まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

夜な夜なワイン会 at N氏邸 -ブル・プルミエ99の完全ブラインド-

朝の4時に帰宅したからと言って昼過ぎまで寝てしまう、、、なんて言うような若い世代では無い私は、朝の5時になると自然と眼が覚めて玄関の周りを箒で掃きたくなります。
これこそ、年寄りの証明なんでしょうかね?

ただ、もともとの平均睡眠時間が一日で4時間以内ですから多少の無理はききます。さすがに、一睡もしない状態は二日が限界ですけど、、、

さて、本日のワイン会ですが、スタートが午後の10時。そして、今までの経験から終了は3時ころ。
まあ、前日、前々日に比べると多少の余裕はありますけどね。

そして、今回のワイン会のテーマは「ブルゴーニュの1級の赤で99年のものを持ち寄って楽しむこと」なんです。
これにはちょっと参りましたね。セラーにストックしているワインで90年代のものなんかかぞえるほどしかないからなんです。

そんなセラーの中をゴソゴソしてなんとか発見したワインを持って、いそいそと会場のN氏邸へ向かいます。
すると、他のメンバーの皆さんも同じようなワインを持って集まってくださいました。

全部で7本のブラインドだったのですが、私の勝率は3勝4敗。知っていると過信していたジャドのワインをはずしたおかげでバタバタと負けが続いてしまいました。
これさえ外さなければ全部当てれたのになあ。 ←そんなにうまく行きはしないだろうけれど、、、

◎味覚の準備体操代わりにこんな泡を出していただきました。
 この中ではドゥーツの99年が私好みでしたけど、ドサージュがゼロのシャンパンに関してはメンバーの中でも賛否が分かれました。
 私としては、ドサージュをしないことによって劇的に美味しくなるのならそれも良いだろうけど、そうでもなければ普通にしておくのが良いんじゃあないかと思います。
 皆さんはどうですか?
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◎いよいよブラインドスタートです。本日の主役の7本のワインたちが勢ぞろい。
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◎そして全てをデキャンタに均等に移してからナンバリングです。
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◎その選手たちを紹介しましょう。こんな顔ぶれですよ。
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◎う~ん、期待していた産地別の色の違いはほとんど見られず。
 これは困ったなあ。 仕方が無いので、香りを基本に今までに経験した畑の印象を思い起こすことにしますわ。
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◎最後に、実際に飲んでみた味わいと香りの印象とを照らし合わせていくんですが、今回は香りと味とのギャップが大きいワインが多くて特定するのに二転三転。
 ロベール・シュヴィヨンとミッシェル・グロとメオ・カミュゼは分かったけれど、後はまったくダメ。
 特に、ジャドを外したのが悔しいなあ。ドメーヌ・ド・ラ・プレに関しては未体験ゾーンですからコメントのしようがありません。
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◎ブラインドが終了してからは、パンやこんなオードブルで歓談タイム。99年と言う年のブルゴーニュがどうであったかなどの講義が誰からと無く出てきて勉強になります。
 今回は松井シェフからの差し入れがあったので豪華なおつまみともなりました。
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◎かなりの難問をありがとう。集まってくれたワインたちに感謝です。
 そして、主宰のN氏や他のメンバーの皆さんもありがとうございました。
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◎いつものことながら、この会ではまったく酔えずに終わります。頭は覚醒したまま真夜中の街へ。
 でも、今日はこのまま帰って寝ることにしますわ。さすがに三日連続の午前様は辛いですから。
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今月のワイン会 at 串幸 -ドイツワインはやっぱり苦手です-

長野から京都まで、特急しなの号と新幹線の中の通路をずっとジョギングしていたおかげで夜の7時にはお腹が空きました。←ウソです。
そして、なんとかワイン会にはオンタイムで間に合い、2ヶ月ぶりのメンバーの皆さんとの再会です。←先月は参加できなかったもので、、、

今回の主宰からのお題はドイツワイン。私のもっとも苦手なジャンルです。

何故そうなったのかと考え直してみると、やっぱり、あの甘さ主体の味覚の印象からですね。
もともと、甘いものは苦手で、口の中が麻痺してくるような脅迫感に襲われます。そして、実際に歯が痛くなってくるのです。

ですから、自宅のセラーに何本かあるドイツワインには積極的に手は出ません。”お客様用”としてずっと忘れられた存在のままです。
全部、70年代の良い古酒ではあるんですけどねえ。

二番目の苦手意識の原因は、ワインの名前です。
やたらと長ったらしいし、実際に発音がしにくくって仕方が無い。まあ、これは、私が大学生時代に専攻した第二外国語がドイツ語で、その教授にこっぴどく苛められた負の遺産ともいえるのですが、、、あの、ウムラウトを見ただけで震えが来ますわ。

そんなこんなで、今回のワイン会ではそっと大人しくしていることにします。
ホントはこんなことではいけないんで、もっと真剣にお勉強と経験を積み重ねなければいけないんですけどねえ。

◎場所は、千本今出川上がるの串幸さん。このブログでもよく紹介させていただいています。
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◎夏だと言うことで、主宰からはシャンパンのマグナムボトルの3連発。
 それぞれ、まったく違う方向を向いた味わいがなかなか面白かったけど、私は最後のシャンパンに惹かれました。
 主宰も「価格の安い方から出しました。」ということでしたが、やっぱり、私の舌は価格の高いものを嗅ぎ分けるようです。
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◎ここで、私が持ち込んだブラインドを出してみたんですが、評判はいまいちだったなあ。
 一応、私としても事前に飲んでみているのですが、当日とはかなり印象が違ったのは事実です。
 ボトル差なのかなあ? それともビオだから?

 ルロワのブルゴーニュ・アリゴテ2007でした。
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◎ここから白ワインが一気に4本。名前を書き写すだけで疲れます。ましてや覚えることなど、とてもとても、、、、
 
 ラウエンターラー バイケン リースリング・シュペートレーゼ2003
 クロスター エバーバッハ
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◎エアバッハー マルコブルン ラインガウ リースリング・カビネット2004
 クロスター エバーバッハ

 このワインが一番の好みでした。フルーティーで甘さの切れが良いんです。
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◎リューデスハイマー ベルク ロットランド リースリング・シュペートレーゼ トロッケン2005
 クロスター エバーバッハ
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◎ヴィースバーデナー ネロベルグ リースリング・カビネット2005
 エバーバッハ 
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◎赤はビンテージ違いを。私ごときではその違いはまったく感じることができず。

 アスマンズホイザー ホェレンベルク シュペートブルグンダー シュペートレーゼ・トロッケン2003
 アスマンズハイゼン
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◎アスマンズホイザー ホェレンベルク シュペートブルグンダー シュペートレーゼ・トロッケン2004
 アスマンズハイゼン
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◎こちらはシュペートブルグンダーで作られた白ワイン。
 アスマンズホイザー ホェレンベルク シュペートブルグンダー ヴァイスヘルプスト アウスレーゼ2005
 アスマンズハイゼン
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◎すごい甘口ワインです。ボトルの底にはこんなにたくさんの結晶が、、、
 でも、もしかしたら、本日の個人的なベストワインかも? ここまで突き抜けてしまわれると、もはや憧れしかありません。
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◎最後にはアイスワインも。この時点で、私の舌は麻痺してしまっていますけど、、、、
 アイスワインの経験がまったく無い身にとってみれば、主宰や伊藤さんやお隣のKさんのコメントが宇宙人の言葉に聞こえます。
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◎それにしても、ドイツのワインコルクってどれも短いんですねえ。長期保存を考えていないのかなあ?
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◎串幸さんではいつもは串の写真ばかりでどうもマンネリ化してしまっています。
 そこで、今回は最初に衣がつけられる前の材料の写真を取ってみました。
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◎そうすれば、串の外形からなにかが分かるかと、、、、
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◎マイドのことながら、この親子どんぶりで宴は終了でございます。
 でも、調子に乗っちゃって祇園まで繰り出してしまったのは単にお酒の勢いのせい。
 結果として、連夜の朝の4時まで飲み続けでございました。

 あれっ!!?? そう言えば、今晩もディープなワイン会があるんやったんやあ!!
 こりゃあ、三日連続で睡眠時間3時間になっちゃうよ~!?

