まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

上七軒 ゆう -ステーキとイタリアワインと-

祇園は家からも近いもので良く出かけるエリアなんですが、上七軒はまったくわかりません。同じ花街ではありますがそれぞれの色は違うんでしょうね。
今回はそんな上七軒のステーキハウスへ家族がご招待をいただきましてウホウホと出かけてきました。

実は、当日の午前中は定期健康診断を受けていたんです。胃カメラも受診したんですが、そのときに十二指腸に小さなポリープを発見。
先生が「サンプリングして調べましょうか?その代わり今日はお酒を飲めませんよ。」なんて言うものですから、
「いえ、結構です。」と断ってしまいました。だって、癌なんかよりもその日の夜のワインの方が大事ですからね。

ただ、ご招待くださった方はあまりお酒を飲まれないんです。そんな方に対して私はちょっとは飲む方ですから少しは遠慮するべきなんでしょうけれど、そんなことができるほど私は人間ができていないし、、、、
ですから、お店にはお酒は持込をお願いして私が用意しました。

それにしても、牛を食べるのなんて久しぶりだなあ、、、我が家ではほとんど食べさせてもらったことが無い食材ではありますね。
ただ、「こんなチャンスにこそ食べられるだけ食べておかなくちゃあ。」とは思ったものの、実際にはあんまり食べられなかった。

食べ慣れていないからなんでしょうかねえ? 半分くらいは息子に助けてもらいました。
もしかしたら脂っこいものに弱い身体になってしまったのかもしれません。歳をとったもんですわ。

Sさんとそのご家族の皆さん、楽しい時間とお食事をアリガトウございました。
次回は、5月にイタリアでお会いいたしましょう。

◎”上七軒 ゆう”は和菓子で有名な”老松”の向かいにある鉄板焼きのステーキハウスです。
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◎最初はブルーチーズのディップから。
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◎前菜はスモークされたタン。
 新鮮なルーコラが美味しいですねえ。
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◎スープはにんじんのクリームスープ。
 このにんじんがすごく甘いんです。
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◎魚のプレートは”牡蠣、海老、白菜のアメリケーヌソース”
 この白菜も甘みが強い。野菜の美味しさが出ていますねえ。
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◎さあ、いよいよステーキを焼いていただきましょう。う~ん、あんなに分厚いお肉やったら焼き応えがあるやろなあ。
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◎おおっ!! 200グラム以上はあるなあ。
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◎完璧なミディアムレアの焼き具合。
 噛み締め具合のちょうど良い硬さ。私は柔らかいお肉よりこれくらいの硬さが好きです。
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◎ご飯はこんなカレーか、、、
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◎お茶漬けを選べます。
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◎デザートも甘すぎずにグッド。
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◎持ち込んだワインはこんな3本。
 イタリア人にはイタリアワインが良かろうと、白、赤ともにイタリアの古酒で。
 このカンパーニャのフィアーノはちょっとびっくりするくらいの美味しさ。もっと買っておいたら良かったなあ。
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◎食後酒は、、やっぱりコレ!!
 スペシャルなパオロ・ベルタ1990で決まりですね。
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唯一無二のパオロ・ベルタ1990 -西田スペシャル、、やっと到着-

「ああ、今から用意すれば来年の春には日本に送れるさ。」
そう、みんなの前で言ったのはエンリケ・ベルタその人だった。

ベルタの営業部門の総責任者が言うのだから、その場の人間はただうなずくほか無かった。
ところが、、、、その春になっても出荷の連絡が無い。ただ、同じときに突発的に決まった”おまけのカサロット1982”は送られてきたけれど、、、、

「一体どうしちゃったんでしょうかねえ?」
「まあ、エンリケもやっぱりイタリア人だったと言うことなんですかねえ?」

なんて会話を西田さんと交わしてはいたんだけど、その”パオロ・ベルタ1990”がようやくカスク(西田さんの会社)に運び込まれた。
約束より半年遅れだから、イタリアの常識としては”充分間に合った”と言うことなんだろうなあ。

これだけ気にするこの”パオロ・ベルタ1990”は”これ以外のパオロ・ベルタ1990”とはぜんぜん違うスペシャルなんですが、その理由は西田さんが直接ベルタから”樽買い”したものだから。
この顛末は、去年の9月の私のブログで細かく書いていますから、興味のある方はそちらをご覧ください。

さて、待ちに待ったそのグラッパの味わいは「極めて滑らか」と言うほか無いような柔らかさ。
それまでのベルタのグラッパも、他社のグラッパから見ればよほどスムーズだったんだけど、このグラッパはもう一枚上手かなあ?

ちょうど20年間の時をあの幻想的な熟成庫で過ごしてきたわけだけれど、クラシック音楽を子守唄代わりに聴いてこうなったのかしら?
そっと目を閉じると、ピエモンテの山々とブドウ畑の稜線が霧の中からかすかに見えたり消えてしまったり、、、、

ああ、できればもう一回、あそこに行きたいなあ、、、、私にもベルタのグラッパを樽買いできるだけの度量が備わっていればなあ、、、
無理だな。

◎今度の木箱の色は緑。実はカサロット1982もこの色になるはずだったんだけど、送られてきた木箱は茶色のままだった。
 今回でようやく約束は守ってくれたんだね、エンリケ。
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◎ここに「12個の500リッターの樽のうちの第5番目の樽を選びました」と書かれています。
 選んだのは西田さんです。
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◎ボトルネックに「KASK KYOTO」のラベルが貼られているのがスペシャルの印です。
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◎さらに”まなゆうスペシャル”にはこんな裏文字も入っていますよ。
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◎思ったよりも色は薄め。カサロットの方が濃かったなあ。
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◎それでも深みはこちらが上だなあ。年末、年始と、このボトルが一番の身近な友達になってくれそうです。
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うずら屋 -七面鳥じゃあないですが、、、、-

アメリカではクリスマスに食べるのは七面鳥のロースト。日本では、その簡略系のフライドチキン。
まあ、これってKFCの計略に他ならないとは思うんですけど、それに乗っちゃってる日本のほかの会社の商魂もたくましいものがありますね。
あのマクド(関東ではマック)もこの時期にはチキンナゲットにクリスピーチキンなんていうメニューを大宣伝していますから、、、、

そんなことですから、日本では鶏系の料理なら何でも良いわけですね。焼き鳥でも鶏鍋でも。
それならここに行きましょう、、、と言うわけで四条川端を上がった”うずら屋”でちょっと一杯。

ここではなぜかお酒と言うよりはワインになってしまうんですけど、シャンパンから始まって白ワインを何杯かいただきながら美味しい鶏さしから焼き物までを堪能させていただきました。
場所柄か、ここでは飲みつぶれてしまうオヤジなんかも出現せず、至極健全な夜を過ごしたのですが、ときどき「新橋のガード下のような匂いがあったらもっと気分が良くなるんだけどなあ、、」なんて思ってしまうときもありますね。
そんな”オヤジの酒場”と言える場所は京都にはどこにあるんだろう?? 京都駅周辺かなあ???

