史があるんですねえ。
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◎”一番古いボトル”と言うことで展示されていたのは1945年のシャトー・メルシャン。
 ”BLANC”と書かれていると言うことは白ワインだったのかな?
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◎このワイナリーのお土産に買ったのはクリームチーズ。
 ”甲州きいろ香のかおり”と書いてあったので期待しながら自宅で試してみたのですが、、、、
 090915 039

◎何処にそんなもんがあるのん? 私の鼻では全く発見できませんでした。
 う~ん、俺の鼻もとうとう役に立たなくなったのか、、それともホントにそんな香りがこのチーズにあるのかあ?????
090915 041

生詰め甲州 2008 -駒ヶ根SAの名物”ソースカツ丼”を自宅で-

高速道路の料金が週末は1000円になったおかげで各地のサービスエリアは大繁盛。
テレビでも大食いタレントがサービスエリアのオススメメニューを食べ歩く番組が続いていましたよね。

名古屋方面から中央道で信州に入ると、最初のおきなサービスエリアは駒ヶ根SA。
ここの名物と言えば、ナゼかは知らないけれど”ソースカツ丼”なんですねえ。SAの中には、どんな番組でどんなタレントが紹介したのかの記事のコピーがいっぱい貼られていました。

でも、、、あんな番組はほとんどヤラセやからなあ、、、、
しかも、お腹のほうもあんまり減ってへんし、なにしろSAではアルコールが飲めないのが致命傷。どうも食指が動きません。

そんな時に眼に入ったのが、この”信南レストランオリジナルのソースかつ丼のソース”
自宅で気軽にソースカツ丼が楽しめるそうです。

ものは試しと買って帰って、さっそく自宅でソースカツ丼を作って見ましたが、予想とは裏腹にけっこうアッサリとしていてなかなかの良い評判でした。
へんなお菓子をお土産にするよりは、かえってこのソースのほうが良いかも??

今度見つけたら、もっとたくさん買って周りに配ろうかなあ?

◎揚げ立てのカツをソースにくぐらせて、丼飯の上のきざみキャベツに乗せたら出来上がり。
 すっごく手軽です。
090910 004

今日のワインはやっぱりこれです。
「九ちゃんのところへ持って行くのはやっぱりシャトー勝沼のワインでなくっちゃあ。」と、シャトー内のショップの中をうろうろ。
ちょうどショップで発売し始めたところだったこのワインは、今年のジャパン・ワイン・コンペティションで銀賞をもらったとのこと。
白ワイン好きの九ちゃんなら喜ぶこと間違いなし、、です。

御巣鷹の尾根ではほとんど九ちゃんに飲まれちゃったので(墓標にジャブジャブかけちゃった)私はほんの舐める程度。
車の運転もありますからね。 そんな中での印象は、、、、

色は、全くございません。無色透明でございます。
そういえば、ここのシャトーの鳥居平今村ブランドの甲州種の白ワインは飲んだことがあるけれど、色はほとんどなかったなあ。

香りは、果実と言うよりは、少し鉱物っぽく、煮豆っぽいホクホクした印象。インパクトは強くないのですが、何故か鼻に残るものがあります。

飲んでみると、最初はチリチリした炭酸系が出ますが、それもすぐに納まり、ギュッと凝縮された甘くない果実味と酸がきれいにバランスを取っています。
若いうちからこれだけ飲みやすいのはなかなか無いことです。色がついていないと言うことは、果汁を絞っただけで発酵させていると思うんですが、これだけの味の複雑さをどうやって出しているんだろう?
そこのところが分かりませんねえ。

九ちゃんのワインも最初はこんな味だったのだろうか?それが今年で27年目。あの、眠っているワインの味を想像するだけでも楽しいなあ。
柏木由紀子さんに無理をお願いして、一口でよいから飲ませてもらいたいんですけど、、ちょっと無理だろうなあ。(C)