 だいじょうぶかぁ!?オレ!??
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信州そば二題 at 長野 -ホテルのコンシェルジュのお勧めは-

久しぶりの長野出張。でも、涼しい高原地方ではなく長野市内です。
この長野市は京都と同じで盆地ですから、信州のイメージよりは暑いのが難点ですね。

前日(正確には今日の朝4時まで)は取引先の社長や幹部連中と旧交を温めて楽しんだのですが、さすがに今日の午前中はグロッキー気味。
なんとか仕事をこなして午後には長野駅に戻ることができました。

このまま京都へ帰るのが正当な流れなのですが、ここは長野。そば好きの血が騒ぎます。
特に、前回のそばがあまりにもひどいものだったので、何とかここでリベンジしたいしなあ。

実は、宿泊した長野メトロポリタンホテルのコンシェルのおにいちゃんに駅近くの蕎麦屋の情報をもらっていたので、自然と脚はそっちへ向かいます。
長野駅善光寺口真正面にある”そば亭 油や”です。

ビルの一階にあるその店はきれいで新しくて立派。正直に言って立派過ぎてますね。
私のイメージのそば屋は古くて周りの雰囲気に溶け込んでいて自己主張がゼロなのが良いんだけどなあ。

まあ、でも、コンシェル君のお勧めでもあるわけですから、ここで挑戦しないわけにはいきません。
その印象は、、、

◎観光地のそば屋という雰囲気が私を躊躇させますが、、、
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◎ナント!! 壁には国際的な指揮者、小澤征爾の色紙が、、、
 これは期待度120%です!!←こういう流れは決して良い結果に終わらないんだけどなあ、、、
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◎まずはビールで今日の仕事にご苦労様。←エッ!? もう終わりなん?? まだ昼過ぎやで??
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◎やってきました私の”戸隠おろしそば天丼セット”1300円なり。
 やっぱり、信州といえば辛味大根がデフォですわな。
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◎すごいボリュームで大迫力なんですが、、、大根が辛くないなあ。この前の敦賀と同じやね。
 今年の大根は辛さを忘れたんやろか?
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◎肝心のそばなんですが、、、どうもピンと来ませんなあ。出汁の味がかなり濃いからかなあ?
 歯ごたえもあるんですが、どうも上手く啜れません。そばなのに縮れているんですよ。
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◎天丼の海老は良い味かげん。海老に関しては前回のトラウマを克服できました。
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◎箸休めの野沢菜を齧りながら、、、どうも消化不良だなあ。
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満腹になったお腹をなでながら店を出たのですが、どうも気に入りません。
私の期待するそばではなかったからなんですよ。

そこで、再度駅横のメトロポリタンホテルに立ち寄って、別の店の情報を聞いてみることに。
すると、コンシェル君と違う女性スタッフが、
「お隣の長野プラザホテルにもおそば屋さんがありますけど??」

よ~し、こうなったらもう一軒、お腹が張り裂けても行くでえ!!
・・・・1分で到着です。”信州戸隠 そば味処 ぼっち
ここはどうやろか?

◎ホテルの地下にあるお店のようですね。
 おおっ! 満足そうな顔をしたおっちゃんが出てきたがな。
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◎階段にはこんな張り紙が、、、メニューは決定ですね。
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◎周りの客の様子を観察してみると、かなりの時間待たされているみたいです。
 これはこれで期待度を高めてくれる要素ではありますね。

 手持ち無沙汰なので、、、天山戸隠のそば湯割を、、、ウン!美味いわ。
 特に、つきだしのヤマゴボウのきんぴらが秀逸。
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◎おおっ!! 店名どおりのぼっち盛り。戸隠してますなあ。
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◎そばはホントにきれい。締め具合もちょうど良い加減。
 啜れるそばですわ。
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◎そば湯をいただいて大満足。これで京都に帰れます。
 でも、う~、立ち上がるのも苦しいなあ。

 あっ!!そうや!! 今晩は串幸さんで定例のワイン会やったんや!!
 このお腹、、、どないしょう!!??
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蕎麦切 そばの實 -古民家で味わう細切りそば-

ほのぼの屋を出発した私は一路丹後半島へ。

走り慣れた丹後縦貫林道をグルリと一周して国道27号線から亀岡経由で京都に帰るはずだったのですが、さすがに連休。
車の多さに嫌気がさして再度小浜方面へ進路変更。国道162号線で美山経由の帰宅ルートを選択しました。
まあ、これが正解でしょうね。

最近では、県道クラスの道路にもなかなか立派な道の駅があって、なかには入浴施設まで完備しているところもあるほどですが、残念ながら国道162号線上には無し。
その代わりに交通量も少なくて高速ワインディングツーリングが楽しめます。

そして、美山に差し掛かったとき、調子よく走っている私の目に飛び込んできたのが何本もの「手打ちそば」のノボリ。
どうやらそば屋さんがあるようです。

元来の麺類好きの私にとって、この誘惑を振り払ってまでして京都に急ぐ理由も無し。
このチャンスを逃しては末代までの恥。その”蕎麦切 そばの實”に突入です。

ヘルメットを脱いでその古民家風の(実際に立派な古民家だった)お店に入ってみると、薄暗くて天井が高いしつらえがなかなかのものです。
でも、お店自体は最近開店したんでしょうね。テーブルなんかはまだ新しいもの。

ちょっとビックリしたのが、お店の女性から「あの、、ご予約の方でしょうか?」と聞かれたこと。
予約せんとアカンような店やったん!?私以外には客はおらへんけど??

その女性が言うには、”完全予約制”で”一日30食限定”で”土日のみ営業”なんだそうです。
「じゃあ、ダメですか?」
「いえっ、どうぞ。」
ナンジャイそれは? そもそも、完全予約制なんやったら、あんなにたくさんのノボリを道端に立てて客を呼び込むようなことをするなよ。

ちょっとイラッとしながらも席に腰を落ち着け、メニューを眺めていると、
「うちは冷たいそばしかないんです。」「そば粉は*****」「鰹節は@@@@」
う~ん、講釈が多い!!

そんな中で私が選んだのは”天せいろそば”
待つ間も涼しい風が開け放たれた縁側から入り込んできてホッコリできます。

さてさて、しばらくして運ばれてきたおそばは、、、、それがねえ、、、

◎すごく立派な建物です。いまは銅葺き屋根になっていますが、その昔は萱葺きだったんでしょうねえ。
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◎私の”天せいろそば”登場。2000円なり。
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◎そばのビジュアルはグッド。かなりの細切りで期待度は急上昇!!
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◎ただ、締め方が甘い。もっと急冷してギュッと締めなきゃあ。おそばがダラッとしてるがな。
 それと、お箸がダメ。こんなに先が太い普通の割り箸じゃあ細いおそばをうまく挟めないじゃない。
 味としては、まあ今の時期のそばとしてはこんなものかなあ?特段、何も言うことなし。
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◎そばよりももっとダメなのがこの海老天。しっかりと揚がっていない。
 海老の周りの天麩羅粉がまだベチャベチャしてるじゃない!!
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◎唯一救われたのが、この黒豆と蕗の焚物の箸休め。
 でも、これだけじゃあ、、納得はできませんよねえ。
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◎そば湯が来ました、、が、、、
「うちのそば湯はわざわざそば粉を溶いたものですからそのままお飲みください。」
そんなアホな!!!ナンの為のそば湯なん!?それやったら、わざわざそばなんか打たずに、そば粉をお湯に溶いただけのものを出してきたらエエやんけ!!
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◎ちょっと意外だったのは、食後のこんなデザートが出てきたこと。
 この笹もちですが、ホカホカと温かく、甘いものが好きな人にはインパクトが強いんでしょうねえ。←残念ながら私は甘いものには手が出ないんで、、、
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◎不完全燃焼どころか、最初から最後まで火が着かずに退散しました。
 でも、きっとあの日のボクは運がなかったんだ。たまたま店主の調子も悪かったんだ。
 次回はきっと、、、←次回は無いと思います!!
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ご注意

この文章はあくまでもフィクションであり、実際の映像、実態とはかけ離れていることをここに申し上げておきます。
私もこのブログが炎上するのは恐いですから、最初から謝っておきます。ごめんなさい。チャンチャン!

