まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

逃避行 パリ、ボルドー -ドバイ→関空 EK316便-

ほぼ2ヶ月に渡った今回の旅行記もこれが最終章。ようやく普段の生活に戻れます。
実は、この間にもアップしなければいけない記事はドンドン溜まっていて、、、

あまりにも季節感がずれているものは割愛しなければいけない状況になっていますが、できるだけ頑張って書きますのでよろしくお願い致します、、って、まだこの最終便のことが書けてないじゃない。

さて、ここドバイから関空までのフライトはEK316便。往路便と同じくB777-300ERの機材です。
そして駐機しているのは空港の滑走路の一番端っこというのも同じ。

これのせいで往路便の時には空港をやけに広く感じてしまったんですけど、今回の経験で、私が思ったほどの広さの空港ではないことはわかりました。
ただ、10機ものA380がずらっと並んでボーディングゲートに駐機しているさまはここだけの光景だとは思いますけど、、、(全てエミレーツの機材でです)

往路便ではファーストクラスの乗客は私だけだったのに対して、今回は私以外にご夫婦の日本人が乗られていました。
これって、なにか心がホッとするんですよねえ。変な義務感がなくなったというような、、、

それでも、エミレーツでは当たり前となった食べ物攻勢は際限がないくらい続いたのですけど、、、

◎EK316便の機材まではバスで移動です。当然、ファーストクラス専用バスでですけど、、、
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◎シートに腰を落ち着けるなり差し出されたのはドンペリ04。今回の旅行の往復で合計2本分くらいは飲んだ確信があります。
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◎この前から気になっていたこの表示について聞いてみました。
 グリーンのランプはシートが離着陸に対応したポジションになった時に点灯するそうです。
 また、”PC”と言うのはディスプレイでPCが立ち上がっている時に点くのだとか。この時初めて知ったのですが、エミレーツのファーストクラスの席にはPCがあったのです。
 キーボードは無かったんだけどなあ。もしかしたら、あの使いにくいコマンダーがそうだったの?←私なら使い慣れた自分のラップトップを使うね
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◎さよならドバイ。今回は真夜中の君の姿を見れたねえ。とっても君は綺麗だよ。
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◎日本路線ということで、メニューには和食が現れます。今回はこれをいってみましょう。
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◎思ったよりもシンプルな、こんなワンプレートで登場です。
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◎それぞれのお皿はこんな。ここが素晴らしい!と言うような特筆すべきことはないのですが、極めて基本に忠実に、当たり前の味を当たり前に出してくるところは大したものだと思います。
 カチカチになってしまうのを防ぐために、ご飯を笹の葉で包んでおくところなどの細かな気配りは欧米系の航空会社では真似ができないところでしょう。
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◎この料理には南オーストラリアのシャルドネを合わせてみました。少し熟成の入った2008年でしたが、そのおかげかパワフルさが抑えられて和食の優しさにもソッと寄り添ってくれました。
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◎食事を終えて機内の雑誌などをパラパラとめくっているとCAからの危険な誘惑が、、、、
 ああ、またキャビアを食べてしまったよ。どうやら、エミレーツのファーストではキャビアを食べないと許してもらえないようです。
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◎さあ、そろそろ着陸1時間前になりました。到着時間は現地時間で午後5時ですからこのまま京都へ帰って寝ちゃいましょう。
 そのためには数ある軽食の中から何を、、、”海老の焼うどん”ってなんやろか?
 ”伝統的な野菜うどん”ってどんなもん?
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◎それがこれです。野菜うどんというより海鮮風やねえ。
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◎味は完全な中華風。それなら中華麺でやったほうがエエと思うんやけど、、、
 日本人好みにしたつもりなのかな? 味は美味しかったんですけどね。
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◎関空で飛行機を降りて初めて日本に帰ってきたことの実感がわきました。
 このまま家に帰りたいのかって???とんでもない!できれば、隣に駐機している大連行きの機材に乗ってこのまま中国まで行ってしまいたい気分です。
 私の旅は永遠に続いて欲しいのですから。
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◎ちなみに、手荷物を受け取るターンテーブルの周りにこれほど人がいない光景を今回初めて見ました。
 頑張れ! 関空!
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逃避行 パリ、ボルドー -久しぶりのお米に感激@エミレーツファーストクラスラウンジinドバイ-

EK74便がパリを発ったのは午後3時半。そしてドバイに着陸したのは現地時間の真夜中。
普通なら東行きの便では時差ボケになりやすいのですが、機内でぐっすり寝て過ごしましたので眼はパッチリです。

実はこれが良いんですよ。私の計算が正しければ、このまま寝ることなく日本へ帰ればバッチリ時差ボケなしになるはずです。←ほんまやろか?

問題は知らず知らずの間に食べ過ぎてしまうことなんですよねえ。だって、飛行機に乗っている間は他にすることがないし、ラウンジにいても目の前にぶら下がっている(ようにしか見えない)食べ物やお酒は美味しそうだしなあ。

今回は往路で立ち寄ったところとは違うファーストクラスラウンジ(この空港にはファーストクラスラウンジがいくつあるんでしょうか?)に行ってみたのですが、どうやらここが一番充実した設備の場所のようです。
食べるものだって、、、そりゃあもう、、、

◎EK74便はターミナルBに到着したのでそのまま近くのファーストクラスラウンジへ。
 おおっ!ここはこの前ターミナルAへの道を尋ねたラウンジではないですか。懐かしい。
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◎ここにもやはり水の流れが、、、砂漠の民は水には一方ならぬ思いを抱いていることがよくわかりますねえ。
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◎ラウンジの構成そのものはターミナルAのものとかわりはありませんが、立派なレストランが有るところが違います。
 こんなに大きなオープンキッチンがありますわ。
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◎レストランのシートに腰を下ろすと、ウェイターがこんなパンとともに分厚いメニューを持って現れます。
 ここではメニューリストからコース料理を選んでもよし、ブッフェ形式に並んでいる料理をお好みで選んでもよしです。
 こんなラウンジのサービスは初めてですねえ。
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◎私はブッフェ形式を選択。そのほうが実際にどんなものがあるのかが見れますから。
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◎その中でもチーズの品揃えが充実しているのにはビックリです。
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◎そして私が選んだのはお米のご飯。しばらく食べてなかったものですから見た途端に我慢ができなくなって、、、
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◎手前はお寿司。
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◎こっちはビリヤニライスにタンドリーチキンです。
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◎この辛さにはワインは無理です。ハイネケンにしましょう。
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◎このビリヤニの旨さには脱帽です。思わずお替りを。
 ついでにタイカレーもいっちゃいました。辛さの二重奏です。でも、たまらんわあ。
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◎実はこのラウンジにはワインショップもあるのです。
 気がつくのが遅くて中を探索するまでには行かなかったのですが次回にはきっと、、、
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逃避行 パリ、ボルドー -パリCDG→ドバイ EK74便-

往路便で機材のご紹介は殆ど終わっていますので、帰り便はあっさりと行きます。

私自身はそれほど疲れとかは感じることなくここまで来たのですが、さすがにフランスを発つ飛行機に乗った途端に隠れていた疲れが出てきてしまったようです。
シートに座った途端に眠たくて仕方がなくなりました。

本当はこのまま扉を閉めてしまってプライベート空間の中で寝てしまいたかったんですが、それも芸の無い話ですよね。
なんとか眠気を我慢して食事だけでも、、、、←やっぱり食い意地が張ってるんやね

◎ターミナル2Cもかなり古い建物なんですけど、いまだにモダンなイメージがあり続けるところがフレンチデザインなんでしょうか?
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◎ボーディングブリッジで1階と2階への通路が分かれているところがA380の証です。
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◎何しろ”総”2階建てですからね。
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◎席についた途端に眠気を払うためにリクエストしたのはシャンパンなんですけど、出てきたのはヴーヴ・クリコ。
 怪訝な顔をしていると「駐機中の電源トラブルで冷蔵庫が冷えていなくて、急遽冷えたシャンパンをラウンジから持ってきたんですけどヴーヴ・クリコなんです。申し訳ありません。」とのこと。
 まあ、私はかまいませんけど、、、
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◎そして、例のコーヒーとなつめのお菓子が、、、←美味しくないんだよねえ
 これはこの席に座るための儀式なんだと諦めましょう。
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◎テイクオフ後はジントニック。最初の一杯のジンが弱かったので作りなおしてもらいました。
 二杯目は強いよ。でも、ますます眠気が、、、
 このナッツもホンワリと暖かくていくらでも口に入ります。
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◎実は、往路のドバイ→パリのブログでは書かなかったのですがその時もキャビアを食べていたんです。
 そして今回も、、、もう当分キャビアは食べなくてもエエかなあ?
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◎でも、、、この美味しさはずるいですよねえ。卵との相性が良いんですよねえ。
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◎このパンもどれもが美味しいです。特にガーリックトーストが好きです。←お替りしちゃった
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◎ようやく、CAさんがよく冷えたドンペリ04を持ってきてくれました。やっぱりこっちのほうが美味しいね。
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◎スープは”フレンチオニオンスープ”を。
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◎ちょっと私が持っていたイメージとは違うルックスと味ですねえ。
 チーズのインパクトが弱いなあ。オニオンも存在が薄いし、、、
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◎メインには”ほうれん草とチーズのトルテリーニ、ペシャメルソース”
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◎付け合せの野菜の火入れが非常に良いですね。この狭い機内でどうやって調理をしているんだろう?
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◎このお皿に合わせたワインは同じくイタリアのリカーゾリのカサルフェッロ2010です。
 メルロー種の葡萄から作られるいわゆる”スーパータスカン”ですが、すでに優しくて飲めます。
 
 ああ、もう限界です。少し眠らせていただきます。おやすみなさい。
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逃避行 パリ、ボルドー -エミレーツラウンジ@パリCDG空港-