◎かけつけのアルコールはこんな泡で、、
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◎ここではずせないのが、この”淡海地鶏のさしみ盛り合わせ”
 色を見ただけで、その新鮮さがわかります。
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◎”生つくね柚子風味”
 これはこの店の傑作だと思いますよ。
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◎あとは焼き物を三種ほど。
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◎閉めはうずらで。
 このジューシーさが癖になりますね。
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◎ワインはこんな銘柄を。
 コクがあると言うよりはフルーティーなものを選びましたが正解ですね。
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スコッチウイスキーのお勉強 at クーゲル -奥の深~い世界があるようです-

最近、どうも調子が悪い。身体の調子ではなく脳みその方なんですが、、、
以前は困りごとが発生すると「よっしゃ!一発やったろか!!」みたいにエネルギーを投入できたものですが、ここしばらくは「困ったなあ~どうしょうかなあ???」で思考が停止してしまうんです。

そして気がついたらまったく違うことを考えていたりして、、、粘りがないと言うか淡白だと言うか、要するに集中力が持続しないんです。
これって日ごろの食生活も関係あるのかなあ?もうちょっと野菜を増やした方が良いのかなあ?

それとも加齢によるものなのか???もしそうだとしたら抵抗しても無駄だろうなあ。
いよいよ田舎へ移住して隠遁生活に入るべきなのかなあ?

この夜も自宅であれこれ思い悩んでいたのですが、どうも解決策が見つからないのです。
そこで、気分転換になればと思ってわざわざクーゲルへ。

西田さんや大石君ととりとめの無い話をしたりして時間つぶし。
そんな私の態度を察したのか、西田さんがスコッチウイスキーを出してきてくれました。

それも、日本の品評会で最高得点を取ったと言う”ロングモーン 1969”と次回の品評会での有力候補の”グレンドロナック 1971”
どちらも私にとっては未経験。そもそもウイスキーはアイラくらいしか知らないし、、、、

もちろん水で割るようなこともしないでストレートで味わってみたのですが、「ここがスゴイ!!」と言うような印象は無いのです。
ただ、樽の押し出しも強くないし濃さの割りにはかなりスムーズな飲み口を感じました。

面白いのがチェイサーを飲んだときで、口の中が劇的にフルーティに変化します。たとえばピーチを感じたりするのです。
一体、これは何の関係なのかがわからないのですが、ここにも私の知らない面白い世界が存在することは知ることができました。

寒い冬の夜長、、、こんなお酒を飲みながら暖炉の前でチャールズ・ディッケンズなんかを読む、、、、
う~ん、カッコええなあ。  実行できるとは思えへんけど、、、

そう言えば、もうすぐクリスマスですよね。我が家にはサンタさんが来ないので関係ないけれど、、、


°  .☆  ゜   °   ゜     ゜
 ° ,个、           °         。
  ノ ♪ミ   ゜   。 みなさんは楽しいクリスマスが過ごせますように…
 イ 彡※ヽ    °                   °
ノ,● ※☆ミゝ゜       ゜    ゜ 。       。
彡 ※,, †,, ヘ
ν※ ,,★,,※ ∧_∧∧_∧ ゜    ゜    ゜        。   °
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◎南座のまねき
 今年は”あの”人の名前が消えちゃったねえ。
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◎まねきは有名ですが、その下に掲げられている役者絵も綺麗ですよ。
 私はこっちの方が見ていても飽きませんわ。
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◎クーゲルワールドへの階段
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◎こんなシャンパンでスタートし、、、
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◎いつものCCのソーダ割り
 今日はブラックラベルですね。
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◎これまた定番の白州12年のソーダ割りへ、、、
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◎これが”最高得点”のスコッチウイスキーだそうです。
 ラベルもなにか独特のデザイン。
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◎バックラベルを見ると、、、なんだ西田さんが買いつけたんじゃない。
 さすがにお目が高い。
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◎当然ながら、このクラスのスコッチはストレートで。
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◎そして、こっちが次代のエースと期待されるスコッチだそうです。
 こっちのラベルは至極普通ですな。
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◎今晩はこんなメンバーに出演していただきました。
 どうもご苦労様、、、って、俺って何でここに来たんだったっけ?
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12月のワイン会 at ベルクール -超級ブラインド大会にもはやお手上げ-

定例ワイン会は久しぶりのベルクールで。正統派のフレンチを楽しめるし、松井さんのオトボケも味のうちではあります。

当日はシャンパンマグナムが3本。赤のブルゴーニュマグナムが2本。赤のボルドーマグナムが2本と言う”超ヘビー級”の品揃え、それに加わるブティーユは8本といことで、すごいことになってしまいました。
しかも、泡ものとデザートワイン以外は全部がブラインド。

ちょっとどころかたいへん頭が混乱して、途中で自分が何をしているのかがわからなくなるくらいになってしまいました。
ワインボトルの写真も撮り忘れるものまで出てきちゃって、今年を締めくくるワイン会にしては自分的にはまったく締まりませんでした。(まあ、自分らしいと言えばそうなんだけど、、、)

お料理自体は相変わらずのメリハリのある構成で、最初は柔らかな魚のお皿でスタートし、最後に鴨の血で鉄分の補給をして締めくくると言うすばらしさ。
ああ、欲を言えば、ワインがブラインドでなくて味にもっと神経を使えれば良かったのになあ、、、、