生産者-シャトー勝沼
生産国-日本
購入店-シャトー直営店
購入価格-1800円

◎”生詰め”の意味は加熱殺菌処理を行なっていないんだとか。でも、ワインって、元々そういうものじゃあないのかなあ?
 それとも、日本じゃあそうではなかったんだろうか?
090909s 123

御巣鷹の尾根 09年9月9日 -九ちゃんの墓標の前で勝手にコンサート-

いつもなら7月にお参りする御巣鷹の尾根なんですが、去年からの道路補修が終わりません。
仕方がないので、今年は9月に時期を変更。その代わりと言ってはなんですが、9月にお参りするのなら9日と決めました。

なぜかといえば、9月9日は九ちゃんにとってすごく特別な日なんです。
”九”が続いているし、”あの年”の9月9日も、札幌で”赤い羽根ふれあいコンサート”があるはずだったんです。

◎これがその時のチケット。9月9日にこだわる理由はこれなんです。
090910 006

ですから、どうしてもこの日に御巣鷹の尾根で九ちゃんに会いたかったんです。
平日なのに会社まで休んじゃったんですから!

そして、墓標の前でCDを聞きながら一人コンサート、、、、泣きながら一人で盛り上がっていました。
イヤイヤ、、一人ではないですね。今回も、私の周りにはたくさんの人が集まってくれましたよ。
あの顔も、この顔もみんなにこやかに笑いながら九ちゃんの歌声を聞きました。

みんな、、やっぱりここにいるんですね。

◎上野村の”慰霊の園”にお参りして、これから御巣鷹の尾根に登ることを報告します。 
 いつもきれいに整備されていて、上野村の皆さんの気持ちが伝わってきます。
090909s 084

◎両手を合わせた形のこのモニュメント。シンプルですけど、思いが良く表されていると思います。
090909s 076

◎昔の登山口の観音様。今では見捨てられているようなんですが、やっぱりお参りしてしまいます。
 長いことお世話になったんだもん。
090909s 086

◎ここからが新しい道での登山です。でも、昔から比べると距離は半分。ホントに楽になりました。
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◎登山用の杖もたくさんあります。あれっ?その横には見慣れないものが、、、
090909s 088

◎尾根で夜を過ごす人用のカード入れでした。そんなにたくさんの人が山へ入るのかなあ?
090909s 091

◎いつも清らかな流れで気持ちを穏やかにしてくれる”すげの沢”の清流。
 あの日の夜中に、この沢沿いに自衛隊の人たちは尾根を目指したのです。
 登山道なんてなかったのですから。
090909s 095

◎登山道には、手すりもついたし、、、
090909s 099

◎あちこちに休憩用のベンチもあります。参拝者の高齢化の対応でしょうね。
090909s 100

◎”昇魂之碑”に到着。鐘を鳴らし、犠牲者の御霊にお祈りをささげました。
 どうぞ、航空機事故が無くなりますように、、、、
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◎振り向けば、向こうの尾根にあるV字溝(御巣鷹の尾根に激突寸前に主翼が接触した痕)がかなり小さくなっているように思います。
 山は傷を治そうとしているのですね。
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◎この尾根もかなり変わってきています。焼け焦げた木も朽ちてきていますし、、、、
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◎焼けた木の切り株からは若い木が生えてきています。
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◎でも、一番大きな焼け焦げた木は元気に仁王立ちのまま。
 私は、この木にはなにかこの山の精霊が宿っているように思って、必ずお参りしてしまいます。
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◎この焼け跡が全てを受け止めてくれた印のように思えるのです。
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◎事故現場には土が流れないように網がかかっているのですが、それもこれだけ時間が経つと破れてきて、、、
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◎事故機の破片のようなものもポロポロ出てきています。
 これはジュラルミンの破片。
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◎これは「STARTER VALVE」と書いてあるアルミのプレート。
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◎この破片には苔がつき、木が芽吹いています。
 もう、24年も経つんですねえ、、、、
090909s 146