AF7625便が到着したのはCDG空港のターミナル2F。ここからテクテクとターミナル2Cまで空港バスで移動。
そしてエミレーツ航空のチェックインカウンターで再チェックインです。

なぜかはわからないんだけど、ボルドー空港のチェックインで預ける手荷物の乗り継ぎ処理ができないということでこんなことになりましたが、まあ外国の空港ではよくあることですから気にしません。
一言で言えば「自分とこのアライアンスじゃあないよそ者のことは知らん。」と言うスタンスですね。

こんなことをするから「フランスワインもフランス料理も大好きやけど、フランス人は大嫌い。」という私のような人間ができるんですわ、ホンマに。

さて、そんなこんなで無事にターミナル内に侵入成功。とりあえずはエミレーツのラウンジへ向かいましょう。
ホテルをチェックアウトしたのは朝の5時。今まで全くと言ってよいほど何も食べていないんです。

でも、ラウンジで食べる量は考慮しておいたほうが良いという教訓は旅立った大阪で経験していますので、ほんの舐めるだけということにいたしましょう。←できるとは思えへんけど

◎コンコースの表示に従ってエレベーターで4階へ。
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◎予想した通りのゴージャスなエントランスです。
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◎ラウンジ内には水が流れています。さすがは砂漠の国の航空会社が作っただけのことはあるね。
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◎室内は大きく2つに分かれています。こちらはブッフェのコーナーで、奥はバーですね。
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◎とりあえずは、極めて豊富に用意されているこんな料理の中から、、、
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◎サラダとポタージュ、、、
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◎パスタとエスニックなカレーを少々。
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◎ワインは今回の旅の名残を惜しみつつポムロールから。
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◎もっと食べたかったんだけど、ここは我慢です。だって機内サービスが待っていますからねえ。
 後ろ髪を引かれながらバーコーナーへ移動。
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◎こちらでもいろいろなワインが用意されています。
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◎私はこんな泡を飲みながら、、、
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◎窓の外で私を待っているEK74便の機体でも眺めて搭乗時間を待ちましょう。
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逃避行 パリ、ボルドー -ボルドーからパリへ 最後まで危ない綱渡り-

早朝にアルカッションのホテルをチェックアウトしてボルドー空港へ。

実はこれも危なかったんです。それというのも前日にレストランから帰ってきた時にホテルのフロントに声をかけたんですが「明日の早朝チェックアウト?フロントは7時からしか人は来ないよ。」
「え~かげんにせえよ! 俺らのフライトは8時なんやから間に合わへんやんけ!!!」←怒りまくる西村さん

なんとかマネージャーが早出をして鍵を受け取ってくれることになったのですが、もしこの時に声をかけていなかったらチェックアウトができないところでした。
なにしろ車をホテルの駐車場にいれてしまっていたからね。

でも、受難はこれだけではありませんでした。今度は飛行機へのチェックインの時です。
西村さんと西田さんは乗り継ぎの関係で私のフライトとは違うのですが、そのチケットがパリのシャルル・ド・ゴール空港ではなくパリのオルリー空港のチケットだったのです。さあ、大変だあ。←西村さん、発券の時に確認せえへんかったの?

下手をすれば日本行きのフライトに間に合わない事態も予想されますからエールフランスのサービスカウンターでチケット変更の交渉をして、なんとか70ユーロの手数料で切り替えが出来ました。
ああ危なかった。 もしチェックインの時に手伝ってくれたグランドスタッフが「あら? 皆さんオルリーに行くのね?」と確認してくれなかったら二人の運命はどうなっていたんでしょうか?←ワタシ的にはソッチのほうが面白いんだけど

ついでに言えば、手荷物を預けるときに西田さんのスーツケースが重量オーバー。大慌てでスーツケースの中身を周囲にばら撒きながら入れ替えをして周りのお客さんに迷惑をかけたことなんかは可愛いものですわ。

そんなこんなでお二人を見送ったあと、私はもう少しあとのAF7625便で”無事に”出発したのでした。

◎もう見慣れた自動チェックイン機ですが、エール・フランスの場合、この大きな方でなければパスポートを読み取らせることができません。
 要注意です。
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◎私のフライトはオンタイムのようですね。
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◎機材は往路便と同じA321。オールエコノミー席です。
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◎日本の場合、後部座席のお客さんから案内するなどのきめ細かいサービスが有りますが、エールフランスではそんなものは一切なし。
 おかげで、ボーディングブリッジ上で立ち往生です。
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◎なかなか機内に乗り込めないので写真でも撮るかあ。
 A321って3人体制なんですね。
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◎往路便と比べると少しは空席もあるようです。まあ、1時間足らずのフライトですから狭いことは我慢しましょう。
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逃避行 パリ、ボルドー -ラストディナー@LA COR(R)NICHE-

「ところで、アルカッションではどこで晩御飯を食べるの?」
「いやあ、全く考えてないんですよ。」
「それじゃあ、僕が良いレストランを予約しておいてあげるよ。」

と言う流れで、ジェフリーさんが予約してくれたレストランは”LA COR(R)NICHE”と言うリゾートホテルにあるようです。
ネットで調べてみればアルカッション市内から少し離れていますがな。

そこでタクシーで海沿いの道を南下。アルカッション湾のちょうど出口の岬にそこはありました。
そこは、、まあ、完璧にリゾートしてますわ。レストランのスタッフは美男美女ばっかり。ユニホームの真っ白い上下を着てテキパキと料理を持って動きまわる様はまるでショーを見ているみたいです。

レストランは海岸の砂浜沿いにかなりの大箱。そこで海風を感じながら食べるシーフードはやはり夏のものですね。
ああ、これで今回の逃避行も大団円。あとは抜け殻になった我が身を日本に送り返すだけになりました。

頼むから、、、時間よ、止まってくれ~!!

◎ここにも旅の終わりに神経が麻痺してしまった人が、、、
 「この服のカラーはリゾートしてるでしょ?」ということだったのですが、私達だけでなくリゾート慣れしているはずのフランス人も近くには寄らず、むしろ避けていたような、、、
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◎英語が苦手なタクシーの運チャンと怪しげな会話をしながら到着した”LA COR(R)NICHE”
 もちろん初体験です。ホテルのHPはこちら
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◎当然ながら完璧に予約ができていました。←ジェフリーさんがミスるはずはありませんわね
 案内されたレストランはこんなオープンテラスでした。
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◎すぐそこがもう海です。午後の7時が過ぎたというのに太陽はまだまだ高いところにあります。
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◎「とりあえず、、」と言うまもなく西田さんが速攻で注文したシャンパン。名前を失念してしまいました。
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◎シャンパンのおつまみはこんなグリッシーニ(みたいなもの)。
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◎クロスティーニをつけて食べると結構いけますなあ。
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◎そして最初の料理が。”海の幸のサラダ 大盛りバージョン”です。さすがにデカイ!!
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◎マヨやビネガーも。この赤ワインビネガーが好きですねえ。
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◎私は甲殻類はお二人にお任せして貝類をいただきました。
 牡蠣はもちろんのこと、、、
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◎アサリも、、、アサリは新鮮でなくっちゃあ食べられませんからねえ。
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◎そんなアサリの中に寄生蟹が。もちろん美味しくいただきましたとも。
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◎ワインはプロバンスの白ワイン。私は知らない作り手ですがこのレストランの雰囲気にはよく合っていますねえ。
 それにしても、プロバンスのワインって変なボトルが多いなあ。
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◎さすがに、周りもだんだん暗くなってきましたねえ。
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◎そして私の次のお皿が。”カサゴのタルタル、えんどう豆のソース”
 なるほど、、、こう来るのかあ。カサゴは私も結構釣る魚ですが、タルタルにするのは思いつきませんでしたわ。
 今度やってみようかなあ?
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◎次の白ワインは”スミス・オー・ラフィット ブラン2010”
 濃厚ですねえ。単独では充分美味しいんだけど、今日の私のお皿にはあんまり合わないなあ。
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◎そして私のメインは”ドーバー海峡の舌平目のムニエル”でございます。朝のマルシェで見た舌平目が忘れられなかったんですよ。
 こうやってプレゼンされたあと一旦下げられて、、、、
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◎再度登場した時にはこんな姿に。私としては骨を啜るのが好きなんだけどなあ。
 レモンをギュッと絞っていただきましょう。
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◎いやあ、お腹も一杯になって何とか最後のソルベに到達出来ました。
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◎その頃には周りは暗くなっていました。ストーブが点いているのがわかります?
 夜は急に冷えてくるんですよね。

 「時は過ぎ去らない。それは積み重なる。」私の好きな言葉です。
 このボルドーでの経験は、しっかりと私の歴史に積み重ねることが出来ました。本当にありがとうございました。
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逃避行 パリ、ボルドー -初めて食べた牡蠣”LABAN” 海のポタージュ-

ホテルへの帰り道に土産物屋さんに立ち寄って”牡蠣の殻剥きセット”を購入。
万全の体制でキッチンで奮闘すること数分。ようやく殻剥きに成功です。

西田さんは器用に”牡蠣のシャンパン蒸し”も作ってくださってみんなで試食。
その味にはびっくりしました。

深みというのか濃さというのか、、、今まで食べていた牡蠣が”海のミルク”なら、このLABANは”海のポタージュ”ですね。
そして香りの中に焼き海苔が少しあって、、、美味しいですわ。

ただ、こちらの人のような「1人で2ダースは食べるね。」というようなことはできないんじゃあないかなあ。
それくらい、お腹にズシンと来るんですよねえ。

◎ホテルの前の通りも観光客がゾロゾロ。典型的なリゾートの目抜き通りです。
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◎買った殻剥きセットが安物だったのか、私の腕が悪いのか(もちろん後者です)、細かな殻がいっぱい入ってしまって、、、
 でもね。そんなことはさておいて、この牡蠣の色が少し青っぽいと思いませんか?これはきっと海藻のような緑色のプランクトンを食べているんですぜ。
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◎西田さんから取り戻した”私の”シャンパン。ボランジェのグランダネ02です。
 今回の旅行で買った私のワインは全て西田さんに取り上げられ、OKをもらわないと飲むことができなかったのです。
 理由は「私の知らないところで勝手に飲まれるのは我慢できない。」←お金を出したのはこっちなんですけどねえ

 キンキンに冷やしたシャンパンと生牡蠣。この組み合わせに文句が出るはずがありません。
 特にグランダネはコストパフォーマンスでは最上クラスだと思っています。このノワール系のねっとりとした力強さはシャルドネ系のスッキリさとは一線を画す味わい。
 この”LABAN”にはベストマッチでしょう。
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◎そんな西田さんが「!!!」と閃いて即興で作ってくださったのが”LABANのグランダネ蒸し”
 この殻をご覧になればわかってもらえると思うのですが、いわゆる真牡蠣とは全く違う品種です。殻がスベスベしているんですよ。

 そんな料理を見た私が「そりゃあ、殻剥きしなくてもエエから楽ですわなあ。」なんて嫌味を言っていたのですが、、、
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◎一口食べて言葉を失いました。なんですかぁ!!?? これはぁ!!!!!!!
 濃い味がもっとギュギュっと詰まって濃厚なポタージュになってしまいましたがな!!