こんな私ですが、ワイン会の皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

◎いつもの見慣れた看板です。
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◎最初はこんな泡から。ブティーユボトルですが、これが2本出ました。
 それを飲み比べると、やっぱりボトル差が歴然。面白いものですねえ。
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◎泡ものマグナム3連発。
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◎白ワインはこの1本だけと言う変則さ。ブラインドで出されたのですが、まったく予測できず。
 アメリカのヴィオニエですか、、、、無言、、、、
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◎赤のブラインドはこんな2本から。
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◎色はこんな、、、
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◎正解はこの2本。カレラは頭をよぎったのですが、ショパンのクロ・ヴジョーは考えもしませんでした。
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◎次はこんなマグナム2本。
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◎色はこんな、、、
 ボトルの写真を撮り忘れたのですが、前回に引き続いて”天地人”のボーヌでした。2000年と2001年だったのですが、確信があったわけではなかったので正解だったとしても喜べず。
 まぐれですからね。
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◎テーブルの上はいつものようにグラスの林。みなさん、お悩みのようですが、、、、
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◎次にはボルドーマグナムが2本。これもわからなかった。
 なぜか思考に集中できなかったんですよねえ。途中で「もうエエや。」なんて思ってしまって敵前逃亡です。
 ダメだなあ、、俺、、、
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◎でも、このイケムの76年は良かったなあ。
 色は濃くないんですが、すごくソフトでスーっと来る感じ。好きです。
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◎当夜のワイン達。ようここまで飲むわ。
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◎当日のお料理の数々です。その中でも、やっぱり鴨のお皿が私にはベストマッチでした。
 ジビエ、、、この冬はガンガン食うぞう!!
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年越し準備の「忙中閑あり」? -晦日そばと鯖寿司と-

今年もあと十日余りとなった師走の週末。
”貧乏暇無し”とは良く言ったもので、朝からバタバタしております。

家族会議で今年の御節をどうするかと言う話になったときに、フッと気が行ったのが年越しのシャンパンとお蕎麦のこと。
残念ながら、大晦日の親戚の集まりは例年のようなわけには行かず、引越しや孫の誕生などでそれぞれの家が忙しく、こちらは寂しくなりそうです。

この調子だと孤独な酒盛りが予想できるので(家族からはまったく相手にされないので)、あまり大げさな用意は止めにして、いっそのこと外飲みで新年を迎えることになるかもしれません。
まあ、それもそれで良いけれど、、、、一人でシャンパンは寂しいしなあ、、、

でも、例年の年越し蕎麦ははずすわけには行きません。ばあちゃんは歳をとったので蕎麦打ちの大役から除外するとして、今年ははじめて”手打ちそば処 みな川”さんの晦日そばをお願いしてみることにしました。
そんなことでお店まで行って予約をするついでにお蕎麦を一杯所望。ついでに熱燗をキュウッとな。

気持ちが良くなって家に帰る前に下鴨まで足を伸ばして”花折”の鯖寿司を買って帰って家でもグビッとの続きを、、、
ああ、、、そんなことで、午後からは何にも家の用事はできませんでしたわ。極楽、極楽、、、、、(周りの目は冷たかったけれど、、)

◎私にとって最近の訪問回数が一番多い麺類の店です。
 その理由は、もちろん美味しいこととその立地。家から二輪のフェラーリに乗ってでも10分足らずです。
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◎晦日そばの予約もそこそこに、今日のオーダーは”海老かき揚そば”1500円をいってみましょう。
 そして、もちろんお酒はこの岩手の純米”あさ開”を温燗で。
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◎やはり、お酒は飲んでナンボでしょう!!
 おおっ! 少しヒネ香のある熟成感が私好みです。適度な辛口なのが柔らかく感じる原因かな?
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◎やってきました”海老かき揚そば”ハハ~ン、ぶっかけスタイルなのね。
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◎私自身はそばのぶっかけはあんまり好きじゃあないなあ。今回はお店に従いましたが、次回からは浸け出汁スタイルに代えてもらおうっと。
 でも、熱々カリカリのかき揚げはすごく美味しかったですよ。私は味の文句を言っているのではありませんから、誤解しないでくださいね。
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◎いい気分になっていて、ふとテーブルの上を見るとこんなメニューが。
 ”お替りそば”と言うものがあるようです。
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◎さっそくかけ蕎麦を注文。
 うん! 冷たい蕎麦と温かい蕎麦が食べられるこのシステムは良いアイデアだと思います。
 蕎麦って冷たいときと温かいときで味の感じ方が変わってきますからね。
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◎このまま帰ってしまうと用事が一杯待っている事を知っていたので、下鴨まで遠回りして”鯖街道 花折”へ。
 皆さんご存知の鯖寿司の名店です。
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◎昼過ぎだと言うのに、残っていた鯖寿司はこんなに少し。
 儲かってまんなあ、、、、、ああ、うらやましい。
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◎この店内でも味見ができます。ただ、テーブルがたった三つなのでいつも満席状態ですけど、、、、
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◎自宅へ持ち帰ってみんなで鯖寿司でホッコリと。
 私だけはみんなに隠れてお酒をグビリ。ああ、これでこの週末は終わったようなもんやなあ。
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菊乃井 本店 -目でも味わう京懐石の王道-

前日に引き続いて、本日は高台寺横の”菊乃井 本店”へ。
この二日だけでミシュラン★★★★★ですわ。

別にこの二つのお店を比べるつもりも無いのですが、やはり本店はまっすぐの王道を歩んでいますね。
それは、お店の前で車を降りたときから漂ってくる”格式”とでも言うべき緊張感のある空気からも感じます。

カウンター席ではないおおきな和室でのんびりとくつろぎながら、出されるお皿に舌鼓。
周りには知った顔だけで、自分の声があまりにも良く通ることに逆に驚いたりするんですが、政治の世界で言われる料亭での”密室会議”と言うのはこんな雰囲気なのかもしれませんね。

予約のときに「前日に露庵に行くのですが、、、」と言うと、「それならお食事が重ならないように内容は良く吟味させていただきす。」とのうれしい配慮もしてもらって、当然ながら私ごときが文句のつけようも無いようなお料理を出していただきました。
しかも、ここ本店は目でも食べさせてくれるような器、盛り付けの美しさ。