◎九ちゃんの墓標を目指して歩いていると聞きなれた風鈴の音が聞こえてきました。

 「ああ、健ちゃんやね。」

 私がここに来ると、必ず風鈴を鳴らして「こっちだよ。ボクはここだよ。九ちゃんは僕の横にいるよ。」って教えてくれるんです。
 今日はコンサートの日やから、健ちゃんも一緒に楽しもうや。
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◎健ちゃんの墓標です。
 どうしてこんな小さな子が、、、、おもわず合掌です。
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◎九ちゃんの墓標の前は上手い具合に見晴らしが良いんです。向こうの山並みまできれいに見渡せます。
 九ちゃん、毎日この景色を見て何を考えてるのん?
090909s 127

◎九ちゃんには、前日にシャトー勝沼で購入した甲州ワインを持ってきましたよ。
 大好きな今村さんの甲州ワインですよ、九ちゃん。 たっぷり飲んでくれよ。
 九ちゃん地蔵もうれしそうだなあ。
090909s 120

シャトー勝沼 -驚愕の長期熟成甲州ワインと九ちゃんの愛したワイン-

事の発端は、PICARLEさんからのコメントで、このシャトーに九ちゃんのワインが今でも保管されていることを知ったことなんです。
まあ、もうこの歳ですから恥ずかしいこともないのですが、九ちゃんのファンだと公言して45年以上が過ぎました。

ですから”九ちゃん”と名前がつくことにはナンにでも首を突っ込まずには納まりません。
この九ちゃんのワインも見たくて見たくてたまらなかったのですが、今回ようやくワイングロッサリーの吉田社長のお計らいで晴れて見学させてもらうことができました。

もちろん、九ちゃんのワインと対面できて大感激だったのですが、それに負けないくらいにシャトー勝沼のオーナーの今村家の甲州ワインに賭ける意気込み、思いがビンビンと伝わってきて、ワイン好きのまなゆうにとっての甲州ワインの認識が大きく変わりました。
まあ、九ちゃんファンから言わせれば「さすがに、九ちゃんがワイン作りをお願いしただけのことはある作り手」だと言うことなんでしょうか?

今回のことに関しては、PICARLEさん、吉田社長、それにお忙しいのに時間を割いて案内していただいた今村英香専務には本当にありがとうございました。
これもワインが繋いでくれた縁。 ずっとずっと大切にしていきたいと思います。

そして、明日は御巣鷹の尾根を目指します。 九ちゃんに、今日見たことを報告しなくっちゃあ!!

◎快晴のシャトー勝沼です。 ここで英香専務と待ち合わせ。
090909s 021

◎長期保管のワインは自宅の地下セラーにあるそうでそちらに案内してもらいます。自宅からは勝沼の地形が一望できます。
 左側の山が”鳥居平”で粘土質の土、峠を挟んで右側が城の平で砂利質の土だそうです。
090909s 027

◎地下セラーに案内されます。階段を下りるたびに気温が下がりますねえ。
 雰囲気は、まるでツタンカーメンのお墓を進む発見者カーターの心境。
090909s 034

◎灯りに浮かび上がるのはスゴイ数のワインボトル。50年以上のビンテージ物がゴロゴロ。
 年代物のくもの巣ももう針金くらい強くて、頭で押しても軽く押し返されます。
090909s 031

◎その中の一本を灯りに透かしてみると、、、、澱もほとんど出ていないきれいな白ワインの熟成色が見えます。
 これで30年くらいだとか、、、、スゴイ!!
 「甲州種のワインは長期熟成に向かない。」と言うことが常識のように言われているわけですが、それが間違っている、、と言うことを端的に表している姿です。
090909s 028