 西田さん、アンタ大概はおかしなことをしてるけど、たまにはツボにハマることもするんやねえ!

 ああ、こんなことならもっと買ってくるんだったなあ。
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逃避行 パリ、ボルドー -アルカッションに来たら避けては通れないもの オイスター・バー-

今回の旅行でアルカッションに行くことはわかっていたので、前もって名物などを調べてみれば、それは牡蠣とキャビアだそうです。
そういえば、ボルドーでもキャビアを食べたなあ。

キャビア自体は結構な遭遇比率で出会っていますから、ここであえて手を出したいとは思わなかったのですが、フランスの夏の牡蠣だけはどうしても食べてみたかったんです。
そこで、砂浜で仲睦まじくしているNさんお二人に遠くから「そろそろ昼食にしませんかあ~?」と声をかけて三人で牡蠣を食べに移動です。

実は、朝に散歩していたマルシェの中にオイスター・バーが有ることを発見していたんですよ。
あそこなら海岸から歩いてたったの数分で着きますし、マルシェの中って何か新鮮なイメージがあって美味しそうじゃあないですか。

私は今まで貝毒で大変な目にあったことはないんですが、Nさん二人はなんだか及び腰。飲食業界にいる人って、そういうマイナスイメージには極端に神経質ですね。
まあ、本人だけでなく、会社の評判も落としてしまうことになるわけですから分からないではないですけどね。

でも、ここはフランス。旅の恥はかき捨ての精神で行きましょう。←もし二人が倒れたら、ほったらかして自分だけ日本に帰ってしまうつもりです

◎8割方のテーブルは埋まってしまっていますねえ。やはり観光客のお目当ては牡蠣なんですね。
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◎大きな黒板のメニューを見れば、、、
 左側が牡蠣の欄です。ナンバーは大きさを表しています。
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◎中くらいのサイズをいってみましょう。
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◎うん! 美味しい。この時期にこんな牡蠣を食べられるのは嬉しいですね。
 いわゆる夏牡蠣なんでしょうが、日本の岩牡蠣とは違いますね。
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◎当然ワインは白で。私の知らない旨安系です。
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◎もう一丁、海老のカクテルを。
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◎まあ、こっちは普通のエビですね。日本のファミレスで出てくるような、、、
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◎実はメニューの中に”LABAN”というスペシャルがあったので聞いてみると、それはアイルランドの牡蠣だとか。
 注文はしなかったのですが、帰りがけにマルシェの牡蠣コーナーを覗いて見ればありました。
 このオネーチャンが触っている少し黒っぽいものがそうです。

 私としては興味津々。少し買って帰って、ホテルで摘んでみましょう。
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逃避行 パリ、ボルドー -アルカッションの初夏の陽光と二人-

ボルドー市からアルカッションへは高速道路を走れば1時間強。西村さんが予約したホテルは繁華街のど真ん中。
こんな良い立地のホテルが良くもまあ予約できたものです。

私達はたった1泊の宿泊なのですが、私達以外はみんなスゴイ量の荷物を運び込んできていますからかなり長期の滞在なんでしょうね。
部屋の中には簡単なキッチンも備わっていますから、ヨーロッパ的なバカンスに対する備えはできているホテルなんですねえ。

目が覚めたら朝食もそこそこに街なかに飛び出してみましょうか。日本人のバカンスはフランス人とは違って忙しいのです。

◎ホテルの名前は”アルカッション・プラザ”海岸までは歩いて5分という立地です。
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◎イメージはホテルというよりはマンションですね。基本的に長期滞在用の造りになっています。
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◎リゾートの朝食っぽいでしょう?でも、私的にはワンパターンですね。
 中国的な朝粥がほしいところです。
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◎早速街なかへ。ホテルの隣の広場では屋台のマルシェが店開き。
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◎常設のマルシェもすぐそこにあります。ここでは食材の豊富さを感じますねえ。フランスの食料自給率はヨーロッパでもトップですからね。
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◎特に興味があったのはお魚屋さん。何が釣れるんやろか?
 舌平目の左隣の魚は巨大なカマスかなあ?サワラにしては頭が平たいしなあ。でも、あの鋭い歯を見るとルアーで絶対釣れるね。←次回は道具を持ってきましょう
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◎海岸に出てみると、、、ああ、風が気持ち良いなあ。
 空も夏の色をしていますねえ。お陽様が眩しいや。
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◎桟橋には小さなボートが、、対岸までの渡し船かな?みんな自転車を押して乗り込んでいます。
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◎掃除が終わったばかりのきれいな砂浜を海へ向かう二人。その足跡は「お前はついてくるんじゃあないぞ。俺達の邪魔をするなよ。」と言っているようです。
 邪魔をするなんてとんでもない。どうぞ二人の時間をお楽しみください。
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逃避行 パリ、ボルドー -レストラン ユニヴェール この世で一番高額なドサージュ-

時間通りにジェフリーさんも到着したので、いよいよレストランの店内へ。
このレストラン(L’UNIVERRE)はボルドーで一番豊富なワインの所蔵で知られているそうです。

そういえば、ボルドーのレストランのワインリストを見てみると極めてボルドーワインに傾斜していることがよくありますねえ。
そりゃあ地元なんだから、その気持ちはわからなくもないのですが、たまにはブルゴーニュやアルザスも飲んでみたい人もきっといると思うんですよ。

そんな人が集まるレストランなんだそうです、ここは。ワインバーとしても使えるそうなので気軽に出かけてみても良いんじゃあないでしょうか?←今度いつ来るの?

◎外観はこんなにシンプルなモノトーンのレストランです。お店のHPはこちら
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◎レストランのテーブルや椅子は極めてチャチ。”海の家”でもこれよりマシかな?
 ただ、壁沿いのワインセラーの品揃えは素晴らしい。フランスだけでなく、ドイツ、イタリア、スペインと揃っていますね。←HPのワインリストをご覧ください
 中にはかなりのオールドもあります。う~ん、ここは私は手を出さずジェフリーさんに任せましょう。
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◎ジェフリーさんが言うにはここのシェフはボルドーでも指折りの腕前だとか。
 配られたメニューから何を頼んでみようかなあ?
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◎ジェフリーさんが最初に選んだのはこんなワイン。ナーエのリースリングです。ふふふ、アンタ、やるねえ。
 甘さがあるワインに何を合わせるのかなあ?、と思っていたら、、、
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◎この地は少し南に行けばもうスペイン。バスクの生ハムが出てきました。
 「栗の甘さがあるでしょ?」って言われたんですが、塩気が弱いので肉の甘さが出てくるのですね。
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◎パンも自家製だそうです。確かにしっとり感が違いますね。
140716s 542

◎私の前菜は”エスカルゴ ペリゴール風”
 このエスカルゴは巨大です。トマト味になっているエスカルゴは初めてかなあ?エスカルゴってエビとタコの間の味がしますね。←なんのこっちゃ?
140716s 544

◎ジェフリーさんのペースは早い。次はブルゴーニュの赤ワインが登場。
 ユドロ・ノエラのクロ・ド・ヴジョー08です。ああ、久しぶりのピノ・ノワールやあ。この酸が愛おしい。
140716s 547

◎更にもう一本。ドメーヌ・ド・トレバロンの90ですかあ。
 みんなのお皿を見ながら的確にワインを選んでいくところはさすがですね。もちろん、その相性はぴったしカンカン。
140716s 549

◎そうなんですよ。私のメインは”ピレネー産の乳飲み子羊の後ろ脚のグリル”だったんですよ。
 外はカリッと中はホカホカ。肉の柔らかさにちょっとびっくり。

 ワインと料理がお互いに高め合う相乗効果をすごく感じました。
 ここのシェフの腕前はすごいですね。決して強い味付けではないんですが、噛みしめると素材の味が口の中に広がります。
140716s 551

◎ここまでのジェフリーさんのお手並みを拝見していた西田さんが、対抗心をメラメラと燃やしながら打ち出した手がこれまた大びっくり。
 ツカツカとワインセラーに歩み寄ると勝手に取り出したワインが2本。
それらを別々にデキャンタージュして冷やし、、、
140716s 557

◎更に大きなデキャンタに合わせ始めました。
 それを見た西村さんが眼を白黒させながら「この人、アホちゃいまんねん。パーでんねん。」とジェフリーさんに言い訳しています。
140716s 563

◎「これが、先日のロンドンのクリュッグのパーティーでオリビエ・クリュッグから教えてもらったシャンパンカクテルでございます。本当はグラン・キュベでやるんですが、残念ながら在庫がなかったのでビンテージ88でやりました。」
 ああ、恐ろしい。クリュッグのビンテージ88にイケムの99をブレンドしちゃいました。