以下は写真のみですが、下手な説明など必要ないと思います、その色合いで味わってみてくださいよ。(内容の説明ができないための苦しい言い訳ですが、、、)

そうそう、現在の菊乃井ではドンペリが1万5千円でサービスされています。当日のアルコールは当然ながらこの泡もので、、、

◎「器は料理の着物」とは北大路魯山人の言葉。まさにそれが体現されています。
 SONYのT77での撮影ですが、やはりNIKONのD3を持ってくるべきだった、、、、
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露庵・菊乃井 -定点観測地点で冬の京野菜のお勉強-

今夜も外飲み。(実は明日も、、、)冗談ではなく、ほんとに今年の師走は忙しいですわ。
このまま、アッと言う間に大晦日を迎えるんだろうなあ。

本日は、四条木屋町を下がってすぐの露庵・菊乃井へ。私の京料理の定点観測地点です。
春夏秋冬、四季の京都を表すお皿がたまらなく好きなんです。それに、その格式のわりには、ずっと気軽にワイワイと楽しめますからねえ。

この時期ですから食材は河豚に鴨。それに使われている京野菜は現物を見せてもらいながらの勉強会も同時進行しながらの懐石料理は、もはや何も言うこと無しのすばらしさ。
次に暖簾をくぐるのは春かなあ?? それまで待てないかもしれませんね。

◎四条通の喧騒からたった20メートルでこの静かさ。
 ビルの1階ではあるのですが、店内はまさに菊乃井ワールドです。
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◎最初はやっぱり「とりあえず、、、」のビール。
 厚さ1ミリの重さをまったく感じないグラスでグビッとな。
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◎先付
 汲み上げ湯葉 干しこのこ、海鼠腸添え。

 最初から「酒を飲め~!!」と言っているようなものです。
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◎底に海鼠腸が沈んでいるので良くかき混ぜて、、、ホンマに酒が欲しい~!
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◎なので、さっそくのお酒はいつもの”菊乃井純米酒”を冷酒で。
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◎八寸
 こんな六種が箱の中に、、、
 サーモン椿寿司、辛子蓮根、鮟肝奈良漬、烏賊の沖漬け、鱈子落雁、菜種辛子あえ。
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◎どれも酒を呼びますが、この鮟肝奈良漬が絶品。村田さんならではの実験的な味で癖になります。(家でやってみよっと)
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◎向付
 河豚薄造り、皮湯引き。

 今年の初河豚です。噛み締めたときの甘さがすごく印象的。素材の力なんでしょう。
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◎いつもの位置で河豚を盛り付ける丸山君。今日は外人さんがいないので自慢の英語が使えないねえ。
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◎2種目
 こしび、辛味大根 
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◎いつもの黄身醤油とは違ったお醤油をかけて。この大根のさっぱりした辛さがマグロの稚魚のこしびの脂を調和させています。
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◎ここで辛味大根登場。信州のねずみ大根ではなく、京都の鷹ヶ峰辛子大根でした。おお!懐かしい。
 おろすと風で飛んでしまうくらい軽いと言われている京野菜です。
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◎蓋物
 蕪蒸し。甘鯛、百合根、銀杏、生雲丹
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◎甘鯛はやっぱり京都の食材ですね。京都以外では食べないもの。
 ああ、温まるわあ。
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◎ここで聖護院蕪が登場。これは見慣れていますよ。千枚漬け好きやもん。
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◎中猪口
 山椒のソルべ。

 ここで一旦口の中をリセットです。
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◎お凌ぎ
 ゆず釜盛り。
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◎ゆずの香りの中に牡蠣が隠れていました。これも冬の味やなあ。
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◎2種目
 みぞれ酢
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◎こちらには雲子が、、、
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◎強肴
 鴨鍋。九条葱

 まさにこれが”鴨葱”です。ミラノの本部長様ですね。
 冬の鴨は脂が乗って美味しいし、この葱の甘さと合うんですよねえ。黄金のバッテリーですわ。
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◎ここで九条葱が登場。あれっ?九条葱ってこんなに太かったっけ?
 知らなかったなあ。
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◎こんなお釜が出てきたら、、、
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◎御飯
 いくら御飯。
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◎あくまでも京風のやさしい味です。
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◎京都の漬物の味を引き立てるためなんでしょうね。この漬物は主役になれます。
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◎止椀
 金時人参すり流し。

 振りかけられた七味の香りで桃源郷から引き戻された感じ。良い意味での止椀ですね。
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◎水物
 生姜飴アイス、焼きりんご。

 すべて完食。ああ、美味しかった、満腹です。
 でも、明日は”菊乃井 本店”が待っているんだよなあ。 ああ、辛い、、嬉しい、、
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ワインバー・ワイングロッサリー -外飲み続きの師走の夜です-

さすがに師走とは良く言ったもので、私もドタバタと出歩く日が多くなっています。
そのせいか、家飲みがほとんどできていません。こんな状態じゃあ、ゆっくり忘年会も楽しめそうもないですわ。

この日も、夕方から大阪で打ち合わせ。軽い食事はとったのですが頭の中はモヤモヤしたまま。
「何か物足りないなあ、、、バーへでも行くかあ。」と言う気分だったので四条烏丸で途中下車。
そして新町六角のワインバーへ。

事前の連絡で私の好みのワインを用意しておいてもらい、そのワインに合う一皿を味わう、、、と言ういつものパターンでこんがらがった仕事モードから開放されました。

しかも、ちょうどその日がFシェフの誕生日だと言うことが発覚した(と言うより、本人が言ってきた)のでシャンパンで乾杯。
誕生日が楽しいなんていう年齢からははるかに卒業したものの、飲めるきっかけになれば何でも良いや。