◎そんなボトルが山のように積まれています。幻想的な色やなあ。
090909s 033

◎壁際には100年以上昔のボトルも、、、、言葉が出ません。
090909s 035

◎ある壁にはきれいなレリーフが描かれています。肉眼では線画にしか見えないのに、フラッシュを焚いて撮るときれいな色彩が浮かび上がります。
 ホントに、エジプト時代のお墓を探検してる気分になってきたぞ。
090909s 036

◎比較的新しいワインの保管区域にそのワインはありました。
 この灯りの下、左側の上段2列に、、、
090909s 055

◎九ちゃんの名札がかけられたワインたち。
 1982年と言いますから、27年間ここで主を待っているんですね。
 ”忠犬ハチ公”にも思えるなあ。

 「やっと見つけたぞ。」 九ちゃんがワイン好きだったことはいろいろな書物にも書かれていることです。
 「いったいどんなワインが好みだったんだろう?」 こんな私の疑問が氷解した瞬間でした。
090909s 043

◎ボトルの中にはもうコルクが抜けてしまっているものもあります。でも、健全な色をしているものもたくさんあります。
 いったいどんな味がするんだろう? それよりも、、、九ちゃん飲みたかっただろうなあ、、、
090909s 052

◎一本だけラベルが貼られたボトルがありました。
 1991年に、九ちゃんを偲んで親しい人が集まったときに作られたものなんだそうです。ファン垂涎のお宝ですね。
090909s 047

手打ちうどん 山元麺蔵 -私が語るうどん屋とは その壱-

岡崎公園グラウンドに面した通りにあるこのお店。自宅から歩いて4分で到着です。
本当は、我が愛機のドカとお店のツーショットを撮りたいところですが、エンジンの暖機運転をしている間に暖簾をくぐれるくらいの距離なので今回は断念。
今度はツーリングの帰りにでもお腹をすかせて立ち寄った時にそんな写真を撮ってみましょう。(そんな遅くまで麺が残っているかが心配ですが、、)

このお店が突然この場所に出現したのは2年位前、フッと立ち寄ってうどんを食べて、若い店主と話をしたのもそのころ。
全然流行ってなくて、「まあ、うどんでは名前の通っている”岡北”の真横にわざわざ店を構えるなんてエエ度胸してるなあ。」
「いやあ、じつはここは実家なんで、、、、」
なんて照れ笑いをしてたと思うたら、最近では開店の30分前から長蛇の列です。

口コミなんやろうねえ。そんなに派手な宣伝もしてへんモン。でも、そのうどんはドンドン美味しくなってきたのは確かです。
ところが突然店を長期間閉めて「ああ、やっぱり辞めたんや。」なんて思わせたとたんに再開なんかしたりして、、、
あとから聞いたら「自分のうどんに納得できへんかったから讃岐へ行って来た。」とか、、、

ちょっとうどんに対してストイックすぎるような気もするけど、、、、そのうどんが美味いんやから文句も言えへん。
最近では、気軽に行けへん店になってしまったんが恨めしいけど、まあ、しゃあないかなあ?

◎大きな提灯が目印やけど、それも隠れるくらいの人だかりですぐに分かる店ですわ。
090907s 022

◎店内にはこんな文句が。私には意味が分かりませんけど、、、、
090907s 001

◎「すみません。麺がきれたんで今から湯がきます。ちょっとお時間ください。」
 「しゃあないなあ、、時間つぶしにビールでも飲むかあ。」
 でも、本心は湯がきたてが食べれるのでうれしくて仕方がないのよ。←顔には出さないけど、、
090907s 004

◎”旬の野菜天ざる” 890円也。
 うどんと野菜のボリュームを見れば納得できる価格です。
090907s 005

◎注文が通ってから揚げるテンプラ。もちろん熱々のサクサク。汁につける必要がないほど良い味がしてます。
090907s 011

◎主役のうどんはこんな色。漂白剤の入った真っ白いうどんじゃあないのよ。ASW(オーストラリアン・スーパー・ホワイト)というけれど、手打ちをすれば真っ白じゃあないのです。
そして、このエッジの鋭いこと。芯とエッジのグラデェーションもきれいやなあ。湯がきかたが上手いからやでえ。
090907s 006