 そりゃあ、これが美味しくないはずがありませんわねえ。これには今度はジェフリーさんがびっくり。
 「世界一高価なドサージュやあ。」と感心するやら呆れるやら。シェフも眼をまん丸くしていましたよ。
140716s 566

◎興奮も冷めやらぬ中、優しい青カビチーズや、、、
140716s 567

◎私にとっての定番のカフェ・エ・グラッパで「ごちそうさまでした。」
140716s 571

◎ジェフリーさん、楽しい時間をありがとうございました。まともな私はさておいて、こんな変人の二人のNさんですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
 また、日本へ来られたら連絡をくださいね。
140716s 570

逃避行 パリ、ボルドー -カーヴ・ド・ユニヴェール 人を待つのも楽しいものさ、アルコールさえあれば、ね。-

一応、これで今回のボルドーシャトー巡りは全て終了。これと言ったトラブルもなく、極めて楽しく、しかもすごく勉強になった旅でした。
明日一日は西村さんの計らいで海沿いのリゾート地”アルカッション”で旅のアカを落とすことにしていますので本来はここからアルカッションに向けて車を走らせるてはずだったのですが、西村さんの友人のジェフリーさんから「今晩はボルドーで晩御飯を一緒に食べよう。」との急な誘いがあったので再びボルドー市内へ移動することになりました。

ちょうど週末のラッシュアワーで道はダダ混み。西村さんは約束の時間に遅れるんじゃあないかと大汗をかきながら必死の運転。そんな中をジェフリーさんに指定されたレストランに着いてみれば、レストランは閉まっているじゃない!?
「あれっ!? 予約をもらってるのは8時だよ。まだ1時間以上もあるよ。」なんて店から出てきたシェフに言われてしまって、、、

「ああ、西村さん、、、アンタ、約束した時間間違っちゃったね。これからの時間をどうして過ごすのさ?」←手が震え始めている西田さん
「まあまあ、落ち着いて、落ち着いて。隣にワインショップがあるからそこでも見学しましょか?」←汗を拭きながら冷静を装う西村さん

とりあえずは、西田さんにアルコールを与えてパニックを防がなくてはいけません。
お店から冷えているシャンパンと生ハムを買って、店の前の公園でジェフリーさんを待つことにいたしましょう。

◎西村さんのipadのおかげで無事にレストラン前に到着、、、でも、お店には人影もなし。
140716s 522

◎幸いにも道を挟んだレストラン併設のワインショップは開いていました。
 ここで時間つぶしですね。
140716s 521

◎なかなか美味しそうな生ハムを発見したのでこれをゲット。ラルドもつけてもらいました。
140716s 524

◎シャンパンはこんな銘柄を。アグラパールのセット・クリュ・ブリュットです。
 一番ベーシックなクラスですが、7ヶ所の畑からの葡萄から作られています。

 ふんふん、青リンゴが気持ちよく鼻に抜けていきますねえ。公園のテーブルでのようなアウトドアで飲むのにマッチしています。
 これでしばらくは西田さんもおとなしくなるでしょうから、ゆっくりとジェフリーさんを待つことにいたしましょう。
 ちなみに、コカコーラは西村さんのです。運転お疲れ様。
140716s 529

逃避行 パリ、ボルドー -VINIV あなたもワインメーカーになりませんか?-

シャトーの見学を終えたところで、ある人物が登場。その人の名前はステファン・ボルガーさん。
彼の会社は”VINIV”というランシュ・バージュのグループ会社で、個人向けのワインメイキングの仕事をしています。

その内容は会社のHPを見ていただければ極めて詳しく説明されているのでそれを見ていただくとして、要するに個人が自分好みのワインをこの会社に依頼してイチからオリジナルを作ってもらうことができるというものです。
会社のHPはこちら

最低本数は288本(樽一個分)で、ワインの価格は4000~6000円ということですから、150万円位のお小遣いをお持ちの方ならどなたでもこの会社を利用してワインメーカーになれるのです。
しかも、そのための畑、施設、スタッフは全てランシュ・バージュが全面的に面倒を見てくれるわけですから考えてみればすごく安いですよね。

それと、すべての作業に参加できるわけですから、実際に体験の中でワイン造りを勉強できるという特権もこの価格の中に入っているんです。
いやあ、よく考えてるなあ。やっぱりこのグループは商売がうまいわあ。

いかがですか?あなたもワインメーカーになって、友人に自分オリジナルのワインをプレゼントしてみては?きっとあなたの評価はうなぎ登りだと思うんですけど、、、
ちなみに、この会社の説明を聞いている時に西田さんと西村さんの鼻がピクピク動いていたのを私はしっかり見ましたよ。なにか考えてるな、、、あの顔は。

◎バージュ村の中のお肉屋さんの向かいにVINIVはあります。
140716s 518

◎中に入ってみれば、「これは実験装置なの?」というくらい可愛らしいステンレスやコンクリートの発酵槽が並んでいます。
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◎そして奥の部屋では顧客のワインが樽熟の真っ最中。
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◎すでにかなりの顧客を獲得しているようで、実際に生産したワインのラベルがこのように飾られています。
 こんなラベルデザインをするのも楽しいでしょうねえ。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ランシュ・バージュ ワイン博物館が素敵です-

昼食を終えてから向かったのは”シャトー ランシュ・バージュ”先日訪れた”バージュ村”もこのシャトーの敷地内にあるのです。

今は第一線を退いていると言われているジャン・ミッシェル・カーズが大発展させたシャトーで、「今は第5級だが実力は第2級に相当する。」と言われるまでになっています。
しかも、この人はよっぽど商売も上手いようで、巨大資本のアクサミレジムと結託してあちこちのワイナリーを買収、再建。

今では”カーズ帝国”とも言えるくらいの権勢を誇っています。そして、その基本がこのシャトーなのです。
ですから、シャトー自体もド派手な造りになっているのかと思っていたのですが、、、これが真逆。

ちょっとがっかりするくらいの簡素さで、ワインの作り方も極めてオーソドックス。
「なんだかなあ。」なんて思っていたのですが実はこれも大間違いで、今は当たり前になっている近代的なボルドーワインの作り方の基本はこのシャトーから始まっていたのです。

私にとっては目からうろこが剥がれた感じ。しかも、併設されているワイン博物館がとってもワイン造りの歴史の勉強になりました。
いやあ、良い所ですわ、この場所は。次回は是非コルディアン・バージュにお泊りをしてみたいものです。

◎これがシャトーへの入り口です。ハデなものはなんにも無し。
 きれいな紫陽花が迎えてくれるだけ。
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◎最初にグループで作っているワインを紹介してもらいました。フランスだけでなく、オーストラリアやポルトガルまで手を伸ばしているんですねえ。
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◎一度落ちた評価を再度取り返すことに貢献したステンレスタンクが林立しています。
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◎タンクの上にはポンピングオーバー用と思しきポンプが1基づつ備え付けられていますね。
 頻繁にタンク内を撹拌することで、あの味わいを生み出しているんでしょう。
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◎この樽倉庫は熟成に入る前の段階の樽の保管庫だそうです。
 樽の口が斜めになって置かれているのがわかりますでしょうか?これがその証なんだとか。
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◎こちらは今は使われていないオーク樽の発酵槽。ここからが博物館としての展示物になります。
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◎昔の瓶は強度が弱かったので積み重ねるとよく割れてしまったんだそうです。ですからこんな運び方だったんですねえ。
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◎オーク樽の上の階にやって来ました。向こうの扉から葡萄を運び込んで、、、
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◎この四角の台が選果台。それこそ全てが人力ですね。
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◎この大砲のようなものは葡萄の破砕機だそうです。ぐるぐる回して使ったんですね。
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◎そしてプレス機に投入して葡萄果汁を絞って樽の中へ、、、
 う~ん、いくら発酵するとはいえ、かなり不衛生ですよねえ。今なら保健所の許可は出ませんわね。

 でも、こんな時代の一連の作業がよく分かるこの施設の価値はすごくあると思いますよ。
140716s 506

◎さて、見学も終了したのでお決まりの試飲です。用意していただいたのは2007のこの2本。
 こんな比較は初めてだったのですが、同じビンテージだったのでファーストとセカンドの明確な違いがよくわかりました。
 もちろん、ファーストの”シャトー ランシュ・バージュ”の圧勝ですね。ここまで厚みが違うのが逆に不思議に思うほどに。

 アタックは優しいのですが、しばらくの間グラスを回しているとどんどん変化していくのが楽しいですねえ。
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◎見学中は眠たそうにしていたのに、西田さんはアルコールを手にした途端に覚醒します。
 このカメラ目線なんかスゴイですね。←役者やのう
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逃避行 パリ、ボルドー -ポイヤックで昼食を Logis Hotel Le Vignoble-

シャトーを出るときに案内してくれたマリアンヌさんに「どっか昼飯におすすめのところはある?」と聞いてみたところ「ああ、それならポイヤックのジロンド川沿いに”Le Vignoble”というリゾートホテルがあるからそこなんかどう?」と教えてもらいました。
あとは西村さんの鼻を頼りに探索すること20分で無事に到着。さすがにこの辺りの嗅覚の鋭さには脱帽です。←時々人に噛み付くのは問題やけど

今の時期はバカンスシーズン直前ということでそれほど流行ってはいなかったけれど、これがあと一週間もすれば大変なことになるんでしょうねえ。
ジロンド川も川幅が広いですから一見すると海のようにも見えますからねえ。