◎この灯りを頼りにトコトコと四条烏丸から北上。
 でも、もうひとつの看板の営業日の誤記はまだ直されていない、、、、
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◎今宵の泡は”ペルトワ・モリゼ ブラン・ド・ブラン”
 とてもシャルドネ100㌫とは思えないユル~イ骨格。「これ、、フランチャコルタ?」と言いそうになりました。
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◎アミューズは”聖護院かぶらのスープ、オリーブのパテ”
 あっさりしたスープだけど、もっと寒くなってきたら濃厚さも欲しいなあ。
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◎Oソムリエが取り出したのは”シャトー・レヴァンジル79”最近の私は右岸づいています。
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◎コルクの見た目は至極健全だったのであまりドラマは期待できなかったんだけれど、、、、
 Oソムリエのまじめな顔を始めて見た気がする、、、
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◎きれいに抜栓できましたあ!! パチパチパチ、、、
 ソムリエに失礼やぞ!!
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◎このワインにあわしてくれたお皿は”青首鴨のグリル、ポルトのソース”
 腿に胸にといろいろな部位が楽しめますね。
101211s 017

◎いつも感心するんだけど、ワインバーの貧弱な設備で良くここまでの見事な火入れができるものです。
 Fシェフに脱帽。
101211s 020

◎あまり良く知らない79年なんですが、このワインに限って言えばすでにピークは過ぎていました。
 パワフルな鴨の鉄分に押されっぱなし。

 ただ、メルロー主体の葡萄の甘さは残っていてサラサラと流れ落ちる様は岩清水のようにスムーズでした。
101211s 013

◎残念だったのはチーズのストックでハード系が欠品していたこと。
 こんなオランダものでお茶を濁さなければいけなかったことが唯一の残念賞でしょう。
101211s 026

11月のワイン会 at 串幸 -ルー・デュモンのブラインド大会-

先月のことになりますが、いつものワイン会は串幸で。ほんとはイタリアンの予定だったそうですが、急遽変更されたとか。
正直言って、この変更はうれしかったなあ。何しろ、出張でイタリアンをずっと食べていましたからねえ。

最近の主宰はブラインドに凝っていて、今回も垂直飲み比べの2本立て。しかも、白ワインは全てルー・デュモンだそうで期待度120㌫です。

たぶん、私が知らないワインばっかりだろうから楽しみだわ。
少し遅刻気味でお店に駆け込みましたが、、、、

◎五辻通りに見える看板は良くめだっています。
101127s 001

◎やっぱり最初は泡もので口の準備体操。こんなシャンパンと、、、
101127s 005

◎私が持ち込んだイタリアのブルーノ・ジアコーザで。
 ちょっと温度が低かったかな? 
101127s 033

◎最初の垂直はボーヌ1級ブレッサンドの97,98,99の3本。これは迷ったなあ。
101127s 013

◎年が離れていないので色目はほとんど一緒。97と99のビンテージを間違えてしまった。
 う~ん、まだまだ勉強が足らんわ!!
101127s 007

◎串幸さんの串揚げはいつものように熱々のさらさら。いくらでも食べられます。
101127s 009

101127s 011

◎この牡蠣がホクホクのジュクジュク。冬の風物詩ですねえ。
101127s 018

◎次がモンタニーのマグナム92と00。ここまで年が離れているとビンテージは間違いません。
 でも、どこのワインかがわからない。

 こういうときには最初の印象を重要視して「マコンや!!」
 速攻で主宰が「却下!!」

 結果的には産地は違いましたがまあまあの出来具合、、と思っておこう。
101127s 012

◎私の発表に「それは違うやろう!?」と言う顔のお店のオーナーの伊藤さん。
101127s 022

◎いやあ、これは”天地人”特集ですわ。
101127s 016

◎続いての赤はこんな色の2本。
 サンテミリオンとポムロール、どっちだ??
101127s 025

◎この2本はまったくのヒント無しだったのでノーアイデア。
 答えはこの2本だったのですが、79と94と言うビンテージの違いすら私はあやふやでした。

 だって、このトロロンモンド79はまだまだ元気だったんだもん。
101127s 026

◎ブラインドのワイン会って頭がずっと覚醒してますから酔っ払わないけれど疲れます。
 そんなときにこのお店の名物の親子どんぶりでホッコリしましょうか。
101127s 029

◎この玉子の火の入り方が絶妙ですね。
101127s 031

◎デザートワインはリカーランド・コモリさんよりこんなワインが、、、、
 これ、ラベルは同じですが違うんです。
101127s 035

101127s 036

◎2本出していただいたのですが、1本はロング・ゴールドカプセルなんだそうです。
 ドイツワインの知識は皆無なのでコメントできません。すみません。

 でも、一口飲むには良い甘さではありました。
101127s 037

伊太利の思い出② -白トリュフとうりぼうの供宴-

毎回のことですが、アルバへ行けば必ず白トリュフを買って帰ります。
ただ、今回の出張ではアルバのあとで数日間のブレシア滞在があったために、購入した白トリュフの賞味期限が帰国日ギリギリになってしまうと言う非常事態が発生してしまいました。

そのため、イタリアからいつもイタリアワインでお世話になっている大阪の
にしのよしたか”さんにSOSを発信。
すると、彼がレストランからワインまで全ての手配を完璧にこなしてくれました。ほんとにお世話になりました。西野さん、、おおきに!!

そんなことで集合したのは西野さんが選んでくれた四条烏丸近くの
ボッカ・デル・ヴィーノ
以前に西野さんがイタリアワインの生産者ディナーをひらいたレストランです。

しかも、事前の情報によるとジビエのうりぼうも入荷しているとか。こうなったら白トリュフとどんな組み合わせになるのか、、期待に胃袋が膨らみますわ。

◎私が持ち帰ったのは約260gの白トリュフ。しかもアルバよりも北側の山で、土が粘土質で固いところのもの。そういうところの白トリュフはこのようにごつごつした形になるんだそうです。そして香りがより強いとか。
 これからは単に”アルバの白トリュフ”と言うだけでなく、アルバの”どこ”の白トリュフかにまでこだわりましょう。
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◎無理を言って参加してもらったクーゲルの西田さんの握りこぶしよりは大きいな。しかも、当日がちょうどピークとなり文句のつけようの無いコンディションでした。
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◎野宮シェフが腕を振るってくれたのは白トリュフと西野さんセレクトのワインに合う料理の数々。
 それらのお皿の上に白トリュフが舞い落ちて部屋の中はムンムンした香りの洪水となりました。
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◎メインのうりぼうの腿肉がプレゼンされます。うう、、ヨダレがとまらへん。
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◎腿肉のほかには内臓の腸詰や煮込みなど。うりぼう尽くしのお皿です。
 しかも、この真ん中のフリットは脳みそだとか、、、、美味いがなあ!
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◎最後のデザートにまで白トリュフが、、、
 コーヒーとグラッパで大満足な宴が終わりました。
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◎肝心のワインですが、泡、白、赤のほとんど全ては西野さんからの提供で。
 ほかに、西田さんからマルケージのバローロ61、私がネッビオーロ86を。