◎持ち上げれば、もっとよく分かりますでしょうか? このビジュアルでもうメロメロですが、口に入れると芯に残るほのかな塩気と、グミ化したうどんの歯ごたえがたまりません。
 これをチュルチュルと飲み込むのなんてゼッタイ無理やあ!! 窒息死するがな!!
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◎「お待たせしましたから。」 なんて言って、手作り杏仁豆腐を出してくれはった。←これを期待していた、、、わけではないのよ。
 それにしても、店員の返事は何故か「あいよ!!」やねん。 キビキビ感も結構印象に残りますわ。
 お金を払う時には、どんなに忙しくても店主は出てきて挨拶をくれる。若いけれど、礼儀ができてるところはプロゴルファーの石川遼君みたいやなあ。 
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ギィ・ド・サン・フラヴィー ブリュット -新型インフルの対抗策は、、-

今年の冬には本格流行があると言われていた新型インフルエンザ。
ところが、その予想に反してすでに大流行の気配がしています。京都市内でも学級閉鎖されている小、中 高校はいくつもありますし、会社に一番近い西京極小学校でもすでに患者が出ている状況です。

このインフルエンザの特徴は、若い人から感染するようで、私のようなロートルはあんまり気にしなくても良いようにも思うのですが、もし私が感染でもしたら「ほら見ろ、あんなに不健康な酒浸りの生活をしてばっかりいるからだよ。」なんて言われかねません。
ここは、自分でできる限りの対策はしておかなくては、でも、あんなマスクなんて何の役にも立たないことも分かっているしなあ、、、

まだワクチンもできていない状況なので、とりあえず風邪の症状が出たらタミフルを服用することにしました。
そして、できるだけ周りに気づかれないうちに直してしまおうと言う作戦です。

そして、他の人間が私から感染しても「あれっ、オマエかかったの?バカだなあ、さっさと帰って直せよ。」なんて、言ってやろうっと。

◎これだけストックしておけば、ワクチンが出回るまでは何とかなるでしょう。
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今日のワインは、シャンパンです。最近でこそちょっとは落ち着いては来たものの、少し前にはどんなシャンパンでも5000円以上にまで高騰。
「これじゃあ、とってもじゃあないけど手が出ないわ。」

そのために、スペインやイタリアにまで手を広げてスパークリングワインを捜し求めたものですが、それはそれで美味しいものの
「シャンパンに替わるものは無いんだよなあ。」

そんな時に、コモリさんから案内をもらったのがこのシャンパン。5000円はおろか3000円も切ってます。
これで中身が満足できれば、、、、セット買いもしちゃいたくなる、、、だろうかねえ?

色は、まあ健全な薄緑。ビックリするのが泡の出具合で、次から次へとすごく活発です。健全なシャンパーニュ方式での炭酸だからでしょうか?

香りは、シャンパンにしては甘さが出てるなあ、、、なんて思っていたのですが、葡萄品種はピノ・ノアールとピノ・ムニエ主体。
そのあたりの影響なんでしょうか?辛口(ブリュット)と言うのはやりすぎなんじゃあないの??
それでも、ちゃんとしたパンの香りも出ていて、これは立派なシャンパンですわ。

飲んでみると、非常に果実味の濃いインパクトです。泡はすごく出ているのですが、酸自体はそれほど表には出てきません。
かなり冷やして飲み始めたのですが、このシャンパンは低温をキープしたほうが良さそうです。

全体にボリュームの厚みも感じるし、好みで味わいを変えることは温度で対応できる。
使い勝手の良い”お手軽”シャンパンなのではないでしょうか?
冷蔵庫にいつも冷やしておけば、不意のお客さんにも充分対応できます。
なんと言っても”CHAMPAGNE”の文字は、相手に対してのインパクトが違うのではないでしょうか?(C)