ぷちふれんち ほのぼの屋 -あの志摩観光ホテル ラ・メールの味が舞鶴に-

食後の運動を敦賀→舞鶴間のワインディングロードでこなしたあと、汗だくになって目的地に到着。
でも、新しく買ったメッシュのライダーズジャケットは最高の出来具合で、信号で停止しているとき以外はスースーと風が通ってまったく暑さを感じません。
汗をかけばかくほど、その気化熱で身体は冷えると言う感じですね。

さて、到着したところは”プチフレンチ ほのぼの屋” 舞鶴の社会福祉法人が経営母体となっている本格フレンチレストランです。
このレストランの発足までにはいろいろな苦労があったと聞いていますが、私が思う成功のキーワードは一流のシェフを招聘したことではないでしょうか?

その人の名は”糸井和夫” 京都市内で”ミレイユ”という小さなフレンチレストランを開いていた人です。
皆さんの中にも「ああ、あの店ね。」と思い出す人もいるんじゃあないでしょうか?

その糸井シェフは、元々は”あの”志摩観光ホテルのメインダイニング”ラ・メール”で当時の超有名な高橋シェフの下で副料理長を勤めていたことも思い出しましたか?
私は二度ほど志摩観へ行き、ラ・メールで高橋シェフの「海の幸フランス料理」をいただいたことがありますが、京都のミレイユでもまったく変わらない感動を糸井さんによってもらうことができました。

そんな糸井さんと十数年ぶりの再会です。
イタリアのレッジョ・エミリアで一緒に行った、パルミジャーノの生産現場、プロシュートの加工場、バルサミコのアチェタイヤ、、、懐かしい思い出がよみがえります。

さあ、そんな糸井さんの腕前、、、堪能させていただきましょう。

◎この暑さの中を朝から走り続けると結構疲れます。ああ、やっと到着や。
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◎舞鶴湾を望む小高い丘の上にあるほのぼの屋。エントランスは山側から。
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◎海側にはこんなに大きなガラス窓のレストランがあり、、、
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◎そこから見える舞鶴湾はこんなに綺麗。
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◎目の前を通り過ぎるタンカーを眺めながら冷えたビールをグビッとな。堪りませんなあ。
 それにしても、このロケーションの良さは普通じゃあありません。舞鶴市もかなり力を入れてバックアップしているんでしょうね。
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◎そうこうするうちにお待ちかねのディナーがスタート。
 まずはこんな光り輝くお皿から、、、
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◎雲丹とトマトのジュレのアミューズ
 最初からガッツ~ン!!と殴られたみたいな美味しさ。新鮮な生雲丹と酸味の強いトマトの融合。
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◎堪らなくなって「シャンパンをお願い~!!」
 ウィリアム・ドゥーツの1999、ロゼです。ロゼっぽい甘さは抑えられ、シャープな酸が口元を引き締めます。
 ちなみに、今回の6本のワインは全て私が持ち込みました。
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◎野菜のサラダ、バスサミコドレッシング
 自家農園があるそうで、そこからの朝取れの新鮮野菜がゴロゴロと。野菜ってこんなに甘かったんですかあ!?
 私が作ったバルサミコでドレッシングを作ってもらったんですが、やはりプロの腕前で使われるとバルサミコが何倍にも美味しく感じます。
 案外、これも野菜のパワーなのかもしれないなあ。
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◎糸井さんから「前の海で釣れた鯵やけど、、、」とこんなお皿も。
 骨まで食べれるくらいパリパリで、お酢が効いています。
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◎ここで白ワインを抜いてもらいます。
 オリヴィエ・ルフレーブのシャサーニュ・モンラッシェ1995 すでにこんな色。
 樽とクリームの融合。それでいて、あくまでも清楚。
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◎ふと外を見れば、舞鶴湾に沈んでいく夕日がこんなにきれい。
 なんと言う情景でしょうか!!ロマンチックな気分にもなりますわ。
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◎伊勢海老のビィスク
 ラ・メールでもミレイユでも定番だった糸井さんのスペシャルテ。
 一目見た瞬間に、再会の感激とその香りのよさに思わず声を上げてしまいました。
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◎う~ん、たまらんなあ!!
 このスプーンの上に岩礁に打ちつける荒波と海風の臭いが乗っているんです。
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◎そして、この海老の身には海そのものの豊饒が、、、
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◎次のお皿は、、、なんじゃこりゃあ?
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◎丸い蓋を取れば、あわびのバターソテー
 ラ・メールと違うところは大倉陶園のお皿じゃあないことだけ。
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◎大きなあわびの食感、かみ締めるとじんわりと湧き出してくる甘く塩気の濃さ。
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◎肝の苦さがアルコールを呼びますね。
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◎ここで最初の赤を。
 ブシャールのヴォルネイ フレミエ クロ・ド・ラ・ルジェット1989
 フフフッ、思ったとおり糸井さんのお皿には古酒がピッタシカンカンやな。
 柔らかい酸と干した果実の甘さが繊細な料理の味を引き立てます。
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◎牛肉のグリル、きのこのソース
 ビジュアルがエエですねえ。こういう分厚いお肉が好きです。
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◎赤身のしっかりと身の詰まったお肉です。これまたかみ締める喜びが沸いてきます。
 焼きかげんもばっちし!
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◎このお皿にはボルドーでしょう。
 シャトー ラ・コンセイアント1980
 まだまだ甘い葡萄が生きています。それでいて熟成した落ち着きはもう立派に飲み頃を迎えています。
 われながら良いワインを選んだもんですわ。←自我自賛
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◎糸井さんがニヤリとしながら持ってきたのが、、、このカレー。
 うひゃあ~!! 懐かしいなあ!!
 これまた糸井さんのスペシャルテの”海の幸ゴロゴロカレー”ではないですか!!
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◎海老やホタテやあわびが、それこそゴロゴロと入っています。
 一口サイズのポーションですが、これを10杯くらいお替りしたいです!!
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◎こうなったら、こっちもこのワインを。
 シャトー・ド・ボーカステル1992
 私は、普段にはカレーにはワインを合わせることはないのですが、糸井さんの欧風カレーならこれが良いはず。
 スパイスの刺激を受け止めれるだけのパワーとそれを包み込むだけの包容力がローヌにはありますね。
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◎糸井さんの攻撃はこれで終わらず、こんなチーズプレートが襲来。
 これも手持ちのワインたちで迎え撃ちましょう。
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◎これなんだったっけ?チーズの味がするけどチーズじゃあない。
 糸井さんが教えてくれたんだけど、、、豆腐やったかなあ?←アルチューハイマー
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◎最後は桃とソルベット
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◎甘口として持ち込んだのはドメーヌ・ボマールのコトー・ド・レイヨン キュベ・ル・パオン1990
 熟成が進んだこの安定感。良い締め方ができました。
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◎無理を言ってコーヒーにはベルタを。
 こうなったら、今夜はなかなか終わりまへんでえ!?
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◎このレストランの優れているところは宿泊施設を併設していることなんです。
 その名前は”オーベルジュ・ド・ボノ
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◎二階建ての一軒家を改造して、一階と二階にそれぞれ一室だけと言う贅沢な部屋があります。
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◎その一階に小さな食堂があり、そこで朝食を食べることができます。
 朝から糸井さんがオムレツを作ってくれると言う贅沢を味わえます。

 二日酔いでガンガンする頭も、こんな美味しい朝食のおかげでアッという間に直ってしまうから不思議です。
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追記

自宅に帰ってから色々考えてみたのですが、田舎にある一軒家のレストランって、ある意味で料理人の理想形じゃあないんでしょうか?
もちろん、都会の真ん中にあれば、お客も多いし、仕入れも楽だし、何かと便利ですよね。

でも、今回、特に強く感じたことは「料理って、お皿の上だけの物じゃあない。」と言うことなんです。
海に沈む夕日を眺めながら食べる魚介の味はずっと濃いし、周りの緑あふれる畑を見た後で食べる野菜の甘さは違うんです。

こんなことを言うと糸井さんは怒るかもわからないけれど、今回のお皿は以前にミレイユで食べたお皿よりもどれもがずっと美味しかった。
そして、泊まることを前提にすればどんな飲み物も好きなだけ飲むこともできるのです。←アルチューハイマーは大喜び

これは料理人の理想形だけではなくて、我々食べる側にとっても理想形と言うことですね。
次回は秋になると思いますが、またドカを飛ばして羽根を伸ばしに来ますからね。ああ、今からその時が待ち遠しいわ。


千束(ちぐさ)そば 敦賀 -辛味大根の越前そば-

祇園祭のハイライト、山鉾巡行が行われる日曜日を控えたこの週末。私自身は観光客でごったがえす京都から脱出することを決意。
でも、、、さてさてどこへ行こうか?