 個人的にはガヤのバルバレスコ66がいまだにパワフルで筋骨隆々だったのに参りました。
 やっぱり。ピエモンテの赤は待てば待つほど良くなるんだなあ。
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◎この日の8本のワイン達。幸せの記念写真です。
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伊太利の思い出① -バゴスはチーズのお漬物-

今回のイタリア出張で一番気になったものは、なんと言っても”バゴリーノ村のバゴス”です。←仕事と違うんかいな!?
ほとんど村の灯りも見えないような山奥の村で食べたバゴスの味は、「チーズは色が茶色になってからが美味しい。」と思う私の好みにバッチシ合ったんです。

ただ、私の性格をよく知る人なら納得していただけるでしょうが、一旦興味を持ったものには気が収まるまで喰らい付くタイプなものですから、こんな一回の経験だけで満足するはずがありません。
次の日からは早速バゴス探しを始めました。そして「次のマルシェが開く日にやってくるチーズ屋さんが持っていると思うよ。」という貴重な情報をゲットしました。

もちろんそのお店の開店と同時に突撃しましたとも!!
そうやって日本に持ち帰るバゴスを手に入れることができたと言うわけです。

さて、日本に帰ってすぐに齧ってみたり、パスタを作ってそれに合わせてみたりしたのですが、やはり味の濃さは普通のチーズの比ではありませんね。「長期熟成させたパルミジャーノ」と言う表現は案外当たっていると思います。
臭いがけっこう個性的なんですが、醗酵臭がかなり強く、ちょっと履き古した靴下の臭いも、、、、

一方、味のほうは刺激は少しあるもののコクがあってなかなかのものです。
ついつい手が出てしまう、、、んですよ。気が付かない間に「やめられない、とまらない」状態になってしまいます。

ワインにはもちろんだけど、ビールにもピッタシ合うんじゃあないだろうか?
癖がある味なので食べ手は選ぶでしょうけれど、、、、、

量が無いと言うことで、日本で流行することは無いでしょうけれど、このバゴスは”イタリアの隠れた銘品”として覚えておいて、もし現地で遭遇すれば必ず手に入れるべき食材だと思います。
お土産にすれば喜ばれる、、、かなあ????←相手次第ですけどね

◎マルシェのチーズ屋さん。大型トレーラーがアッと言う間に店舗に早変わりです。
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◎イケメンの兄ちゃんが出してきたバゴス。1キロで32ユーロですぜ。
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◎切ってもらってる間にも、隣のおばちゃんが「本物かどうかちゃんと聞くんやで!」とアドバイスしてくれました。
 それくらい本物は貴重なものだそうです。
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◎日本に持ち帰ってみると、やっぱり真空パックはダメになっていた。
 イタリアの真空パックはどんな店でもほとんど役に立ちません。あのミラノのペックの真空パックでも三日ともちませんから。
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◎包装を解いて見るとこんな感じ。いやあ、年季が入っているわあ。
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◎この黒く変色したところなんか最高でしょうね。ここは私だけのものにしよう。
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◎ナイフで削ってみるとポロポロと剥がれ落ちてきます。ネットリとはしていませんね。
 齧ってみると、、、お漬物。
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◎早速トマトソースのペンネを用意して振りかけてみました。
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◎普通のチーズならサッと溶けるんだけど、このバゴスはなかなか溶けません。少し柔らかくなる程度。
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◎あんまり火を入れるのも良くないかも?と、こんな程度の溶け具合で口の中へ、、、、
 料理の奥行きがドンと深くなるように感じます。このチーズだけで美味しさがワンランク上がりますよ。
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伊太利国出張日記(弐八) -帰り便ではスペイン料理-

フランクフルトからはLH740便で直接関空に帰国です。
往路を成田経由にしたのはあくまでもA380に乗りたかったからなんで、時間的には圧倒的に関空直のほうが有利です。

また、このようにした理由のひとつはA380の装備とA340の装備を比較したかったからでもあるんですが、これについては「ほとんど差は無い。」と言う結論に達しました。
A380で感心したゆりかごシートと同じものがこのA340にも装備されていましたからね。

あえて言うならやはりエンジン音量の違いですかねえ、、、確かにA380は断然静かでしたよ。
まあ、これもマトモなノイズキャンセリングフォンを持ち込めば解決できることですけどね。

機内エンターテインメントも全く同じでしたから、何とか違いを出そうと昼食をあえて和食ではなく洋食にしてみたんですが、これがまた良かったんですよ。
マーク・フォシュというイギリス人が作るスペイン料理だったんですが、優しい味付けと2種類のお塩を試せる面白さが私のハートをキャッチしました。

しばらくルフトには乗っていなくて他のキャリアばっかり利用していて「充分美味しい食事を出すじゃない。」なんて満足していたのですが、今回久しぶりにルフトに乗ってみて「ああ、やっぱりルフトは他のキャリアの先を行ってるわ。」と再認識したしだいです。
やはりルフトはスターアライアンスグループのリーダーキャリアだけのことはありますね。

ただ、今回すごく奇異に感じたことは日本人CAの対応がすごく悪かったことなんです。
ドイツ人スタッフが非常に朗らかで暖かい対応をしてくれたことと対照的に、つっけんどんで投げやりな態度。

彼女らの顔にはわが本部長様が大好きな”氷の微笑み”の微笑みすら無い状態だったんです。それが私が見た二人ともそうだったんだからいったいどうしたことなんだろう?