◎マリアンヌさんの言葉の中に”青”と言う色が出てきたのですが、このホテルのイメージはまさに”青”ですねえ。
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◎我々は暑い日差しを避けるように屋内に退避。まずは水で口の中をリフレッシュ。
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◎私は前菜に”イカのサラダ”をチョイス。
 思いの外あっさりしていて食べやすかったなあ。このような油を使わない料理を懐かしく思ってしまいました。
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◎ワインはこんなボードからグラスでいただくことにしましょう。←午後もシャトー巡りは続くんですから
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◎白はグラーヴから。ちょっと桃っぽい甘さがある酸の優しい造りですね。こういうのもあるんやあ。
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◎メインに選んだのは兎。大きさは程々で昼食にはぴったしでしょう。味もこれまた優しくてじゃがいものピューレとの相性もグッド。
 ただ、お皿への盛りつけ方が乱暴に見えますし、冷凍食材っぽい豆や人参、胡瓜などは何とかならなかったんでしょうか?
140716s 487

◎赤もグラスで。地元に敬意を払うためにポイヤックから一杯。
 シーズン前ということで、少しダレた感じのあるこの雰囲気も良いといえば良いですよね。私も人生をリタイアする前に、こんなところで日がな一日をボ~っとして過ごしたいものです。
140716s 481

逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ピション・ロングヴィル コンテス・ド・ラランド 名前が長いがな-

この日もなかなか調子の良い滑り出しだったので、調子に乗ってそのままポイヤックまでD2を北上。
先日訪問したシャトー ピション・バロンのお向かいさんの”シャトー ピション・ロングヴィル コンテス・ド・ラランド”に向かいます。

三人の娘に相続されたということが関係しているのかどうかはわかりませんが、畑が隣接しているにもかかわらず、バロンの力強い味わいに対してこちらは優しい味わいだということです。
そんなことってあるのかなあ? まあ、飲んでみればわかりますよね。

それにしても、このシャトーは名前が長い!ドイツにはもっと長い名前のドメーヌはあるそうですが、マーケティング的には決してプラスではないと思うんですけどねえ。
私の知ったことではないことなんですが、、、

◎到着するなり案内されたところは選果場。ここにも光学式選果機がありますねえ。
 今はルイ・ロデレールの資本が入っているそうですが、そこここにお金が入っているのがわかります。
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◎発酵タンクまではこんなコンテナで運ばれます。
 アレッ!? このコンテナはパルメと同じデザインですね。
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◎そしてステンレスタンクを見てみれば、、、これも不思議な形をしています。
 ちょうどボー・セジュール・ベコーで見たタンクと反対の形ですね。

 その理由を聞いてみれば「ポンピングオーバーをした時に上に溜まっていた葡萄の皮や果肉が下に押し下げられ、その時に横に広がって抽出が促進される。」ということだそうです。
 いやあ、各シャトーで考え方は様々ですねえ。でも、こんなこだわりがそれぞれの個性を生んでいるんでしょうから見ていても楽しいですねえ。
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◎樽の熟成庫です。「去年は確かに厳しかったけれど20%くらいのダウンで済んだから他よりは良かったんじゃあないでしょうか。」ということです。
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◎さあ、その熟成庫の上にある芝生前のレセプションホール横の試飲室に向かいましょう。
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◎この試飲室も景色が良いですねえ。あれっ!? あの塔はシャトー ラトゥール?
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◎「そうよ。ここから見える畑はラトゥールの畑なのよ。」
 ちょうど馬で畑を耕しているところに遭遇したのですが、あの馬はレンタルなんだろうか?←それはポムロールでしょ 
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◎飲ませていただいたのはこの3本。ここでも2013をいただけました。感謝。感謝。
 優しさの原因はメルロー種比率でしょうね。ポイヤックとは言いながらも一番南でサン・ジュリアン寄り。
 そのせいなのかどうなのか3割位がメルロー種を使っているんですね。←コンクリートタンクを見なかったけれど
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◎おみやげに頂いたノートにはシャトーの名前のもととなった”コンテス・ド・ラランド”の肖像画が描かれていました。 
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◎このシャトーも綺麗です。現オーナーが実際に住んでいられるそうで近づくことは遠慮しましたけれど、かわいいお姫様でも顔を見せてくれないかなあ?←おばはんはいりまへん
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ベイシュヴェル 確かに船を見れますな-

長いようで短かったボルドーのシャトー巡りも本日が最終日。さあ、頑張っていきましょう。
本日の最初の訪問地はサン・ジュリアンの”シャトー ベイシュヴェル”でございます。

例によってD2を北上。これだけボルドーを行ったり来たりしていると流石に慣れたもので、西村さんの運転も極めてスムーズ。
迷うことなくシャトーに到着です。←だってこのシャトーの前を何回行ったり来たりしたことか

皆さんももう御存知でしょうが、このベイシュヴェルと言う名前はフランス語の「帆を下げよ」と言う言葉から来たと言われています。
当時のシャトーの持ち主であった海軍提督に敬意を払うために、このシャトーの前のジロンド川を行き来する船は帆を下げて通過したそうです。

実は、シャトーはジロンド川からは少し離れているので、私としては「きっと帆を下げない船もあったやろうな。」と思っていたのですが、、、

◎迷うことなく到着したシャトーなんですが正門は工事中。
 でもこんなに洒落たネームプレートが迎えてくれました。
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◎グルッと裏手に回るとシャトー見学の受付事務所があります。
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◎中はこんな感じ。我々は”プロフェッショナル”と言うカテゴリーなので案内してくれる人もそれなりの人が来てくれます。
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◎さあ、選果場から見学スタートです。今の時期はもう使われませんから実際の動きはわからないのですが、ここでも光学式の選果機がありました。
 もう大手では常識になってるのかな?
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◎このシャトーのワインの特徴はメルロー種比率の多さなのですが、確かにコンクリート発酵タンクがたくさんありました。
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◎そして2013の樽が眠る熟成庫へ。やはりここでも樽の数が少ないですねえ。聞けば例年より40%少ないとか。
 このシャトーにとって大事なメルロー種がダメだったそうです。
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◎ここで面白いものを発見。樽を単純に積み重ねるのではなく、こんな車輪付きのラックに載せています。
 これだと澱引きの時に片手で簡単に樽を回転することができるそうです。「この機械、とっても高いのよ~。」と言われましたが、、、
140716s 437

◎さあ、試飲です。すごく収穫の少なかった2013を飲ませてもらうことが出来ました。
 このボトルはハーフボトルですが、ラベルを見てもらうとわかるように我々のためにわざわざボトリングしてくれているんです。
 さすがにプロへの対応は違うわねえ←私はそのプロの金魚の糞ですけど

 やはりメルロー種比率は低く、従来の半分くらいだとか。そのせいか、いつもの柔らかさ、甘さが後退しているようにも感じます。
 でも、あくまでもこれはバレルサンプルのようなもの。実際にリリースされるときにはどうなっているのかが楽しみですね。
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◎試飲後は「ボルドーでも一番美しい」と言われているシャトーを見学させてもらいました。
 確かに”提督の館”のようなどっしり感がすごいですね。
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◎そして、シャトーからジロンド川方向を見ると、、、おおっ!!林が切り開かれていて確かに遥か彼方のジロンド川が見えます。
 これでは帆を下げないで通る船は一目瞭然。砲撃されて沈没させられても文句は言えますまい。
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◎案内してくださったマリーさん、ありがとうございました。シャトーの前で記念撮影です。
 西田さんはついにスーツが我慢できなくなって本日はジャケット姿。ああ、情けない。
 初日に早々にネクタイを外してしまった西村さんと同等に本当の”ジェントルマン”とは言えませんなあ。
 それに比べてこのワタクシ。最後までネクタイを緩めることなくお勤めを果たしましたとも。←他に着る服がなかったとも言える
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逃避行 パリ、ボルドー -ボルドー市雑景-

目についた光景を備忘録で。

◎街中を行くトラム。今回は乗るチャンスがなかったなあ。
 写真の不審人物は無視してください。これがあの有名バーテンダーの西田さんの朝の姿だなんて口が裂けても言えません。
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◎ボルドーの旧市街に入る道には必ずこのような門があります。
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◎これは電気自動車ですね。カーシェアリングなんでしょうか?
 小さな文字で見難いですが、赤い文字で”pininfarina”とあります。イタリアのデザインなんですね。
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◎ガソリン価格はとっても高いですねえ。200円を軽く超えちゃってます。
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◎ボルドーの大聖堂。化粧直しの最中のようで、正面は綺麗ですが、手前はまだ真っ黒に煤けています。
 でも、この黒いほうが好きだったりして、、、
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逃避行 パリ、ボルドー -アパルトメンはちょっと大変-

今回のボルドー宿泊は普通のホテルではなくアパルトメンになりました。
理由は価格の安さと広さ。

それにキッチンも付いているので簡単な食事は自炊することもできます。
今回も西田さんには何回もフライパンを振っていただきました。

ただ、問題はあるんですよねえ、、、それは階段。

たいていのアパルトメンは普通の家を改造しただけですからエレベーターはついていません。
しかも町中の家ですから階段は狭いし急だし、、、

大きなスーツケースを運び上げるのが本当に大変でした。
長期の滞在なら良いけれど、短期で場所を点々とするようならホテルにしたいところですねえ。

◎今回宿泊したアパルトメンはサン・クロワ通りに面した家の3階と4階。
 この窓が開いている部屋が西田さんと西村さんの愛の巣で、私の部屋はここからは見えない4階部分の屋根裏部屋です。
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◎玄関にはこんなマークが。これがボルドーのアパルトメンの印のようです。
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◎そして問題の階段はこんな感じ。狭くて急傾斜で螺旋で、、、スーツケースの上げ下ろしには苦労しましたとも。
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◎屋根裏部屋に追いやられた私ですが、良いこともあるんです。
 小さな窓を通して見える朝日です。道の向こうのガロンヌ川から上がってくるんですよ。
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逃避行 パリ、ボルドー -西田さん、今度はあんたですか-

西村さんは日本食(風?)の食事に満足されて「もう眠たくなったから。」と宿へお帰りです。
私も「メールチェックでもするかなあ?」と帰ろうとすると「まだ帰りたくない~!!バタバタ(手足をばたつかせる音)」とダダをこねる人が一人。