そんなときに思い出したのが、舞鶴にあるフレンチレストランです。
そこでディナーを堪能することを主目的に旅の計画を練ってみましょう。

でも、私のドカでまっすぐ走れば舞鶴なんか2時間もかかりません。
それなら、いったん敦賀まで北上して越前そばを攻略し、三方五湖やレインボーラインでドカとの会話を楽しみながら腹ごなしをすることで大筋が決まりました。

京都から敦賀までは走り慣れた8号線で。朝の9時過ぎに自宅を出発し、昼前には敦賀駅に到着です。
そして、そこからものの数分で千束そばへ。

注文したのは、もちろん越前おろしそば。田舎そばを辛味大根で楽しみました。

◎8号線にある道の駅でこんなドリンクを発見。今夜は飲む気満々なので予防のために”うこん”を飲むことにしたのですが、、、
 こんなに不味い飲み物はめったにありませんな。お金をもらっても、もう遠慮しますわ。
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◎千束そばは住宅街の中にあります。でも、この店の正面にはド派手な田舎のキャバレーのような店がありますけど、、、
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◎店内に入った私を迎えてくれたのは電動石臼。自家製粉なんですね。さすがです。
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◎福井産そば粉の十割そばがあるということなので即決でございます。
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◎かなり古い雰囲気の店内にはこんな看板も。”おもてなし膳”と言う言葉には興味があったのですが、お腹がいっぱいになったらバイクを倒すのが苦しくなるので断念。
 また次回にね。
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◎注文したおそばがやってきました。
 アレッ!? ぶっかけじゃあないのね。それとも注文時に指定すべきだったのかなあ?
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◎太さが不揃いなのは田舎そばの証。むしろ十割そばとしては思ったよりも繋がっていて啜れる長さです。
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◎つけ出汁にはすでに辛味大根がたっぷり入っています。ここに好みで葱や鰹節を入れましょう。
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◎大きな音を立ててズルズルとそばを啜れば、そこは悦楽の境地。「美味しい」と言うよりは「気持ちよい」ですね。
 噛み締めれば、ザラッとした荒いそば粉の食感がエエんですわ。
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◎そば湯をもらって「ああ、美味しかった。」
 辛味大根があんまり辛くなかったのがちょっと不満やったけど、この田舎っぽい雰囲気、、、好きです。
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ちゃぶ屋とんこつらぁ麺 CHABUTON 京都ヨドバシ店

私の不注意から緊急にPCパーツが必要になったので京都駅前のヨドバシカメラ京都店へ。
ネットで買えばずっと安いことが分かっているのに、、、ああ辛いですわ。←私は決してケチではない!!でも、いくら10円でも無用なお金は出したくない気持ちは、、、分かりますよね?

まあ、何とか欲しかった物はゲットできたので良しとしましょう。でも、周りを見回してみて感じたことは、店の巨大さ、品揃えの多さに比べて客数が少なすぎないかなあ??
東京のビックカメラやヨドバシカメラはホントに混んでいるんだけどなあ、、、京都の購買力ってこんなものなんだろうなあ。
所詮は、東京や大阪の10分の1も無いんでしょうね。

でも、このビルの地下には生鮮食料も売っている高級チックなスーパーマーケットもあるし、上層階にはフードコートも。
時間もあることだし、ちょっと探検してみましょう。

数あるお店の中には「京都初お目見え」も多くあり、そういう点ではいくつも試してみたい気持ちが強かったレストラン街ですが、その中から私が選んだのがラーメンです。
やっぱり麺好きとしてはハズせないんですよ。

テレビのラーメン番組で優勝したと言う経歴のある店主のお店だそうですが、東京ではかなりの有名店だとか。
さてさて、そんな味に私の舌はどんな反応をするんだろ? さっそく検証開始です。

◎券売機でチケットを購入するスタイルです。ゆっくりメニューと相談できないのは、初体験としてはハードルが高いですね。
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◎私が選んだのは、こんな冷え冷えのビールと、、、
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◎このメニューの”チャーシューざるつけ麺”1050円なり。このテーブルにおいてあるメニューって役に立たないんじゃあ??
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◎この店の店主は、香港のミシュランガイドで★をもらったそうですね。
 ラーメンで★なんて、、、それなら大阪のお好み焼きはどうやねん!?
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◎こんな”フライドエシャロット”なるものが置かれていました。
 日本語で言えば”揚げネギ”やね。舐めてみたけど無味無臭やなあ。これって、香辛料になるんやろか?
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◎やってきました、私のつけ麺。パッと見た第一印象はなかなかよろしいな。
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◎この2枚のチャーシューが300円分かあ。たしかに醤油の味付けも上品に仕上がっているし美味しいんだけど、、、ちょっと高くない?
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◎つけ出汁にはモヤシがたっぷり。現在の京都で幅を利かせている魚介系とはぜんぜん方向が違う正統派のとんこつ醤油味です。
 ニンニクもそれほど強くないし、、、女性を意識した味付けなのかな?
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◎麺はストレートな平打ち麺。冷水で締めてあるからか芯の硬さが結構強いです。
 でも、それ以外はあんまり特徴がないような、、、まあ、中華麺ってこんなもんでしょう。

 全体的なインパクトが強くないからか、食べ終わってお店を出たらどんな味だったか思い出せない自分がいました。
 食べている時には何の不満もなかったんだから満足しているはずなんですけどねえ。
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◎スープのわり出汁はこんなに真っ白。薄い魚の香りがしましたけど、この白さはどこから来たんだろ?
 
 実は、一番覚えていることは、店員のおねえちゃんのアンドロイドの機械音のような受け答え。
 マクドのおねえちゃんよりももっとマニュアルの棒読みですごかったなあ。
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再掲

ここで九ちゃん情報です。
7月18日のNHK総合放送で”上を向いて歩こう~日本人の心の歌・その真実”と言う番組が22:00から放送される予定です。
この歌を作った”中村八大””永六輔””坂本九”の六八九トリオの繋がりを軸にその完成までの秘話が明かされるはずです。
私としては、あまり仲がよくなかったと言われる”永六輔”と”坂本九”の本当の関係を知ることができればうれしいんですけど、、
NHKがそこまで踏み込むだろうか? いずれにせよ必見の番組です。皆さん、お忘れなく!!

ワインバー ワイン・グロッサリー -日独伊三国同盟締結か?-

夏の暑い夜。寝苦しかったので暑気払いのつもりで新町六角へ。久しぶりのワインバー訪問です。

いちおう前もって電話しておいたので席は確保できていましたが、一階のカウンターはほぼ満席。
二階へも客足が途絶えることは無く、なかなかの繁盛振り。みんな、、、他に行く所が無いんかいな??←オマエはどうやねん!?

まあ、このバーでの私は日ごろの私とは違ってすごく傲慢に振舞うことにしています。
しゃべる言葉は「いつものように。」「ああ、そう、、、」くらいのもの。

この夜もそんな態度で終始しようと思っていたのですが、、、、みんなは忙しくてそんな私はほったらかし。
とうとうたまらず「あの~、ちょっとお願いして良いですか?」「すみません、おにいさん、、、」
ああ、、、いつもの卑屈な自分に戻ってしまいました。

そんなこんなである程度お店が落ち着いてから、岡田ソムリエ様が指し示されたのは、、、ナント!!イタリアン!!
ビィオンディ・サンティのブルネッロ・モンタルチーノ1979ではないですか?

