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まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

夜な夜なワイン会@花洛庵 -戦前ワインは全くの別物だった-

いつも「怪しくないワインなんか飲みたくもない!!」と豪語しているN氏より久々の連絡が。
「1937年のワインを入手したので、みんなで飲んでみましょう。」

なんとまあ、魅力的なお誘いではありませんか。私のワイン歴でも最古のワイン(飲める範囲内での)は1947年。
それも結構厳しいワインでした。何しろ第二次世界大戦後すぐの生産でしたからね。

それが、今回はそれよりも10年も古いヴィンテージです。
それこそ、スキップしながらN氏のお宅へ。

まあ、ひと目見たときから、そのルックスに圧倒されました。
そして、実際に飲んでみて二度びっくり!! 色は圧倒的に黒いし、果実の骨格もしっかりと残っているではありませんか!!

そもそも、私が抱いていたオールドヴィンテージのワインとは、若い頃の溌剌さが消えていき、すべての要素のスケールが小さく、柔らかくなって、最後には水に還っていく、、、
そんなイメージだったんです。

それが全く逆だったんですからもう、、、頭の中には???????マークと!!!!!!マークがいっぱい飛び回っていました。

博学なメンバーの皆さんの意見を集約すると「戦前は、現代とは全く別のぶどう品種、ワイン作りがなされていたからではないか?」
そう考えると、私が持っているワインの知識なんて、一番古くても1950年代です。

それ以前のワインの情報なんか、、、本当に無いんですよね。
いやあ、、、そんな過去のワイン造り、、、ロマンを感じざるを得ないですねえ。

◎主宰のN氏から配られたリストはこんな。この中で、バローロとバルバレスコは私からの供出です。
 1937年の二本を除いても、なかなかの怪しいワインたちですよねえ。
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◎これが、その二本かあ、、、圧倒的な存在感ですね。
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◎ラベルのアップはこんな。歴史を感じざるを得ないなあ。
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◎さあ、スタートはやはり泡から。ローラン・ペリエですが、これって何年もの?
 NVなので表記はないのですが、このラベルデザインを見た人はメンバーの中にはいませんでした。それくらい古いんですねえ。←20年以上前?

 ちなみに、美味しくいただきましたよ。クリーム・ブリュレのような甘さも。
 でも、メンバーの皆さんからは舌打ちが。一体、この人達は何を求めているのでしょう?
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◎泡で盛り上がっているメンバーをしり目に、主宰のN氏とワインバー・串幸の伊藤さんの共同作業で粛々と抜栓作業が行われていきます。
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◎それでは、飲んでいってみましょうか。最初は1964年のポマールから。
 充分に枯れた枯木のニュアンス。酸化も進んでいる。香りの酸に対して、口の中には甘さも感じることができる。
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◎1962年のボーヌ。
 ノーズはフェノール。エッジは紫。それが徐々にぶどうの甘さに変化。いまだにアルコールが強く、しいたけの味わいも。
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◎1959年のヴォルネイ。
 お出汁。鉄。醤油。かなり濃い味わい。オロロソのイメージも。よほどの良いヴィンテージだった感が満載。
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◎1952年のバルバレスコ。
 コルクの香りは梅。お出汁感もあり、酸も強く、ネッビオーロというよりはピノっぽい。
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◎1952年のバローロ。
 渋みが強く、飲むのが辛い。タンニンが異様です。ネッビオーロの柔らかさが感じられない。
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◎1937年のボーヌ。
 びっくりするほどの黒さ。枯れた香りだが、酸はしっかりと感じる。飲んでみると、甘みも感じられて二度びっくり。
 まだまだ元気じゃあないですか。
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◎最後のコルクが粉砕してしまって、、、それにしても、これだけのワインを抜いての成功率。さすがです。
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◎1937年のポマール。
 こちらも真っ黒。本当に品種はピノなのかな?それも不明だそうですが、、、少なくとも、現在のピノとは別品種だと思う。
 案外、マルベックだったりして、、、

 メンバーの松井さんの意見では「戦前のフランス料理は味が極めて濃く、ボリュームもたっぷりだったから、それに対抗するためにこういうワインになったのではないか?それに比べて、現代のフランス料理は軽くなり、味付けも薄めになった。だからワインにはエレガントさを求められるようになってきた。違いは料理から来たのでは?」
 さすがの考察ですね。
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◎一通りの試飲が済んだら、松井シェフの差し入れを堪能いたしました。
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◎更に、最後には主宰からプチ・びっくり箱が用意されていました。
 1955年のソーテルヌです。

 ソーテルヌもこの色まで来ると本領発揮ですねえ。うっとりとするような粘性は甘み嫌いの私でもOKです。
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◎久しぶりの本会でしたが、その内容の濃さはさすがとしか言いようがありません。
 これもひとえに、主宰や他のメンバーの皆さんの変態(?)ぶりのおかげですね。

 私のような小心者は付いていくだけで息切れがしていますが、、、
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☆性別     男
☆年齢     不詳
☆星座     さそり座
☆好きなもの ワイン
         オートバイ
         ゴルフ
         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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