おやおや、西村さんの病気が治ったと思ったら今度は西田さんが発病ですか。
こっちも厄介やなあ。でも一人にすると何をするかわかりません。お付き合いさせてもらいまひょ。

◎どうやら気になるバーが有るらしく、そこへ連れて行かれました。
 ”CAFE DI JEAUX” 大きな門の横にある老舗っぽい外観のバーです。
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◎私はお腹がいっぱいだったのと少し寒かったので”ホットバタードラム”を。
 すると、このカップを見た西田さんが「そのカップの写真を撮っておいてもらおうか。」と言うではないですか。
 何が気になったんだろ?
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◎次に訪れたのはアイリッシュパブ。まあ、私の目には普通のパブに見えたのですが、、、
 ところが、西田さんは「おいっ、あの看板の写真を撮っておくんだぞ。」
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◎「それと、あのテーブルの上にあるビールサーバーの写真もな。」
 「へいっ! 承知いたしやした。」

 どうも目の付け所が違うというのか何と言うのか、、、少なくとも、何かを企んでいるのは確かなようです。
 今度K6へ行った時に何かが変わっていたら、、、この時のことがヒントになったということですかな。
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逃避行 パリ、ボルドー -KONNICHIWAでこんにちは-

「まなゆうさん、そろそろ西村さんに例のアレが出始めたようですよ。」
「ああ、やっぱりねえ。じゃあ、西田さん、アレをアレしましょうか。」

なんのこっちゃ?と思われるかもわからないので一応ご説明しますと、西村さんには”日本食禁断症状”が現れる時があるのです。
特に海外で、長期に和食から離れていると、急に凶暴になったり、満月に向かって遠吠えを始めたりしてなかなか厄介なことになるのです。

そういう時には、早めに手を打たなければなりません。西田さんが前もって見つけておいた日本食レストランへ行きましょう。
二人で西村さんを両側から抱えて、すれ違う人に噛み付かないように注意しながら行ったのは、、、ここかいな?

◎お店の名前は”KONNICHIWA”。微妙な名前ですねえ。西田さん、大丈夫ですか?
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◎「とりあえずビール頂戴。」で店の雰囲気を伺います。客層は訳ありそうなカップル、オカマのおっちゃんなどですね。やっぱり微妙やわあ。
 ちなみに厨房の会話は完全な中国語です。
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◎私が注文したものは”お寿司とサテーのセット、味噌汁付き”です。この組み合わせもわたし的には面白い。
 ただ、サテーって日本食じゃあないですけどね。
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◎”あヒわい箸”って、、、、
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◎サテーにかかっているのは照り焼きのタレです。ご飯も下に隠れています。お寿司でご飯を食べるという、、、
 お好み焼きでご飯を食べるのと一緒かなあ?
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◎ヨーロッパでは生魚といえばサーモンなんでしょうかねえ?露出度は極めて高いですね。
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◎そして巻きといえばカリフォルニアロール。これ、外国では常識です。
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◎なぜかキャベツのナムルに、、、
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◎薄~い味噌汁。日本だったらちゃぶ台返しやけどここはボルドー。我慢しましょう。
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◎西村さんはこんな料理でも満足されたようで、良かった良かった。
 これであとしばらくはまともな西村さんでいてくれることでしょう。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー プティ・ヴィラージュ まさに”プティ(小さい)”そのもののシャトー-

西村さんに恐る恐る「次はどこ?」と聞いてみれば「次はポムロールまで行きまっせ~!」と言われたんですが、「はい!ここです。」と到着したのはものの10分もかからず。
”シャトー プティ・ヴィラージュ”はポムロールの南端にあるので、サン・テミリオンの北端のフィジャックからは直ぐなんです。

この両者を隔てているものは小さな渓谷なんですが、この下がって上がるという行為で土地の構成がガラリと違ってしまうのが面白いですねえ。
これこそテロワールというものなんでしょうか?

私自身はこのシャトーはよく飲んでいるんです。ただ「価格の割にはインパクトが弱いよなあ。」という印象があって、大好きな”シャトー ペトリュス”と比べるとあんまり手が出なくなっていたんですよね。

今回訪れてみて「こりゃあ小さなシャトーやなあ。でも、ワインを作る工程を知るにはこれくらいのほうがわかりやすいかも?」と思いました。
全体でも800ヘクタールと言われているポムロールで11ヘクタールを持っているということですから決して小さくはないんでしょうけれど、設備そのものは極めて小ぶりです。

でも、大資本が入ったからか極めてシンプルで洗練された概要は、いわゆるブティックワイナリーとも言えると思います。
ある意味で楽しいシャトーではありますよね。

◎ここがシャトーなの?、、と思うくらいの小さな建物です。
 D244、D221、D245の3つの県道に囲まれた三角形の畑の真ん中にあります。
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◎まずは畑のお勉強です。確かにサン・テミリオンとは違う土質ですね。乾いてはいますが粘土が見えています。もちろん葡萄はメルロー種ですよ。

 畑の耕作には馬が使われていると言われたので「どこにその馬はいるの?」と聞いたところ「借りてくるのよ。ポムロールには四頭のレンタルホースがいるの。」と言われてしまいました。
 馬のレンタルねえ、、、そんなビジネスがあったとは、、、
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◎建物の一角の黒いところがリニューアルされた施設だそうです。アクサミレジムに買収されてからはその資本力で近代化が進んでいるそうです。
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◎その内部はこうなっています。
 一階部分は黒塗りのコンクリート発酵槽がズラリ。やはりメルロー種にはこのタンクなんでしょうか。
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◎二階部分はこうなっています。
 右側のエスカレーターで葡萄はコンテナに乗ってここに上がってきます。それが向こう側の除梗機を通ってもう一度こちら側の選果台へユーターン。
ちなみに、天井にぶら下がっているソファーのようなものは吸音材なんだそうです。こんなもので効果があるのかねえ?
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◎ちなみに、除梗機はこんなにシンプル。
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◎あとはタンクの上からドボドボと投入されるわけですね。
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◎別棟の樽の熟成庫はこうなっています。新樽比率は100%でしょうか?新樽がズラリ。
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◎歴史のあるシャトーなんですけど、最近はイメージが変わってきていますね。なにかカリフォルニアの新興ワイナリーっぽいイメージが有ります。
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◎試飲させてもらったのは2011のこの二本だったのですが、ラベルもいわゆる”シャトーもの”じゃあないですよねえ。
 ワインの印象はメルロー種主体の甘さが目立ちます。あんまり長くは置けないように思いますが10年位は置きたいですよねえ。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー フィジャック サン・テミリオンの異端児-

「西村さん、次はどこだんべ?」「シャトー フィジャックに行くだよ。」
「ふ~ん。」というような調子で軽く次の訪問場所を聞いていたんですが、車はどんどん走って右岸へ向かいます。

お恥ずかしい話ですが、私はこの時までフィジャックは左岸にあると思い込んでいたんです。ですから「ラグランジュの近くなのかなあ?」なんて思っていたわけで、、、
その理由はフィジャックと言うワインの印象にあります。カベルネ種系のあの味わいがメルロー種の本場のサン・テミリオンで作られているなんてつゆほども思っていなかったもので、、、

でも、今回のことでその辺りの事情をよく勉強できたことは大きな収穫でした。
サン・テミリオンと言ってもその土地の性格は場所によって千差万別なんですね。

◎しばしフィジャックの畑を観察。確かに砂礫土壌ですね。ポムロールとの境界線上にあるようなこの北西の端の土地は比較的低地でカベルネ種に適しているんでしょうね。
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◎シャトーに向かって歩いていると向こうから灰色の小さな車が接近してきました。そしてすれ違うときに、運転席の素敵なおばあさんから「シャトー見学に来たの?受付はそっちの建物よ。エンジョイしてね。」みたいなフランス語で挨拶されて、、、
 あとで聞いたらシャトーのオーナーだったんです。お孫さんとお出かけだったとか。
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◎早速シャトーの見学をしてまいりましょう。まずはオーク材の発酵樽。良いぶどうは優先的にこの樽に入れられるそうです。
 もちろんステンレスタンクも使っているそうですがそれは見ることができず。
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◎この古そうな葡萄のプレス機もまだまだ現役だとか。オーナーの印象と重なって”伝統”、”古典的”という言葉が頭に浮かんできます。
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◎こんな新しいプレス機もあるんですけど、あんまり使っていないようですねえ。機械の前にボトルが飾ってあったりします。
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◎樽の熟成庫ですが、右岸のワイナリーはやはり規模が小さいんですねえ。こじんまりとしています。
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◎大きなタペストリーの飾られたホールへ案内されました。ここで試飲です。
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◎2008,2009,2010,2011の垂直です。ありがたいなあ。
 サン・テミリオンのワインなのにカベルネソービニヨンとカベルネフランが半分以上という葡萄の品種構成。これは異端と呼んでも良いのじゃあないでしょうか?
 でも、べつになにがしかの法律があるわけではないので自由なんですけどね。

 ワイン自体は私のイメージ通りの長期熟成型。これらのビンテージでは実力発揮とは行かないようです。でも、左岸のカベルネに比べるとタンニンの出方が柔らかくてスムーズですね。
 私の好みですか?ビンテージで選べば2009ですね。
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◎なぜか、三人とも同じ手の組み方で犯罪者の手配写真みたい。もうちょっと笑えば良いのにねえ。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ラグランジュ サントリーの本気を見たんだろうか?-

本日の一番バッターはサントリーが所有する”シャトー ラグランジュ”です。荒れ果てたシャトーをサントリーが購入したのは1983年。
その時から今までに多額の投資と情熱を注ぎ込み、見事に格付け第3級の実力を取り戻した、、、と言われています。

ただ、私としてはあえてここのワインを避けてきたような気がします。「日本人の手が入ったら本物とは違ってしまうやろ。」みたいに思ってしまって、、、
それが、今回の訪問でものの見事にひっくり返されてしまいました。