これにはちょっとビックリ。まさかこの場でイタリア古酒とは、、、
そして、それにあわせるために福村シェフがドン!!と目の前に置いたお皿にはシュークルート。

おおっ!! これぞまさしく昔懐かしい三国同盟ではないですか!?
先の大戦で連合国軍に撃破されたとはいえ、あの枢軸同盟がこの夜に復活するなんて、、、、

個人的には疑問符のつく第一印象だったのですが、この組み合わせは絶妙ですね。
豚とキャベツの塩気を優しく包み込むサンジョベ古酒のおおらかさ。

この二人のコンビネーションの良さには、いつものことながら脱帽でございました。

◎いつもの小道で、、、田辺靖男と梓みちよのデュエットが聞こえてきそうですな。
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◎お決まりの泡はヴィルマール。
 黒系葡萄の重厚感と言うよりは果実味の豊富さが印象に残ります。こんな暑い日の最初の一杯としてはもっと軽やかな方がとっつきやすいですけど、、、
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◎アミューズはこんな和風居酒屋系。ここに日本が現れているのです。
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◎赤ワインの用意が遅れているので(岡田ソムリエの怠慢のせいではなくてお客が多いから)時間稼ぎのために白ワインを所望。
 ヴァインバックのシルバネールを、、、 スタートがこれの方が良かったくらいの軽やかな花。
 石田三成が木下藤吉郎に出したお茶も、最初は冷やして薄く最後は熱くして濃く、、、その心遣いが良く分かりますわ。
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◎そして、この時期の福村クンのスペシャルテ”鮎のコンフィ”登場。
 我が家でも時々トライするのですが、直ぐにおなかが裂けちゃってみっともない姿になるのですが、、、
 鮎ってほんとに白ワインに合いますねえ。
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◎ようやく目の前に帰ってきてくれた岡田クンが手にしているのは、、、あれっ!?それって、、、
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◎ラベルもきわめて綺麗なボトルです。岡田クンの抜栓も無事に終わりめでたし、めでたし。
 でも、これってリコルクなんじゃあないのかな?
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◎グラスを通して見てみれば、酒質はあくまでもクリアで美しい。
 喉を通るものも、いわゆる球体の液体そのもの。どこにも引っかからずあくまでもスムーズ。
 やっぱり、ワインはこうでなくっちゃあねえ。
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◎福村シェフのシュークルートは味付けもおとなしく、少しの塩気を感じるのみ。
 フフフッ、、、つい笑っちゃうくらいのワインとの相性のよさでございます。
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アルツ・エピカ 2005 -上を向いて歩こうDVDスペシャル・コレクション 発売開始です-

震災後、あちこちから良く聞こえてくる”上を向いて歩こう”のメロディですが、みんなはやっぱりこの歌が好きなんですねえ。
辛い境遇にあるときに、周りのみんなと一緒に口ずさんで励ましあえるこの歌は本当の名曲だと思います。

でも、実は震災には関係なく、今年はこの歌ができてちょうど50年目。この歌を歌った坂本九ちゃんの生誕70周年という記念すべき年でもあるのです。

もっと細かな話をすれば、この歌が初めて歌われたのは1961年7月21日。中村八大リサイタルでのことで、NHKの”夢で会いましょう”で歌われたのはそのまた1ケ月あとのことなのです。
まあ、そのことを記念したんでしょうか、今月の2日に”上を向いて歩こうDVDスペシャル・コレクション”が発売されました。

内容はデジタルリマスターされた”上を向いて歩こう”と”ひとりぼっちの二人だが”のDVDビデオと中村八大が日活のために作った映画用のインストゥルメンタルのCDと言う構成です。

何故九ちゃんが日活の映画に主演したのかを考えてみると、やっぱり当時の九ちゃんの人気を利用して若手俳優を売り出したいと言う日活側の意向が強かったからでしょうね。
正直にこれらの映画を見た感想を言いますと、映画の本当の主役は浜田光夫、吉永小百合、高橋秀樹などの日活のプロ俳優たちで、演技だけでは九ちゃんの当時の俳優としての実力では主役を演じるのにはかなりの無理を感じます。

九ちゃんが映画で主役を演じることができるようになるのはその二年後”万事お金”くらいからではないでしょうか?

それはさておき、この映画を見ていると、私自身の小さなころの生活の記憶がまざまざとよみがえってきて懐かしいやら、うれしいやら。
楽しかったあの昭和の戦後初期。夕方まで泥んこになって遊び、晩御飯をみんなで食べながら見たテレビの歌謡番組。

ああ、私の人生の中で一番楽しい時期が10歳までだっただなんて、、、それからあとの50年間はその惰性で生きてきただけだなんて、、、
よく考えてみれば、悲しい人生ではありますねえ。でも、いまさら変える事もできないのでこのまま終わりまで行きますけどね。

ここで九ちゃん情報です。
7月18日のNHK総合放送で”上を向いて歩こう~日本人の心の歌・その真実”と言う番組が22:00から放送される予定です。
この歌を作った”中村八大””永六輔””坂本九”の六八九トリオの繋がりを軸にその完成までの秘話が明かされるはずです。
私としては、あまり仲がよくなかったと言われる”永六輔”と”坂本九”の本当の関係を知ることができればうれしいんですけど、、
NHKがそこまで踏み込むだろうか? いずれにせよ必見の番組です。皆さん、お忘れなく!!


◎このパッケージを見つけたら即購入しましょうね。
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◎この顔を眺めれば、、、みんな若いですねえ。
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◎構成はこの3枚。
 ”上を向いて歩こう”では開始早々からのドライブ感のあるテンポの速い演出が斬新です。
 九ちゃんと吉永小百合の絡みがある”ひとりぼっちの二人だが”はその全編を通して流れる物悲しさが好きな映画です。
 当時の浅草の風情が満載で東京の下町の空気を思い切り感じることができますよ。
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懲りもせずにまだまだスペインです。でも、今日のワインはちょっと”わけあり”なんですよ。

それと言うのも、ちょうど2年前の今日のブログで同じワインを飲んでいるんですよ。
別に狙ったわけではないのですが、ちょっと過去記事を確認していて発見したと言うしだい。偶然とはいえこれは奇遇ですなあ。

この2年間で、私がこのワインに感じる印象がどう変わったのか?過去記事をあえて読まずに飲んでみました。

色は、ちょっと不健康な静脈血。退色は見えないのですが、色素が黒くなってきているのか濁りが強く見えます。
ドリップは重くないのですが、グラスのふちはかなり汚れますね。

香りは、甘さに、お漬物っぽい酸っぱさが乗っかった重厚さ。熟成したテンプラニーリョの香りですね。
干し葡萄と奈良漬が出たり入ったり。そこに干し藁の退廃的な倦怠感が加わります。
ああ、好きだなあ。このまま飲まないでずっと鼻をクンクンさせていても良いくらい。

それでも飲んでみると、まだまだタンニンが健在、、、と言うよりはその主張が強すぎ。酸とのバランスが良くなるのはあと数年はかかるのかなあ?
ただ、何故かこの時期に我が家で多い煮込み系のお皿には良い組み合わせとなりました。

ここで過去記事を読み返してみて、当時との印象の変化にある意味で納得しました。まだ数本ストックがあるので、また2年後、4年後に飲み比べをしてみるのも面白いかも分かりませんね。←そこまで私自身が生きているのかどうかは分からないけれど、、、(C)

生産者-デ・バルドス 
生産国-スペイン
購入店-ワイナリー・和泉屋
購入価格-3960円

◎お皿の中身はトスカーナ風トリッパと豆のトマト煮込み。この時期にこれですかあ、、、
 でも、このワインにはこれくらいの味の強さがちょうど良いかな?
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山元麺蔵 -夏の定番 ざるうどん-

実はまだ7月の初旬だと言うのに入道雲と夕方の雷。梅雨明け宣言もされて夏本番です。

私自身はエアコンが嫌いなので(身体のあちこちの古傷が疼くんです)汗がドボドボ顎から滴り落ちても我慢するのですが、私以外の家人はそうはいきません。
「なんでエアコン、つけへんのん!?」そう言われて私は家から追い出されるわけです。