生産者-ガルデ
生産国-フランス
購入店-リカーランド コモリ
購入価格-2835円

◎気にいらないのはラベル。色数までは言わないけれど、せめて字体だけでもがんばってくださいよ。
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露庵 菊乃井 -初秋の味わい 定点観測-

最近は不定休になった四条木屋町を下がった場所の”露庵 菊乃井” 実質的には無休だといっても良さそうです。

このお店は、私にとっての京料理の定点観測地点。四季折々に訪れると、その季節の最高の食材がとっても素晴らしい味となって目の前に並んでくれます。
さてさて、今年の秋はどんな味で始まるのでしょうか? そして必ず出てくる新作はナンだろう?

それに、いつも感心するお皿の数々。「器は料理の着物。」と言った北大路魯山人の言葉が良くわかります。

今回は、ちょっとお料理の説明をしてみましょうか。

◎期待に胃を膨らませてくぐる暖簾。
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◎先付けは”胡桃豆腐”
 デラウェアが乗っていて餡がかかっています。
 この時期はどうしても飲みたい「とりあえず、ビール。」にとっても合います。
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◎虫かごが登場です。これだけで秋の風情。
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◎そっと開けてみると、秋の八寸。
 落ち鮎、カマス鮨、鮎のうるかに栗、銀杏。松の葉は茶そうめん。
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◎お酒は冷酒を次々と。
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◎菊乃井の家紋が入ったガラスのお猪口。きれいです。
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◎花柄の陶箱登場。
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◎中には鯛としま鯵のお刺身。
 じつは、スゴイお店と言うところは見えないところもスゴイんです。
 例えば、このお刺身の後ろの大根のけんなのですが、ここにミョウガが混ぜ込まれているんですよ。 なかなか食べることのない箇所なんですが、こんなところに手を抜かないところが、、やっぱり違いますね。
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◎しま鯵にはポン酢のゼリー。このゼリーの溶け具合が絶妙。
 口の中で始めてしま鯵と混ざり合うのです。
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◎席はやっぱりカウンターが好きです。料理人のてきぱきとした包丁さばきに見とれます。
 おっ、しびだね。と言うことは、、、、
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◎しびと黄身醤油。
 じつは、この黄身醤油は我が家の定番でもあるのです。以前に作りかたをここで教えてもらったんだ。ヒヒヒ、、、、
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◎このネットリとした黄身醤油とサッパリしたマグロの子供のしびの絡まり具合は、なかなかマグロと言う食材を使わない京料理の中にあって違和感なく接することができます。
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◎お椀は松茸と鱧の豊年椀。
 焼いたお米を鱧にまぶした姿が米俵のように見えることからついた名前。
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◎焼き魚二種。 鱸の万願寺焼きと鱧の木屋町焼き。
 万願寺唐辛子のすりおろしを塗って焼いた鱸はまるでイタリアン。この赤色は食欲をそそりますな。
 でも、立派な京懐石の味になっているところがここの真骨頂。

 鱧を皮を外向きに二つ合わせて焼く姿が、鴨川と高瀬川と言う二つの川に挟まれた木屋町になぞらえたネーミング。
 この名前自体は昔からあるそうです。昔の人の駄洒落ですな。
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◎口直しに、軽い酢の物。
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◎後半戦スタートです。
 酒肴三種。葉物のたき物、鱧の仔の煮こごり、鴨ロース。
 お酒がドンドンすすみます。もう何種類飲んだことか、、、
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◎鱧鍋の用意が始まりました。
 聞くと、最近ようやく鱧に味が乗ってきたのだとか。本来は祇園祭の頃が旬のはずなのですが、今年は季節がずれていると。
 天候不順はこんなところにも影響してますねえ。
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◎刺身でも食べれる鱧です。皮に火が入ればそれだけでOKです。
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◎この立派な松茸は韓国から。丹波産はまだ早いですが、今年の天候でははたしてどうなることやら。
 料理人ともども心配してます。
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◎今日の御飯は”うに御飯”
 分厚い土鍋できちんと炊き上げてもらいます。
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◎野菜のすり流しとお漬物とともに。
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◎口の中に海が広がります。う~ん、たまらん。
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◎デザートはシャーベットとマンゴープリン。
 至極アッサリした味ですが、口の中はきれいにリセットされます。
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◎今回も120パーセントの満足をもらいました。次回はぜひ、丹波松茸の最盛期に、、、、、
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讃岐うどんを名のるには -讃岐 釜揚げうどん 丸●製麺-