人の正気を失わせる悪魔の水とも言われるアルコール飲料の生産と販売を生業とするサントリーが、本場とはいえ異国の地で、周りから好奇の目で見られながらやり遂げてきたことが、今、私の目の前にあり、こうして私の舌で味わえる喜び。

日本人として誇りに思いますが、シャトーを去る時には何故か胸を張ってしまう自分に少し笑ってしまったのは、、、やっぱりこの身に流れる血がそうさせるんだと思ったもので、、、

◎シャトー ラグランジュはサン・ジュリアンで最大と言われる100ha以上の畑を持っています。
 ただ、ジロンド川からはかなり離れた西部にあるところがちょっとビミョ~やねえ。
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◎ここでも畑で作業中の機械がお出迎え。ガンダムシードに出てくるファンネルを背負った奴(名前失念)に似てるなあ。
 機械の手前はカベルネが植え替えられたばかりの畑です。畑は今でもどんどん改良されています。
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◎今回案内をしてくださったのは副会長の椎名さん。通訳をしなくても良いので私の気持ちはとっても楽。
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◎この広場にテントを張って最初の選果をするそうです。その後は扉の向こうへ、、、
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◎通路を挟んで立ち並ぶステンレスタンク達。パーセルごとに大きさも変えて備えてあるそうです。
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◎ここは温度管理室。全てがコンピューター制御なんだそうです。このようなハイテク分野は日本のお家芸ですよね。
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◎そして樽がずらりと並ぶ熟成庫。
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◎ここでも、樽の下には砂利が敷かれていました。
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◎一般の見学者は入れない試飲室でしばし苦労話を聞かせてもらいました。
 いやあ、人間って損得で動いたらアカンのですねえ。やっぱり情熱がないと、、、
 サントリーがスゴイところは、その情熱が冷めることなく次の人に受け継がれるところですよね。
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◎椎名さんが用意してくれたのは2008のシャトー ラグランジュと2004のレ・フィエフ・ド・ラグランジュ。
 第3級にしては価格が安いラグランジェですが、それだけ気軽に栓を抜けるということでしょうか。
 比較的メルロー種の比率が高いところが特徴ですよね。 でも、厚みも充分あるし、今でも飲めますよね。酸がちょっと気になるけど、、、
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◎更に「せっかく西村さんが来てくれたんだから少し古いワインを開けましょうか。」と、椎名さんが取り出したのが1989のシャトー ラグランジュ。
 うへ~!うれぴい~!! 金魚の糞でついてきて良かったわあ。

 25年の年を重ねて味わいはもう球体ですな。濃さというよりはお出汁のようなミネラルの複雑さも感じます。
 買収してまだ6年のワインですからまだまだサントリーらしさを出せた年ではなかったと思いますが、いわゆる”クラシック”な造りですね。
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◎実はもっと驚いたワインがこちら。
 ”レザム・ド・ラグランジュ2013”です。こちらはまさにローヌワインのあじわい。酸のシャープさが秀逸ですね。
 これは買いたい。
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◎池の向こうからのシャトーのショットがお勧めと椎名さんがおっしゃったので帰り際にパチリ。
 いや~! この美しさは、、、やっぱり日本の美意識を感じるなあ、、、考え過ぎでしょうか?
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逃避行 パリ、ボルドー -”フランスでパスタは食うべからず”の法則-

疲れ果ててボルドー市へ帰っては来たものの、やっぱりお腹は減るのです。そそくさと市街へ繰り出していく二人。私はあくまでも金魚の糞です。
例によってお店選びは西村さんにおまかせ。彼の鼻が頼りです。

最初は変化球とも言えるフランスの中華料理店を探っていた西村さんなのですが、店の前で店内の様子を伺って「これはあかんわ。」
何がいけないのかを聞いてみると「化学調味料の臭がする。」

あのねえ、私も中国へ行きますから中華料理はよく食べますが、化学調味料を使わない中華料理なんて聞いたことも見たこともありませんわ。
中華料理=化学調味料だと割りきっていますもん、私は。

そんなことで、ちょっと目先を変えてイタリアンへ。まあ、フルにお腹が空いているわけではないので軽くイッちゃいましょう。
でも、私はこのとき、あの”フランスではパスタを頼んではいけない”と言う法則をすっかり忘れていました。

その結果、やっぱり後悔するハメに、、、、
次回は必ずパスタはオーダーしないことを誓います。←では何を食べるのん?

◎見た感じも良さげな”ル・ムラーノ”。果たして西村さんの鼻はどうなんでしょうか?
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◎まずはアペロールソーダで口の中を洗浄。ボルドーワインのタンニンを洗い流してスッキリしました。
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◎モッツアレラチーズとトマトのサラダはこんなスタイルで登場。ブファッラと書いてあったけど味的には水牛かどうかよくわかりませんでした。
 でも、ボリュームはスゴイです。
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◎イタリアンにはイタリアワインということでピノ・グリージョを。
 久しぶりの白ワインやあ!
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◎私がオーダーしたのはボロネーゼソースのパスタ。一目見た時にアノ法則を思い出したのですが、、、時すでに遅し。
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◎フランス人って、どうしてパスタをこうグダグダになるまで茹でるんでしょうか?
 多分、このパスタも1.5ミリ位のはずなのに、今では2.5ミリ位に膨らんでしまって、、、コシ?、ありますかいな。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー パルメ セカンドワインは存在しない?-

続いて訪れたのはマルゴー村の”シャトー パルメ”。格付けでは第3級です。
ここのシャトーも美しいんですよねえ。ワインのラベルにも堂々と描かれています。

案内してくれた女性はリュウさんという中国人。名刺にも中国語が書かれていますが、やはり中国の市場って大きいですからねえ。
そのおかげで日本にワインが入って来ないですよ。

面白かったのは試飲の時にアジア担当のグレラさんが言った言葉なんですが「みなさんは”アルタ・エゴ・ド・パルメ”を”シャトー パルメ”のセカンドワインだと思っておられるようですが、我々としては、この2本は性格の違う兄弟だと思っています。ですから同格なのです。」

そんなことを言われてもねえ、、、実際の価格は3倍くらいも違うからねえ。
飲んでみても、、、アレッ!? どっちがシャトー パルメだったっけ?

◎もちろんマルゴー村といえば”シャトー マルゴー”でしょうけれど、ここは”シャトー パルメ”。
 私は好きなワインでございます。
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◎名刺を頂いたのですが、、、中国語名入りかあ。
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◎選果場の片隅に置かれていたイタリア製の選果機。画像診断をして適さない果実はエアで吹き飛ばしてしまうんだそうです。
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◎ずらりと立ち並ぶステンレスタンク。アレッ!?奥にあるのは、、、
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◎葡萄のプレス機ですね。このシャトーでは圧搾果汁も使うようです。
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◎選果された葡萄はこんなコンテナ(月着陸船みたい)に入れられて天井へ持ち上げられ、ステンレスタンクへ落とし込まれるそうです。
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◎建物の梁は太い木製。何か目的があるのか聞いてみたのですが、、、中国女性の英語がわかりにくいんですわ。
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◎樽の熟成庫は隣の建物に。
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◎倉庫内は2つに分けられていて、そのそれぞれで少しだけ温度が違うそうです。
 奥にある窓の向こう側のほうが温度が低いそうで熟成度合いなどを調整しているとか。
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◎倉庫の外観はこんな。その一角に試飲会場があります。
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◎試飲したのは2004のパルメと2008のアルタ。そう言えば、ラベルは黒と金を入れ替えただけに見えますね。
 葡萄もカベルネとメルローの比率が逆転することもあるくらいメルローを使っているそうです。この辺りの特殊性は面白いですね。

 でも、このパルメの味がおかしいということで同じビンテージのボトルを新たに開けてもらいました。抜栓直後のワインは硬くて、、、
 そのために、私としてはアルタのほうが美味しく感じてしまって、、、コレは困ったぞ。
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◎来館記念ということで、こんなCDももらっちゃった。ワインをイメージしたジャジーなミュージックということです。
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◎2010ビンテージの題名が付いているので期待して聞いてみたのですが、、、ダルかった。
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◎イギリス人のパルメ将軍からスタートして、いろいろな歴史を刻んできたシャトーには、英国旗、フランス国旗、オランダ国旗がはためいて、、、
 このシャトーも素晴らしく綺麗です。
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ピション・ロングヴィル・バロン お向かいさんとは仲悪いの?-

さあ、午後からはそのシャトーの美しさで眼も覚める”シャトー ピション・ロングヴィル・バロン”訪問です。

なんと言ってもシャトー街道のD2を挟んでお向かいさんは”シャトー ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド”ですよねえ。
この2つのシャトーは昔はひとつだったのですが、相続の時に息子達側と娘達側に分割されたという歴史があります。

そんな関係なのですが、今回のシャトー訪問ではお互いの口からお向かいさんの事は全く出ませんでした。
隣接している”シャトー ラトゥール”の話はよく出るというのに、、、仲悪いのかな?