まるで、10年前の中国国際航空にタイムトリップしたみたい。
「もしかしたら虐めにでもあってるんじゃあないのかな?」なんてことまで思ってしまうくらいでした。

まあ、そうは言いながらも無事に帰国。まだまだ年末に向けてアクセルを緩めるわけには行きません。
この胃袋と肝臓がついてくる限り飛ばしていくつもりです。(仕事をがんばらんかいな)

◎出発準備中のLH740便。機材はA340-600。
 この機体でもB747相当の大きさがあるんですよ。
101116s 227

◎座席に着くとすぐに持ってきてくれたシャンパン。「オマエはこれやろ?」みたいなCAの態度だったんだけど、どうしてそうやと分かったんやろ?
101116s 229

◎早速座席の周りをごそごそ見回してA380との差を探すんですが、、、
 見つけたのは、、、アメニティバッグが違う。
101116s 233

◎でも、中身はほとんど一緒。
101116s 235

◎イヤフォンの差込ジャックの形状が違う。
 でも、イヤフォン自体は一緒。
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◎コマンダーのボタンがチョット違う。
 でも、シートの形状とシートの動きは一緒。
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◎シートベルト着用サインが消えるとお食事タイムです。
 アペリティフはカンパリ・ソーダ。
101116s 254

◎この人が今回の食事をプロデュースした”ルフトハンザ・スターシェフ”の一人マーク・フォシュさんです。
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◎前菜は”仔牛肉のルラード、小麦のサラダ”
101116s 257

◎スペイン料理なんて全くわかりませんが、要するに美味しいお肉のパテとピリッとしたライスサラダと言ったところでしょうか?
101116s 260

◎もちろん、このお皿には赤ワイン。アルゼンチンのマルベックです。
 2005年だったのですが充分に開いていて、味の濃い料理にも負けていませんでした。
101116s 258

◎マーク・フォシュが提案するのは2種類のお塩の味比べ。
 こっちは”フロール・ド・サル・メディテラネ”魚料理にお勧め。

 舐めてみると、チョット胡椒が混じったスパイシーな味。
101116s 263

◎そしてこっちが”フロール・ド・サル・ハイビスカス”お肉料理用だそうです。
 
 舐めてみると、あまり刺激の無い柔らかな味です。
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◎メインは”ヒメジのフィレ、パエリア添え”
 スペインと言えば、やっぱりパエリアでしょう。
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◎このヒメジの火の入れ具合がすごく良かった。レンジの時間調節と言うべきなのかな?
101116s 267

◎パエリアは優しい味で日本的な味付けですね。ここにも2種類のお塩をパラパラして味の変化を楽しめました。
 むしろ、そのために味を押さえているんでしょうね。
101116s 269

◎このお皿には白ワインでしょう。ワシントン州のシャルドネです。
 樽の利かせ方がカリフォルニアほど強くなく、酸の出方もソフト。
101116s 265

◎チーズもスペインです。マンチェゴとイベリコだとか。
 どっちも私好みのハード系。
101116s 272

◎食後は一眠りしようと、まなゆうオリジナル安眠グッズを用意。
 ノイズキャンセリングフォンとスコッチとアップルジュースのハーフ・アンド・ハーフ。
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◎さて、熟睡後の朝食はやっぱり和食が良いや。往路と同じく、ルフトハンザのスターシェフの一人である大江憲一郎さんのお料理です。
 和食ですから写真を見ていただいたら味はわかりますよね。文句は全くございません。
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◎やっぱり朝のビールは美味しいわあ。今日一日の活力元です。 
101116s 289

伊太利国出張日記(弐七) -フランクフルト空港のラウンジの違い-

もう一度セナターラウンジのアジアンヌードルを試してみたい気持ちはあったものの、搭乗ゲートに近いと言う理由から今度はターミナルBのルフトハンザ・ビジネスラウンジへ行ってみることに。

でも、これが失敗でした。ラウンジのドアが開いたとたんにすごい人熱れが噴出してきます。
案の定、ラウンジ内は満杯状態。一番隅に追いやられているPCテーブルしか座れる場所がありませんでした。

やはり、搭乗に便利なラウンジはこうなってしまうんですね。これからはやっぱりセナターラウンジにしようっと。
多少搭乗ゲートから離れていてもここよりはよっぽど気分が良いですわ。

◎通いなれた?ターミナル間の連絡通路。
 ここもベルタの熟成庫のように七色に照明が変わるんです。
 歩いている人間は熟成しないけれど、、、、
101116s 218

◎螺旋階段をヨイショヨイショと上がってたどり着くビジネスラウンジのドア。
 この状態では中がどんなことになっているかはわかりようがありません。
101116s 219

◎何とか確保したシートでメールチェック。
 ハッと気がつけばPCの横にはこんなつまみとワインが、、、、
 全く無意識に取って来ちゃうみたいです。
101116s 222

◎お替りを取りに遠く離れたスナックコーナーまで出張。
 品揃えはまあまあですね。
101116s 224

◎今回の救いはこの赤ワイン。
 シチリア物でしたがすごいボリュームの大きさを感じました。
 こんなところに出てくるワインですから価格はそれなりなんでしょうが、飲むタイミングがバッチシだったように思います。ワインがきれいに開いています。
101116s 225

伊太利国出張日記(弐六) -アルプスを越えてフランクフルトへ-

昨日の雨とはうって変わって、今日のミラノは快晴です。この調子だとアルプスの絶景が見えるかも?
通常なら、私は必ず通路側の席を予約するのですが、今回はチェックインの時に窓側に変更してもらいました。

「だって、この天気ならアルプスを見たいよねえ。」
「そうよねえ、、、でもスイス側は満席よ。」
「ちきしょう! みんな大嫌いだあ!!」

せっかく本部長様に教えていただいた作戦だったのですが不発に終わってしまいました。
でも、いくらオーストリア側とはいえ雪をいただくアルプス連峰の眺めは雄大です。

しばしうっとりと眼下の景色を眺めていると、アッと気がつくともうシートベルト着用のサインが点灯。
後ろ髪を引かれるような気がしながらたった1時間ちょっとでフランクフルトに到着です。