私は生まれも育ちも京都です。でも、両親は四国の出身。
身体を流れている血は四国の血だと思っています。

小さいころのおやつと言えばうどん玉。それもかなり硬くなったヤツを丸かじりでした。
京都から田舎へ帰るときに乗った宇高連絡船。一時間足らずの間に船上で食べたかけうどんの美味かったことと言ったら、、、、(ヨダレがぁ~)
そんな人間ですからうどんにはうるさいです。最近の流行に乗っかった人たちとはキャリアが違うと言い切りたい!!

なんてことを言っていますが、そんな人間が風のうわさに聞いたことは「最近、讃岐うどんの偽モンが関西で流行っているらしい。」
「なにぃ~!! それは何処やねん?!!」

その業界の人の情報では、ファミレスを展開していて流行らず、やむを得ず即席うどんの店に業態変更したところ、最近の讃岐うどんブームに乗っかって大繁盛。
いまや、全国に250店以上も蔓延っている神戸の会社がやっている”丸●製麺”がそれだそうです。

神戸の会社が何故に”丸●”なの???? 
産地呼称では、台湾で言われる”松阪豚” 中国の”喜多方老麺”など、外国での問題をヤイヤイ言うマスコミがどうしてこれをとやかく言わないの?
ましてや、この会社では”讃岐”と言う言葉まで看板に使っているのですよ。

こうなったら、実際にここのうどんを食べてみて、私の頭の中の讃岐うどんと比べてみようじゃあありませんか。
それで、味が同じだと思えば良し。もし違えば、、、、、どうしようかねえ????


そして、結論です。 これは讃岐うどんではありません。ありえません。
これを”讃岐うどんだ!”って思ってもらいたくありません。

関西には、真剣に美味いうどんを作ろうとがんばっていて、確かに美味いと言わせるだけの力を持っているお店はあります。
でも、そんなお店は”讃岐”の文字を使っていません。もう使う必要が無いからです。そんな名前に頼るレベルからは離れてしまっています。

今までは、あんまり独りよがりになりそうなので、うどん屋さんの紹介はさけていたまなゆうですが、こうなったら意地でも、そういう美味しいうどん店を紹介して、皆さんにも体験してもらいたいと思います。
なんか、新しい使命をもらったみたいでうれしくなっちゃうなあ。←ヘンに力が入っています。
そういう意味では、ありがとう丸●製麺さん、、、

◎河原町三条下がるにもある支店。 けっこう流行っていますなあ。
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◎注文スタイルは讃岐の製麺所風。カウンターの対面形式ですが、相手がオバチャンと違ってバイトの兄ちゃんと言うのが雰囲気が出ませんなあ。
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◎冷やのぶっかけ小。ちくわ天を乗せて380円なり。まあ、値段は許す。ここは京都やから。
 でも、讃岐やったら200円やな。
090901s 003

◎硬さはあるものの、押し返してくる弾力がなくエッジが全く立っていないうどん。芯にあるべき塩っぱさがまるで無い。
 つまり、これは単なる機械で練っただけの小麦粉。これを”讃岐”と言う根拠はナンですか?
 これを”打ちたて”だと言うのですか?
 ついでに言えば、このダシの辛さはナンですか?醤油を薄めただけですか?
090901s 012

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まなゆう

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☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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