仕方が無いから昼飯でもどこかで食べようと、日曜日の昼過ぎにご近所を彷徨。
たまたま山元麺蔵の前を通りかかってみれば、アレッ?珍しいなあ。店前の行列が無いがな。

さすがにこの炎天下、皆さんは行列を作ってまでの我慢はできないと見えますな。
これは良いタイミングだわい。

店内で待っているグループはいたのですが、こちらは独りの気軽な立場。お先にカウンター席に座らせてもらえました。
そして第一声は「ビールをお願い!」

麺蔵君にも「出るのは冷たいうどんばっかりですわ。」と言われたのですが、実は私も狙いは同じです。
今回はあっさりとした”山芋とろろのざる”でいってみましょう。

うどんは一時期の太さ一辺倒を脱して少し細身にはなったものの噛み締め具合は変化無くムッチリ系のまま。
芯にある塩気も充分でのど越しも気持ちが良いです。

うどん自体にはまったく満足でございました、、、が、、、
なんだか、、、麺蔵君の表情が快晴じゃあなかったのが気になるなあ。なにか、また考え過ぎのようなことが心の中で起こっているんじゃあないだろうか?
私のとりこし苦労なら良いのですが、、、、

◎とりあえずのビールは絶対必要です。だって湯で置きじゃあないもので、うどんは直ぐには出てこないんですから。
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◎どうしても、眼はこの冷たいうどんのページに集中しちゃいますねえ。でも、実は、左隣のおじさんは”赤い麺蔵スペシャル”を食べていたんです。
 汗ぐっしょりになりながら、、、あこがれるけど、、、俺には無理やわ。
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◎麺蔵君からの差し入れ。牛脂と葱の炒め物です。ここでビールをもう一本。
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◎やっとこさ、私のうどんが登場。ビジュアルはかなり地味ですな。
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◎うどんのでき具合は落ち着きましたね。このままずっと安定飛行を続けていただきたいですなあ。
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◎山芋には特別なことはないですけど、暑さ対策に精をつけて身体もシャキンとしましょう。
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◎つけ出汁は鰹主体の柔らかい味わい。うどんへの絡み具合も良いですなあ。
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◎私自身はお世話になったことはないのですが、薬味も色々そろっています。
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◎手を止めることは無く、麺蔵君の視線は常に客席に。
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◎今日もご馳走様。これ以上のレベルアップをするには何をしたらエエんやろ?
 たとえば、メニューを増やすには、、、店の規模かなあ??
 味が落ちたら話にならんからなあ、、、難しいねえ。
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アブラ NO.5 2006 -これからは、私も一緒に指タッチ-

周りいにいる友人たちが次々と携帯をスマートフォンに機種チェンジをしていく中で、どうもその流れに乗れない私なんですが、最近では飲み会の席でも「あのアプリがさあ。」とか「ポッドキャストは便利だよねえ。」とか言う話題ばっかりで話の輪の中に入っていけません。

ちょっとまずいなあ。
まあ、私が言う”まずい”ということは、話に入っていけないことではなくて、そんな状態で飲む酒がまずいと言うことなんですけどね。

そんなことを考えながら日々を過ごしていたわけですが、この7月に台湾のPCメーカーのエイサーが”ICONIA TAB”と言うタブレットを発売したことを聞きつけ、勉強用に買ってみました。

最近流行のスレート型というのか、キーボードの無い画面だけの薄っぺらい板なんですが、これが思ったよりも持ちにくい。
画面タッチで動かすのですが、結構強く押さなくてはなりません。その指先を少し舐めて濡らすと感度は向上します←老人は乾燥肌ですからねえ。
ただし、そのために画面は指紋だらけに、、、

実際の使用感は悪くは無いのですが、実用的なソフト(アプリ)はいちいちマーケットで買い足さなくてはいけないし、ファンクションキーなどのコマンドキーが無いので入力がかえってややこしい。

一番面食らっているのはファイル管理で、これがまともにできない。
どうやら、このICONIA TABでは本体メモリーにSDカードを内蔵しているようで、外付けのマイクロSDと一部のアプリでは混同してしまっているようです。

う~ん、新製品に手を出した報いをヒシヒシと感じている毎日なんですが、これをやらなければ美味しいお酒を飲めないのであれば、、、、
やらないわけには行きません。

幸い、周りには「どうせお前では使いこなせないだろう。もし要らなくなったら、直ぐに引き取ってやるからな。」と言ってくれる優しい(?)連中がワンサカといるので、処分自体に不安が無いのが良い点ではありますがね。←そんなヤツに渡すくらいならカメタロウの池に放り込んでやる!!

◎10.1インチの液晶画面はすごく精細です。
 画面の上で指を滑らす動作は「時代の先端にいるぞ~!」と言う気持ちがして好き。
 画面自体は指紋でベタベタやけど。←天下一品のラーメンを食べた後での使用は”絶対に”控えましょう。
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◎ネット閲覧はおてのもの。スマートフォンよりは格段に読みやすいですね。
 これからは、周りのやつらに負けずに、カバンからこいつを取り出して「ほら、老眼鏡なんか要らんでえ。」と自慢してやろ。
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◎縦画面はこんな。普段使いはこっちかなあ?持ち易いし。
 試しににしのクンのブログを閲覧。彼の顔もはっきり見えるけど、、、
 実際に会った君は、、、アンタにアルマーニは似合わんやろな。
 どれどれ、、、おおっ!俺の名前が載ってるがな!!
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この梅雨明けの真夏日だと言うのにまだまだ続くスペイン修行。これって拷問???

今日のワインもスペインですが、場所はエクストレマドゥーラと言うポルトガルとの国境地帯。
葡萄品種はテンプラニーリョが70%、カベルネソーヴィニヨンが25%、プティヴェルドーが5%。しかも、フレンチオークで12ヶ月熟成と言うモダンスペインの典型的なスタイルを追求しているようです。

さらには、ボトルは真っ黒。エチケットはシンプルなモノトーン。ほんとにカッコマンなワインですわ。
これで中身が酷かったら、、、ある意味ですごいことなんですけどねえ。

色は、少し茶色のニュアンスも感じられる濃いルビー。ドリップもゆっくりと落ちていきますから濃度も高そうですが、なにかエレガントに感じます。
皮の色素が出ているようにも見えないので、抽出はそれほど強くないのでしょう。

香りは、少し鼻に刺さるようなツーンとした生姜、焦げた茄子、湿った木屑。少し甘ったるく感じるところがテンプラの特徴でしょうか?
テンプラとカベルネのマッチングってなかなか奥が深そうです。

飲んでみると、強面の外観からは想像しにくいほどのやわらかい飲み口。5年経って丸くなってきたんでしょうか?
でも、アルコールが15%と言うことでお腹の中でポッと火が着くこの強さ。このワインも一人では飲みきれませんわ。

面白いのは酸が前に出てくるところで、タンニンと少し喧嘩するところがメーカーの狙いとするところなんでしょうか?
それとも、もう数年待てば、もう一段の高みに上がるのでしょうかねえ?(C)

生産者-ボデガス アブラ 
生産国-スペイン
購入店-ワイナリー・和泉屋
購入価格-5580円

◎スペインのド定番の「黒vs白」ますます暑苦しいですな。
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バー・K6 -復習、反省 そして リセット-

血液型がAB型だからか、そうでないのか、、、執着心が異様に強いと人に言われます。
または「納豆が糸を引いたような性格」とも、、、

串幸さんでの試飲会が終わったあとも、頭の中には混乱の原因のモレ・サン・ドニの余韻が残ったまま。
これは、ちょっと冷静になって今晩の締めをやらないことには眠れないことになりそうだわい。

