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まなゆうのガブ飲みワイン日記

どんなワインに出会えるのか、ドキドキしながらコルクを抜きます。そのあとの印象を自分なりに勝手に解釈して、日記風に書いてみます。 それに、京都や旅の話題なども取り混ぜて。

闘病記 -なんとか6冊-

入院中に、第14巻まで読み直そうと頑張っている「ローマ人の物語」なんですが、この週末までに、なんとか6冊目まで読み直せました。
まだ、あと8冊残ってるんだあ。ペースをあげなくっちゃあ。

でも、この作者はスゴイ人ですねえ。  第1巻を読み返し始めてすぐに感じたことは、文体といい、文脈の展開の仕方といい、この前に読んだ最新刊の第14巻とホントに一緒。
この14年間の執筆活動が、完全にひとつの流れの上に乗って展開してきているのが良く分かります。最初の設計がよっぽど良くないとこうはならないでしょう。

そもそも、私が、この「塩野七生」という、女性でありながら、並の男性作家よりよっぽど男性的な文章を書く作者を知ったのも、病院のベッドの上だったのです。
もう何十年も昔の話になりますが、ちょうど今現在の私のように病室で退屈している弟のために、私の姉が買ってきてくれたのが「ルネサンスの女たち」と言うこの作家の処女作でした。
確か、何かの賞を取ったと言うことで、ちょっと話題になったのを知って買ってくれたようです。

その本を読んで、アッと言う間にこの作家に魅了されてしまった私は、大学時代には専攻した勉強はそっちのけで、中世イタリア史にどっぷり浸かっていた時期まであったんです。(そのおかげか、今でもイタリア大好き)
なにしろ、イタリアはどこに行っても歴史的な遺跡が残っていますから、当時に勉強したことを思い返しながらそんな場所を巡ると感慨もひとしおなわけです。
特に去年の冬に訪れたプーリアの古戦場、カルタゴから来たハンニバルとローマ軍が戦った「カンネの会戦」が行われた平原を見下ろすローマ軍の遺跡に立ったときの感激は、多分、一生忘れることの無い思い出になりました。
なぜなら、私はその合戦の現場を、まるで自分の目で見たような気分になったからです。この「ローマ人の物語」の中にある、この作者の文章力が書きだす情景を思い出して、私は「そのとき」にタイムトリップしたのです。

◎イタリアを旅する人には、必ず読んでから現地を訪れてほしい、、そんな自分勝手な押し付けを強要したくなる、すばらしい本です。(断言できます!!)
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コメント

然り、然り。
このオバチャンは、スゴイ、本物ですね。私は、「イタリアだより」からでした。
学生時代は、出版前でしたが、世に言うルビコン河を渡った時は、感激でしたね。
歴史の皆さんと同じ運命が待ち受けていましたけれどね。(30年後にね)
今は、ハンニバルよりスキピオさんのファンです。(という訳でね)

Yasuhikoさん、マイドです。

オオッ!! あなたもファンでしたか!  それはスバラシイ!!
カエサルはローマ史の中でも傑出していたことは認めますが、やることがあまりにも天才ちっくで、ついていけないものを感じるのも事実です。
それよりも、もっと人間くさいスッラとかもっと後の時代のネロとかに親近感を感じます。
まあ、わたしとしてはカリギュラのような生活にも憧れますけど、、、、

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         ルアーフィッシング
☆嫌いなもの 他人のタバコの煙

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