◎マルペンサでも機材へはバスで移動。ミラノ国際空港とは言ってもローマとは比較できないくらい小さな空港ですからね。
101116s 159

◎私が乗るのはLH249便。機材は、、、
 A319-100?? 初めての機体かも?
101116s 161

◎マルペンサ空港の管制塔。イタリアしてますねえ。
 はるかかなたに見えるのは真っ白な山々です。
101116s 171

◎さよなら、、イタリア。
 エアバスって、離陸時に翼の前面が前にせり出してくるんですねえ。
101116s 176

◎下に見えるのはコモ湖かな?
 その北側は雪でもう真っ白ですね。
101116s 181

◎眼下に広がる真っ白な世界。私の心のような、、、、
 それはさておき(汗)、美しいアルプス連峰を充分堪能できました。
101116s 187

101116s 190

◎機内に目を移してみると、みんな窓にかじりついて下を見ています。
 そりゃあ、そうやろなあ。
 
 でも、この機体はまっさらだよねえ。まだ汚れひとつついていませんわ。
101116s 209

◎一応ビジネスクラスですから、こんな短距離便でも国際線では食事が出ます。
 内容は、酒の肴三種盛りのような、、、、
 白ワインであわただしくいただきました。(外を見るのに忙しかったもので、、、)
101116s 201

◎まずは、海老と野菜のテリーヌ。
101116s 204

◎牛肉とトマトソース。
101116s 205

◎ペペローニとチーズのマリネ。
101116s 208

伊太利国出張日記(弐五) -ミラノからマルペンサ空港へ-

ミラノの宿泊は中央駅横の”ホテル・ミケランジェロ”だったのですが、このホテルの良いところはバスタブがジェットバスになっていることなんです。

イタリアの地方のホテルはほとんどがシャワーのみですからバスタブがあるだけでも感涙ものなのにここのホテルはそれに加えてジェットバスですよ!!
正直言って、これだけ長くイタリアにいると身体はかなり臭くなってきていると思うんですが、本人はなかなか自覚がありません。

でも、一旦このバスに身体を沈めて気泡の流れに身を任せていると、身体を覆っていた皮が一枚剥がれていくように思うんですよねえ。
もう何時間でもこのままでいたいくらいです。

ただ、そういうわけにも行かないのが世の常で、まだ朝の暗いうちからマルペンサ空港までバスで移動です。
そして、いつものようにラウンジでゆったりと搭乗時間を待つのでした。

◎このバスタブはジェットバス。私にとってはドゥオモの頂上に輝くマドンニーナに負けないくらい光り輝いて見えます。
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◎このホテルのネット接続はいまどき珍しい有線LANなのですが、そのほうが返って通信が安定しているので安心できますね。
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◎朝食はかなりの種類とボリューム。こういうのを見ると「大都会のホテルだなあ。」と実感できます。
 充分お腹一杯になることができる朝食なんて久しぶりですから。
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101116s 129

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◎まだ暗い街をバスの乗り場まで歩きます。こんなレトロなトラムが良いですねえ。
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◎マルペンサ空港のターミナル1は小さいけれどお店はバラエティ豊かですね。
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◎マルペンサ空港のルフトハンザラウンジです。
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◎チョット寂しいスナックコーナー。
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◎なぜかワインを発見できなかったのでビールをいっときました。
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◎カバンの中からこんなスナックが出てきたのでPCを叩きながらカリカリしてます。
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伊太利国出張日記(弐四) -サルディーニャ料理で最後の晩餐-

「ドゥオモの周りの景色も変わったなあ。」なんて思っていたら、よく考えたらミラノに来るのは3年ぶりでした。
ここしばらくはローマ、ボローニャ、トリノ発着が多かったですからねえ。

そうなると、懐かしいお店を訪ねたくなるのは人情と言うものでしょう。
今回の出張での”最後のまともな食事”は通いなれたサルディーニャ料理の店”オステリア・ラ・カルボナイア・マーレ”で。
このブログにも何回か登場していますよ。

地下鉄2号線のサン・タンブロージョ駅を降りてすぐの交差点にお店はあります。
サルディーニャ料理ですからメニューのほとんどは魚貝類が中心。今回の出張では四足比率が高かったですから、お魚、、食べたかったんです。

◎この海の色のようなブルーは目立ちます。
101116s 095

◎小さな扉を開けると、こんなショーケースが見えます。新鮮な魚貝が並んでいますね。
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◎場所柄か、お客さんは観光客よりも地元のビジネスマンが中心。みんなでパワーランチなのかな?
101116s 091

◎「アペリティフはいる?」と聞かれたので「モチロン!」と答えると、こんなスプマンテと、、、、
101116s 044

◎こんな可愛いバゲットがひとつ。
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◎トマトと、サーモンが乗っています。
101116s 050

◎さて、、メニューをしばし、、、
101116s 045

◎スターターとして選んだのは”タコとジャガイモのサラダ”
101116s 052

◎ジャガイモに負けないくらいタコが柔らかいんですよ。(今までは柔らかいタコの料理の仕方を知らなかったけれど、この前のテレビの番組でそれを知っちゃったもんね。もう、恐くは無いぞ!)
101116s 055

◎こうなれば、ワインはもちろん”サルディーニャのヴェルメンティーノ”しかありません。
 さわやかな酸味と料理の邪魔をしないしなやかさはこんなお皿にベストマッチです。
101116s 079

◎プリモは”小さな魚貝のパスタ”
101116s 063

◎小エビ、子タコ、子イカ、アサリのリングイネです。まさに期待した味そのものですね。
 やっぱりオリーブオイルの香りが日本とは違いますわ。
101116s 065

◎子イカなんかこんなに小さいんですよ。
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◎ここのシェフは決して厨房からは出てこないんです。ひたすらお仕事。
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◎でも、自分の料理がちゃんと食べられているかは必ず確認しています。
 こんな感じで、、チョット恐そう。(この体格を見ればそれだけでこのお店が美味しいことがわかるでしょ?)
101116s 060

◎セコンドはここの定番料理”フリット・ディ・マーレ”をいってみましょう。
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◎いろんな魚貝を小さく切って、それをかき揚げのようにカラリと揚げてあります。これがワインを呼ぶんですよ。
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◎付け合せの揚げ麺のようなものは細くきられたズッキーニ。これもパリパリとして大好きなんです。
101116s 084

◎モチロン! 最後はカフェ・コン・グラッパで。
 ああ、、美味しかった。いつ来ても満足度120㌫ですわ。
101116s 089

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まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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