◎いやあ、均整のとれた美しいシャトーですねえ。素晴らしい造形です。
 また、シャトーの前の四角い池がある役目を果たしているのですが、それはこの後にご紹介しますね。
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◎畑があるのはポイヤックでも一番南のサン・ジュリアン寄り。小高い丘の上にあり、土質は完全な小石混じりの礫層が見えます。
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◎かなり陽当たりの良い畑ですね。有名ドコロの畑は大概がこうですけど、、、
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◎一番最初に案内されたのは地下のプライベートセラー。
 う、う、う、、、どれでもエエから1本飲ませてくれへんかなあ????
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◎樽の熟成庫です。このワイナリーは樽内でマロラクティック醗酵をすることで有名ですが、特別な装置とかはありませんでした。
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◎そしてステンレス醗酵タンクが並んでいる一角です。天井に開けられた丸い窓を囲むようにタンクが置かれています。
 そして中心部の床下にはブレンド用の巨大タンク(鉄板の下)が埋められているそうです。
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◎その天井の窓を見上げてみるとなにか水の流れのようなものが、、、
 そうです。この場所はシャトーの前にある池の真下なのです。この柔らかい光がワインに良いのだと、、、←ホントかね??
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◎当然ながら、ステンレスタンクは完全に温度管理されています。そのコントロール室がここ。
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◎メチャンコカッコ良い試飲室に案内されました。何故か円形が好きなシャトーですね。
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◎試飲に用意されていたのがバロンの2004,2009,2010とトゥーレルの2009年。
 お向かいさんとは違って男性的だと言われているピション・バロンですが、確かに果実の皮の厚みのようなものをすごく感じました。
 ただ、2004はかなり丸くなっていて好きな感じでしたねえ。2009よりは2010のほうがポテンシャルは高そうに思いました。
 2009同士では柔らかさが強いトゥーレルが好みですね。

 それにしても”スーパーセカンド”と言われるだけのワインではありますねえ。さすがです。
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逃避行 パリ、ボルドー -商売上手なカーズさん-

今回昼食に立ち寄ったレストランのカフェ・ラヴィナルですが、シャトー ランシュ・バージュに隣接する”Bages de La Village”と言う場所にあります。
直訳すれば”バージュ村”ですね。

この村の中には、レストラン以外にパン屋さん、肉屋さん、土産物屋さん、ワインスクール、クッキングスクールなどがあって、さながらワインを基本にしたテーマパーク。
ちょっと見方を変えれば、日本の”道の駅”のような雰囲気もあります。

もちろん、これを作ったのは当主のジャン・ミッシェル・カーズなんでしょう。
ワインと観光をうまく結びつけたこんな施設を考えつくとは、、、さすがにから商売上手ですよねえ。

日本なら観光バスが押し寄せるでしょうね。

◎私達が昼食に利用したレストランの外にはこんなテラスも。ここでお茶するのもおしゃれですよね。
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◎そのレストランの向かい側にはお土産物屋さん。
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◎その隣にはパン屋さん。お店の名前のアンドレアとはカーズさんのおばあさんの名前だそうですが、、、
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◎パン屋さんの二階はクッキングスクールかな?
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◎小道を挟んで肉屋さんもあります。ここで買ったパテ・ド・カンパーニュは夜食になって西村さんのお腹の中へ。
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逃避行 パリ、ボルドー -カフェ・ラヴィナル ランシュ・バージュのレストラン-

そろそろお昼。そうなるとうるさくなる西村さんが車を向けた先はポイヤック。
ここにシャトー ランシュ・バージュが経営するレストランがあるとのことなので、、、

最初は「ああ、、ついにコルディアン・バージュに行けるのかあ。」と感激していたのですが、よく聞くとそうではなくて、最近できた観光客向けのお店に向かっているそうです。ちょっと残念。
でも、私自身はあまりお昼ご飯は食べない人なのでそれでもエエですけど、、、

着いたところはシャトー ランシュ・バージュの敷地内にある”カフェ・ラヴィナル”
カジュアルな明るいレストランでした。

◎こんな看板を頼りにレストランを目指します。
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◎我々は開店数分前に店内に突入。きっちりとテーブルを確保することができました。
 このあたりの計算の高さはさすがですね、、、西村さん。
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◎メニューを眺めていたら、こんなランチメニューを発見。これで行きましょう。
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◎もちろん西田さんはさっそくシャンパンをオーダー。こちらの目の速さもさすがですね、、、
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◎ちなみに、シャンパンの価格はこんなもんでした。
 結構立派な価格ですわ。
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◎それに対して、ワイン価格はこんなもん。これなら納得です。
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◎フランスのレストランで出てくるパンは必ずしも美味しくないことがあるのですが、、、これは普通でした。
 西田さんは「冷凍パンだ。」と言っていましたが、私の舌ではわからず。
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◎私がオーダーした前菜のアヒルとフォアグラのテリーヌです。
 まあ、見た通りの味でした。ボリュームはかなりありましたね。
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◎メインはメルルーサのレモン、ブールブランソース。
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◎ここで確信したのですが、やっぱりボルドーは魚料理がおいしいです。赤ワインの生産地だというのにねえ。
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◎このマンゴーチーズケーキも甘さは控えめ。大人の味とでもいうのかなあ?
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◎コーヒーを飲んで口をリセットしましょう。午後からもシャトー巡りがあるからね。
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◎イメージ的にもこんなカジュアルな雰囲気のレストランは観光客には受けるでしょうねえ。
 実は、それ以外にも流行る理由があるのですがそれは、、、
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逃避行 パリ、ボルドー -ラ カーヴ・ドュリゼ マルゴー村のワインショップ-

ボルドーを出発してジロンド川の右岸を大西洋方向に走る道にD2という国道があります。
この道に添って一体いくらの有名シャトーが存在することか、、、その名前を読み上げただけで身震いしてしまうほどです。

そんなD2の道端、マルゴー村の中に”ラ カーヴ・ドュリゼ”というワインショップがあります。
勉強のために西村さんが立ち寄ってくれました。

ボルドーでもかなり有名なワインショップらしく、生産地の中にある(シャトー マルゴーのすぐそば)ために現場の情報などにも詳しいところがワインラバーに信頼されている所以だそうです。
また、日本へ送る場合もクロネコ便が対応しているそうですから便利でもありますよね。

◎マルゴー村の中の小さな十字路の角にお店はあります。結構目立ってますね。
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◎お隣は、あの有名作家サンテグジュペリのご先祖が所有していたこともあるという”シャトー マレスコ・サンテグジュペリ”です。
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◎店内でワインを眺めてみると、、、あるわあるわ、地元のシャトー マルゴーがわさわさ。
 価格は、、、結構エエ値段してますなあ。
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◎マルゴー村以外にも有名ドコロは全て揃っていますねえ。
 なにか買いたいんだけど、、、やっぱり寝酒のシャンパンにしようかなあ?
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逃避行 パリ、ボルドー -シャトー ラ・ラギューヌ 女性醸造家が造るパワフルワイン-

さて今日は、ボルドーからジロンド川左岸をメドック方向へ。
それほど走らないうちに”シャトー ラ・ラギューヌ”に到着です、、、と言いたかったのですが今回もそうはいかず、道行くおばちゃんにシャトーの場所を尋ね尋ねてようやく、、、

大きな門の前で「どうやったら開くんやろか?」と思案していると、しばらくしてギギギギ~と開いてくれました。電動なんですね。
その門からしばらく走ってようやく建物発見。広大な敷地ですね。

そんな伝統ある古いシャトーなのに、設備の方は最新型。しかも、醸造家はまだ結婚もしていない(?)女性だというのですからねえ。
いったいどんなワインを作っているのか、、、すごく興味がわきますよね。

◎こんな鉄の塀に囲まれているシャトー。全く建物は見えませんわ。
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◎そして門を通って中をしばらく行くと現れたのはこんなに巨大でウッディ-な建築物。
 この広場(今は車が停まっているところ)は収穫したブドウを選果する場所だそうです。そしてシャッターを開けて中へ、、、
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◎建物の中から見たところです。半透明なシャッターの間にあるのがコンテナのリフターでブドウはそのまま上へ。
 そして2本のステンレスパイプで、、、
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◎パイプはきれいに半円形に並べられたステンレスタンクまで伸びていて、、、
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◎この先端からドドドッと流し込まれるわけです。つまり、2本のパイプは半円を描きながら左右に動くのです。
 こんなに面白い設備を考えた人ってどんな頭をしているんでしょう?
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◎醗酵タンクはステンレスが主流ですが、、、
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◎一部は木樽醗酵も行っているそうです。
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◎その後、樽の保管庫へ案内されると、ちょうど定期的なスーティラージュの真っ最中でした。
 樽の下には砂利が敷かれたりしていて、、、このあたりの心配りが女性醸造家だからでしょうか?
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◎そして、試飲前には日本語解説付きのDVDまで見せてもらえます。これを最初に見せてもらっていれば、私の頼りない通訳は必要なかったんじゃあないの?←このDVDはお土産にもらえます
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◎いよいよ試飲です。2本のワインが用意されていますねえ。
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◎2011年のラ・ラギューヌとセカンドのムーランです。
 オー・メドックの第3級ですが、若いカベルネの青さ、タンニンの渋さなどがまだ暴れていますねえ。せめて、あと5年は待つべきでしょう。
 ただ、ギシギシした硬さはなく、スケールの大きさは感じました。
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◎試飲の後はシャトーを案内してもらいます。こちらは今見た醸造設備とは大違いのたたずまい。
 古い樽保管庫の前を抜けると、、、
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◎ラベルにも正面から描かれているシャトーそのものが現れます。私は知らなかったのですが、現在のオーナーはシャンパーニュのアヤラだそうです。
 アヤラと言えば、前回のシャンパーニュ旅行でも訪問しましたし、確か今ではボランジェのグループになっているはず。ワインの世界も複雑ですねえ。

 そうそう、この建物の一部に女性醸造家のカロリーヌ・フレイさんも住んでいるそうです。
 現在、彼女はこことローヌでも面倒を見ているワイナリーの間を行ったり来たりしているらしくとっても忙しいそうですよ。←会いたかったなあ
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◎シャトーの前で思わず記念写真を。こんな3人ですみませんけど、、、
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◎ついでに館内も見せてもらいます。
 こんなロココっぽいベッドルームや、、、
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◎リビングルーム、、、
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◎バスルームも。予約すればだれでも泊まれるそうですから、、ぜひあなたもいかがですか?
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◎もちろん、宿泊客には専用のシェフがいて、こんなキッチンでワインに合わせる料理を作ってくれます。
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◎そして、窓の外に広がるワインヤードを見ながら時間を過ごす、、、ああ、夢みたい。
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まなゆう

まなゆう

☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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