ということで、自分の世界に篭ることができるバーへでも行ってみましょう。
そこでクールダウンしよう。

今は無きホテル藤田の直ぐ横にあるバー・K6はそんなときにはうってつけ。
カウンターの止まり木に腰を落ち着けビールをまず一杯。

試飲会での思考パターンを再確認して問題点を抽出。
そして、次回までの改良内容を決定してから今晩のデータを全てストレージに入れてクリンアップ。

仕上げのナイトキャップはいつものCCのソーダ割り。

これで明日も朝からいつものペースに戻れそうです。
私にとってのバーとは、、、酔いを醒ます場所なんですよ。

◎こんな隠れ家が家の近所にあってくれるなんて、、、感謝です。
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◎まずはバスペールエールをワンパイント。
 お腹に染み込むというよりは、脳のヒダヒダの間にじんわりと流れ込んでいくような気がします。
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◎この静かな空気の淀み具合が、高揚感を沈めてくれるんです。
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◎これが今日一日に感謝、そして明日の新しい出会いのための一杯です。
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京都ナチュラルチーズとワインの会 -ドメーヌ・ポンソ 08水平ブラインド-

表記のワイン会を主催されている”串幸”の伊藤さんからのお誘いがあったので大喜びで参加。
ただし、喜んでばかりでいられない理由は、このワイン会では全てのワインがブラインドで出されるからなんです。

もちろん「当たらなかったら罰ゲーム」のようなことは無いのですが、試飲している間は、私の灰色の脳細胞はフル回転。
味わいを楽しんで酔っ払うなんてことはまったくできません。むしろ、どんどん覚醒していく意識で気疲れしてしまうほどです。

今回も6種類のポンソの赤ワインが、ブラインドで、同時に「はい、どうぞ。」と目の前に出されて試飲がスタートです。
一応、前もって出されるワインリストは知らされていますから、その名前と目の前のグラスの印象とこれまでの私の経験を重ね合わせて類推していくのですが、、、

私のやり方は、まず色を見ます。
今回は同じヴィンテージと言うことで、畑の葡萄の色がダイレクトに出ると思いますから、色の薄い二つを”シャンボール・ミュージニー”だと仮定。←いままでの経験から
同じように、色の濃い三つを特級だと仮定。

次に香りを嗅いで、、、
色の濃い中で一番土臭いものを”クロ・ド・ラ・ロシュ”と仮定。一番柔らかい香りのものを”シャペル・シャンベルタン”だと仮定。
色の薄い方の香りが甘い方を”レ・シャルム”だと仮定して、いったん全てのワインを特定。

最後に口に入れてみて、、、
”クロ・ド・ラ・ロシュ”は確定です。自信あり。それ以外の色の濃いほうの焦げた樽の苦さが強い方を”グリオット”に変更。
そうなると”シャペル”の行き場が、、、ここで気になり始めたのが”モレ・サン・ドニ”の存在。
伊藤さんが言うには「プルミエとの名前になってますが1級じゃあありません。」←それって、ますます悩むやん!!

結果的に、6種類の中で当たったのは3種類。打率5割と言うところでしょうか。
特級の”クロ・ド・ラ・ロシュ”と”グリオット”は良しとして、もう1種類の”シャンボール・ミュージニー・キュベ・ド・シガラ”は結果論。
このワインは飲んだことが無かったので、積極的に「これだっ!!」と言えなかったんです。

それにしても、ワインって面白いなあ。
実は、私も含めて今回参加した人たちの一番良い印象のワインは、この私を最後まで悩ませた、村名の”モレ・サン・ドニ”だったんですから。

ああ、試飲会は終わったけれど、どこかでこのオーバーヒートした頭をクールダウンしなくっちゃあ。
このままベッドに入っても寝れるわけがありませんわ。

◎本日のお題はこちら。
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◎2008年から、ポンソのコルクはこうなったんだそうです。
 単なるプラスチックコルクじゃあなくて、3層構造になっています。
 この古臭いイメージのドメーヌが時代の最先端を走るとは、、、ブルゴーニュ、恐るべし、、、
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◎主宰の伊藤さんのブリーフィングからスタートします。
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◎さて、迷宮探検に出かけましょうか。
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◎全ての答え合わせを終えてから、チーズとパンで歓談タイム。
 他のメンバーさんの思考パターンなんかもわかって参考になります。
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◎当日のワインたち。悩ましてくれたねえ。
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◎いくつかのワインブログで話題になっているポンソのボトルの温度ラベルですが、、、何をしても色は変わりませんな。
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モナスティル s.Xクルニー 2004 -我が街では、総菜屋さんが大流行??-

我が家がある京都岡崎周辺。昔から年寄りの街として有名でした。
私が小さなころから町内の子供会もできないくらい子供がいなかったんですが、その代わり一軒の土地面積がとっても広い。

住む人がいなくなって古い家が取り壊されると、たいてい大きなマンションが建ってしまうくらいの規模の敷地がボロボロありました。
そして、新しく住む住民の年齢層が若くなり、人口も増えてきたわけですが、、、

そんな街並みの変化のせいなのかどうか、最近では小粋なしゃれた総菜屋さんやパン屋さんがいくつも開店しました。
今日覗いてみたのも、この春にできたばかりの小さな持ち帰り専門の総菜屋さん”ちょっとフランス”です。

平安神宮横の”オ・タン・ペルデュ”出身の女性がオーナーとして新規開店したそうなのですが、場所が銀閣寺と言うことで、我が家からはどっちも同じ距離。
もしこれで、味も価格も同じなら、私としてはどっちを取るだろう???

まあ、そんな疑問もとりあえずは経験してみないことにはどうにもなりませんからね。
愛車のフェラーリをコキコキ言わせながら梅雨の晴れ間の日曜日に出撃してきました。

まだ、たった一回だけの印象ですからこれが結論ではないのですが、食べた感想を一言で言えば「インパクトが足りない。」ですね。

同じく近所にある”ペルケオ”のドイツパン、”リンデンバーム”のブーダンと”ちょっとフランス”のテリーヌを同時に食べてみたのですが、両者の個性に完全にその存在が消されてしまっています。
もちろん、味の強弱もありますからその点は考慮しての感想なのですが、もう少し記憶に残るなにかがないと辛いですねえ。

私としては、これだけ近くに出店したのだから”オ・タン・ペルデュ”を超える味と言うものを期待しているわけですが、残念ながら現時点では発見できていません。

むしろ、オリジナルよりもおとなしい味わいになっているような気もします。
これは、もうしばらく時間をおいてから、再挑戦してみましょう。

でも、岡崎界隈のこの世界の競争は激しいですよ。もしかしたら、京都市内でもトップレベルじゃあないのかなあ?
ここで生き残っていくのは大変だと思いますけど、そこを逆に考えれば、ここで成功すれば他のどこででもOKと言うことですよね。
がんばってみる価値はあると思いますよ。

◎白河通り沿いに、小粋な看板が上がっているので直ぐに分かります。
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◎価格は、、、まあ普通かなあ??
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◎ショーケースの中は、、まだちょっと品数が寂しいですね。
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◎本日のスペインワインと、こんな感じであわせてみました。
 彩りは綺麗で、ブランチには言うこと無しです。
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◎ただインパクトが、、、周りの先輩たちが強烈すぎるのかな???
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今回もスペインシリーズ。今日のワインは、北部スペイン、フランスに国境が接しているナバーラ地区の赤ワインです。
正直言って、こんな暑いときには手が出にくいタイプですが、男がいったんやると決めたからには、、、←やせ我慢です。

モナスティルは比較的新しいボデガですが、ボトルのデザインも最先端と言える黒いボトルにあっさりとしたエチケット。
でも、これだけ同じ傾向のボトルデザインが続いてできてくるとちょっと飽きてきちゃいますね。

葡萄品種はスペインのテンプラニーリョを主体に、フランス品種のカベルネとメルロー。
どうやら、この組み合わせが現在のスペインのトレンドのようです。

さらに、このボデガでは無濾過、無清澄で新樽16ヶ月熟成とかなり力の入った作り方をしているようです。
葡萄自体のポテンシャルがそれだけ高いと言うことなんでしょうね。これは飲んでみるのが楽しみですわ。

色は、エッジに熟成感のあるレンガ色が混ざるルビー。無濾過、無清澄ということでかなり濁っています。
ドリップも極めてゆったりと降りてくるところを見ると、こりゃあ、手ごわそうだなあ。

香りは、テンプラニーリョというよりはガルナッチャをイメージしてしまうような山葡萄系。7年の熟成で木質系の甘酸っぱいチョコレートが香ります。
色の印象よりは、よっぽど落ち着いて大人の雰囲気。ますます期待が膨らみます。

飲んでみると、タンニンの奥にちょっとした雑味の苦さがあるのが辛いところ。元からある強い渋みとの相乗効果で、スルスルと喉を通らないのです。
う~ん、やっぱりフィルターを通した方が良いんじゃあないのかなあ?余計なこの細かな澱は極力取りましょうよ。
葡萄のポテンシャルが高いことは、果実味豊かな杏っぽい甘さが示しているのですが、どうも素直には飲めないなあ。
筋肉増強剤でもはや常識を超えるくらいにマッチョになったプロレスラーのようです。
アルコール度数は14.5㌫と言うことですが、この強さもかえって逆効果に思えます。

本来、私は熟成感があるワインは好きなのですが、残念ながら、このワインは私の好みじゃあないですね。今度飲む機会があるならば、1週間ぐらいワインを立てておいて、飲む寸前に慎重にデカンタージュをしてみましょう。
そうすれば、もう少しマシなものになるかもしれませんから。ブーダンには良かったですけどね。(D)

生産者-モナスティル 
生産国-スペイン
購入店-ワイナリー・和泉屋
購入価格-4140円

◎これだけ同じようなイメージのボトルデザインが続くとねえ、、、
 スペインはこれしかないのか?、、とも言いたくなります。
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にしのよしたか的ワイン会 at ボッカ・デル・ヴィーノ -アンドレア・フランケッティ氏現る-

ある日、にしのクンから「ダレにも言うたらアカンでえ。」と、秘密のメールが着信。
「ええっー!!!!!! あのフランケッティが京都に!!!!!!」

ワイナートでも”空前絶後の・・・”と表現された、アノ人物が10年ぶりに日本に来るという情報をいち早く察知したにしのクンは彼の拉致を計画。
そのまま京都まで連れて来て生産者ワイン会をすると言うのです。

ナント大胆な!! でも、うれしいなあ、、、”鬼才”とまで表現されている人に直接会えて、彼の作るワインを実際に飲みながらいろんな話を聞けるんですから。
よしっ!!セラーにあるワインボトルを持参してサインをもらっちゃおうっと。

会場はにしのクンお好みのボッカ・デル・ヴィーノ。野宮シェフはトスカーナ経験も豊富ですからトリノーロのワインとの相性もバッチグーのはずです。
にしのクンからの連絡では30席以上がすでにソールドアウトとか。こりゃあ、スゴイことになりそうだと30分も前から駆けつけました。

しばらくして現れたフランケッティ氏は意味ありげな女性と通訳兼自身のワインエージェントの林氏を同道。
落ち着いた物腰、しゃべり方、、、私よりも年上やなあ。ちょっと緊張するわ。

しかも、にしのクンが指定した私の席はフランケッティ氏の真向かい。どうしましょう??? 眼が合ったら、、、、

なんて言うこともまったく無く、ワイン会の最初から最後まで、ほぼ彼を独占状態にしてしまいました。
だって、聞きたい事が山ほどあったんだもん。

今回のワイン会では、いつもよりもにしのクンはおとなしく、恒例のじゃんけん大会も無かったのですが、最後の最後で震災の義捐金目的のオークションが行われました。
最初は、私は傍観者のつもりでいたんですけれど、思いのほか金額が上がらず、我慢できなくなって2本のワインを落札してしまいました。
そのうちのトリノーロ2006はフランケッティ氏がホテルに帰られた後まで店に残っていたファンの方たちと飲んじゃいましたけど、、、、

それにしても、もう作られないであろうチンチナートを一度に12本も開けてしまうにしのクンの気持ちに感謝です。
落札したもう一本のチンチナート1999は、また機会があるときにあんたの前で開けますからね。

にしのクン、、、おおきに!!!!

◎四条烏丸の交差点から歩いて3分。そこにトスカーナがあるのです。
110622s 002

◎着席したフランケッティ氏の前には次から次へとワインボトルが、、、
 よく見ていると、彼のサインがだんだんとぞんざいになっていくなあ。早めにサインをもらっておいて正解です。
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◎今日のワインリストはこんな。トリノーロで食事は終わり、それからチーズを齧りながらのチンチナート垂直試飲へと移ります。
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◎にしのクンが用意してくれた細かな資料。アノ身体からは想像できないきめ細かな仕事ぶり。
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◎フランチャコルタの泡からスタートです。アレッ!?クーポレの写真が無いがなあ、、、、
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◎途中で、それぞれのワインに対してのフランケッティ氏の解説が入ります。林氏大活躍。
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◎さて、野宮シェフが繰り出すお皿の数々。
 稚鮎に始まり、鶏と海老のコロッケ、手打ちパスタとウサギ、牛テールの組み合わせ、とどめの鳩まで素晴らしい流れでしたね。
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◎そして今回のメインイベントのチンチナート垂直。ボトル差があったりして、それを理由にかなり飲んだなあ。ヒヒヒ、、、
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◎こんなチーズを齧りながら、、、、私の好みは2001かなあ?
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◎お店の中は宴たけなわでございますが、、、、
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◎フランケッティ氏は少々お疲れ気味。九州から帰って来たばかりで、明日は早朝から東京へ移動だそうです。
 ワインを造っているだけでは許されない業界なんですねえ。
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◎こんなワインを落札させていただきました。もちろんサイン入りでございます。
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◎フランケッティ氏との記念撮影。実は、彼から個人的にワイナリーへの招待を受けてしまいました。
 こうなったら、この秋にはクリュッグとトリノーロのはしごでもするかなあ、、、?
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◎野宮シェフ、池本ソムリエ、他のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
 また、にしのクンをよろしくお願いいたします。←オマエはどうやねん??
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うずら屋 -ちょっと心配性なボク-

先日の焼肉屋でおきたユッケの食中毒。食べた子供が死亡するという事件になってしまいました。
その後のテレビ番組で、生肉の扱いが案外エエ加減なお店があることを知り「やっぱり店は選らばなアカンなあ。」と再認識したしだいです。

と同時に「法律が改正されて、もう生肉を食べることができへんようになるんと違うやろか???」
そう考えると、もういてもたってもいられません。今の間に、行けるお店には行っておかなくては、、、

一番最初に私の頭に浮かんだお店は、四条川端を少し上がった場所にある”うずら屋”です。
ここでは、いつも新鮮ブリブリの”鶏さし”を食べさせてもらっているからです。

もちろん、お店ではそんな心の内は顔にも出さず、いつものバカ話で終始しましたが、お店を出たとたんに、もう次に行くお店のリストを考えている自分がいました。
ちょっと、考えすぎかしら???

◎お店に入るなり「ちょっと面白いワインがありますよ~。」
 なになに、大阪? デラウェア? 瓶内二次醗酵? たこシャン?
 飲んでみたけど、まあ、、大阪ならではやねえ。笑ろてしもたわ。
110619s 002

◎本日の目的はこれです。”比内地鶏のお造り盛り合わせ(半分バージョン)”美しいやんかあ!!
 各部位の噛み心地の違いが楽しいなあ。経験もあり信頼できるお店でこそ、思いっきり生肉を食べることができるのです。
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◎白ワインはイタリアを。
 さっぱりとしてキレのある酸。夏向きですね。
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◎キャベツを齧りながら、、、
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◎目の前で焼かれる腿肉と白ねぎを眺めます。
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◎耐熱ガラスで遮断されてるからこっちには熱は来ないけど、、、暑いやろなあ。
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◎待つことしばし、焼き加減抜群のお皿が登場です。
 うう、、肉汁が口の中でジュワ~っと。
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◎赤ワインは久しぶりのダウン・アンダー。
 甘さはほどほどで、グラス一杯がちょうど良い加減です。
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◎ああ、スイッチが入っちゃったみたい。
 せせりとジャガイモも行っちゃいましょう。
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◎ついでに鶏皮も。油が燃える煙で向こうが見えへんがな。
 あの兄ちゃんにはヘンな虫はつかんやろな
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◎小さなお店ですが、いつも満足感は大きいですわ。
 またまた来ますからね~。
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☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
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☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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